2007年10月16日
隠蔽のにおいが…
ニュースより
時津風部屋の時太山が、急死した問題で、
死因について病院が「急性心不全」と診断書に記載したのに、
犬山署が「虚血性心疾患」との報告書を作成していたことが分かった。
時太山は犬山中央病院に運ばれ、約1時間後に死亡。
遺体を確認した医師は、死因を「急性心不全」と診断した。
その際、立ち会った犬山署が、捜査1課への報告で、死因を「虚血性心疾患」と記載していた。
病院は、警察での死因が「虚血性心疾患」となっていたことに気付き同署に「間違っていないか」と問い合わせたが、
明確な回答はなかったという。
「急性心不全」に対し、「虚血性心疾患」では病死の意味合いが強くなるため、
県警では違いが生じた経緯について内部調査中。
犬山署は「どちらも同じ意味と思っていた」としている。
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あやしー と思う前に
「急性心不全」 と 「虚血性心疾患」
を 勉強しましょう
なにがおかしいのかは それからでしょう
・急性心不全
心臓のポンプとしてのはたらきが急速に低下して、全身の血液の流れが滞る状態です。
心臓のポンプ機能のうち、肺から血液を吸い上げる力が低下することで肺がうっ血し、
酸素交換が悪くなることから呼吸困難になります。
血圧が低下する状態は心原性ショックといわれ、適切に治療をしないと生命の維持が困難になります。
・虚血性心疾患
よく聞かれる「心筋梗塞」や「狭心症」をまとめて「虚血性心疾患」といいます。
「虚血」とは「血がない状態」を意味します。
つまり心臓に十分血がいきわたっていない状態が「虚血性心疾患」です。
動脈硬化で冠動脈の内側が狭くなったり血管のけいれんが原因で、
血液が十分に心臓の筋肉(心筋)にいきわたらなくなったとき、
心臓は酸欠(虚血)状態となり、胸痛などの症状としてあらわれます。
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投稿者:青山通り青山通り|14:23
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