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2019年10月22日

ドイツの田舎事情。メリットとデメリット

この記事は3〜5分で読めます。

guten Tag!
こんにちはニールです。僕は現在、ラインラント プファルツ州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今回はドイツの村事情についてご紹介します。
僕はこれまでドイツの都市部だけでなく、結構多くの時間をいろいろな村で過ごしてきました。

おそらく留学するとなると、都市での生活が多くなると思いますが、村には村なりにいいことも多くあります。
まずは、外国人率。ドイツは難民に限らず多くの外国人が来て住んでいます。そのため今やドイツの外国人率は10%を超えています。(日本は2%程度)ビジネス街のフランクフルトは外国人が30%を超えます。

一方で村は、外国人率は日本と大差ないのではないかと推察します。(地理や経済上、外国にルーツを持つドイツ人は割といるかも)そのため僕のようなアジア人が住むと、すぐ多くの人に知ってもらえるし、関係が濃くなります。また伝統などを重んじる傾向が強かったり、代々家や職を受け継いできたりといった家族が多くみられます。ドイツの中でも特にドイツらしさを感じられるのが村の良いところだと思っています。
外に出て人に会えば必ず挨拶をするし、時間に余裕があれば談笑なんかもします。警察を見ることなんて皆無というくらい治安も良く、平和でもあります。





場所によっては通りの住民総出で道に机といすを出してきてバーベキューなんて言うことさえあります!また地域によってはワイナリーや果樹園があるので超新鮮な食にありつけることも…
またドイツの世界遺産は辺鄙な田舎に特に主張もなく存在していることも良くあることなので「え、これ世界遺産だったの?」みたいなこともあります(笑)

その村に肉屋やパン屋があるところだと、顔なじみになり注文を覚えておいてくれたり、たまにちょっとしたおまけをもらったりすることもあります。またたまにドイツ語を教えてくれることもありますよ。

私立の語学学校は村にはありませんがドイツ語コースが開港されているVolkshochschule(国民学校)が数村に1つくらいの規模であるので学校に行くのも可能です。Volkshochschuleでは国民に勉強する機会を与える機関なので、ダンス教室だったりITの教室、日本語クラスもあります!そこで知り合った人と飲みに行ったりすることもありました。

逆に店がないようなくらいの規模だと買い物に行くのにアウトバーン(高速道路)を使わなきゃいけなかったり、電波が届かなかったりします。ちなみに今の家は基本圏外で、ごくまれにつながるインターネットも3Gですらないのでwi-fiは必須です!
また村によっては同じ境遇の人が全くいない場合もあり、そういった場合のモチベーションの維持も少し難しいかもしれません。

交通の便では、たまにバスが高頻度で来る地域もありますが、日曜日は全くバスが来なかったり、朝夕の通勤通学時間しか来ない地域も多くあります。また基本的に隣の地域との距離も徒歩だと草原地帯をひたすら2,3時間といったこともざらなので、超最低限で自転車、普通なら車が無いと結構生活は大変です…
ちなみに僕は今、どっちも用意してもらえなかったので、週末などは村に軟禁されているといっても過言ではありません(笑)

ただ現代においてはオンラインで授業を受けることも出来るし、買い物も出来るので都市部には利便性で適わないにしても、そこまで困窮するということは無いというのがこれまで生活してみて言えることです。

もし皆さんが村で生活するとなると、形式はどうであれほぼ確実にホストファミリーのもとでの暮らしとなると思います。なのでネットで調べても出てこないようなこういった情報は、あらかじめ聞いて確認しておくとよいでしょう。

海外の田舎暮らしができるチャンスは人生でもそう多くないと思いますので、留学する地域で悩んでいる人はぜひ田舎暮らしも検討してみてくださいね!

費用を抑えて海外留学したい方はこちらの記事もお勧め!この記事を見て「留学しようかな。」「ここもう少し知りたい。」という方がいらっしゃいましたら是非「いいね」とコメントお願いします。また友人などにシェアをしていただけたらとてもうれしいです!

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プロフィール
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ニール
幼少期の海外旅行を機に海外に興味を持つ。

高校時代には海外旅行のためにアルバイトをし、旅をする。
そこで訪れたドイツを留学先とする。

高校卒業後に単身ドイツに留学。
現地ではドイツ語を勉強しながら、日本語や文化のセミナー開催やブンデスリーガベースボール2部てプレー。(語学学生ビザ)

日本に帰国し、短期大学を首席で卒業。
幼稚園教諭2種免許を取得。

オペアとして再渡独。 (オペアビザ)

ウーファーとして旅を続ける。(観光ビザ)
現在に至る
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