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2020年04月28日
ドイツでもマスク欠品中。新型コロナウイルスにかかわるドイツ国内の状況まとめ
guten Tag!
こんにちはニールです。僕は現在、日本でドイツ留学の準備をしています。
久しぶりの投稿となる今回は、ドイツにおける新型コロナウイルスの状況についてお話します。
とは言え僕も現在、日本にいるので今回は在独の大使館や領事館、現地に住むドイツ人から得た情報を皆さんと共有しようと思います。また人から聞いた話については又聞きではなく直接現地の人と聞いた話についてのみ書きます。
まず3/17から日本人がシェンゲン圏外からドイツ国内に入国するためには、長期滞在資格を持つ人や専門家などの例外的な理由が必要です。(4/27 大使館より)
また日本に滞在していたドイツ人の友人たちは定住している人を除いてチャーター便などで3月末くらいに帰国しました。(友人より)
また入国した場合は国籍を問わず自宅や宿泊施設で14日間の隔離措置がとられています(4/27 大使館より)。
こうした状況から、2月を最後にドイツに行ったという友人の話を聞いていません。
そして世界中の国際線定期便が運休となっているのは皆さんもご存じのとおりですし、各国の措置がいつどう変わるかもわからないので、この状況が劇的に好転しない限り今年中にEUはじめ日本国外に行くことは叶わないと覚悟しています。そもそも自粛しているので、渡航資金が用意できません…
続いて、タイトルにもあるようにマスクについてです。
これまでの日常的なドイツではマスクをしている人は重篤な病気などを患っている人というイメージでした。
僕がオペアをしていた家族は日本人並みかそれ以上の潔癖症でしたが、それでもマスクをして外出することはありませんでした。
ところが4月には外出時にマスクの着用を義務付ける州まで出てきました(州によっては口や鼻を覆えるものでも良いようです)。(4/22 TH州 大使館より)
つまり、これまでの常識が今回の新型コロナウイルスの騒動で180度変わったということです。
ちなみにドラッグストアなどで細々と売られていたマスクは3月の時点で日本同様に欠品状態だったそうですが、その時点ではマスクをして街を歩く人はほとんどいなかったそうです。
Ebayなどのオンラインショップでは売られてはいるのですが、日本と同様に品質の低下や配送の遅延なども発生しています。
現在も生活必需品などを扱う店舗以外の閉鎖や利用が自粛ではなく禁止となっていますし、そのほかにも教会などでの会合の禁止、大規模イベントなどは少なくとも8月末まで禁止とのことです。(4/27 大使館より)
とは言え、1番厳しかった規制からは緩和されつつあり、州や町によっては学校なども様子を見ながら再開する流れにあります。
外出などについては、不要不急の外出や公共の場で3人以上のグループとの会合などで罰金や懲役などの罰則があったりといった状態でした(3/20 BW州、在ミュンヘン日本領事館より。現在については不明)。
実際に街の様子を聞いたところ、
もちろん外出している人は少ないですし、パーティなども禁止されているため友人と集まることもできないそうです。ただ学生はシェアハウスなどで他人と合同生活をしている人は多いですが…
買い物も入店に人数制限があったり、時間で入店できる人が区別される。外の行列もかなりの感覚を開けているといった状況です。
日本はどうなんでしょうね…もう2週間以上外出をしていないのでどうなっているのか分かりません…
最後に僕のドイツの友人のうち数人が新型コロナウイルスに感染しました。
実際に聞いた情報として発熱があった人、無症状で全く気付かず同居人が陽性だったことで感染が発覚した人、感染し持病としてぜんそくがあるので呼吸が難しくなるくらい大変だった人などがいます。
ただドイツでも軽症者については自宅療養をしているということです。
日本では自粛にとどめていますが、ドイツ国内では禁止や罰則を伴うものが多くみられました。(良いか悪いかは別として)
今は世界中で日常の生活がままならず、我慢をしている人がいます。僕たちも自粛生活をして、できるだけ早く日常に戻れるようにしたいですね。
次回はドイツに定住している日本人から聞いた話をご紹介します。
この記事を見て「留学しようかな。」「ここもう少し知りたい。」という方がいらっしゃいましたら是非「いいね」とコメントお願いします。また友人などにシェアをしていただけたらとてもうれしいです!
こんにちはニールです。僕は現在、日本でドイツ留学の準備をしています。
久しぶりの投稿となる今回は、ドイツにおける新型コロナウイルスの状況についてお話します。
とは言え僕も現在、日本にいるので今回は在独の大使館や領事館、現地に住むドイツ人から得た情報を皆さんと共有しようと思います。また人から聞いた話については又聞きではなく直接現地の人と聞いた話についてのみ書きます。
まず3/17から日本人がシェンゲン圏外からドイツ国内に入国するためには、長期滞在資格を持つ人や専門家などの例外的な理由が必要です。(4/27 大使館より)
また日本に滞在していたドイツ人の友人たちは定住している人を除いてチャーター便などで3月末くらいに帰国しました。(友人より)
また入国した場合は国籍を問わず自宅や宿泊施設で14日間の隔離措置がとられています(4/27 大使館より)。
こうした状況から、2月を最後にドイツに行ったという友人の話を聞いていません。
そして世界中の国際線定期便が運休となっているのは皆さんもご存じのとおりですし、各国の措置がいつどう変わるかもわからないので、この状況が劇的に好転しない限り今年中にEUはじめ日本国外に行くことは叶わないと覚悟しています。そもそも自粛しているので、渡航資金が用意できません…
続いて、タイトルにもあるようにマスクについてです。
これまでの日常的なドイツではマスクをしている人は重篤な病気などを患っている人というイメージでした。
僕がオペアをしていた家族は日本人並みかそれ以上の潔癖症でしたが、それでもマスクをして外出することはありませんでした。
ところが4月には外出時にマスクの着用を義務付ける州まで出てきました(州によっては口や鼻を覆えるものでも良いようです)。(4/22 TH州 大使館より)
つまり、これまでの常識が今回の新型コロナウイルスの騒動で180度変わったということです。
ちなみにドラッグストアなどで細々と売られていたマスクは3月の時点で日本同様に欠品状態だったそうですが、その時点ではマスクをして街を歩く人はほとんどいなかったそうです。
Ebayなどのオンラインショップでは売られてはいるのですが、日本と同様に品質の低下や配送の遅延なども発生しています。
現在も生活必需品などを扱う店舗以外の閉鎖や利用が自粛ではなく禁止となっていますし、そのほかにも教会などでの会合の禁止、大規模イベントなどは少なくとも8月末まで禁止とのことです。(4/27 大使館より)
とは言え、1番厳しかった規制からは緩和されつつあり、州や町によっては学校なども様子を見ながら再開する流れにあります。
外出などについては、不要不急の外出や公共の場で3人以上のグループとの会合などで罰金や懲役などの罰則があったりといった状態でした(3/20 BW州、在ミュンヘン日本領事館より。現在については不明)。
実際に街の様子を聞いたところ、
もちろん外出している人は少ないですし、パーティなども禁止されているため友人と集まることもできないそうです。ただ学生はシェアハウスなどで他人と合同生活をしている人は多いですが…
買い物も入店に人数制限があったり、時間で入店できる人が区別される。外の行列もかなりの感覚を開けているといった状況です。
日本はどうなんでしょうね…もう2週間以上外出をしていないのでどうなっているのか分かりません…
最後に僕のドイツの友人のうち数人が新型コロナウイルスに感染しました。
実際に聞いた情報として発熱があった人、無症状で全く気付かず同居人が陽性だったことで感染が発覚した人、感染し持病としてぜんそくがあるので呼吸が難しくなるくらい大変だった人などがいます。
ただドイツでも軽症者については自宅療養をしているということです。
日本では自粛にとどめていますが、ドイツ国内では禁止や罰則を伴うものが多くみられました。(良いか悪いかは別として)
今は世界中で日常の生活がままならず、我慢をしている人がいます。僕たちも自粛生活をして、できるだけ早く日常に戻れるようにしたいですね。
次回はドイツに定住している日本人から聞いた話をご紹介します。
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2020年01月27日
【VISA】本VISAの申請に失敗しました。
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
今度こそ国外退避決定
今回は私事ですが国外退避が今度こそ確実になりましたので、その状況などを皆さんに共有したいと思います。
この記事ではビザの申請がちゃんとできるような対策なども書きますので、見てくださった皆さんがこれを教訓にして、国外退避せざる負えない状況にならないことを願います。
ワーキングホリデーVISAが発給されなかった
今回、国外退避が決定した理由は、これまで借りビザ状態だったものからちゃんとしたビザへの変更に失敗したためです。
本来、日本人がワーキングホリデービザは現地で申請する場合
- 保険の証書
- 住民登録証明
- 残高証明
の3点があれば申請の手続きに進めるようになっています。(2020年1月現在)
その為、僕も上記の物をそろえていくような手はずになったのですが、なんか余計な書類が要求されるされるなと思っていました。
具体的には、雇用主との契約書の提出を求められました。
その時におかしいと思い、何度も「ワーホリ取りたいんだけど」と伝えていたので、個々の外国人局は厳しいんだな程度に感じていました。
ところがおかしいなと思っていた僕の不安は悪い方向で的中し「ここではそのビザが発給できない。」と言われてしまいました。
それならもっと早く知りたかった…
結局ビザの申請は受理されず、借りビザの満期までに出国するように求められました。
ビザが申請できなかった原因
この記事を読んで不安になられるかと思うので、原因と対策をまとめておこうと思います。
まずは、地理的な問題
ノードライン=ヴェストファーレン州には、デュッセルドルフと言う日本人街を形成する大都市があります。
日本人の方ならドイツに暮らすときに必ず耳にする地名で、そこでアルバイトなどをする方も多くいます。
それもあって、日本人がノードライン=ヴェストファーレン州でビザを申請するのは他の州より難易度が上がるのだそうです。
日本人が多いなら難易度が下がりそうなものですが、こういった傾向がみられると日本人の友人から聞きました。
次に申請できない外国人国があるということ。
これについては、今でもにわかに信じられませんが、僕が対応してくれた外国人局ではワーキングホリデービザが発給できないんだそうです。
担当者本人がそう言っていたので間違いないとはずではあるものの、就労ビザなら出せるのにワーキングホリデービザは出せない、しかも普通の外国人局なのにと言うところを見ると、もう面倒くさくなってそういったのかなと思わざるを得ないようにも見られます。
年末に手続きをするのが大変だからということで、本来1度しか発給できないものをもう1度発給するくらいの外国人局ですからね(笑)
なので本当にワーキングホリデービザを申請できない外国人局があるのかということについては、確実ではありません。
ただ確実に言えるのは、ワーキングホリデービザを取得したいのであれば、日本人に発給経験のある担当者がいそうな都市での申請がおすすめということです。
いかがでしょうか。
今回は、担当者の上司から「期日までに出国します」という覚書の提出もさせられましたし、どう頑張っても国外退避を免れそうにありません。
もちろん法を犯したり問題を起こしたわけではなく、ビザが切れるから国外退避をするだけの話です。
むしろ、これまでいろいろしてくれた担当者とホストマザーのおかげでこれまで借りビザの状態でいられたので、感謝するべきだと思っています。
この先どこでそうやって暮らすのかはまだ考え中です。
外国人局はやっぱり難攻不落だと実感した体験談でした。
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2020年01月26日
ウーファーのホストファミリーの多くは裕福ではないけどなぜか魅力的
この記事は1〜3分で読めます。
画像はイメージです。
画像はイメージです。
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
田舎の農家で見たもの
今回はウーファーとして暮らしてきて、気づいたことについて書こうと思います。
お金は関係ない
ウーファーのホストファミリーは裕福かと言われたら、必ずしも「はい」と言えないのは事実としてあります。
過去にはお金がないと嘆いてばかりいたり、したホストファミリーもありました。
またウーファー視点でいうとお金という概念そのものが無いので、僕のような立場の人との関係もGive and Takeで成立しています。
そして、必要なところにはしっかりとお金をかけるホストファミリーが多く、ホストファミリーが日本食を食べてみたいと言ったときは、「こんなに買って良いの?」と言うくらい材料やら道具やらを買ってくれたことが1度では無く、2度3度とありました。
ウーフのホストファミリーは農家が多いので、収入はそれらを売ったりすることで得られます。
日本人の感覚で見ると自立した生活ができるほど稼げているかと言う点には疑問符がつきます。
もちろん、自立した生活ができて、ウーファーも住まわせるくらいの余裕があるわけですし、農家なのである程度は食料などの自給自足もできます。
とはいえ、ドイツで安定した収入がない僕としては「あの仕事量でこのレベル生活ができるのか」と思うことは多々あります。
ではなぜこれができるのか考察してみました。
必要最低限
都市部に住んでいると、やたらと買いすぎてしまうのが欲の深い人間という生物ののサガと言えるかもしれません。
一方でドイツの田舎になると、その様子は大きく分かれ、びっくりするくらいたくさん買い込んでおくタイプ(田舎の倉庫は大きい)と必要になった時に買うタイプがあります。
個人的な見解としては必要になった時に買うタイプの方が様々な面でうまく行っているように見えます。
これってお金持ちになれる人がやっていることでもあるというのをどこかのニュース記事で見たことがあります。
それは普通の生活だけでなく農業の面でも同じで、使えるものは古くても使っていたり、先日も紹介したようにできる限りその環境の中で完結するようなサイクルを作っています。
そのためにわざわざ動物を飼い、自分たちのために育てているところさえありました。
他にも良いものであれば中古品でも買ってきて壊れかけでも修理して使いますし、その為の道具も揃っています。
ちなみにドイツの一般家庭では都市田舎問わず、かなりの確率でそれなりに工具が充実しています。
要は必要以上にお金を使わないことが、農家での生活を支えていると言えるのではないかと考えています。
今いる環境に満足している
突然ですが、今自分の置かれている環境は充実したものですか?
第三者的にはとても充実した生活を送っているように見えるのに、その当人は置かれている状態を悲観的に見る人は意外と少なくないのではないかと思います。
それはウーファーのホストファミリーでもいなくはありませんでした。
もちろん悲観的になっても置かれている環境を打破するために向上心が増せば良いですが、さらに悲観的になって仕舞えば、今いる環境に満足するのは到底不可能ですよね。
農家の人は職業上自然や命を相手にしますから、天候に苦しまされていたり植物が病気になったり十分に育たなかったり、体が疲弊したりしていることが見受けられます。
また農業というのは国に必要な産業であるのに、農家には年金などの保証が十分に得られないと言った弊害も存在しているようです。
そこで、ヨーロッパではたまに農家がトラクターに乗って道を占拠してしまうようなデモをしたりと言った実力行使に出る場面もあります。
しかし、ではその環境を農家の人が悲観的に見るかと言うと、そうでないことが多いです。(デモはちょっと違うかな…)
つまり、様々な問題を抱えつつも、充実感を得ながらながら仕事をしているということでしょう。
僕自身ウーファーとしてホストファミリーとその仲間たちと一緒に農業に参加してきましたが、本当に楽しそうに仕事をしていますし、その様子に僕も自然と笑顔があふれるようになっていました。
もちろんその多くが自分の意思でやっていることですから、そうなるのはある意味当たり前かもしれませんが、上手く行っていない時でも悲観的にならないのは、ホームステイをしていてもそういった不便に巻き込まれて困るということもないですし、また単純に「すごい精神力」だと思います。
これがウーファーのホストファミリーの多くが持つ魅力だと個人的には考えています。
いかがでしょうか。
お金を持っていても幸せでない人と、お金がなくても幸せな人、よく聞く文章の内容が目に見えるのはとてもとても面白いです。
その環境にいられる自分にもとても嬉しく思いますし、ホストファミリーとの距離感が近いのでその感覚も伝染していると感じています。
僕自身もここ最近VISAや今後の進路関連で問題を抱えていましたが、ホストファミリーと過ごしていてそれをストレスと感じることがありませんでした。
特に今のホストファミリーには1週間しか滞在しない予定が、2ヶ月以上も滞在しているのは、僕に対して何かをしてくれるからと言うことではなく、この家族が魅力的に見えることが理由だと思っています。
最後に記事の中でホストファミリーたちに対して失礼に当たるような表現があったと認識していますが、これはそれぞれのホストファミリー自身も分かっていることなので、オブラートに包んだりせずにより現実に近い表現で書かせていただきました。
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2020年01月25日
日本の公文書紛失問題でドイツの書類管理能力が話題に… 個人のレベルでも高いドイツの書類管理能力。
この記事は1〜3分で読めます。
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ここ数日間は個人的な理由で記事の更新ができずにいました。待っていたくださった皆さんお待たせしました。
ドイツの書類管理能力
今回は最近日本で話題の公文書紛失問題について、国単位のところから個々の管理能力についても見ていこうと思います。
書類はすべてを物語る
昨今、日本で話題になっているのは行政文書についてなので、あまりなじみが無いかもしれませんがここでは個々のレベルでも見てみましょう。
日本では最近ペーパーレス化が進んでいると聞きます。
一方ドイツはいまだに紙での書類が重要視される傾向にあります。
もちろんドイツでもペーパーレス化は進んでいます。
先日紹介したオンラインバンクなどはその傾向が強いですし、ちょっくシートなども人の手間を省く観点なども踏まえてデジタル化されています。
それでも最後の最後は書類にサインが必要になってきます。
なぜドイツはいまだに紙に頼るのか、その理由として、最も分かりやすいのが現在、の日本の政治会で繰り広げられているような某問題での「言った」「言ってない」の問題にあります。
この問題は、しっかり書類が残っていれば議論をする余地すら与えないわけですから、今行われていることがいかにばかばかしいことかわかると思います。
また文書として紙が残っていても、今回のようになくなってしまえば意味のないことです。
これは個人のレベルでも同じことが言えるので詳しく見ていきましょう。
書類には必ずサイン
ではドイツで紙の書類がどれだけ重要視される理由を具体的に見ていきましょう。
僕の場合、学校などに書類を出願するなどの場面で、ドイツの文書を重要視する場面を見てきました。
日本で卒業証明などの発行を頼めば、いくらでも発行してくれるのが当たり前だと思います。
しかし、ドイツの学校では1部しか発行してくれないところがほとんどなんだそうです。
それはもちろん、悪用などされることを防ぐためです。
では「それが複数必要な時はどうすればよいのか」についてですが、長くなってしまうので別の記事で紹介します。簡単に言ってしまうと役所で作業をする必要が出てきます。
そのほかにも郵便で届く書類には必ずと言ってよいほどサインがされていますし、そのほかのちょっとした書類でもサインが必要になってきます。
郵便だと「この封筒にはどんな書類が入っています。」と言ったことが書かれ、発送した日付と場所、サインが入っています。
会社に勤められている方なら日本でも見る形式なのかもしれませんが、僕みたいな人が扱うようなちょっとした郵便でもこういった紙が入っていることが多いです。
それだけ書類に関する意識が高いわけです。
書類とサインが無いと契約はあり得ない
ドイツ人は国民性としてグレーゾーンを嫌います。以前、ドイツの法律について少しふれた際にも分かったかと思いますが、何事も白黒はっきりさせたいのがドイツ人なのです。
なので、契約に限らず何かの約束事をするときは必ず紙に起こして、お互いのサインが必要になってくる
わけです。
口約束などは、先ほども書いたように「言った」「言ってない」の問題に発展しかねないので、役に立ちませんし、多くの人が当てにしません。
逆を言うと、サインのある書類が無いと、いくらお互いの同意があると言っても、サインが無ければ同意が無いのと同じことということです。
僕がドイツで生活をしてきて、そこまで書類が無いから困ったという経験はありませんが保険としてそういったものがあるに越したことは無いですね。
僕がオペアをしていたころは、生活のことでいちいちこれをするのはあまりにも大変なので、メモを書いておいたり、少なく字で連絡を取るようにしていました。
個人でも高い書類の管理能力
ドイツではこういった書類の管理のレベルは、公私問わずかなり高いです。
それは、もちろん契約を確認するためでもありますし、先ほども少し書いたように何かあった時に自分を守るための保険として書類を保存している面も強いです。
本当はどこの誰でもこれをするべきだと思うのですが、僕たちの母国では国レベルでもこの管理ができていないのでちょっと心配になります…
またドイツの書類管理で面白いのが、どこの誰でも同じファイルを使っているということです。
特にこれにする理由などは無いと思うのですが、本当にみんなこれを持っています。
公的機関から農家のホストファミリー、こどもまでもみんな同じです。
ドイツに住んだら誰もが必ず見るものなので、見たら「ああ、これがニールの言っていたバインダーか」と思ってください(笑)
こどもに関しては、親がファイルしていたりもしますが、かなりの量が幼少期から保存されているので、思い出にも良い面があるなと思います。
また外国人局では僕の個人情報のためにわざわざファイルを用意してくれたりもしました。
100人中100人が持っていると言っても過言ではないです。
僕の場合は、ファイルの中に
- 銀行やオペアなどの契約書
- 学校関連の書類
- 保険の証書
- パスポートのコピーやEチケット
- 違反切符と支払いの領収書
等が入っていました。
大事かどうか判別しきれない時は、とりあえずファイルしておくことをお勧めします。
そしてこういった書類は、公私問わずずっと保存しています。
もちろん日に日にその量は多くなっていくわけですが、そんなことは関係ありません。
どんなに古くたって量が多くたって必要な時に無ければ意味が無いですから、期間などを設けずに保存しておくということは非常に重要であるということです。
いかがでしょうか。
少し余談も交じりましたが、これがドイツでの書類管理の実情です。
第2次世界大戦終盤などは、証拠隠滅のために大量の書類を焼却破棄した過去もあるドイツが現在はこのようにしっかり管理しているというところ、日本も国として見習ってほしいと思いました。
今回の記事はこちらのニュース記事をきっかけに書かせていただきました。
https://toyokeizai.net/articles/-/324873
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2020年01月16日
【農家】もはやここだけで食物連鎖完成!農家のリサイクル精神は素晴らしい。
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
田舎の農家で見たもの
今日はこれまでのウーファーとしての活動の一部と、今日の活動の様子をご紹介します。
BIOごみは家畜へ
ドイツでは残飯や食材の切れ端と言った、日本でいうところの生ごみを、Biomüll(ビオミュール)と言います 。
Bioということは以前このブログで紹介したオーガニックのBio関係があるのかと思われる方も多いと思います。
どちらのBioも語源は同じで「生命にかかわる」ことを意味しています。つまりBioごみは生きていたもののごみということです。
そしてそのBioごみのほぼすべてが食材かその周辺の物になりますから、人間は食べずに捨ててしまうけど食べることは出来ますよね。
では誰が食べるのか、僕のホストファミリーでは家畜などがそれをエサとして食べます。剥いた食材の皮や切れ端を与えることが多いです。
(画像はイメージです。ホストファミリーは豚は飼っていません)
もちろん食材はすべてオーガニックのほうのBioですから、BioごみもオーガニックのほうのBio。
家畜もオーガニックのほうのBioということになります。
もちろん普通のエサ(オーガニック)も食べますが、こうして1度もごみとして回収されることなく自然のサイクルに還っていきます。
家畜のためのじゅうたんは肥料へ
家畜のじゅうたんと言うと、それは藁に当たります。
その藁じゅうたんは家畜が食べてしまうこともあるし、夜はそこで家畜が生活するのでちょっと汚いイメージになってしまいますが、糞などもそこでされるわけです。
そして藁を逐一足すなり排除するなりしているうちに、腐植した藁たちが肥料として畑で活用できるようになるのです。
今日は、その肥料を次のシーズンに向けて撒いたところでした。
確かに肥料になった藁は見た目も汚そうで触るのは避けたいところですが、この肥料には畑にとってそれ以上の効果があるから、撒かれているのです。
例えば、古くなった土壌では腐植した藁の肥料をまくことで、適度な水持ちの良さとその腐植した藁自体にカルシウムやカリウムと言った栄養分が含まれているので、とても重要な役割を果たしています。
また病的な外注を防ぐこともできるるので、とても価値があるものなんです。
特に今のホストファミリーはDemeter(デメター)というBioの中でももっと自然体を目指した農業のやり方なので、自然由来の肥料と言うのも非常に大切になってくるんですね。
この家庭だけで食物連鎖がほぼ完成する
上記のように、
食料で人間が食べれない部分は家畜へ
↓
家畜のじゅうたんは肥料として植物へ
↓
採った植物は野菜や果物として人間へ
↓
くりかえし
となるので、このホストファミリーは家庭内で食物連鎖の大方が完成している
のです。
もちろん、自前で生産できない食材や種子などは別のところから持ってくる必要がありますが、ここまで自然に溶け込んだ生活が農家の家庭では行われているというのには、分かっていたけどやはり驚きました。
本当に食べ物に関しては人間がミスしなければ、全くロスが無いです。
ウーファーをやっていたおかげですごいことに気づくことができました。
いかがでしょうか。
日本では昨今、食品ロスが非常に多いと騒がれながらも、抜本的な改善策が見いだせずにいる状態が長く続いていますね。
僕自身イベントのアルバイトをしていた時、大量に余った寿司を当たり前のように捨てているスタッフを目の当たりにして、何のために採ってきて料理してるんだと思いました。
このホストファミリーでの生活を見ていると、本当に日本人にはもったいない精神があるのかと疑いたくなるほどです。
ちなみにドイツでは、パーティーなどでも残飯と言うのは基本的に少なく抑えられ、場所によっては持ち帰ったりすることもできます。
またフランスでは、食品のロスを発生させると罰せられるようにもなっているようです。
この記事を見てくださった皆さん、多くの方が家畜や畑なんて持っていないと思います。ここのようにほぼ完全に捨てないのは厳しいと思います。
ただ捨てる食品についてもう少し考えて、ロスの少ないある意味合理的な食料の使い方を考えてみてはいかがでしょうか。
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2020年01月15日
豆腐が肉に化ける?ドイツでも人気のTOFUの紹介。
この記事は1〜3分で読めます。
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツでも人気な豆腐
今回は昨日、肉の代替品ということで紹介したドイツの豆腐について見てみようと思います。
豆腐はドイツでもTOFU
僕たち日本人にとってとても身近な食材が、ドイツのスーパーでも同じ名前で売られているのは、とてもうれしいですし、頻繁に買ってしまいそうですよね(笑)
しかーし、ドイツで売られている豆腐は日本の物と相当な差があります。
何が違うのか…皆さんは日本で豆腐と言ったら、どんな豆腐を思い浮かべるでしょうか。
おそらく多くの方が冷ややっこなどで使われる柔らかい絹ごし豆腐だと思います。
一方ドイツの普通の豆腐はと言うと、木綿豆腐みたいに固いものが基本なんです。
むしろ、木綿豆腐よりも固いものも多いです。
買う前には注意しましょうね!
ドイツでやわらかい絹ごし豆腐が欲しいときは、SeidenTofu(ザイデントーフ)を買えば大方大丈夫です!
豆腐が進化している!
昨日の記事で少しふれたのですが、豆腐は肉などの代替品としても注目を集めています。
ではどんな製品があるのか見てみましょう。
まずはドイツと言われて多くの方がイメージするソーセージの豆腐バージョン。
何を言っているんだという方は、これを見てください(笑)
字を読まなければ普通のソーセージと見間違えますよね。
では味はどうなのかと言うと、多くの場合でただのスモーク豆腐です。
肉の味がした豆腐ソーセージは食べたことが無いですね(笑)
続いて豆腐ケバブこと豆腐の肉。
見た目は完全に肉ですね。
では味はと言うと、「メチャクチャうまい」です。口が悪いですが、本当にこうなんです。
物にもよりますがその多くが、見た目も味も食感もこれが肉だと言われても信じるレベルです。
絶対食べてみたほうが良いです。これに関しては豆腐(大豆)の見方が変わります。
そのほかにもティラミスやスムージーの代替材料として豆腐を用いることもあるようですね。
どこで買えるのか
これに関しては誰が豆腐を食べるのか想像してみると見えてきます。
普通の豆腐に関しては普通の人も食べますが、肉などの代替として豆腐を食べるのはベジタリアンやビーガン、環境に気を使う人が多いです。
ということは、オーガニックのスーパーなどが種類が豊富にあるということになります。
とは言え、最近豆腐の知名度と人気度の上昇によってかなり多くのスーパーでも取り扱うようになってきました。その多くが木綿豆腐風Tofuですが…
僕が初めて留学していた時は、豆腐を探すのも一苦労で、大きなスーパーかアジアショップでないと見つからないレベルでした。
シェアハウスで鍋がどうしてもわざわざ遠くのスーパーまで買いに行ったのをよく覚えています。それでも変えたのは木綿豆腐風の固い豆腐でしたが、それでもすごくうれしかったんですよね。
いかがでしょうか。
僕自身はドイツと日本を行ったり来たり、田舎に住んでみたりと適当な生活をしていますが、いよいよこのような変化にも気付けるようになったかと思うと感慨深いものがありますね。
最近はアジア勢食品のドイツ進出がかなり目立つので、それについても紹介できればと思います。
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2020年01月14日
禁○○チャレンジ近況報告
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
禁○○チャレンジ続編
今日は、街に行ったのでお勧めのビールなどを紹介しようと思ったのですが、別件で切羽詰まっているうちに写真撮影などを忘れてしまいました…
近日中に紹介できるように頑張ります。
ということで、今回は今年に入ってからやっている>禁○○チャレンジの続報をお届けします。
今日でこの禁○○チャレンジはちょうど2週間になります。あと2週間!
食欲アップ
この家族でやっている禁○○チャレンジは禁煙、禁酒などが含まれているので、禁酒、禁煙をする分、食欲がアップしました。
良くも悪くも食材が非常に良いことが満腹でも、食欲を掻き立ててきます(笑)もともとやせ型なのでドイツ基準の体格目指して、これを機にもう少し太りたいと思います。。
そして禁煙に関してはかなりきつい…
というのも、ウーファーの家は別の建物でホストファミリーとは徒歩2分くらい離れているので、日によっては実質1人で禁○○チャレンジをしているようなものです。
また、かなり前にドイツと日本の暮らしの違いの中で、街で多くの人が普通に喫煙をしているし、その率も高いので見ているだけで吸いたくなってしまいますね。
昨日もスーパーのレジ前でタバコを買っちゃおうかやめようか、ウジウジしていたので不審者に見られたかもしれませんね(笑)タバコは買いませんでしたよ!
代替品で耐える
ホストファザーは禁酒に耐え、ホストマザーは禁カフェインに耐え、僕の場合は禁煙に耐えています。
そんな中で、どうしてもそれらを摂取したい時がありますよね。
ビールについては禁酒は、先日も紹介したノンアルコールビールでわずかでも気持ち的には耐えられます。
またコーヒーについても、ノンカフェインのコーヒーがドイツでも多く出回っていますから、代替できているようです。
飲んでも眠いと言ってますが、これもまた気持ちの問題ですね。
禁糖分に関してもこのホストファミリーで見たこともないような沢山の果物に出会えたので問題ないですね。
そんな中、肉については他より少し難易度が高いと言えるかもしれません。日本と比べたら、その難易度はかなり下がりますが、肉好きに合うものを見つけられるかが難しいところ…
ドイツでは肉の代替として豆腐を用いることが多いです。
僕が小学生の頃は「畑の肉」習ったことがありますし、やはり大豆はこんなところでも力を発揮しているのですね。
味については、物によってかなり差が出るのでただ豆腐を固くしただけのようなものもあれば、これなら肉なしでも生きていけるかもと言ったものまであります。
いかがでしょうか。
実をいうと、最初の1週間は禁煙に耐えきれずに隠れてタバコを吸っちゃったりしていました。
ただ同居人と一緒に何かに取り組むとなると、モチベーションもアップするのでドイツや海外での生活に限らず、日本でも誰かと一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。
明日は、豆腐のことを少し書いたので、詳しくご紹介しようと思います。
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2020年01月13日
【ワイン】ワインもシャンパンもリキュールもノンアルコールで!
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツのノンアルコールリキュール
今回は昨日、一昨日に続いて、ノンアルコールの話題について書こうと思います。
ノンアルコールなのはビールだけじゃない
昨日も書きましたように僕は18歳でドイツに来てから、ノンアルコールリキュールとは無縁の生活を送ってきました。
そこで昨日Amazonで様々な酒関連の物を見てきたのですが、そのなかで様々なノンアルコール飲料を見つけたので紹介したいと思います。
また今日はノンアルコールビールの惰性ですので、ちょっとラフに見ていきましょう。
ノンアルコールワイン
日本でワインと言ったらフランス、イタリア、チリなどがよく見る産地だと思いますが、ドイツのワインもなかなか良いものが多いのです。
ただフランスのボジョレーヌーボーのようにこれと言った突出した銘柄が無いのがおそらく日本で無名な理由でしょう。
WWOOF Germany(ウーフ ジャーマニー)で調べているとかなり多くのワイナリーでも人手を求めているようでした。
と、余談は置いておいて、ノンアルコールのワインをご紹介します。
こんな感じで、白もロゼもあります。
というか、ノンアルコールワインなら渋めのぶどうジュースじゃダメなんですかね(笑)
ノンアルコールシャンパン
ドイツではシャンパンのことをSekt(ゼクト)と呼びます。
僕もオペア時代にはホストファミリーとワインやシャンパンは毎日のように飲んでいました。多少は金持ちではあったのですが、そうでなくても手ごろに買うことができます。
僕も頻繁に飲ませてもらって、いつか自立したら僕もたしなみたいなと思うものです。
これは日本でも見られる銘柄ではないかと思います。
しかし、これならアルコール入りのほうが安いような…
ノンアルコールカクテル
日本でもノンアルコールカクテルはかなり巷で出回っていると思います。
もちろんドイツにもあります。
こんな感じです。
個人的には日本にいたときから思っていましたが、ノンアルコールのカクテルならコーラとかファンタとかシロップを炭酸で割るのではだめなのでしょうか。
とはいえノンアルコールビールと比べたら、ノンアルコールカクテルのほうがおいしいのでしょうね(笑)
いかがでしょうか。
ノンアルコールビールの記事を書いた際に、Amazonでノンアルコールリキュールを見つけたので村のスーパーに行ってみたのですが、ノンアルコールの飲み物がビールしかなかったので、結局Amazonの力を借りることにしました。
ここまでノンアルコール飲料の記事を書いておいてなんですが、ノンアルコールで良いなら普通にジュースでよいではないかと思ってしまうのが酒好きの心理です。
とは言え、今回紹介した銘柄(ワイン以外)はアルコール入りで同様に飲んでいましたから、機会があれば僕もノンアルコールの物も飲んでみようと思います。
明日は町に出るので、もう少しドイツでお勧めの酒なども紹介できればと思います。
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2020年01月12日
【ビール】ドイツのノンアルコールビールで酔っ払う?真のノンアルコールビールも
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツのノンアルコールビール
今回は昨日に続いて、ビールの話題について書こうと思います。
飲酒運転の基準は?
昨日も紹介したように、ドイツにあるノンアルコールビールには若干のアルコールが含まれています。
そこで少しでもアルコールが含まれていると心配になってくるのが、飲酒運転だと思います。
日本でノンアルコールビールが登場したときに、サービスエリアで撮影されたCMをよく見たのを今でも覚えています。
では実際のところどれくらいで飲酒運転になって、ドイツのノンアルコールビールは大丈夫なのかという点についてみていきましょう。
ドイツでは呼気1ℓあたり0.25㎖のアルコールが検出されると飲酒運転となります。(ちなみに日本では呼気1ℓあたり0.15㎖のアルコールで酒気帯び運転で罰則です。)
「呼気1ℓって意味わからない」という方も多いでしょう。僕も分かりません(笑)
なので調べてみました。
呼気1ℓで0.15㎖のアルコールが検出されるには、アルコール5%のビールに換算すると体重65sの人が325㎖の飲酒でこの量に達します。
ドイツの基準では呼気1ℓあたり0.25rですから、もう少し量には余裕がありますね。
ただし、ドイツの飲酒運転の基準は血中のアルコール濃度を重要視しているようですし、年齢によっても罰則などが異なるようですから注意が必要です。
また体重や身長、体質や体調によってもアルコールを分解する時間に差が生じますから注意です!
と言いつつ、ドイツでは「ビール1杯なら捕まっても大丈夫」と豪語する人が多いです(笑)そもそも1杯で我慢できるのか…
結局ノンアルコールビールで飲酒運転になるのか
数字的なところは置いておいて、実際にわずかでもアルコールが含まれたノンアルコールビールを飲むと飲酒運転になるのか、結論だけ見てみましょう。
僕なりの結論としては、微量のアルコールを含んだノンアルコールビールでも、実際に飲酒運転で罰則を受ける可能性は無いと言えるというところに達しました。
というのも計算すると、飲酒運転に値する量の飲酒を0.5%のノンアルコールビールで達成しようとすると、アルコールの分解がされるまでの時間で5ℓ近く飲む必要があります。
短時間で何ℓもビールのような炭酸飲料を飲みかつ分解しないのは不可能だと思います。
また日本のノンアルコールビールに関して、アルコールが微量でも含まれているかどうかという点について、僕は無知ですので日本で飲まれる方は各自でご確認をお願いいたします。
(データから見た個人の見解です。責任は負えません。)
でもそうでないとノンアルコールと名付けないですよね(笑)
アルコール0.0%のビールもある
なんだかんだ言っても、実際に全くアルコールの入っていないビールならごちゃごちゃ言うまでもなく全く問題ないですよね。
ということで、Amazonで調べてみました。
0.0%の主張が激しいですね(笑)
たしかにAlkoholfrei(アルコールフライ)と書きながらアルコールが入っているなら、0.0%を主張するのは分かる気がします。
いかがでしょうか。
こんなことが無い限りノンアルコールビールに触れることは無かったと思います。
とは言え僕も今は運転者ですから、もうちょっと気を付けないとですね。
次回はビールつながりでお勧めビールを少し紹介しようと思います。
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2020年01月11日
【ビール】ノンアルコールビールなのにノンアルコールじゃないドイツのビール
みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツのノンアルコールビール
今回はちょっと銀行の話題から外れて、ビールの話題について書こうと思います。
ノンアルじゃないの?
今回これを話題にしようと思ったのは、僕がホストファミリーとやっている新年禁○○チャレンジの一環で、禁酒もしているからです。
そして今日はどうしても飲みたいホストファザーと一緒にノンアルコールビールを飲みました。
ところが、そのラベルには「alc.0.5% vol」と書いてありました。要はノンアルのビールなのにアルコールが入っているということです。
「いやいやノンアルコールじゃないじゃん」と突っ込みを入れたくなりました。
というより「アルコール成分が入っているのにノンアルコールで売り出しちゃっていいの?」ということで調べてみました。
ご覧の通りAlkoholfreiと書かれたラベルの裏にはしっかりアルコール成分の表記が…
理由は2通り。
これについては、ドイツでも多くの人が気になって調べているようで、検索するとすぐに出てきました。
ノンアルのビールにアルコールが含まれている理由には、2つのが原因がありました。
ドイツの有力な週刊誌Focusによると…
- 製造プロセスで生じてしまう
- そもそも原材料に含まれている
これがノンアルコールビールと自称しながらアルコールが微量入っている原因であることが分かりました。
ではもう少し詳しく見ていきましょう。
ビールは製造過程で小麦や麦芽を発酵させるのは有名な話です。ビール工場なんかに行くとその様子がよく見られると思います。
その発酵過程でアルコールが発生するのがビールにアルコールが含まれる理由です。
そしてノンアルコールのビールも、できるだけ普通のビールに近づけるために同じ過程を踏むのですが、アルコールが0.5%程度のところで発酵を止めるのだとか。
こうすることで本来のビールの味に近いノンアルコールビールが製造されています。
そしてそもそも原材料にアルコールが含まれるという点ですが、ビールに限らず食品には微量のアルコールが含まれていることがあるのです。
そういったものは、あまりに微量であるということで身体に影響を及ぼさないとして処理されています。(日本でもおそらく同様)
つまりノンアルコールビールで発酵過程を踏まなくてもそういった原材料が使われると、微量のアルコールが含まれているということになります。
味は?
日本のノンアルコールビールは不味いとよく言いますが、ノンアルコールビールが不味いのはおそらく万国共通です。
ドイツのノンアルコールビールのほうが、日本のノンアルコールビールよりは本物に近い完成度かなとは思いますが…
もともとのビールに入っているべきアルコールが入っていないのですし、完成した商品から何かを取り除こうとすれば、味が落ちるのは普通ですよね。
流石にノンアルコールビールより水のほうがましとまでは言いませんが、雰囲気で酔うための手助けになるかもしれないくらいに個人的には思っています。
お値段は?
ではドイツでノンアルコールビールを買うとなると値段はどうなのでしょうか。
実際のところ普通のビールよりは安いです。
これは、スーパーやレストランほぼすべての場所で共通です。少しだけですけどね。
また会社によってはもともとの値段設定が高いので、別の会社の普通のビールより高いと言った逆転現象が起こることはあります。
とは言っても、値段の差は大したことないのでちゃんとした理由が無いのであれば、普通のビールのほうが味も良いですし、そちらを選択するでしょう。
いかがでしょうか。
僕が幼いときに、アルコールフリービールが日本でも登場し、酒好きには衝撃的な出来事だったと思います。
しかし味に関しては、ちゃんとしたビールにはかないませんから、禁酒を継続しない限り僕が禁酒チャレンジが終わった後もノンアルコールビールを飲むのはこれっきりになるでしょうね(笑)
次回もノンアルコールビールについてもう少しだけ紹介しようと思います。
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