2013年01月27日
深夜アニメ放送中〜「新世界より」貴志祐介著〜
今年の冬は引きこもりがちです。
「北千住からどこまでも」どころか「自宅からネット」ばかりの生活をしていますw
ネタの収集も少なく、ブログの更新もこの通り滞ってます(汗)。
さて、年末にダラダラとTVを見ていたら
すでに放送を開始していたアニメ「新世界より」のダイジェストを放送していまして
深夜にもかかわらずグイグイ引きこまれてしました。
今年に入ってから毎週録画しています。
放送時間は毎週火曜日、深夜3時10分からテレビ朝日系です。
1月29日にはサンプラザ中野でイベントもあるようで。
アニメの魅力についてはこちらをご覧ください。
久しぶりにオッサンでも楽しめるアニメをやってるな〜。
と喜び勇んで原作本を買ってしまいました。
原作の「新世界より」については続きをどうぞ。
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原作者について調べてみると
これまた年末公開の映画「悪の教典」と同じく貴志祐介さん。
このところ乗ってますね。
「新世界より」は2008年の日本SF大賞受賞作でした。
物語は
千年後の未来の人物が、また千年後の人類への警告を与える手記となっています。
千年後の日本。人類は多くの文明を捨てた生活をしている。
それを可能としているのは、この時代の人類は「呪力」という不思議な力、
今日の私たちの言葉では超能力を身につけている。
機械の力に頼らずとも念力でものを動かしたり、修復したり、身を守ることもできるようになっている。
豊かな自然に囲まれ、呪力というドラえもん的便利な力のあるその町の人々は
牧歌的な生活を長らくしていたが・・・。
主人公の少女と4人の友人たち、12歳の時の冒険をきっかけに
26歳で一定の解決を見るまでの連綿と続いた大きな事件。
千年後の人類は、呪力があるとはいえ、なぜ牧歌的な生活を選択したのか?
成長するにつれて明かされていく、巧妙に仕組まれていた世界。
その歪みがもたらした、絶望的な悲劇。
最後に明かされた、恐ろしい罠。
人間とはかくも残酷になれるのか?残酷にならないと生きられないのか?
ホラーや怪談話の要素もありますが、背筋も凍るような怖さはないです。
なのでホラーが苦手な人でも問題なく楽しめると思います。
多少グロい描写もありますが、どちらかと言えばアクション的要素。
のどかな風景に、友情あり、BLあり、スリルありのSF小説です。
文庫本3冊と分量多めですが、ズンズン面白くなるので長さは感じません。
最後の一捻りが最高に恐ろしいサイコホラーですね。
まだまだ暖かい日は遠いようですので、自宅で読書などいかがでしょう?
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アニメも面白いです。
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