2012年09月01日
殿君、危機一髪
まゆみさんの近所にとっても疲れるおばさんが住んでいます。
同じ住宅のすぐ斜め向かいという近所です。
その人は自閉症の息子を抱えていました。
エホバの証人の仲間でもありました。
自分は障害者の子供を抱えていてとっても可哀想な人間なんだ。
みんなが自分に気を遣うのが当然だ。
そういう考え方をしている人でしたから、みんながそのおばさんに気を遣ってみんなくたくたでした。
でもそんなことは言えないし、クリスチャンの仲間なんだから、
親切にしなくちゃとみんなでそのおばさんの我ままに必死でこらえて付き合っていました。
まゆみさんがうつ病で倒れて仕事が出来ないのでずっと家にいましたから
暇なものだとばかりに一日に朝から晩まで何回も何回も電話がかかって来ました。
3回で出ないとブチッと切れます。
こちらからかけなおさなければなりません。
「何ですぐにでねぇんだ」って言われます。
そのおばさんは自分は電話にはすぐには出ません。
留守番電話のコールを聞いて、相手が誰かを確認するまでは出ません。
そして、電話に出ると、毎回毎回誰かの悪口を散々聞かされます。
何年も前のいやな思いをしたことも毎日毎日聞かされます。
「その人多分悪気がなかったんだと思うよ」なんて言うと
「いや違うっ!!おめえがわからねえだけだ!!」
と言って人の悪気のない発言でも悪く悪く捉えようとします。
毎日毎日、1日10ぺんも電話がきては同じ話の繰り返し・・・
本当に具合が悪くてたまりませんでした。
ウチの殿君はとっても人懐こい猫ちゃんで誰にでもなつきます。
でもそのおばさんの顔を見るなり「シャーーーーッ!!」ってやったんです。
おばさんは「めんこぐねぇ猫だ!」「めんこぐねぇ猫だ!」といつも言っていました。
さて私がエホバの証人を辞めました。
その直後からおばさんの嫌がらせが始まりました。
役場の建設課に猫の苦情の電話をバンバンかけ始めました。
役場からは「ペットにより苦情が多発しています。今後ペットの飼育を禁止する方向です。」
そんな手紙が来ました。
役場に行って、「私は役場の許可をもらって猫を飼っているんです」
そう言いましたが、
「見てる人は見ていますからねぇ」ですって。
隠れて飼っているんじゃないってこっちは言っているのに
まるで隠れて飼っているかのような言い方!!
「私確かに許可をもらいましたっ!」って言うと
「それは昔の七戸町の時でしょう?天間林と合併してからは新しい条例で
全面的にペットの飼育は禁止になったんですよ。
どなたか親戚の方にでも引き取ってもらってください。」だそうです!
おばさんからは何度も脅迫めいた電話や手紙が来ました。
建設課から人が来て車を家の前に止めてチャイムを鳴らさずに外から大きな声で
「まゆみさーーん、猫の件なんですけどーー!!」と
近所の住人に聞かせるために来られました。
そのおばさんに「役場ではやることやってますよ」と聞かせようとしたのだと思います。
命のあるものをそんな簡単に!
「それがあんたの子だったら簡単に手放せるのかよっ!!」
って言いたい気持ちを抑えて帰り、近所の町会議員さんに相談をしました。
ずっと前の記事に登場したお父さんのように優しい議員さんです。
「ペットは家族ですからね。そういうことになれば逆に動物虐待の問題になります。
家主がいったん許可をしたものであれば、新しい条例は新しい入居者のみに
適用してもらって、今までに飼っているペットには適用しないように
私から話をしてきてあげます」
そう言ってくださって殿君の危機は免れました。
全く、これでよくクリスチャンでございますって顔していられるもんだ!
エホバの証人のみなさんも仲間の我ままを黙って聞くのが愛なのか
それとも自分の負うべき荷を(障害者を抱えているという)
自分が負わなければならないということを諭してあげるのが愛なのか
特に長老の皆さんきっちりと聖書の本当の意味を理解して欲しいものです!!!
殿君はさすがですねぇ
一目でそのおばさんが意地悪なおばさんだってわかったんですねぇ
「お母さん、この意地悪なおばさんと付き合っちゃダメだよ」って
教えてくれたんですね
その後、こちらから挨拶をしてもおばさん全く無視です。
あぁ〜良かった。このおばさんの束縛から離れることが出来て。
殿君さまさまでした。
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