2013年02月17日
クイーン誕生から約200年・・・ 絶える事の無い人間の身勝手な欲望により、また一つ悲劇の代償が生まれてしまう。
皆さんこんばんは
最近、きのこ・たけのこの山というお菓子の懸賞でニンテンドー3DSLLを当てようと思い、5ポイント一口で送れるので、頑張って食べ・・・パソコンにシリアルナンバーを入力した直後、「同じ絵柄が揃えば当たりだよ」みたいな感じで画面に表示され、何気なくスタートボタンを押した瞬間、見事に一瞬で外れてしまい、今まで頑張って食べてきた事が全く報われなかった現実に、ついついため息が出てしまう僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございまする
さて、今夜ご紹介する作品なんですが、それは以前メールのお問合わせで「エイリアン3」までは記事があるのに、なんで、「4」は紹介しないんですか?という内容を頂いた事がありまして、「あ、エイリアン4してないな」と気づかされたので今夜は、「エイリアン4」をお送りしたいと思います
この作品なんですが、ご存知戦う女性の代表とも言える存在、シガニー・ウィーバー主演の
SFホラーですよね。
ファンの間では、「エイリアン」「エイリアン2」まで、と言う方が多いとは思うんですが、僕個人的には、
「エイリアン3」も今作も好きなんです
ま、とりあえず全作品好きなわけなんですけども・・・(笑)
その中でも、「エイリアン4」は今までの作品と違って最新のCGがあらゆる場所で使用されていたり、エイリアンの動きがとてもリアルでさらに純粋な生物として描かれていたり、第1作目と比べると、迫力のあるシーンが見所でもあるんですね
それでは、ここでクローンとなって生き返ったリプリーが、再びエイリアンと立ち向かうSFホラー
「エイリアン4」のストーリーをご紹介しましょう。
前作の舞台、フューリー宇宙刑務所においてエイリアン・クイーンを体内に宿したまま溶鉱炉に身を投じ、永きに渡るエイリアンとの戦いに幕を下ろしたリプリー。
冥王星の近くに停泊する宇宙船オーリガ号。
しかしそれから200年後、彼女は軍の実験宇宙船「オーリガ」で、フューリーに残されていた血液から科学者らの手によりクローンとして再生され、ペレズ将軍の指揮下、エイリアンは生物兵器として利用されようとしていたのだ。
リプリーの存在はあくまで副産物であったが、クローン化の過程で彼女の遺伝子はエイリアンの
遺伝子と融合しており、過去の記憶だけではなくエイリアンの持つ凶暴さと運動性も引き継いでいた。
彼女の存在は、科学者らにとって興味深い実験材料であったのだ。
ちょうど、その頃、密輸船ベティ号がオーリガ号に到着する。
ベティ号の積み荷は冷凍睡眠中に誘拐してきた宇宙船のクルーたちだった。
ベレズ将軍は彼らをエイリアンの宿主にしようと考えていたのだ・・・。
ある遊具室で、リプリーは一人バスケをしていた。
その様子を見ていた、大男のジョーナーが、彼女に対してちょっかいを出そうとするが逆に、超人的な運動能力で、リプリーがねじ伏せてしまう。
彼女がリプリーであることを知ったコールは彼女の独房に忍び込み、ことの真相を聞かされる。
スパイだと思われたコール及びベティ号のクルーたちは研究主任のレンたちに捉えられるが隠し持っていた武器で反撃、レンと兵士のひとりを人質にとってオーリガ号を占拠するのだった。
一方、ちょっとしたミスでエイリアンの一群が自らの強酸性の血液を使って檻から逃亡してしまう。
瞬く間に、エイリアン達は、巧妙な手口で船内を動き回研究者や軍人たちを虐殺する。
次々とエイリアンの犠牲になるオーリガ号の乗組員たち。
異変を察知して独房を脱出したリプリーと合流したベティ号クルーたちもひとりまたひとりとエイリアンの餌食になっていく。
この緊急事態にリプリーは本能的にエイリアンを「敵」と見なし、エイリアンを植えつける苗床である
生きた人間を輸送してきた宇宙貨物船「ベティ」のクルーと共に、オーリガ脱出を試みる。
そして、このオーリガ号の目的地が「地球」という事を知らされた彼女達は、船体を爆破する事
を決意する。
その脱出のさなかリプリーは、進化の末子宮を得たエイリアン・クイーンから、人間とエイリアンの
ハイブリッド生物「ニューボーン」が誕生するのを目撃するのだった。
ニューボーンは母親であるクイーンを殺害し、自分と同じ人間とエイリアンの遺伝子を併せ持つリプリーを母親だと思い込む。
自分は人間なのか、怪物なのか、その答えを出しかねていたリプリーだが、仲間を救うため、
この新生エイリアンに立ち向かうのだった。
地球到達まで、あとわずか果たして彼女は、生き延びられる事が出来るのであろうか・・・・?
最近、きのこ・たけのこの山というお菓子の懸賞でニンテンドー3DSLLを当てようと思い、5ポイント一口で送れるので、頑張って食べ・・・パソコンにシリアルナンバーを入力した直後、「同じ絵柄が揃えば当たりだよ」みたいな感じで画面に表示され、何気なくスタートボタンを押した瞬間、見事に一瞬で外れてしまい、今まで頑張って食べてきた事が全く報われなかった現実に、ついついため息が出てしまう僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございまする
さて、今夜ご紹介する作品なんですが、それは以前メールのお問合わせで「エイリアン3」までは記事があるのに、なんで、「4」は紹介しないんですか?という内容を頂いた事がありまして、「あ、エイリアン4してないな」と気づかされたので今夜は、「エイリアン4」をお送りしたいと思います
この作品なんですが、ご存知戦う女性の代表とも言える存在、シガニー・ウィーバー主演の
SFホラーですよね。
ファンの間では、「エイリアン」「エイリアン2」まで、と言う方が多いとは思うんですが、僕個人的には、
「エイリアン3」も今作も好きなんです
ま、とりあえず全作品好きなわけなんですけども・・・(笑)
その中でも、「エイリアン4」は今までの作品と違って最新のCGがあらゆる場所で使用されていたり、エイリアンの動きがとてもリアルでさらに純粋な生物として描かれていたり、第1作目と比べると、迫力のあるシーンが見所でもあるんですね
それでは、ここでクローンとなって生き返ったリプリーが、再びエイリアンと立ち向かうSFホラー
「エイリアン4」のストーリーをご紹介しましょう。
前作の舞台、フューリー宇宙刑務所においてエイリアン・クイーンを体内に宿したまま溶鉱炉に身を投じ、永きに渡るエイリアンとの戦いに幕を下ろしたリプリー。
冥王星の近くに停泊する宇宙船オーリガ号。
しかしそれから200年後、彼女は軍の実験宇宙船「オーリガ」で、フューリーに残されていた血液から科学者らの手によりクローンとして再生され、ペレズ将軍の指揮下、エイリアンは生物兵器として利用されようとしていたのだ。
リプリーの存在はあくまで副産物であったが、クローン化の過程で彼女の遺伝子はエイリアンの
遺伝子と融合しており、過去の記憶だけではなくエイリアンの持つ凶暴さと運動性も引き継いでいた。
彼女の存在は、科学者らにとって興味深い実験材料であったのだ。
ちょうど、その頃、密輸船ベティ号がオーリガ号に到着する。
ベティ号の積み荷は冷凍睡眠中に誘拐してきた宇宙船のクルーたちだった。
ベレズ将軍は彼らをエイリアンの宿主にしようと考えていたのだ・・・。
ある遊具室で、リプリーは一人バスケをしていた。
その様子を見ていた、大男のジョーナーが、彼女に対してちょっかいを出そうとするが逆に、超人的な運動能力で、リプリーがねじ伏せてしまう。
彼女がリプリーであることを知ったコールは彼女の独房に忍び込み、ことの真相を聞かされる。
スパイだと思われたコール及びベティ号のクルーたちは研究主任のレンたちに捉えられるが隠し持っていた武器で反撃、レンと兵士のひとりを人質にとってオーリガ号を占拠するのだった。
一方、ちょっとしたミスでエイリアンの一群が自らの強酸性の血液を使って檻から逃亡してしまう。
瞬く間に、エイリアン達は、巧妙な手口で船内を動き回研究者や軍人たちを虐殺する。
次々とエイリアンの犠牲になるオーリガ号の乗組員たち。
異変を察知して独房を脱出したリプリーと合流したベティ号クルーたちもひとりまたひとりとエイリアンの餌食になっていく。
この緊急事態にリプリーは本能的にエイリアンを「敵」と見なし、エイリアンを植えつける苗床である
生きた人間を輸送してきた宇宙貨物船「ベティ」のクルーと共に、オーリガ脱出を試みる。
そして、このオーリガ号の目的地が「地球」という事を知らされた彼女達は、船体を爆破する事
を決意する。
その脱出のさなかリプリーは、進化の末子宮を得たエイリアン・クイーンから、人間とエイリアンの
ハイブリッド生物「ニューボーン」が誕生するのを目撃するのだった。
ニューボーンは母親であるクイーンを殺害し、自分と同じ人間とエイリアンの遺伝子を併せ持つリプリーを母親だと思い込む。
自分は人間なのか、怪物なのか、その答えを出しかねていたリプリーだが、仲間を救うため、
この新生エイリアンに立ち向かうのだった。
地球到達まで、あとわずか果たして彼女は、生き延びられる事が出来るのであろうか・・・・?
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シリーズ4作目にあたるこの作品なんですが、僕自身思うのが一番、人間の身勝手な行動により
エイリアンという対象が粛清する、という内容が全面的に押し出されているように思えるんです
前回までのシリーズは、リプリーの組織が、エイリアンを持ち帰るという曖昧な命令しか出さず、2作目で初めて、エイリアンという生物を「兵器」として使用するという事実が発覚するんです。
3作目に関しては、罪の十字架を背負った囚人を死刑執行人としてエイリアンが殺していく=罪を償わせる・・・という描き方だったんです。
でも、今作には意図的にエイリアンを奴隷の体内に寄生させ持ち帰ろうとするシーンがあったり、リプリーの中にいたクイーンエイリアンを取り出したり、そして凶暴なエイリアンを飼育していたりなど、「生物兵器」として利用する目的が明確に描かれているんです。
これらの事を考えて映画を見ていくと、一つのテーマが分かるんですね。
それが、「生物兵器を安易な気持ちで扱うと痛い目にあう」というテーマなんです。
今作では、エイリアンが人間達に襲いかかっていくという映画内の話なんですが、実際、戦争の中で生物兵器を使用して勝利しようと考えている人間が現実に存在している・・・という視点からみれば映画では済まされない話にもなってくるんです。
例えば、インフルエンザを始め、エイズウィルスや、エボラウィルスなど、あと以前ご紹介した
「28週後・・」でもたちまち、人間を凶暴化させ襲ってくるレイジウィルスなど、僕たちが存在している、そう遠くない未来において、実際に起こり得る可能性の一つとして、「見えない脅威」を兵器として使用する人間の醜い考えや過ちを、訴える為、今作では「エイリアン」に姿を変え人間に警告しているとも感じられるんです。
その他にも、前作「エイリアン2」にもあった「親子愛」も今作では、違う形で描かれているんです。
それは、エイリアンクイーンから誕生した「ニューボーン」とリプリーとの関係なんです。
この「ニューボーン」と呼ばれるエイリアンは、クイーンから誕生したものの、クイーンももとはと言えばリプリーから誕生したので、「ニューボーン」の姿も、シリーズで登場しているエイリアンの姿では無く、より、人間らしい姿になっているんです。
この「ニューボーン」はエイリアンの巣窟で生みの親でもある、クイーンを殺し、それを見ていたリプリーを本能的に「母親」として認識するんです。
言い換えれば、生まれたての赤ちゃんみたいなもので、母親に凄く甘えたい瞬間と同じかもしれません。
でも、見るからに姿・形はエイリアンそのものですから、リプリーは一緒に脱出する事を拒否してしまうんです。
その後、脱出する宇宙船の中にも、「ニューボーン」は母親でもあるリプリーを追いかけてくるんですが、最後、彼女は自分の子ども同様でもある「ニューボーン」を、悲しみながら殺してしまうんです。
「エイリアン2」では、惑星に一人生き残ったニュートという少女を自分の娘のように愛し、そして脱出するという自然な人間の「親子愛」が描かれているのに対し、今作では、「ニューボーン」とリプリーの異色な「親子愛」というエイリアンと人間を描く事で、エイリアンという凶暴なイメージ抱いていた観客に、また新しいエイリアンというキャラクターの魅力を引き出しているんですね。
そして、人間の身勝手な欲により、蘇生させられたリプリーや、ニューボーンエイリアンなど、違う視点でみれば、被害者という立場に置き換え描く事で、シリーズを通してのテーマでもある「人間の欲望やエゴによる考え」で演出されている物語の中でも、2人の「親子愛」が浮き彫りにされ今までのシリーズとは、少し違う映画でもあり、人間の過ちによって生まれてしまう悲しみも感じられる映画、それが「エイリアン4」なのかもしれません。
前作から約200年後・・・蘇生させられたリプリーが今再び、純粋な生物兵器に立ち向かう。
「エイリアン4」。
是非、ご覧あれ。
◆エイリアン関連記事◆
「エイリアン」
「エイリアン2」
「エイリアン3」
「エイリアン4」
「プロメテウス」
「エイリアンvsアバター」
エイリアンという対象が粛清する、という内容が全面的に押し出されているように思えるんです
前回までのシリーズは、リプリーの組織が、エイリアンを持ち帰るという曖昧な命令しか出さず、2作目で初めて、エイリアンという生物を「兵器」として使用するという事実が発覚するんです。
3作目に関しては、罪の十字架を背負った囚人を死刑執行人としてエイリアンが殺していく=罪を償わせる・・・という描き方だったんです。
でも、今作には意図的にエイリアンを奴隷の体内に寄生させ持ち帰ろうとするシーンがあったり、リプリーの中にいたクイーンエイリアンを取り出したり、そして凶暴なエイリアンを飼育していたりなど、「生物兵器」として利用する目的が明確に描かれているんです。
これらの事を考えて映画を見ていくと、一つのテーマが分かるんですね。
それが、「生物兵器を安易な気持ちで扱うと痛い目にあう」というテーマなんです。
今作では、エイリアンが人間達に襲いかかっていくという映画内の話なんですが、実際、戦争の中で生物兵器を使用して勝利しようと考えている人間が現実に存在している・・・という視点からみれば映画では済まされない話にもなってくるんです。
例えば、インフルエンザを始め、エイズウィルスや、エボラウィルスなど、あと以前ご紹介した
「28週後・・」でもたちまち、人間を凶暴化させ襲ってくるレイジウィルスなど、僕たちが存在している、そう遠くない未来において、実際に起こり得る可能性の一つとして、「見えない脅威」を兵器として使用する人間の醜い考えや過ちを、訴える為、今作では「エイリアン」に姿を変え人間に警告しているとも感じられるんです。
その他にも、前作「エイリアン2」にもあった「親子愛」も今作では、違う形で描かれているんです。
それは、エイリアンクイーンから誕生した「ニューボーン」とリプリーとの関係なんです。
この「ニューボーン」と呼ばれるエイリアンは、クイーンから誕生したものの、クイーンももとはと言えばリプリーから誕生したので、「ニューボーン」の姿も、シリーズで登場しているエイリアンの姿では無く、より、人間らしい姿になっているんです。
この「ニューボーン」はエイリアンの巣窟で生みの親でもある、クイーンを殺し、それを見ていたリプリーを本能的に「母親」として認識するんです。
言い換えれば、生まれたての赤ちゃんみたいなもので、母親に凄く甘えたい瞬間と同じかもしれません。
でも、見るからに姿・形はエイリアンそのものですから、リプリーは一緒に脱出する事を拒否してしまうんです。
その後、脱出する宇宙船の中にも、「ニューボーン」は母親でもあるリプリーを追いかけてくるんですが、最後、彼女は自分の子ども同様でもある「ニューボーン」を、悲しみながら殺してしまうんです。
「エイリアン2」では、惑星に一人生き残ったニュートという少女を自分の娘のように愛し、そして脱出するという自然な人間の「親子愛」が描かれているのに対し、今作では、「ニューボーン」とリプリーの異色な「親子愛」というエイリアンと人間を描く事で、エイリアンという凶暴なイメージ抱いていた観客に、また新しいエイリアンというキャラクターの魅力を引き出しているんですね。
そして、人間の身勝手な欲により、蘇生させられたリプリーや、ニューボーンエイリアンなど、違う視点でみれば、被害者という立場に置き換え描く事で、シリーズを通してのテーマでもある「人間の欲望やエゴによる考え」で演出されている物語の中でも、2人の「親子愛」が浮き彫りにされ今までのシリーズとは、少し違う映画でもあり、人間の過ちによって生まれてしまう悲しみも感じられる映画、それが「エイリアン4」なのかもしれません。
前作から約200年後・・・蘇生させられたリプリーが今再び、純粋な生物兵器に立ち向かう。
「エイリアン4」。
是非、ご覧あれ。
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