2017年09月04日
【CDソフトレビュー】シモーネ :ムーンライト・セレナーデ (SACD)
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2015 VENUS RECORDS INC.
■リリース:
発売:ヴィーナスレコード
時間:71 min
レーティング:Not rated
発売日:2015年9月16日
■オーディオ:
SACD 2.0ch 192kHz 24bit
■ディスク:
SACD Disc
片面1層 (1 SACD-4.7GB)
【評価基準を変更】
CDとの相対評価がないと、SACDの絶対基準がわからないため、CDと同じ評価基準上に合わせることにしました。(2017年9月)
おおむね、高音質CDの最上位で90点台前半ですが、SACDは100点前後になりそうです。
VENUS NEW MIX DSD MASTERING SERIES。
日本では、シモーネと紹介されているが、本名はSimone (Simone Kopmajer)。
オーストリア人で、アメリカやタイ、日本でCDをそれぞれマイナーレベルと契約し、リリースする変則的な活動をしているようです。(大手との専属契約に至っていない)
本作品の元のCDはデビュー作になるため、演奏が少々不安定で、ボーカルもちょっと若々しい感じです。
集中して聴くには少し辛いです。
ドラムのシンバル音がかなり鳴っていて、耳障りです。
ちょっと鳴らしすぎだと思います。(演奏の問題なので、賛否あると思います)
楽器が大きめのバランスで、もしかしたら演奏は同録ではないでしょうか?
(スタジオで一斉に演奏するスタイル)
スタジオの環境音、背景音までが乗っていますので、S/Nは良くないです。
ボーカルとピアノは、マスクが掛かったような感じがして切れが不足気味です。
ベースはズシンとくる音像で、ここだけは見せ場です。
本作SACD版に加え通常版CDもあります。
管理人はSACDとは相性が悪いようで、SACDを長く聴いていると頭痛がするため、評価が難しいところです。
ヴィーナスレコード社のSACDしか所有していないため、他社のSACDはよくわかりません。
基本的な録音音圧が高いためか、音が部屋で飽和するように聴こえます。
これは言い換えますと立体的な表現をしているとも言えます。
色々な音が入っていて情報量は良いのですが、スタジオの空気感やその他の情報(表現が難しいです)が迫ってきます。
2chのボーカル定位については中央に定位しますが、演奏と併せて、3次元的にリスニングポイントを覆いますので、管理人としては、何か水の中で聴いている感じになります。
楽器やボーカルは全体的に少々音場感寄りの音です。
ボーカルの生なましさが管理人のお気に入りで海外版を含めシモーネの全てのCD(SACD含む)を所有しているのですが、SACDではそれは後退している印象で雰囲気やアンビエントがある印象です。
これは録音とマスタリングの問題で、鮮度や切れより音場を重視した作りなのだと思います。
S/Nが良くなく、無理やり環境音ごと押し込んでいる印象です。
音を余すことなく収録するというマスタリング側の意図なのか、よくわかりません。
シモーネの通常CDでの好印象なものは、全て海外レーベル発売のものです。
特にタイのものが良いです。
SACDに期待したのは、リマスタ的なボーカルのリアルさでしたが、音色の傾向はほとんど変わらず、情報量が何倍にもなった、という印象です。
SACDが苦手な管理人のレビューですので、SACD好きの方は気にしないでください。
(CDお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
レビュー基準についてはこちら
・Simone Kopmajer Official YouTube Channel
・Simone Kopmajer Official Website
・Simone Kopmajer ウェブショップ
・Twitter
・Facebook
・Instagram
・Apple Music
2016 Hitman.co.,ltd
【セカイモン:eBayの日本語仲介サイト】
【JBL公式通販サイト】
【AVアンプ】
【サウンドバー】
【ハイレゾ ヘッドホン】
2015 VENUS RECORDS INC.
ソフト情報
■リリース:
発売:ヴィーナスレコード
時間:71 min
レーティング:Not rated
発売日:2015年9月16日
■オーディオ:
SACD 2.0ch 192kHz 24bit
■ディスク:
SACD Disc
片面1層 (1 SACD-4.7GB)
【評価基準を変更】
CDとの相対評価がないと、SACDの絶対基準がわからないため、CDと同じ評価基準上に合わせることにしました。(2017年9月)
おおむね、高音質CDの最上位で90点台前半ですが、SACDは100点前後になりそうです。
クオリティ・レビュー総評
VENUS NEW MIX DSD MASTERING SERIES。
日本では、シモーネと紹介されているが、本名はSimone (Simone Kopmajer)。
オーストリア人で、アメリカやタイ、日本でCDをそれぞれマイナーレベルと契約し、リリースする変則的な活動をしているようです。(大手との専属契約に至っていない)
本作品の元のCDはデビュー作になるため、演奏が少々不安定で、ボーカルもちょっと若々しい感じです。
集中して聴くには少し辛いです。
ドラムのシンバル音がかなり鳴っていて、耳障りです。
ちょっと鳴らしすぎだと思います。(演奏の問題なので、賛否あると思います)
楽器が大きめのバランスで、もしかしたら演奏は同録ではないでしょうか?
(スタジオで一斉に演奏するスタイル)
スタジオの環境音、背景音までが乗っていますので、S/Nは良くないです。
ボーカルとピアノは、マスクが掛かったような感じがして切れが不足気味です。
ベースはズシンとくる音像で、ここだけは見せ場です。
本作SACD版に加え通常版CDもあります。
管理人はSACDとは相性が悪いようで、SACDを長く聴いていると頭痛がするため、評価が難しいところです。
ヴィーナスレコード社のSACDしか所有していないため、他社のSACDはよくわかりません。
基本的な録音音圧が高いためか、音が部屋で飽和するように聴こえます。
これは言い換えますと立体的な表現をしているとも言えます。
色々な音が入っていて情報量は良いのですが、スタジオの空気感やその他の情報(表現が難しいです)が迫ってきます。
2chのボーカル定位については中央に定位しますが、演奏と併せて、3次元的にリスニングポイントを覆いますので、管理人としては、何か水の中で聴いている感じになります。
楽器やボーカルは全体的に少々音場感寄りの音です。
ボーカルの生なましさが管理人のお気に入りで海外版を含めシモーネの全てのCD(SACD含む)を所有しているのですが、SACDではそれは後退している印象で雰囲気やアンビエントがある印象です。
これは録音とマスタリングの問題で、鮮度や切れより音場を重視した作りなのだと思います。
S/Nが良くなく、無理やり環境音ごと押し込んでいる印象です。
音を余すことなく収録するというマスタリング側の意図なのか、よくわかりません。
シモーネの通常CDでの好印象なものは、全て海外レーベル発売のものです。
特にタイのものが良いです。
SACDに期待したのは、リマスタ的なボーカルのリアルさでしたが、音色の傾向はほとんど変わらず、情報量が何倍にもなった、という印象です。
SACDが苦手な管理人のレビューですので、SACD好きの方は気にしないでください。
クオリティ・レビュー詳細
★総合クオリティ :90点
(CDお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
ダイナミックレンジ :93点
(広さと偏り)
情報量 :95点
鮮度感 :94点
(音像感と音場感含む)
S/N感 :78点
レビュー基準についてはこちら
商品ソフト紹介
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アーティスト情報
・Simone Kopmajer Official YouTube Channel
・Simone Kopmajer Official Website
・Simone Kopmajer ウェブショップ
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【サウンドバー】
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