2015年05月28日
今井雅之さん死去、その死が残した教訓とは?
元気な頃の今井雅之さん
俳優の今井雅之さんが亡くなられました。
2014年に、末期の大腸がんであることが分かり、手術や治療を行っていましたが、残念ながら、容体が急変し、54歳という若さで亡くなられました。
今井さんの死を受けて、芸能界から一般の人々まで、その死を悼む声が上がっています。
その明るく、やんちゃな性格や、一転、芝居に懸ける情熱が、多くの人々に愛されていたことが良く分かります。
心からご冥福をお祈りしたいと思いますが、前にもブログ記事で書きました通り、今井さんが苦しんだ大腸がんというのは、決して他人事ではありません。
国立がん研究センターによると、2015年に大腸がんになる人は、他のがんを抑え、1位になることが予測されているからです。
現在でも、女性の死因の第1位は、大腸がんです。
実は、大腸がんは、初期の段階では自覚症状が出にくく、症状が出る頃には、かなり進行している場合があります。
やはり、定期的な検診が大事ということですね。今井さんも、自衛隊出身で、体力に自信があり、定期的な検診を怠っていたという話もあります。
確かに、大腸内視鏡検査は、痛みや、お腹の張りなどがあって、苦手とする人もいますが、最近では、「完全無送気軸保持直線的挿入法」という検査法があり、空気の送入をまったく行わないため、お腹の膨満感や痛みが減り、無痛で検査できます。
なかなか時間がなかったり、費用もかかるので敬遠する気持ちも分かりますが、もし、検査して、命が救われれば、それによって得られる時間や、今後、稼げるお金に比べれば、微々たるものではないでしょうか。
今井さんの死は本当に残念ですが、定期的な検診の大切さを教訓として教えてくれている気がします。
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