2014年05月17日
ブレーキフルードの漏れについて。漏れ、にじみではどうか?
ブレーキフルードの漏れを起こしている場合は、まず車検には通りません。
当然、ブレーキフルードが漏れていれば、いずれブレーキが効かない事態になり、大変危険な状態だからです。
そんな大事なブレーキですので、実は、にじんでいるだけでも車検は通りません。
ブレーキ系統の漏れやにじみに関しては、ブレーキだけに危険の度合いも大きいので、自動車保安基準では、燃料漏れと同じく、ブレーキ系統も、にじみだけでも危険との判断になり、そのままでは車検は通りませんし、即修理が必要になります。
ブレーキ系統の漏れの箇所でいうと、ブレーキマスターシリンダーや、ブレーキホイールシリンダー、ブレーキパイプ配管のサビ・腐食による穴あきからの漏れ、などがあります。
マスターシリンダーやホイールシリンダーは内部のカップ(ピストンについていて、ブレーキフルードの油圧を漏らさないようにしているゴム製部品)の密着が悪くなりブレーキフルードが漏れ出てくるのですが、昔は、この部品が定期交換部品に定められていて、定期的に、あるいは車検ごとに、交換をしないといけない部品だったのですが、今は部品の耐久性もよくなり、そんな事はなくなりましたが、車にとってそれだけ大事な部分であるといえます。
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