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渋谷で職務質問にあった 2

長いので何部かに分けて載せようと思ってましたが、 読みにくいかと思ったので 残りをすべて載せることにしました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4人組はポケットを中を見せろと言うやいなや、私のズボンのポケットを触ってきました。 何が起きたのか、把握するのに時間がかかりました。 道玄坂を100mほど登った歩道で、突然囲まれ、 いきなりポケットの中を見せろと言われて、 体に強く触られたのです。 腕に自信はありませんが、ぶん殴りたくなりました。 彼らが制服を着ていなければ、反射的に突き飛ばし、私は自分自身を守ったでしょう。 しかし、私は、弁護士である自分に戻っていたのです。 彼らの中でいちばん歳をくった男が言いました。 「あなたは、いまチョッキの中のものは、見せてくれたじゃないですか。怪しいものを持ってないなら、ズボンのポケットの中も見せなさい。なぜ、見せられないのですか。見せなさい。」 そういいながら、執拗に触ってくるのです。 この手を払いのけることは正当防衛的な行動ですから、公務執行妨害にはなるまいと思いながら、強く払い、大きな声で言いました。 「私は、見せる気がない。」 「見せなさい、なぜ見せられないのですか。ますます見なければなりません。 体に触るのは、許されているのです。 弁護士さんに相談するという人もいますが、弁護士さんに警察官に言われるとおりにしなさいと言われて、皆さん協力してくれるんですよ」 こんなことを言いながら、彼らは少しも態度を変えないのです。 私の我慢も限界に近づきつつあったのですが、無理してこの囲みを解こうとすれば、公務執行妨害として私を逮捕することは明白でした。 私のズボンの中には家の鍵と小銭が入っていただけです。 素直に見せればそれで終ったかも知れません。 それが賢明かも知れません。 しかし、私にとって、これはもう そういう問題ではなくなっていたのです。 彼らも、よりによって変な人物に関わってしまったものです。 私は、ひとつのカードを切ることにしました。 「私は弁護士だ。いま君たちがやっていることは、警職法では許されることではない。 君たちのやったことを、私は署長に訴えなけれならない。 だから、まず君たちの認識番号を押さえておかなければならない。 君たちの認識番号を書く。私はいまボールペンを持っていないから、貸してくれ」 私はタバコの包み紙に4人の胸にある認識番号を控えました。 彼らは素直にボールペンを貸してくれ、番号も見せました。 「それでは、渋谷署に行こう。 しかし、歩いていくのはシンドイので、タクシーで行く。 君たちも乗っていいから、一緒に行こう」 こういって、タクシーを拾うために信号を渡ろうとしたのですが、4人組はこれを体を張って妨げるのです。 そして   「交番に行きましょう」   とさかんに言うのです。 今度は  「渋谷署に行く。署長と話をする」  と私が言い、 「交番に行きましょう。交番で話を聞きましょう」  と警察官が答えるという押し問答を 同じ場所でまた10分くらいしました。 そうこうしている時、私は顔見知りの人を見かけたので、ちょっと呼びました。 彼は来てくれてました。 私は  「私が警察署へ行こうと言うのに、彼らが納得しないんだ。どう思う」  とあえて大きな声で言いました。 そして、数人が見ていることを確認して、私はタクシーを拾うために囲みを振り切って道路を渡りました。 タクシーを拾って警察署に行くために多少強引に4人組の囲みを破っても、公務執行妨害で逮捕することはできないという状況と証人を作っての行動でした。 彼らも状況が少し変だなと気付きはじめたようです。 いままでに比べると態度がだいぶ丁寧になってきました。 言葉使いも丁重になってきました。 車中で、 「君たちはいつもあんな風な職務質問をするのか? 日本という国も恐ろしい国になったもんだなぁー。」 と言うと、 「私たちは、この渋谷の治安を守らなければならないのです。拳銃を持っている者もいれば、薬物を持っている者もいるのです。 ですから、職務質問をして未然に犯罪を防止しなければならないのです」 というような話をさかんにするのです。 車は、渋谷署に着きました。そして、入口の近くの部屋に案内されました。 タバコを吸って待っていると、何とか代理という人が出てきました。 私は、署長としか話すつもりはなかったので、その何とか代理さんに 「今日私が職務質問を受けたことで、署長に言いたいことがあるのできました。署長にお会いしたい。私は国家公安委員長をしたことがある白川勝彦です」と告げました。 よく分ったのか分らないのか、その何とか代理さんは退席していきました。 その代わり、今度は何とか課長さんという人が出てきました。 張り切って出てきたその人には失礼ですが、私は署長と話すつもりしかありませんでしたから、 「分かった、もう、あなたに取次ぎは頼まない。直接私が面会を申し込む」と言って、私はその部屋を出ました。 すると遠くのほうから大きな声で「白川先生!白川先生ではありませんか」と言いながら、誰かが駈け寄ってきます。 「私は、昔、警察庁の政府委員室にいた○○です。いまここで副署長をしています」と言って、私を先程の部屋に引き戻しました。 事情は、すでに部下から聞いていたのでしょう。 私は改めて事の顛末を詳しくその副署長に話しました。 そして、これはよくないことなので、ぜひ是正しなければならないと言いました。 彼から特に反論はありませんでした。 ★罰としての長説教 4人組の中の一人と副署長に対して、私はこう言いました。 「今日の職務質問で一番問題だったことは、ポケットの中のものを見せなさいといって、ズボンの上から強く触ったことである。 見せる見せないは、あくまで私の意思でやることであって、これを強制する権限は君たちにない。『怪しいものがないのなら、見せてもいいじゃないですか』と君たちは執拗にいったが、それは根本が違うのだ…などなど。 最後に私はこう付け加えました。 「今日、私が体験したことは、私のWebサイトに書くつもりだ。君たちもインターネットを見るんだろう。どう書くか、ぜひ見てもらいたい」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− これでも、 すいぶん少なくして載せているので、  全部読みたい方は 忍び寄る警察国家の影 でどうぞ。

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