2018年09月05日
防具について(/ω\)
防具の開発という点についても少し触れられている黒帯の動画です。大変興味深く拝聴いたしました。
空手の世界にも、この「防具」というものについての考え方は様々ですね。
( ´・ω・`)
グローブとヘッドギア、シンガードを用いる「グローブ空手」と呼ばれるもの。
スーパーセーフ、プロテクターなどを採用している「防具空手」。
拳サポーターとシンガードを用いる「全空連ルール」の組手。
協会の言うところの武道空手を旨とした素手素面のライトコンタクト(又は寸止め)ルール。
極真空手をはじめとした顔面なしの「フルコンタクト」。
どれも「安全面」と「実戦性」を模索して、諸先輩方が考案した素晴らしいシステムだと思っています。
少林寺拳法の演武・試合に用いられる防具も、同じ思いで先人が創意工夫してこられたものの結実なのだと思います。
一対一、武器無しという「試合」を考えた時、安全面を最重要視するならば、メンホー&胴当て&グローブ&金的ガード&シンガードの着用(組み技と寝技無し)となるのでしょうし、実戦性を最重要視するならば素手素面で顔面・金的・関節・グラップリングありという古代ギリシャのグラディエーターのような戦いになるのでしょう。
その中間のどの辺りに妥協点を見出し、どういった理念のもとでどのような特色を持たせるかという点を考慮し細かいルールが設定されていくのでしょうね。
(๑ ́ᄇ`๑)
小生の個人的な考えですが、「試合」と「勝敗」というものに重点を置くと、何か歪さが生じてしまうのですが、純粋に「トレーニング」という観点で見た時には、先の安全面を最重要視した防具を用いてフルコンタクトで組手(自由組手でも約束組手でも)を行うというのが、最も安全で実戦性の高い稽古になるのではないかと思ってしまいます。
もちろん「打たれ強さ」の増強にはなりませんが、少なくとも攻防の駆け引き、しっかりとした当て感(オープンフィンガーがベターか?)、間合いなどを学ぶには良いトレーニングになるのではないかと思うのです。
このスタイルならば、肘・膝も使えるし、金的だって蹴れちゃいます。逆関節は流石にアカンと思いますが…
書いてて気付いたのは、「これって防具空手に近いやん」ということ。
船越義珍先生は空手の「試合化」に対してとても怒っておられたと聞きますが、変手(ヒンディー)の安全化という目的のためなら防具の着用を許してくれないかしら?試合自体は小生もどちらでも良いと思うので。
はい、アラフォー空手家の妄想でした。
試合に勝つための空手ではなくて、実戦とまではいかなくても「実際に当てる」突き蹴りの練習には有用なのだろうなと勝手にウキウキしてしまった次第です。
ちなみに試合自体を否定しているわけではありません。血気盛んな若者は、互いに競い合うことによって高め合うことにも繋がるでしょうし、そのやり取りを「面白い」と思う人が多くいるから競技として普及してきたのでしょうから。
小生自身が空手に限らず「他者と競い合う」ということ自体に情熱を感じられないというだけのことです。
悪しからず。チ───(´-ω-`)───ン
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