2018年09月24日
VRの可能性(๐◊๐”)/
VR、3Dプリンター、モーションキャプチャー…
少し前までは夢の中の技術だったことが、次々と現実になっていく現代の科学技術。
いやー、すごい世の中になったものです。
これらの最先端技術を空手の世界にも活かせないかという発想は、きっと自然発生的なものなのでしょうね。
先日、とあるプロジェクトに一枚かませてもらって、モーションキャプチャーの体験をさせてもらったことを記事にしましたが、もっと大きな力で動いているものがすでにありましたね。
それは、沖縄県庁の沖縄文化観光スポーツ部空手振興課の委託で大手企業が手掛けているプロジェクト、モデルはあの上地流の新城先生です。
沖縄セルラー、空手発祥の地・沖縄伝統の型をVRで継承
http://news.livedoor.com/article/detail/14541473/
モーションキャプチャー用のカメラの台数を見るにつけ、どれだけの予算が組まれているのかびっくり仰天です。
実際のVR体験会の動画がアップされていました。
おぉ、小拳や鶴嘴拳まで再現されとる。
でも、スーツは指一本一本までキャプチャーできるものじゃないけど、どうやって再現したんでしょう。
表情とか。
3Dプリンターのキャプチャースピードと精度が上がれば、髪の毛一本いっぽんまで再現できる日が来てしまうのでしょうか?
また、モーションキャプチャーではなく、3D映像を撮影者目線で体験できるタイプのコンテンツもありました。
日本空手協会が協力したものですね。協力?主体?
組手稽古の様子が当事者目線で体感できるシロモノのようです。
ゴーグル持ってないので体験していませんが、機会があれば安価に購入できるので買ってみようかしら。
これらの技術について、もしかしたら肯定的ではない意見をお持ちの方もおられるかもしれません。
しかし、「後世に大切なものを伝承する」という考え方は古来より人類共通に自然発生的に行われてきたこと。
一昔前まで、YouTubeで沖縄の達人と呼ばれる先生方の動画をスマートフォンで気軽に見れる時代が来ると誰が想像したことでしょう。
近い将来、組手の世界チャンピオンとのバーチャル組手や、データベース化された古今東西の空手の達人の型をホログラムで自宅で見ることができるなんて未来がやって来るかもしれませんね。
しかし、自分の身体を使っての空手の稽古は、どこまでいってもアナログ。
流した汗と拍動した血肉の分しか身にならないというのも事実です。
マトリックスみたいに脳に身体的・知的技術を直接プログラムするなんてことは流石に出来ない(そもそもデータ化が無理w)でしょうから、じっくりと時間をかけて、思い通りにならないアナログさを楽しみながら地道に稽古を重ねていきたいと思います。
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コメントありがとうございます。
懐かしのバーチャファイターに始まり、最近のゲームはモーションキャプチャーの技術を用いたものが多く出回っていますが、費やす熱量が大きければ大きいほど技術革新は大きく進んでいくんでしょうね。
我々が李小龍先生に憧れて空手を始めたように、これからの子供はゲームやバーチャル新城先生に憧れて空手を始めるようなことも出てくるかもしれませんね。冗談抜きで。