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ホルムアルデヒド


 ホルマリンで聞き覚えのあるホルムアルデヒドですが、18日に浄水場からホルムアルデヒドが検出され、埼玉、群馬、千葉の3県の一部で断水があった。
国の基準値(0.08mg/l)に対し、群馬県は利根川から0.098mgを検出したが、19日に0.012mgまで下がったため再開した。

 烏川周辺には、塩素と反応してホルムアルデヒドを生成する化学物質を扱う事業所があり、県水道課では「消毒の塩素が、何かの物質と化学反応を起こしてホルムアルデヒドになったのではないか」と推測する。県はさらに、工場から出る排水についても、工場の協力を得て調査しており20日朝に結果が出る予定だ。

専門家は「ホルムアルデヒドは身体で分解されやすく、基準の2倍の水を数日飲んでも健康に影響はない」としている。


埼玉県 水道管理課 の浄水場の18〜20日の測定結果が記載されています。


ホルムアルデヒドとは、
有機化合物で毒性は強く、酸化メチレン、メタナールとも表される。
37% 以上の水溶液はホルマリンと呼ばれる。
人体へは、粘膜への刺激性を中心とした急性毒性があり、蒸気は呼吸器系、目、のどなどの炎症を引き起こす。

皮膚や目などが水溶液に接触した場合は、激しい刺激を受け、炎症を生ずる。
国際癌研究機関により、発癌性があると警告されている。

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