2017年12月12日
【オーディオ・アクセサリー・レビュー】スピーカーケーブル ゾノトーン / Zonotone:6NSP-Granster 5500α
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2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ
スピーカーケーブル
2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ
2016年
2017年現在、現行品
切売り(1.0m) ¥ 4,000(税別)
40mリール ¥160,000(税別)
※詳しい内容は、株式会社 前園サウンドラボのWebサイトを参照下さい。
株式会社 前園サウンドラボ
【ZONOTONEのレビュー共通記述です。すでに別のレビューを読んだ方は飛ばしてください。】
ZONOTONEは、2017年現在、代表取締役会長の前園 俊彦氏が2007年にメーカーのトライオード社と組んで立ち上げた前園サウンドラボ社のブランド名です。
前園サウンドラボは、オーディオ用ケーブルの製造、販売会社です。
前園 俊彦氏は、レコードのカートリッジメーカーであるオルトフォン・ジャパンの社長だった方です。
オルトフォン・ジャパンからリリースされたケーブルは、ほとんどが前園 俊彦氏が設計していたと聞いています。(たぶん)
管理人は、2000年頃からこのオルトフォン・ジャパンのケーブルをかなり使っていたので、大体の音の傾向は知っています。
一時期は、ほぼオルトフォンのケーブルだけになった時期もあります。
10万円以上するコンポーネントケーブルの映像に感動したからです。
今は、二束三文で売り払いましたが・・・。
簡単に表現しますと、シルバーを多用することもあると思いますが、
・キレイ
・澄んでいる
・生々しい
・繊細
という印象が強いです。
※機会があれば、オルトフォンのケーブルのレビューもしたいと思っています。
一方で、管理人の考えるデメリットも目立つようになりました。
・手作り感があるためか、プラグとケーブルの接合が甘く、断線気味になりやすい(信号が繋がったり出なかったり・・・)
・キレイすぎて、荒れた表現までマスクしてしまう
つまりキレ味が甘くなり物足りない
・パワー感が弱い(音が前に出てこない)
というものです。
※キレイな音を好むオーディオファイルには、決してデメリットではないのだと思いますが・・・。
こういうことがあり、最終的には、断線気味のケーブルが2本(D端子ケーブル、同軸デジタルケーブル)になったタイミングで、オーディオシステムをリプレースしたこともあり、使わないようになりました。
2007年にZONOTONEとして登場し、専門誌では評論家が皆、大絶賛をしていて、かつコストパフォーマンスが良いということで気にはなっていましたが、ZONOTONEになっても同様だろうと考えていましたので、最近まで使っていませんでした。
なにしろ、たくさんの評論家諸氏が大絶賛しているのですが、その音源はたいていは難しそうなクラシックや管理人にとって聴いたこともないアーティストでレビューをしていたので、そういうジャンルにあうケーブルなのだな、と思っていました。
ところがZONOTONEのスピーカーケーブル(6NSP-Gransterシリーズ)を使うようになって、その思い込みは違っていることがわかりました。
オルトフォンはキレイな音ですが、他が物足りないという印象でしたが、ZONOTONEでは、キレイな音はそのままに、音場感に優れ(エコーという意味ではない)、解像感と芯のある音と華やかさ(恐らく情報量)が印象に残ります。
華やかな音ではありますが、管理人が気に入ったのは、中低域がタイトな音でまとめられていることです。
これは、硬い被膜などが影響しているのかもしれませんが、膨れない中低域がお気に入りです。
トータルバランスが良いので、オールラウンドで使えると思います。
特にスピーカーケーブルは、オルトフォン時代から共通していますが、音色がトータルで同じ傾向にあり、ラインナップを選ぶ際は予算で選べば大外れはしないと思います。
※1つでもZONOTONEの音を知っている必要がありますが・・・。
ちなみにラインナップが上位から下位になるにつれて、大雑把に言いますと、ケーブルも細くなるのと比例して、音も細身(情報量が減る?)になるような印象です。
音色の傾向はあまり変わらない印象です。
ちなみにZONOTONEの音にあっていない方の傾向は、予測の域を全く超えませんが、華やかな音色と音の余韻や響きよりも実在感やクッキリ感を求める方ではないかと思います。
管理人も実在感とクッキリ感は大好きで、映画サウンドは、この傾向を好みますので・・・。
2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ
本スピーカーケーブルは、導体サイズ:2.0スケア×4、つまり4本のケーブルが入ったケーブルです。
外径は10.0mmφで、上位の6NSP-Granster 7700αが14.0mmφですので、約7割の太さになります。
普通のスピーカーケーブルよりは太めといった程度かと思います。
家電量販店で並んでいるスピーカーケーブルの中では、間違いなく太い部類と言えば判りやすいかもしれません。
管理人は、古い考えなので、ケーブルは太い方が安心できますので、ちょっとだけ微妙に細い印象を感じる太さではありますが、一般的には太い方だと思います。
SUPRAのRondo4×4.0よりも1mm細い太さです。
上位の6NSP-Granster 7700αとは、印象ではずいぶん細く感じます。
外装はZONOTONEカラーで、アルミラップシールドが透けて鮮やかなブルーに見えます。
天然綿糸が4本のケーブルの間に介在として入れてあるのも上位ラインナップ同様です。
管理人は、サラウンドスピーカーをリプレースしたタイミングで、新しいケーブルを探していて、お試しで購入しました。
同時にお試ししたのは、このケーブルの上位ラインナップと、SAECの「SPC-850」(\3,900 (税別)/m)、SUPRA Rondo4×4.0(\5,000 (税別)/m)です。
SAECとSUPRAのスピーカーケーブルのレビューはまた別の機会にします。
結果で行きますと、このケーブルの上位ラインナップを採用しました。
上位の6NSP-Granster 7700αをサラウンドスピーカー用のケーブルとして今でも使っています。
ただ、この6NSP-Granster 5500αが悪いというわけではありません。
比較をした後に、たまたま量販店を覗いたら上位の6NSP-Granster 7700αがセールで安くなっていたためです・・・。
本ケーブル6NSP-Granster 5500αは、上位と同じ傾向で、解像感と分離感が良く、タイトな音が飛んでくる印象です。
詳しくは判りませんが、上位ラインナップの6NSP-Granster 7700αとの違いは、仕様からはあまり読み取れません。
「アイソレート方式」とかの記述がありますが、よくわかりません。
感覚的には、線材(本数?)が細くなり、音も少し細くなり、スケール感(音場感)もちょっと小さくなった印象はあります。
比較しないと良く分からないレベルではありますが、今は上位ラインナップを使っているのでそう感じるかもしれませんが、このケーブルを長く聴いていると物足りなくなったかもしれません。
それでも比較の世界であって、最初に聴いたときは、「売れている」情報は専門誌などで事前に知っていたので、納得する音だったのを覚えています。
万人受けしそうな華やかさのあるバランスの取れた音です。
前に出てくるパワー感のあるエッジの効いた音です。
中低域はしっかりとして良く伸びて、音場感もありバランスが取れています。
そして、ZONOTONE製品共通の解像感の高いキレイな音も高域でみられます。
上位ラインナップよりは、線は細めで低域がちょっとだけ足りない気がします。
あくまでも比較の問題ですので、単体では気が付かない点です。
それだけ上位と音色は似ています。
またジャンルは問わないだろうと思われるバランスの良い癖のない音は万人が好むと思います。
オルトフォン時代に感じたキラキラ、サラサラ、キレイではあるものの、パワー感の少ないあっさりした音とは全く違います。
パワーと解像感を持ち合わせた高バランスなスピーカーケーブルだと思います。
欲を言えば、管理人の好みである超音像型のエッジがギラギラした下品さも欲しいなと感じていますが、音場感とのバランスを取るためには仕方ないかと思います。
これは管理人の好みの問題です。
高域の伸びが気持ち、音場感に覆われてしまっている感じもありますが、マニアの方でも普通は気にならないと思います。
上位の6NSP-Granster 7700αと同様、この4本の芯は、尋常ではなく硬いです。
猛烈に硬いです。
上位ラインナップよりは細いため、ペンチや金切バサミで端を切る際には、上位ラインナップの時の「ボキン」程ではないのですが、「ポキン」というような音を立てて切れます。
勢いよく飛ぶこともありますので、ゴーグルをするか、目を閉じて下さい。
また周りに人がいないか注意してください。
なお、4本を束ねている外皮は軽くカーブをつけて曲げたりする分には、長さがあればちゃんと曲がります。
芯線単体で短いとあまりにも硬く、2本の芯をねじり合わせようとすると、ペンチでもかなり苦戦します。
ZONOTONEのWebサイトに写真があるのですが、外皮は長めにカットしたほうがねじりやすいです。
独断ですが、15cmはあったほうが作業がしやすいと思います。
ハンダでくっつけるか、圧着リングで固定して、アンプ側の端子に接続するか、管理人のようにYラグ処理(圧着リング固定の上)をする必要があります。
とにかく使いまわしに苦労します。
いずれにしてもケーブルの端の処理が何等か必要です。
4本の芯線の被膜をむくのに、半日以上かかり、アンプ側の接続のため2本の芯をねじり合わせる処理をするのにもう1日かかり悪戦苦闘しました。
1本のケーブルに4本の線が入っているため、左右で8本の処理が必要です。
これが2本分で、16本の被膜処理が必要です。
芯線の被膜がぎっちりと張り付いているので、普通のワイヤーストリッパーでは無理です。
縦にもカッター等で切り目を入れて、処理しますが、1つの切り目では歯が立ちませんので、いくつも切りながら剥がすというより、細かくカットしていくイメージです。
ケーブルに貼り付いているので、無理に引っ張ると、中の細い線材がぽろぽろと切れてしまいます。
管理人の所有している安いワイヤーストリッパーでは、ちょうど良い穴がなく、結局、カッターでそれは文字通りちびちびと歯を入れていきます。
硬いので、歯はなかなか入ってくれません。
音が良い代償だと考えています。
メーカーではたぶん、有償でYラグ/バナナプラグ処理をしてくれると思いますので、頼める方はお願いした方がお勧めです。
これ、悪戦苦闘した人にしかわからないかもしれません・・・。
4芯の線からなる外径10mmφのケーブルは、スピーカーがバイワイヤーでなくても、2芯同士を捩って接続するスターカッド接続(シングル接続)が可能です。
(当然ですが・・・)
普通の2芯のケーブルとして、本ケーブルを使うと贅沢です。
管理人のサラウンドスピーカーは、シングル端子(バイワイヤリングではない)で赤黒2つの端子です。
スピーカーケーブルもスターカッド接続(シングル接続)にしていますが、極太の効果なのか、情報量豊かにパワフルな鳴り方をする気がします。
【ZONOTONEのスピーカーレビュー共通なので、別のレビューを見た方は飛ばしてください】
管理人の独断と偏見での話なので、参考になるか全くわかりませんが、気になるスピーカーケーブルのお試し方法があります。
管理人は、安くて細いケーブルは一通り試して、失敗したと考えているので、どうしても太いスピーカーケーブルを選択肢にしないといけません。
※安くて細いケーブルでも高評価なケーブルはたくさんありますので、あくまでも管理人個人の好みの話ですし、バイワイヤリングのスピーカーを使っているので物理的に太くなります。
※また本ケーブルは、1M4千円以下なので、そこまで高いケーブルではないとも思っていますが・・・。
一般的に1万円を超える買い物を、全く試すことなく買うのは抵抗があるはずです。
なぜなら、オーディオのケーブルを買おうとする人は、「音が出るケーブル」を買おうとしているのではなく、「良い音」や「好みの音」がするケーブルを買おうとするからです。
それを音を知らずに何万円も出すのは、相当なギャンブルです。
だから、市場は大きくなりませんし、買う人も限られます。
でも、オーディオ・マニアは管理人を含め、より良いと思えるケーブルなどは気になり、モヤモヤしてしまいます。
そこであるとき偶然に管理人が感じたことがあります。
それは、1組の接続にスピーカーケーブルを2本使う「より合わせ」をすることです。
判りやすく言いますと、アンプとスピーカーの間は「赤黒2つのプラスとマイナスの線」になっている1本のスピーカーケーブルで繋ぐとします。
スピーカーは普通2つなので、2本のスピーカーケーブルを1つのアンプと繋ぎます。
それを、アンプの手前数十センチ手前で、もう1つ別のケーブルで繋ぐのです。
継ぎはぎです。
実は、管理人は引っ越しをした際に、当然ですが部屋のレイアウトが代わり、既存のスピーカーケーブルが足りなくなりました・・・。
しかも、あとちょっとの20cmくらいです・・・。
困ってしまい、悩んだ挙句、足りない分のスピーカーケーブルを別途買ってきて、延長させようと考えました。
足りないからと言って、全部のケーブルを買い直すほど金銭的には余裕はありませんでしたので。
それで、買いに行ったら、左右のスピーカーで40cm足りないのですが、きっちり買うと経年変化対策でむき出しのケーブルはいずれカットすることを考えて、30cm×2本を買いました。
短いので、ちょっと高めのケーブルをセール品から選んで買いました。
リールの残りが中途半端になったり、後継品が出ているケーブルは、時期を問わず、売り切りセールになることが多いです。
で、短い長さで事足りますので、既存のケーブルより太くて高いケーブルを買うことが出来ました。
既存のケーブルに繋ぎ足し、より合わせした部分は、買ってきた圧着レンチで圧着リングを通しておき、「かしめ」ました。
その上にやはり通しておいた熱収縮する絶縁テープで覆いました。
※ちなみに管理人は最初は失敗しました。
圧着レンチは、繋ぐケーブルに予め通しておき、圧着したのですが、絶縁テープを通すのを忘れていたので、かしめた部分を結局一度ペンチで切って、また皮膜処理をし直ししてから繋ぐ羽目になりました。
また絶縁テープが足りなくなり、後日追加で買う羽目にもなり、散々でした。
ワイヤーストリッパー、圧着レンチ、圧着リング、絶縁テープは、大型家電量販店のオーディオアクセサリー売り場やホームセンターの電気工具付近にあったりします。
オンラインでしたら、アマゾン、Yahooショッピング、RSコンポーネンツなどで購入できます。
なお、ワイヤーストリッパーは、スピーカーケーブルを所有している方であれば、基本的に持っていると便利です。
ちなみに、RSコンポーネンツですと、対応ケーブルの詳細が記載されていて、各種ワイヤーストリッパーが確認出来ますので、お勧めです。
スピーカーケーブルの「より合わせ」を説明するのに長くなりましたがこうして2種類のスピーカーケーブルを繋ぎ、音を出すと、不思議でした。
新しく買ってきた太いケーブルの音に変化してるのです。
これは、継ぎ足したケーブルをスピーカー側にすれば、確実に分かります。
継ぎ足したケーブルがアンプ側ですと、変化の度合いは薄れます。
なお、アンプ側にしたほうが音は、向上するようです。
今回は、あくまで変化の度合いの話なので・・・。
継ぎ足したケーブルをアンプとスピーカーのどちらに近いほうにすればよいかは、音色の好みかと思います。
少なくとも管理人は、継ぎ足しをする前より、音が向上してビックリしました。
既存のケーブルより高価で太いケーブルだったためかもしれませんが・・・。
なお、このときに、圧着レンチやリングの使い方を調べていたら、管理人が愛用しているSONYのAVアンプの開発者のWebサイトに行きあたり、ケーブルの「より合わせ」について解説していました。
このケーブルの「より合わせ」について、技術的に解説されているので、気になる方はどうぞ。
kanaimaru.com
なお、既存のケーブルより細いケーブルを繋いで試していないのですが、上記でご紹介するサイトでは、試してみる価値はあるようなお話しになっています。
細いケーブルをアンプ側に繋ぐと、逆に音質は向上するような記述もあります。
管理人のようにスピーカー側に繋ぐのもありなようです。
※リンク先ではシングルワイヤーとバイワイヤーの「より合わせ」の話なので、スピーカー側をシングルワイヤーにするのは例外扱いです。(当然ですね)
ということで、新しいケーブルを導入する際に、音色確認するには、既存のケーブルに10cm〜30cmくらいの新しいケーブルを買ってきて、スピーカーの手前で繋いでみて試すようにしました。
10cmくらいでしたら、1万円/1mのケーブルでも1,000円です。
失敗しても諦めが付きます。
信じられない話でオカルトのような話ですが、スピーカーの手前のケーブルの音に変化します。
絶対ではありませんが、少なくとも管理人は4種類のケーブルで試しましたが、全て既存のケーブルの音ではなくなりました。
また既存のケーブルより高価で太いケーブルにしたら、既存のケーブルより音質が向上しました。
圧着端子や絶縁テープ処理をしなくて、被膜むき出しでも効果は判りますので、お試しするという意味ではお手軽です。
新規ケーブルの音色確認の方法として、管理人の独断と偏見の方法であくまで参考ということで。
※実際に被膜むき出しでそのまま使うのはあまり良い事ではありません。
「より合わせ」をして使い続ける場合は、圧着リングや絶縁テープ処理をお勧めします。
ハンダ処理でもOKです。
いずれにしても、必ずしも全ての人に効果があるとは限りませんので、そこは自己責任でお願いします。
管理人は、毎回、なぜこんなに音が変わるのか不思議ですが、にやりとするほど音が変わりますので楽しいです。
【管理人独断レビュー】
※スマホで見る場合は、画面を横にしてください。(行ずれしてしまいます)
※表の見方
○:非該当
●:該当
まるの数:3つが最大、2つが標準、1つはなし
まるの数は点数ではなく、どちらに寄っているかという指標
華やかで音場感が自然なリッチさを感じるケーブルです。
音場感がありながら情報量が豊かに音が前に出てくるので、万人受けすると思います。
音場が強いと、音が奥行方向に行ってしまったり、解像感が弱くなったりしますが、このケーブルはバランスが取れています。
また上下の伸びも十分にあり、こもった感じはしません。
少々タイトさとアルミっぽいキラキラ感のある音がするような気がしますが、普通は気になることはないと思います。
音色だけは好みがはっきりしますので、気になる方は悩ましいですね。
数十センチだけお試しで買ってみるのも一つの方法です。(試し方は上記参照)
こういうアクセサリー製品は、人によっては全く効果を感じなかったり、好みの音にならないと感じることも往々にしてあります。
そこは人によって感じ方は様々であるという前提でお考え下さい。
2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ
2002-2009 SAEC CO.,LTD ALL Rights Reseved.
2005-2016 Oyaide.com,Inc. All Rights Reserved.
【RCAラインケーブル】
【スピーカーケーブル】
【オーディオ・アクセサリー・レビュー】 スピーカーケーブル ゾノトーン / Zonotone 6NSP-Granster 5500α Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる 7netで調べる ノジマオンラインで調べる |
製品概要
種別
スピーカーケーブル
特徴
このクラスでは抜きん出た能力のフレキシブルなスピーカーケーブル。
注目はサウンドだけではありません。
2WAYの使い勝手のよさも注目です。
超高純度6NCuを中心に、革新線材のHiFC、PCUHDを含めた4種素材を絶妙な黄金比でハイブリッドした新導体を採用。
丹念な4芯シールド構造。
4芯のうち2芯同士を捩って接続するスターカッド接続のほか、バイワイヤリング接続も対応可能。
ピュア・オーディオでもAVユースでも、これまでにないパフォーマンスを体感できます。
2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ
製品詳細
発売日
2016年
販売
2017年現在、現行品
メーカー希望小売価格
切売り(1.0m) ¥ 4,000(税別)
40mリール ¥160,000(税別)
※詳しい内容は、株式会社 前園サウンドラボのWebサイトを参照下さい。
株式会社 前園サウンドラボ
ZONOTONEについて
【ZONOTONEのレビュー共通記述です。すでに別のレビューを読んだ方は飛ばしてください。】
ZONOTONEは、2017年現在、代表取締役会長の前園 俊彦氏が2007年にメーカーのトライオード社と組んで立ち上げた前園サウンドラボ社のブランド名です。
前園サウンドラボは、オーディオ用ケーブルの製造、販売会社です。
前園 俊彦氏は、レコードのカートリッジメーカーであるオルトフォン・ジャパンの社長だった方です。
オルトフォン・ジャパンからリリースされたケーブルは、ほとんどが前園 俊彦氏が設計していたと聞いています。(たぶん)
管理人は、2000年頃からこのオルトフォン・ジャパンのケーブルをかなり使っていたので、大体の音の傾向は知っています。
一時期は、ほぼオルトフォンのケーブルだけになった時期もあります。
10万円以上するコンポーネントケーブルの映像に感動したからです。
今は、二束三文で売り払いましたが・・・。
簡単に表現しますと、シルバーを多用することもあると思いますが、
・キレイ
・澄んでいる
・生々しい
・繊細
という印象が強いです。
※機会があれば、オルトフォンのケーブルのレビューもしたいと思っています。
一方で、管理人の考えるデメリットも目立つようになりました。
・手作り感があるためか、プラグとケーブルの接合が甘く、断線気味になりやすい(信号が繋がったり出なかったり・・・)
・キレイすぎて、荒れた表現までマスクしてしまう
つまりキレ味が甘くなり物足りない
・パワー感が弱い(音が前に出てこない)
というものです。
※キレイな音を好むオーディオファイルには、決してデメリットではないのだと思いますが・・・。
こういうことがあり、最終的には、断線気味のケーブルが2本(D端子ケーブル、同軸デジタルケーブル)になったタイミングで、オーディオシステムをリプレースしたこともあり、使わないようになりました。
2007年にZONOTONEとして登場し、専門誌では評論家が皆、大絶賛をしていて、かつコストパフォーマンスが良いということで気にはなっていましたが、ZONOTONEになっても同様だろうと考えていましたので、最近まで使っていませんでした。
なにしろ、たくさんの評論家諸氏が大絶賛しているのですが、その音源はたいていは難しそうなクラシックや管理人にとって聴いたこともないアーティストでレビューをしていたので、そういうジャンルにあうケーブルなのだな、と思っていました。
ところがZONOTONEのスピーカーケーブル(6NSP-Gransterシリーズ)を使うようになって、その思い込みは違っていることがわかりました。
オルトフォンはキレイな音ですが、他が物足りないという印象でしたが、ZONOTONEでは、キレイな音はそのままに、音場感に優れ(エコーという意味ではない)、解像感と芯のある音と華やかさ(恐らく情報量)が印象に残ります。
華やかな音ではありますが、管理人が気に入ったのは、中低域がタイトな音でまとめられていることです。
これは、硬い被膜などが影響しているのかもしれませんが、膨れない中低域がお気に入りです。
トータルバランスが良いので、オールラウンドで使えると思います。
特にスピーカーケーブルは、オルトフォン時代から共通していますが、音色がトータルで同じ傾向にあり、ラインナップを選ぶ際は予算で選べば大外れはしないと思います。
※1つでもZONOTONEの音を知っている必要がありますが・・・。
ちなみにラインナップが上位から下位になるにつれて、大雑把に言いますと、ケーブルも細くなるのと比例して、音も細身(情報量が減る?)になるような印象です。
音色の傾向はあまり変わらない印象です。
ちなみにZONOTONEの音にあっていない方の傾向は、予測の域を全く超えませんが、華やかな音色と音の余韻や響きよりも実在感やクッキリ感を求める方ではないかと思います。
管理人も実在感とクッキリ感は大好きで、映画サウンドは、この傾向を好みますので・・・。
メーカーによる音質説明
ゾノトーンは、クラス相応のサウンドという考えは採りません。「6NSP-Granster 5500α」は「このクラスとは信じられない」と驚嘆するクオリティとパフォーマンスを秘めています。
2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ
クオリティ・レビュー総評
本スピーカーケーブルは、導体サイズ:2.0スケア×4、つまり4本のケーブルが入ったケーブルです。
外径は10.0mmφで、上位の6NSP-Granster 7700αが14.0mmφですので、約7割の太さになります。
普通のスピーカーケーブルよりは太めといった程度かと思います。
家電量販店で並んでいるスピーカーケーブルの中では、間違いなく太い部類と言えば判りやすいかもしれません。
管理人は、古い考えなので、ケーブルは太い方が安心できますので、ちょっとだけ微妙に細い印象を感じる太さではありますが、一般的には太い方だと思います。
SUPRAのRondo4×4.0よりも1mm細い太さです。
上位の6NSP-Granster 7700αとは、印象ではずいぶん細く感じます。
外装はZONOTONEカラーで、アルミラップシールドが透けて鮮やかなブルーに見えます。
天然綿糸が4本のケーブルの間に介在として入れてあるのも上位ラインナップ同様です。
管理人は、サラウンドスピーカーをリプレースしたタイミングで、新しいケーブルを探していて、お試しで購入しました。
同時にお試ししたのは、このケーブルの上位ラインナップと、SAECの「SPC-850」(\3,900 (税別)/m)、SUPRA Rondo4×4.0(\5,000 (税別)/m)です。
SAECとSUPRAのスピーカーケーブルのレビューはまた別の機会にします。
結果で行きますと、このケーブルの上位ラインナップを採用しました。
上位の6NSP-Granster 7700αをサラウンドスピーカー用のケーブルとして今でも使っています。
ただ、この6NSP-Granster 5500αが悪いというわけではありません。
比較をした後に、たまたま量販店を覗いたら上位の6NSP-Granster 7700αがセールで安くなっていたためです・・・。
本ケーブル6NSP-Granster 5500αは、上位と同じ傾向で、解像感と分離感が良く、タイトな音が飛んでくる印象です。
詳しくは判りませんが、上位ラインナップの6NSP-Granster 7700αとの違いは、仕様からはあまり読み取れません。
「アイソレート方式」とかの記述がありますが、よくわかりません。
感覚的には、線材(本数?)が細くなり、音も少し細くなり、スケール感(音場感)もちょっと小さくなった印象はあります。
比較しないと良く分からないレベルではありますが、今は上位ラインナップを使っているのでそう感じるかもしれませんが、このケーブルを長く聴いていると物足りなくなったかもしれません。
それでも比較の世界であって、最初に聴いたときは、「売れている」情報は専門誌などで事前に知っていたので、納得する音だったのを覚えています。
万人受けしそうな華やかさのあるバランスの取れた音です。
映像・音声レビュー
前に出てくるパワー感のあるエッジの効いた音です。
中低域はしっかりとして良く伸びて、音場感もありバランスが取れています。
そして、ZONOTONE製品共通の解像感の高いキレイな音も高域でみられます。
上位ラインナップよりは、線は細めで低域がちょっとだけ足りない気がします。
あくまでも比較の問題ですので、単体では気が付かない点です。
それだけ上位と音色は似ています。
またジャンルは問わないだろうと思われるバランスの良い癖のない音は万人が好むと思います。
オルトフォン時代に感じたキラキラ、サラサラ、キレイではあるものの、パワー感の少ないあっさりした音とは全く違います。
パワーと解像感を持ち合わせた高バランスなスピーカーケーブルだと思います。
欲を言えば、管理人の好みである超音像型のエッジがギラギラした下品さも欲しいなと感じていますが、音場感とのバランスを取るためには仕方ないかと思います。
これは管理人の好みの問題です。
高域の伸びが気持ち、音場感に覆われてしまっている感じもありますが、マニアの方でも普通は気にならないと思います。
上位の6NSP-Granster 7700αと同様、この4本の芯は、尋常ではなく硬いです。
猛烈に硬いです。
上位ラインナップよりは細いため、ペンチや金切バサミで端を切る際には、上位ラインナップの時の「ボキン」程ではないのですが、「ポキン」というような音を立てて切れます。
勢いよく飛ぶこともありますので、ゴーグルをするか、目を閉じて下さい。
また周りに人がいないか注意してください。
なお、4本を束ねている外皮は軽くカーブをつけて曲げたりする分には、長さがあればちゃんと曲がります。
芯線単体で短いとあまりにも硬く、2本の芯をねじり合わせようとすると、ペンチでもかなり苦戦します。
ZONOTONEのWebサイトに写真があるのですが、外皮は長めにカットしたほうがねじりやすいです。
独断ですが、15cmはあったほうが作業がしやすいと思います。
ハンダでくっつけるか、圧着リングで固定して、アンプ側の端子に接続するか、管理人のようにYラグ処理(圧着リング固定の上)をする必要があります。
とにかく使いまわしに苦労します。
いずれにしてもケーブルの端の処理が何等か必要です。
4本の芯線の被膜をむくのに、半日以上かかり、アンプ側の接続のため2本の芯をねじり合わせる処理をするのにもう1日かかり悪戦苦闘しました。
1本のケーブルに4本の線が入っているため、左右で8本の処理が必要です。
これが2本分で、16本の被膜処理が必要です。
芯線の被膜がぎっちりと張り付いているので、普通のワイヤーストリッパーでは無理です。
縦にもカッター等で切り目を入れて、処理しますが、1つの切り目では歯が立ちませんので、いくつも切りながら剥がすというより、細かくカットしていくイメージです。
ケーブルに貼り付いているので、無理に引っ張ると、中の細い線材がぽろぽろと切れてしまいます。
管理人の所有している安いワイヤーストリッパーでは、ちょうど良い穴がなく、結局、カッターでそれは文字通りちびちびと歯を入れていきます。
硬いので、歯はなかなか入ってくれません。
音が良い代償だと考えています。
メーカーではたぶん、有償でYラグ/バナナプラグ処理をしてくれると思いますので、頼める方はお願いした方がお勧めです。
これ、悪戦苦闘した人にしかわからないかもしれません・・・。
4芯の線からなる外径10mmφのケーブルは、スピーカーがバイワイヤーでなくても、2芯同士を捩って接続するスターカッド接続(シングル接続)が可能です。
(当然ですが・・・)
普通の2芯のケーブルとして、本ケーブルを使うと贅沢です。
管理人のサラウンドスピーカーは、シングル端子(バイワイヤリングではない)で赤黒2つの端子です。
スピーカーケーブルもスターカッド接続(シングル接続)にしていますが、極太の効果なのか、情報量豊かにパワフルな鳴り方をする気がします。
使いこなしTips
【ZONOTONEのスピーカーレビュー共通なので、別のレビューを見た方は飛ばしてください】
管理人の独断と偏見での話なので、参考になるか全くわかりませんが、気になるスピーカーケーブルのお試し方法があります。
管理人は、安くて細いケーブルは一通り試して、失敗したと考えているので、どうしても太いスピーカーケーブルを選択肢にしないといけません。
※安くて細いケーブルでも高評価なケーブルはたくさんありますので、あくまでも管理人個人の好みの話ですし、バイワイヤリングのスピーカーを使っているので物理的に太くなります。
※また本ケーブルは、1M4千円以下なので、そこまで高いケーブルではないとも思っていますが・・・。
一般的に1万円を超える買い物を、全く試すことなく買うのは抵抗があるはずです。
なぜなら、オーディオのケーブルを買おうとする人は、「音が出るケーブル」を買おうとしているのではなく、「良い音」や「好みの音」がするケーブルを買おうとするからです。
それを音を知らずに何万円も出すのは、相当なギャンブルです。
だから、市場は大きくなりませんし、買う人も限られます。
でも、オーディオ・マニアは管理人を含め、より良いと思えるケーブルなどは気になり、モヤモヤしてしまいます。
そこであるとき偶然に管理人が感じたことがあります。
それは、1組の接続にスピーカーケーブルを2本使う「より合わせ」をすることです。
判りやすく言いますと、アンプとスピーカーの間は「赤黒2つのプラスとマイナスの線」になっている1本のスピーカーケーブルで繋ぐとします。
スピーカーは普通2つなので、2本のスピーカーケーブルを1つのアンプと繋ぎます。
それを、アンプの手前数十センチ手前で、もう1つ別のケーブルで繋ぐのです。
継ぎはぎです。
実は、管理人は引っ越しをした際に、当然ですが部屋のレイアウトが代わり、既存のスピーカーケーブルが足りなくなりました・・・。
しかも、あとちょっとの20cmくらいです・・・。
困ってしまい、悩んだ挙句、足りない分のスピーカーケーブルを別途買ってきて、延長させようと考えました。
足りないからと言って、全部のケーブルを買い直すほど金銭的には余裕はありませんでしたので。
それで、買いに行ったら、左右のスピーカーで40cm足りないのですが、きっちり買うと経年変化対策でむき出しのケーブルはいずれカットすることを考えて、30cm×2本を買いました。
短いので、ちょっと高めのケーブルをセール品から選んで買いました。
リールの残りが中途半端になったり、後継品が出ているケーブルは、時期を問わず、売り切りセールになることが多いです。
で、短い長さで事足りますので、既存のケーブルより太くて高いケーブルを買うことが出来ました。
既存のケーブルに繋ぎ足し、より合わせした部分は、買ってきた圧着レンチで圧着リングを通しておき、「かしめ」ました。
その上にやはり通しておいた熱収縮する絶縁テープで覆いました。
※ちなみに管理人は最初は失敗しました。
圧着レンチは、繋ぐケーブルに予め通しておき、圧着したのですが、絶縁テープを通すのを忘れていたので、かしめた部分を結局一度ペンチで切って、また皮膜処理をし直ししてから繋ぐ羽目になりました。
また絶縁テープが足りなくなり、後日追加で買う羽目にもなり、散々でした。
ワイヤーストリッパー、圧着レンチ、圧着リング、絶縁テープは、大型家電量販店のオーディオアクセサリー売り場やホームセンターの電気工具付近にあったりします。
オンラインでしたら、アマゾン、Yahooショッピング、RSコンポーネンツなどで購入できます。
なお、ワイヤーストリッパーは、スピーカーケーブルを所有している方であれば、基本的に持っていると便利です。
ちなみに、RSコンポーネンツですと、対応ケーブルの詳細が記載されていて、各種ワイヤーストリッパーが確認出来ますので、お勧めです。
スピーカーケーブルの「より合わせ」を説明するのに長くなりましたがこうして2種類のスピーカーケーブルを繋ぎ、音を出すと、不思議でした。
新しく買ってきた太いケーブルの音に変化してるのです。
これは、継ぎ足したケーブルをスピーカー側にすれば、確実に分かります。
継ぎ足したケーブルがアンプ側ですと、変化の度合いは薄れます。
なお、アンプ側にしたほうが音は、向上するようです。
今回は、あくまで変化の度合いの話なので・・・。
継ぎ足したケーブルをアンプとスピーカーのどちらに近いほうにすればよいかは、音色の好みかと思います。
少なくとも管理人は、継ぎ足しをする前より、音が向上してビックリしました。
既存のケーブルより高価で太いケーブルだったためかもしれませんが・・・。
なお、このときに、圧着レンチやリングの使い方を調べていたら、管理人が愛用しているSONYのAVアンプの開発者のWebサイトに行きあたり、ケーブルの「より合わせ」について解説していました。
このケーブルの「より合わせ」について、技術的に解説されているので、気になる方はどうぞ。
kanaimaru.com
なお、既存のケーブルより細いケーブルを繋いで試していないのですが、上記でご紹介するサイトでは、試してみる価値はあるようなお話しになっています。
細いケーブルをアンプ側に繋ぐと、逆に音質は向上するような記述もあります。
管理人のようにスピーカー側に繋ぐのもありなようです。
※リンク先ではシングルワイヤーとバイワイヤーの「より合わせ」の話なので、スピーカー側をシングルワイヤーにするのは例外扱いです。(当然ですね)
ということで、新しいケーブルを導入する際に、音色確認するには、既存のケーブルに10cm〜30cmくらいの新しいケーブルを買ってきて、スピーカーの手前で繋いでみて試すようにしました。
10cmくらいでしたら、1万円/1mのケーブルでも1,000円です。
失敗しても諦めが付きます。
信じられない話でオカルトのような話ですが、スピーカーの手前のケーブルの音に変化します。
絶対ではありませんが、少なくとも管理人は4種類のケーブルで試しましたが、全て既存のケーブルの音ではなくなりました。
また既存のケーブルより高価で太いケーブルにしたら、既存のケーブルより音質が向上しました。
圧着端子や絶縁テープ処理をしなくて、被膜むき出しでも効果は判りますので、お試しするという意味ではお手軽です。
新規ケーブルの音色確認の方法として、管理人の独断と偏見の方法であくまで参考ということで。
※実際に被膜むき出しでそのまま使うのはあまり良い事ではありません。
「より合わせ」をして使い続ける場合は、圧着リングや絶縁テープ処理をお勧めします。
ハンダ処理でもOKです。
いずれにしても、必ずしも全ての人に効果があるとは限りませんので、そこは自己責任でお願いします。
管理人は、毎回、なぜこんなに音が変わるのか不思議ですが、にやりとするほど音が変わりますので楽しいです。
クオリティ・レビュー詳細
【管理人独断レビュー】
※スマホで見る場合は、画面を横にしてください。(行ずれしてしまいます)
音声評点
・音場感
狭い ○○○●●○ 広い
・音像感
迫力 ○○●●○○ 繊細
・スピード感
ファースト○○●●○○ スロー
・音色
明るい ○●●●○○ 暗い
・解像感
シャープ ○●●●○○ マイルド
・コストパフォーマンス
高い ●●●○○○ 低い
※表の見方
○:非該当
●:該当
まるの数:3つが最大、2つが標準、1つはなし
まるの数は点数ではなく、どちらに寄っているかという指標
華やかで音場感が自然なリッチさを感じるケーブルです。
音場感がありながら情報量が豊かに音が前に出てくるので、万人受けすると思います。
音場が強いと、音が奥行方向に行ってしまったり、解像感が弱くなったりしますが、このケーブルはバランスが取れています。
また上下の伸びも十分にあり、こもった感じはしません。
少々タイトさとアルミっぽいキラキラ感のある音がするような気がしますが、普通は気になることはないと思います。
音色だけは好みがはっきりしますので、気になる方は悩ましいですね。
数十センチだけお試しで買ってみるのも一つの方法です。(試し方は上記参照)
こういうアクセサリー製品は、人によっては全く効果を感じなかったり、好みの音にならないと感じることも往々にしてあります。
そこは人によって感じ方は様々であるという前提でお考え下さい。
商品紹介
【オーディオ・アクセサリー・レビュー】 スピーカーケーブル ゾノトーン / Zonotone 6NSP-Granster 5500α Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる 7netで調べる ノジマオンラインで調べる |
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