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2017年11月01日
【CDソフトレビュー】アイアン・メイデン / IRON MAIDEN :パワースレイヴ / POWERSLAVE {CD-EXTRA仕様版/デジタル・リマスター版}(動画付)
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1998 EMI Records Ltd.
パワースレイヴ {通常版}はこちら
■リリース:
発売:EMIミュージックジャパン
時間:51 min
発売日:2008年11月14日
※初回盤は1984年9月3日
■オーディオ:
CD 2.0ch 44.1kHz 16bit
■ディスク:
CD Disc
片面1層 (1 CD-640MB/700MB)
■ジャンル:ロック /ヘビーメタル、NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)
■プロデューサー:
・マーティン・バーチ:ディープ・パープル、ホワイトスネイクなどイギリスを代表する初期ヘビーメタルを数多く手がけたプロデューサー
■作曲:
・スティーブ・ハリス
・ブルース・ディキンソン
・エイドリアン・スミス、ブルース・ディキンソン共作
■編曲・アレンジ:
・-
■レコーディング / ミックス:
・ジョージ・マリノ(オリジナルレコーディング)
・Bruce Buchalter(オリジナルミックス)
・Simon Heyworth(リマスター)
■レコーディングスタジオ:
・Compass Point Studios(オリジナルレコーディング:バハマ)
・Electric Lady Studios(オリジナルミックス:ニューヨーク)
・Chop 'Em Out(デジタルリマスター制作スタジオ:ロンドン)
■マスタリング:
・ジョージ・マリノ(オリジナル)
■マスタリングスタジオ:
・Sterling Sound(オリジナル)
アイアン・メイデンは、1975年にデビューしたイギリスを代表するヘビーメタル(以下H/M)バンドで、2017年現在、いまだ現役です。
2015年までのLP等含むCDセールスは、全世界で8,500万枚以上です。
イギリスで最も売れたアーティストランキングでは、歴代21位(2015年現在)です。
ちなみにイギリスの同等ランキングでは、ポール・マッカートニーが1億枚です。
このバンドに関する情報はたくさんありますので、ここで特に記載する必要はないかと思います。
あまり知らない人のために、強いて特徴を挙げておきますと、2017年現在、トリプルギター、ベース、ドラム、ボーカルの6人編成です。
エディ・ザ・ヘッドというゾンビのキャラクターを前面に押し出しているので、万人受けは決してしないバンドでもあります。
海外バンドらしく、不変のオリジナルのメンバーは、ベースのスティーヴ・ハリス(かなり個性の強いバンドリーダー)とギターのデイヴ・マーレイ(かなり目立たない温和なギター)の2人です。
ボーカルも3人代わってますが、現在のボーカルのブルース・ディッキンソンが間違いなくこのバンドのフロントマンです。
ボーカルのブルース・ディッキンソンは、再加入した2000年以降、髪を短髪にして第二のファンを多く獲得したとか、しないとか話があるくらい、イメージが違います。
(メタリカも90年代後半に短髪にして、メジャー感が増しましたね。)
本作は、1984年の全英アルバムチャート2位を記録した「パワースレイヴ」のデジタル・リマスター版(2008年)です。
CDというコンパクトディスクのソフト自体が発売されたのが1982年ですのでCD黎明期のアルバムになります。
しばらくはSONYから数十タイトルのCDしかレコード店に並んでいなかったような記憶があります。
本作はイギリス、ドイツ、カナダ、アメリカで、ゴールドディスクやプラチナディスクとなっています。
2017年には、ローリングストーン誌の「歴代の100大メタルアルバム」で38位にランクされています。
本作の前後にリリースされた初期6作品も同時に、デジタルリマスター版がリリースされています。
限定販売として、「CD-EXTRA仕様」で発売されました。
2曲の映像部分がCD-EXTRAになっていてPCで視聴します。
古いCD-EXTRAなので、推奨プレイヤーはQuickTimeなどとなっています。
他にも、バンドやツアーヒストリー、バイオグラフィー、写真などもメニューから確認できます。
64bit版のPCでは、QuickTimeがうまくインストールできないので(※注:管理人の場合)、32bit版で起動するか、自身のPCに対応したインストール方法を見つけて下さい。
調べると、色々な不具合への対処方法が見つかると思います。
音楽そのものは、別にQuickTimeでなくても視聴できるので、「CD-EXTRA仕様」と言っても、音楽を楽しむ分には何も影響はありません。
レコード会社のEMIがワーナーミュージックに統合されたため、2014年に名盤、定盤、決定盤!<フォーエバー・ヤング・シリーズ・キャンペーン>として形を変えて再発売されています。
マメ知識としては、本リマスター時に無音部分を少しカットして、オリジナルアルバムより若干収録時間が短くなっています。
なお、本作は、リマスター版が2つ存在しているうちの1つです。
海外でも情報が混乱しているようですが、本作は1998年にParlophone Recordsからリリースされたリマスター版とは違っています。
それから、本リマスターは、同時発売の「第七の予言」のリマスター版とは、リマスターエンジニアが違っています。
作品によってエンジニアを変えるほどこだわりがあるようです。
レビューは下記にありますが、本リマスターは「第七の予言」より良好なリマスターです。
また、2015年にハイレゾ版として、「2015 Remastered Edition」があります。
こちらはまだ管理人は手に入れていません。
どのくらいのリマスタなのか気になるところです。
※下記にハイレゾの紹介をしておきました。
気になる方はどうぞ。
リマスターにより、S/Nがよくなりコントラストの効いた楽しいサウンドになっています。
オリジナルの粘っこいサウンドはそのままに、1音1音がキレイになっています。
音圧はまあまあ高く、古いオリジナルですがレンジは広めで鳴ります。
コントラストが良くなっているので、オリジナルを知っている方なら、ハッとする切れ味に変わっています。
少しボーカルのミックスレベル(音量)が低いです。
そのためか、細身に感じます。
(好みのレベルかと)
ドラム以外の楽器は良く再現されています。
ドラムは「スチャスチャ」という感じの音で、低域がズバッとカットされている感じです。
(オリジナルからそうでしたが・・・)
他の楽器はリマスターで確実に音の数は増えています。
オリジナルからそうでしたが、粘っこい音色ですが、音像感豊かに解像感のある音が音場を満たします。
音域バランスは高域寄りでこれも時代なのかもしれません。
現代(2008年ごろ)では、PCやヘッドフォンが視聴環境の主流であるため、高音圧で高域がキレイな音が好まれる傾向にあります。
そういう意味では時代にフィットした音と言えると思います。
低域はオリジナルのマスタに収録されていなかったのかもしれませんが、ほとんどありません。
中高域がリマスタでかなり良くなった分、低域が物足りない印象で、潔さを感じるほどです。
広めの音場を形成し、3次元的表現をしますので、分離感は高めです。
オリジナルから悪くない分離感でしたが、リマスターで分離はさらに良くなっています。
ツインギターは、左右のスピーカーにきっちり分離します。
センター定位のドラムとボーカルはゴチャッとしています。
(CDお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
レビュー基準についてはこちら
e-onkyo music ハイレゾ音源
【2015 Remastered Edition】
レコチョク_ハイレゾ
【2015 Remastered Edition】
1984 Iron Maiden Holdings Ltd.
1998 Iron Maiden Holdings Ltd.
1988 Iron Maiden Holdings Ltd.
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【CDソフトレビュー】 アイアン・メイデン / IRON MAIDEN パワースレイヴ / POWERSLAVE {CD-EXTRA仕様版/デジタル・リマスター版} posted with カエレバ |
パワースレイヴ {通常版}はこちら
公式映像
1曲目:Aces High (Official Video)
ソフト情報
■リリース:
発売:EMIミュージックジャパン
時間:51 min
発売日:2008年11月14日
※初回盤は1984年9月3日
■オーディオ:
CD 2.0ch 44.1kHz 16bit
■ディスク:
CD Disc
片面1層 (1 CD-640MB/700MB)
■ジャンル:ロック /ヘビーメタル、NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)
■プロデューサー:
・マーティン・バーチ:ディープ・パープル、ホワイトスネイクなどイギリスを代表する初期ヘビーメタルを数多く手がけたプロデューサー
■作曲:
・スティーブ・ハリス
・ブルース・ディキンソン
・エイドリアン・スミス、ブルース・ディキンソン共作
■編曲・アレンジ:
・-
■レコーディング / ミックス:
・ジョージ・マリノ(オリジナルレコーディング)
・Bruce Buchalter(オリジナルミックス)
・Simon Heyworth(リマスター)
■レコーディングスタジオ:
・Compass Point Studios(オリジナルレコーディング:バハマ)
・Electric Lady Studios(オリジナルミックス:ニューヨーク)
・Chop 'Em Out(デジタルリマスター制作スタジオ:ロンドン)
■マスタリング:
・ジョージ・マリノ(オリジナル)
■マスタリングスタジオ:
・Sterling Sound(オリジナル)
アーティスト情報
アイアン・メイデンは、1975年にデビューしたイギリスを代表するヘビーメタル(以下H/M)バンドで、2017年現在、いまだ現役です。
2015年までのLP等含むCDセールスは、全世界で8,500万枚以上です。
イギリスで最も売れたアーティストランキングでは、歴代21位(2015年現在)です。
ちなみにイギリスの同等ランキングでは、ポール・マッカートニーが1億枚です。
このバンドに関する情報はたくさんありますので、ここで特に記載する必要はないかと思います。
あまり知らない人のために、強いて特徴を挙げておきますと、2017年現在、トリプルギター、ベース、ドラム、ボーカルの6人編成です。
エディ・ザ・ヘッドというゾンビのキャラクターを前面に押し出しているので、万人受けは決してしないバンドでもあります。
海外バンドらしく、不変のオリジナルのメンバーは、ベースのスティーヴ・ハリス(かなり個性の強いバンドリーダー)とギターのデイヴ・マーレイ(かなり目立たない温和なギター)の2人です。
ボーカルも3人代わってますが、現在のボーカルのブルース・ディッキンソンが間違いなくこのバンドのフロントマンです。
ボーカルのブルース・ディッキンソンは、再加入した2000年以降、髪を短髪にして第二のファンを多く獲得したとか、しないとか話があるくらい、イメージが違います。
(メタリカも90年代後半に短髪にして、メジャー感が増しましたね。)
The Official Iron Maiden Website
アイアン・メイデン:Warner Music Japan
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公式映像
2曲目:2 Minutes To Midnight (Official Video)
クオリティ・レビュー総評
本作は、1984年の全英アルバムチャート2位を記録した「パワースレイヴ」のデジタル・リマスター版(2008年)です。
CDというコンパクトディスクのソフト自体が発売されたのが1982年ですのでCD黎明期のアルバムになります。
しばらくはSONYから数十タイトルのCDしかレコード店に並んでいなかったような記憶があります。
本作はイギリス、ドイツ、カナダ、アメリカで、ゴールドディスクやプラチナディスクとなっています。
2017年には、ローリングストーン誌の「歴代の100大メタルアルバム」で38位にランクされています。
本作の前後にリリースされた初期6作品も同時に、デジタルリマスター版がリリースされています。
限定販売として、「CD-EXTRA仕様」で発売されました。
2曲の映像部分がCD-EXTRAになっていてPCで視聴します。
古いCD-EXTRAなので、推奨プレイヤーはQuickTimeなどとなっています。
他にも、バンドやツアーヒストリー、バイオグラフィー、写真などもメニューから確認できます。
64bit版のPCでは、QuickTimeがうまくインストールできないので(※注:管理人の場合)、32bit版で起動するか、自身のPCに対応したインストール方法を見つけて下さい。
調べると、色々な不具合への対処方法が見つかると思います。
音楽そのものは、別にQuickTimeでなくても視聴できるので、「CD-EXTRA仕様」と言っても、音楽を楽しむ分には何も影響はありません。
レコード会社のEMIがワーナーミュージックに統合されたため、2014年に名盤、定盤、決定盤!<フォーエバー・ヤング・シリーズ・キャンペーン>として形を変えて再発売されています。
マメ知識としては、本リマスター時に無音部分を少しカットして、オリジナルアルバムより若干収録時間が短くなっています。
なお、本作は、リマスター版が2つ存在しているうちの1つです。
海外でも情報が混乱しているようですが、本作は1998年にParlophone Recordsからリリースされたリマスター版とは違っています。
それから、本リマスターは、同時発売の「第七の予言」のリマスター版とは、リマスターエンジニアが違っています。
作品によってエンジニアを変えるほどこだわりがあるようです。
レビューは下記にありますが、本リマスターは「第七の予言」より良好なリマスターです。
また、2015年にハイレゾ版として、「2015 Remastered Edition」があります。
こちらはまだ管理人は手に入れていません。
どのくらいのリマスタなのか気になるところです。
※下記にハイレゾの紹介をしておきました。
気になる方はどうぞ。
【ファンなら買い】
リマスターにより、S/Nがよくなりコントラストの効いた楽しいサウンドになっています。
オリジナルの粘っこいサウンドはそのままに、1音1音がキレイになっています。
公式映像
7曲目:Powerslave (Live at Long Beach Arena)
クオリティ・レビュー詳細
ダイナミックレンジ
音圧はまあまあ高く、古いオリジナルですがレンジは広めで鳴ります。
コントラストが良くなっているので、オリジナルを知っている方なら、ハッとする切れ味に変わっています。
ボーカル情報量・解像感
少しボーカルのミックスレベル(音量)が低いです。
そのためか、細身に感じます。
(好みのレベルかと)
演奏情報量・解像感
ドラム以外の楽器は良く再現されています。
ドラムは「スチャスチャ」という感じの音で、低域がズバッとカットされている感じです。
(オリジナルからそうでしたが・・・)
他の楽器はリマスターで確実に音の数は増えています。
オリジナルからそうでしたが、粘っこい音色ですが、音像感豊かに解像感のある音が音場を満たします。
バランス(帯域と楽器再現度)
音域バランスは高域寄りでこれも時代なのかもしれません。
現代(2008年ごろ)では、PCやヘッドフォンが視聴環境の主流であるため、高音圧で高域がキレイな音が好まれる傾向にあります。
そういう意味では時代にフィットした音と言えると思います。
低域はオリジナルのマスタに収録されていなかったのかもしれませんが、ほとんどありません。
中高域がリマスタでかなり良くなった分、低域が物足りない印象で、潔さを感じるほどです。
分離感
広めの音場を形成し、3次元的表現をしますので、分離感は高めです。
オリジナルから悪くない分離感でしたが、リマスターで分離はさらに良くなっています。
ツインギターは、左右のスピーカーにきっちり分離します。
センター定位のドラムとボーカルはゴチャッとしています。
★総合クオリティ :77点
(CDお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
ダイナミックレンジ :84点
(広さと偏り)
ボーカル情報量・解像感 :65点
(定位や鮮度)
演奏情報量・解像感 :79点
(MIXや密度)
バランス :70点
(帯域と楽器再現)
分離感 :86点
(音場と立体感)
レビュー基準についてはこちら
商品ソフト紹介
e-onkyo music ハイレゾ音源
【2015 Remastered Edition】
レコチョク_ハイレゾ
【2015 Remastered Edition】
パワースレイヴ | ||||
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1988 Iron Maiden Holdings Ltd.
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【ハイレゾ ヘッドホン】
【ハイレゾ ネットワーク】