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レイノー現象

レイノー現象とは、


発作的に手足の血の流れが悪くなって
・皮膚の色が蒼白または紫色(チアノーゼ)になり、
痛み
冷感
しびれ感を自覚し、
次いで血液の流れが回復すると、
逆に充血し赤くなる現象

身体全体や手足が冷たい空気や水などにさらされたり、
強い精神的緊張やストレスなどが引き金となり、
手足の細い動脈の強い収縮が起こることによって生じます。

レイノー現象には
@原因不明のもの(レイノー病〉と、
A何か他の病気があって起きる場合(レイノー症候群)
の2つに分けられます。

@の場合は、
基礎疾患が無く、レイノー現象が発作性に対象性に現れる疾患で、20歳前後の女性に多く、症状は軽く予後は良好で、指先に壊死をきたすことは殆どありません。この様な現象が2年以上も続いている人で、基礎疾患がみられないものをいいます。特徴としては以下の様なものがあります。
・若年女性に多くみとめられる。
・両側性に認められる。
・潰瘍形成をきたすことはない。
・検査所見に異常を示すことがほとんど無い。
・予後は良好である。

Aの場合は、
・動脈硬化などによって血管の内腔が狭くなる場合(器質性動脈疾患)、
・振動工具、ピアノ、タイプなどの反復使用による局所の外傷、
・手指などに分布する神経や血管が肩の部分で骨や筋肉などによって圧迫される場合(神経血管症候群)、
・未梢神経炎などの神経障害、・薬物や重金属(鉛、砒素など)、
・甲状腺や膵の腺腫などの内分泌障害、
・リウマチ膠原病、
・赤血球増多症や異常蛋白など血液成分の異常
などによる場合があります。 

治療については、
原因疾患がある場合にはその治療が第1です。
・水仕事を控えたり、
・お湯、手袋足袋の使用などの日常生活をして、寒冷刺激を避けて下さい。
・禁酒も必要です。
薬物療法としては、血管拡張剤の服用や塗布が効果的です。
進行すると皮膚の壊死や潰瘍を生じますので、四肢を清潔に保って下さい。

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