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メシの速い奴は大体仕事も速いわな

すてきな言葉がありました。 ブックマークしてたのですが、 どこにいったかわからなくなりました。 せっかくすてきな言葉なので 長いですが、 全文  載せようと思います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 興味深い教訓を多く含んだ日本電産の永守社長が語った「起業社長の心得」
今日では皆さんが使っているMacやPCには必ず日本電産のモーターが何個か使われている。内蔵ハードディスクのサーボモータだったり、放熱ファンのモーターだったり、光学ディスクのドライブモーターだったりこの世界では日本電産は圧倒的なシェアを持っている。 また最近では、自動車産業などで小型モーターの需要が爆発的に増えており、自動車には日本電産製を筆頭に数十個から車種によっては数百個もの小型モーターが使われている。 日本電産はいずれの世界でもトップシェアを持ち、東証、大証の一部に上場する日本を代表する企業になっている。 勿論iPodなどにもここのモーターが使われているはずだ。
この巨大モーター帝国を永守さんは一代で築いたわけで、当然今ベンチャー企業を興そうというアントレプレナーたちにとって、目指したい手本は「アメリカならビル・ゲーツ、国内なら永守重信」ということになるのかもしれない。 だから昨年の授賞式はその永守さんの話を直に聞けるということで、広い会場が若手ベンチャーの社長たちやその予備軍で満杯になっていた。 その満杯の聴衆を前に開口一番永守さんはこう先制パンチを繰り出した。 「今までこういう講演の依頼は全てお断りしてきたんやけど、今回は企業家賞をいただけるということなので、いただいといて何も義理を果たさんというのもなんやから小一時間しゃべれっちゅうんでしゃべることにしました。 それで企業家倶楽部の会なので、今日は会場はベンチャー企業の社長さんが大勢いるということなので、私も一応ベンチャー企業の社長としては先輩なんで、先輩としてひとことアドバイスしといてあげるわな。 ベンチャー企業としてある程度成功して企業が軌道に乗ってくるとみんなやるんやが、企業の社長として絶対やってはいかんことがある。 それは平日の昼間っからこういうところに来て高いところに上がって、エラそうに『私の経営の秘訣は・・・』なんてしゃべりはじめることや。 これを社長がやり始めたら大体その会社は傾くわな。」 軽妙な京都弁でこういう人を喰ったような話が次々と飛び出してくる、永守さんという人はそんな人だ。 しかしこれも単なるジョークではない。 企業の社長として従業員や株主の生活に責任を持つ企業経営者は、たとえ一瞬たりとも事業以外のことに気をとられるべきではなく、またそんな余裕もないはずだ、だから企業の経営者が会社を離れて自分の自慢話をしはじめるのは、もう自分の事業に集中できなくなり始めているということだ・・・という永守さん流の厳しい見方が背景にあるのだ。 だからこれはジョークのように話しているが全て本気なのだ。 その永守さん自身が日本電産を創業した当時の話をし始めた。 「ベンチャー企業の社長さんたちには、どう企業を立ち上げてどう発展させるかという話が一番興味あるやろ。 けどとどのつまりがこれは人材の話になってくるんやな。 どこの中小企業の社長もみんな同じことを言うやろ。 『ウチの製品はすばらしい! しかし社員がどいつもこいつもぼんくらで、いっこも働きよらん。だからウチの会社は伸びひんのや』 という調子や。 しかしこれは結局は社長が『私は無能です』と告白してんのと同じことや。だからまず人材をどうやって確保するかというベンチャー企業が最初に突き当たる問題から話しよ。」 「当時私とあと二人ほどで独立して『自分たちの技術を活かそう!』と梁山泊のような気分で会社を作った。 今から考えたら大した技術力でもなかったんやが、当時は私らは資金も知名度もないが大変優れた技術力だけはあると信じて独立したんやな。」 「それで名前は日本電産という名前にしてしもたのやが、これも大それた社名や。 なんせ日本電気と松下電産をくっつけたような社名で、心意気だけは日本電気や松下電産と互角に競える企業になろうとか思っとったが、実体は私の実家の牛小屋を改造した納屋に男3人立てこもって、何から手をつけたらええんかさっぱり分からんという状態やった。」 「何をするにもこの3人だけでは何もでけんから、とりあえず将来の幹部候補生になる優秀な人材を採用することから始めようということになった。 しかし大学の就職課や職安に求人票を貼ってみたが、新卒なんて壊滅的に来んし職安から来る応募者はろくな奴がおらん。 我々もそんなに自慢できる大学の出身者やないが、その我々でさえも聞いたことないような三流、四流大学の成績もどうしようもないような奴ばっかりが応募してきよる。 大学の電気学科を卒業してるのに『フレミングの左手の法則』も知らんような奴ばっかりが応募してきて、使い物になりそうにないのでほとほと困って、オヤジに『ろくな奴が来よらん』とぼやいた。」 「そしたらオヤジに 『お前はアホか』 とどやされた。 『お前らみたいな得体の知れん男が3人牛小屋に立てこもっとるようなワケワカラン会社に、そんな成績優秀な人材が応募して来るとホンマに思とったんかいな』 とこうですわ。 『そんならオヤジ、どうしたら優秀な人材が採れんねん?』 とオヤジに聞くと 『まぁ、ワシの軍隊時代の経験からいうと、メシの速い奴は大体仕事も速いわな』 という話やったので、面接試験では応募者に必ず飯を食わせることにした。 それで飯が速かった順番に採用を決めることにした。」 「これはなかなか当たったようで、実際今の日本電産の幹部はほとんど飯の速さで採用された奴ばっかりや。」 「しかしそういうことをしていると、そのうち職業安定所でも『あの会社は飯の早食い競争で採用しとる』という評判がたって、職安から『そういうことをしとると次からは人を紹介せんぞ』と注意されてしもた。」 ここまでの話でもうすでに抱腹絶倒なのだが、こういう話を永守さんはにこりともせずに真顔で話す。 この話も要諦は 「人材は獲得するものではなく育てるものである」 ということだ。 興味深い教訓を多く含んだ日本電産の永守社長が語った「起業社長の心得」:OS運用記録7月4 読み物 - Everyone on Blue Dot −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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