アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2018年04月18日

【CDソフトレビュー】ダイアー・ストレイツ / Dire Straits :ブラザーズ・イン・アームス / Brothers in Arms {20th Anniversary Edition版}(US輸入盤)(DVD-AUDIOレビュー編)

記事一覧TOP > CDリスト >【CDソフトレビュー】ダイアー・ストレイツ / Dire Straits :ブラザーズ・イン・アームス / Brothers in Arms {20th Anniversary Edition版}(US輸入盤)(DVD-AUDIOレビュー編)



本レビューは前回の続きになります。
前回は、HDCDのレビューでしたが、今回はもう片面のDVD-AUDIOについてです。

本バージョンはハイブリッド版で、片面はHDCD、もう片面はDVD-AUDIO(3つの音源)です。
リリース20周年記念にリマスターされたものです。
まあ、当時もそうですが、現在でもDVD-AUDIOが再生できる環境の方は少ないと思いますので、片面のHDCD(通常のCDプレイヤーで再生可能)だけでも体験されると良いかと思います。
または、同時にSACDのハイブリッド版もリリースされていますので、そちらも検討可能かと思います。
ディスクの両面を使うものは、当時、USを中心にリリースされていましたが、今ではまず見かけないですね。

本作は、HDCD、DVD-AUDIO(3種類)の音源があり、合計4種類の音源のレビューとなりますので、今回はDVD-AUDIOのレビューに絞りたいと思います。
その中でも、一番音が良い2.0ch PCM 48kHz 24bitのレビューになります。



ダイアーストレイツ.JPG【CDソフトレビュー】
ダイアー・ストレイツ / Dire Straits
ブラザーズ・イン・アームス / Brothers in Arms
{20th Anniversary Edition版}
(US輸入盤)(DVD-AUDIOレビュー編)


posted with カエレバ

コピーライトマーク Mercury Records Ltd. All Rights Reserved.




ソフト情報



■リリース:
 発売:Warner Bros. Records
 時間:164 min
 発売日:2005年8月16日
オリジナル発売日:1985年5月13日

■オーディオ:
 @CD:HDCD 2.0ch 44.1kHz 16bit
 ADVD-AUDIO:5.1ch MLP 96kHz 24bit
 BDVD-AUDIO:2.0ch PCM 48kHz 24bit(本記事はこちらです)
 CDVD-AUDIO:5.1ch Dolby Digital 48kHz

■ディスク:
 CD Disc×DVD Disk(ハイブリッド)
 片面1層 (1 CD-640MB/700MB)
 片面2層 (1 DVD-8.5GB)

■ジャンル:ロック

■プロデューサー:
・マーク・ノップラー
・ニール・ドーフスマン

■作曲:
・マーク・ノップラー

■編曲・アレンジ:
・マーク・ノップラー
・ニール・ドーフスマン

■レコーディング / ミックス:
・Chuck Ainlay(ミックス)

■レコーディングスタジオ:
・AIR Studios(カリブ海イギリス領のセントモラト)(レコーディング)
・Power Station(ミックス)

■マスタリング:
・Bob Ludwig
・John Dent

■マスタリングスタジオ:
・Masterdisk
・The Sound Clinic




アーティスト情報



ダイアー・ストレイツは、1976年から1995年の間に活動したロックバンドで、ファーストアルバムは1978年のリリースです。
1988年に解散して、その後1991年に再結成していますが、事実上の活動期間は、1978年から1988年だと思います。
1991年の再結成後の活動は、過去のライブアルバムリリースやツアーが主体です。
1枚のオリジナルアルバムのリリースもあります。



クオリティ・レビュー総評




本バージョンは、20周年記念のリマスター版、かつDVD-AUDIO版で、CDとのハイブリッド版です。
国内発売はなく、US輸入になります。
SACDのハイブリッド版も同時に発売されています。
そしてその2枚のハイブリッド版は、2006年のグラミー賞で最優秀サラウンド・サウンドアルバムを受賞しています。
それだけ優秀だったということです。
なお、オリジナルのアルバムは、1986年のグラミー賞で2部門を受賞しています。

さらにバージョン違いで、2013年に元のテープからリマスターされたSACD版がリリースされています。
また、2014年には、元のテープから再度リマスターされたSHM-SACD版がリリースされています。
この2枚については、管理人は手元にないので、音質は不明です。
気になる方はチェックしてみて下さい。

本作のオリジナルは、世界初のフル・デジタル・レコーディングです。
バンドのフロントマンであるマーク・ノップラーが、プロデューサーのニール・ドーフスマンに依頼し、高音質化のためだけに、そのような手法を取っています
ソニーの24トラックデジタルテープマシンで録音され、アナログボード上でミックスしています。
そのトラックミックスがPrism A / Dコンバータを介して再デジタル化され、DATで記録しています。
結果的にそのこだわりが、高音質なアルバムになっています。


それからDVD-AUDIOについては、3種類のフォーマットがあります。
結論を言ってしまいますと、 BDVD-AUDIO:2.0ch PCM 48kHz 24bitが一番音が良いです。
DVD-AUDIOについては、5.1ch MLP 96kHz 24bitと2.0ch PCM 48kHz 24bitがロスレス圧縮で音質的には有利です。
Dolby Digitalはロッシーです。

本バージョンは、合計で4つのフォーマットが収録されていますが、音が今一つなのは、ADVD-AUDIO:5.1ch MLP 96kHz 24bitです。
これはロッシーではありますが、当時の技術ではビットレートがあまり高くないことが原因かと思われます。
なお、余談ですが、ブルーレイなどで採用されているDolby TrueHDはこのMLPの技術を使ったフォーマットです。
Dolby TrueHDの最大ビットレートは、DVD-AUDIOの最大ビットレートの約2倍です。
このあたりは仕方ないことですね。
とはいえ、ADVD-AUDIO:5.1ch MLP 96kHz 24bitも、通常のCDと比べるとかなり音は良い部類です。

本記事は、BDVD-AUDIO:2.0ch PCM 48kHz 24bitのものです。
ご注意ください。


クオリティ・レビュー総評2





【DVD-AUDIOクオリティ】

CDを超える音質のソフト・ロックアルバム






クオリティ・レビュー詳細



ダイナミックレンジ


CD同様、音圧はかなり高いです。
ダイナミックレンジもかなり高く、SACDに通じる音に感じます。
ボリュームはかなり大きいです。
古い作品にも関わらずノイズ感もなくレンジが広いので、リマスターには相当、気を遣ったと思われます。
音のコントラストが深く、立体的かつクッキリです。
ここまでくると、もうスタジオで聴いている音と同様です。
1つ注意点としては、80年代の楽器を使っていますので、楽器の音色は古く感じると思います。
そもそも本作の楽器はアンプを含め、80年代のものですので・・・。
ジャケットの14フレット・レゾネーターギターはブルースやカントリーなどのジャンルで使用される珍しいギターです。
(今も使われていますが、珍しい音だと思います)


ボーカル情報量・解像感


CDと同じ評価ですが、コントラストはこちらの方が高いです。
元々つぶやくように歌うボーカルですので、情報量が多いかどうか判断しにくいところです。
ミックスはボーカルと楽器が横並びのため、バンドサウンドという感じです。
あまり克明にボーカルを出すタイプのミックスではなさそうです。


演奏情報量・解像感


CDと同じ評価ですが、コントラストはこちらの方が高いです。
バンドサウンドが本作の最大の魅力です。
とにかく各楽器の音が克明です。
ドラムの音は、弾むようによく鳴ります。
ベースも同様ではるかに重心が低く、引き締まってまさに筋肉質と言うべき音色です。
ギターはそのままアンプから直接聴いているような感覚すらあります。
まさにスタジオの中で聴いているような音です。


バランス(帯域と楽器再現度)


この評価ポイントがCDに比べ、良好です。
高域寄りだったCDに比べ、重心がグッと下がり、帯域が広がりました。
高域はCDとあまり変わりませんが、コントラストがよく、低域の力強さが心地よく、誰もが高音質とわかるレベルです。
一方、高域はCDと同じ傾向で古いマスターからリマスターした弊害で、高域のスネアはシャカシャカします。
高域の音が普段から気になりがちな方は、評価が低くなると思います。
ただ、楽器の音の再現度は、かなりの力強さがあって、猛烈です。
少なくとも管理人が3,000枚程度所有しているCDでは、比べるものがないほど、高音質です。


分離感


CDでもその分離感はかなりのものがありましたが、このフォーマットはさらに分離感が良いです。
ロック系にありがちな、ごちゃっとした音ではありません。
スピーカー配置はかなり凝っていて、立体的な広がりが左右にも奥行にもあります。
このサラウンド感は、CDよりももっと大きな音場で迫ってきます。



★DVD-AUDIOクオリティ        :108点

(CDお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)


 ダイナミックレンジ   :113点
 (広さと偏り)
 ボーカル情報量・解像感 :88点
 (定位や鮮度)
 演奏情報量・解像感   :115点
 (MIXや密度)
 バランス        :112点
 (帯域と楽器再現)
 分離感         :111点
 (音場と立体感)




レビュー基準についてはこちらInternal_Link_15px.png




商品ソフト紹介



【DVD-AUDIOリマスター版】
※eBayの検索結果ですが、SACD版も混ざっていますので、購入時には詳細まで確認してください。
ebay_Brothers.JPG
Bright_green_checkbox-checked_10px.pngeBayで調べる


【SACDリマスター版】
Brothers in Arms
by カエレバ


【SHM-SACD版】
ブラザーズ・イン・アームス (紙ジャケット仕様)
by カエレバ



関連記事



ダイアーストレイツ_100px.jpg【CDソフトレビュー】
ダイアー・ストレイツ / Dire Straits
ブラザーズ・イン・アームス / Brothers in Arms
{20th Anniversary Edition版}(US輸入盤)
(HDCDレビュー編)

【最上級の音質のソフト・ロックアルバム】
コピーライトマーク Mercury Records Ltd. All Rights Reserved.



CDリスト

リストバー_400px.jpgInternal_Link_15px.png




CDランキング

リストバー_400px.jpgInternal_Link_15px.png










【ハイレゾ音源を探すなら】

【ハイレゾ音源をレコード会社直営で探すなら】

【eBay:日本発送可能な安い輸入盤を探すなら】
BNNNTY_Multi_Cat_468x60.jpg
【セカイモン:eBayの日本語仲介サイト】

【JBL公式通販サイト】


【JBL】



【プリメインアンプ】



この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7563392
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
最新記事
カテゴリー / サイトマップ
記事ランキング(2018年7月版)
「7月もサウンドバーとスピーカーが人気でした。最近、記事の更新ができていませんが、近いうちに再開できるよう考えています。」
  1. 1. 【スピーカー・レビュー】サウンドバー JBL BAR STUDIO
  2. 2. 【スピーカー・レビュー】スピーカー JBL 4312M II BK
  3. 3. 【ホームシアター】イマーシブオーディオについて考える
  4. 4. 【オーディオ・アクセサリー】USBメモリとハイレゾとオーディオの関係について考える
  5. 5. 【スピーカー・レビュー】スピーカー JBL 4429
  6. 6. 【スピーカー・レビュー】サウンドバー JBL CINEMA SB450
  7. 7. 【スピーカー・レビュー】サウンドバー SONY HT-ST5000
  8. 8. 【スピーカー・レビュー】スピーカー JBL STUDIO 220 BRN
  9. 9. 【アンプレビュー】ROTEL RB-1582 MK2
  10. 10. 【スピーカー・レビュー】スピーカー JBL Project K2 S9900
  11. 11. 【ご紹介】4K Ultra HDプレーヤー Panasonic DP-UB9000 発表
  12. 12. 【プロジェクター・レビュー】プロジェクター SONY VPL-VW245
  13. 13. 【スピーカー・レビュー】スピーカー JBL S4700BG / S4700
  14. 14. 【オーディオ・アクセサリー・レビュー】スピーカーケーブル ゾノトーン / Zonotone:6NSP-Granster 5500α
プロフィール
オーディオとシアターの管理人さんの画像
オーディオとシアターの管理人
オーディオとホームシアターが三度の飯より好きなアラフィフ管理人です。どちらかと言えばホームシアターのほうがオーディオより好きです。映画ソフトはかなりたくさん観てきましたので、機器だけではなくソフトのクオリティ・レビューも気ままにしていきたいと考えてます。機材検討やソフト購入検討のお役に立てれば幸いです。
プロフィール
日別アーカイブ
にほんブログ村 にほんブログ村 PC家電ブログ オーディオへ
にほんブログ村 にほんブログ村 音楽ブログ 音響へ
にほんブログ村 にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ

人気ブログランキング
人気ブログランキング
FC2ブログランキング
【他のサイトのブログを見るなら】
QRコード
RSS取得
プライバシーポリシー
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。