2012年07月18日
ノストロモ号での未確認生物奇襲事件から57年・・・・ 再び、彼女が悪夢のような惨劇に遭遇する。
みなさん、こんばんわ
最近、セミの声が聞こえてくる季節をしみじみ感じる、私がお送りするNO,Movie NO,Life!!のお時間です
今回ご紹介するのは、「タイタニック」「アバター」で監督を務めたジェームズ・キャメロンのSFホラー第二弾。
「エイリアン2」でございます
この映画は僕自身、シリーズの中で一番好きな作品なんですよ。
その当時はあまり、CGも使われておらず、実際にエイリアンの中に人間が入って操っていたので
演出も含めなかなか、リアリティのある映像だったんですね
前作の「エイリアン」と違って、主人公が何も武器を持たずに逃げ回る映画ではなく、今度は、
海兵隊がありとあらゆる武器を持って、通信が途絶えた星に行くんですよね。
SFホラーの古典となった前作から一変し、当時「ターミネーター」で一躍名を馳せたキャメロンを
脚本・監督に迎え、無数に繁殖したエイリアンと未来兵器に身を固めた兵士との戦いを描く
アクション映画として製作されたことも話題を呼び、このことから、日本版のキャツチコピーが
「This time it's war.(今度は戦争だ)」という内容で宣伝されたんですね
エイリアンシリーズでも、かなり人気の高いこの「エイリアン2」のストーリーをここでご紹介しましょう。
ノストロモ号の惨劇発生から57年、唯一の生存者リプリーはハイパースリープで宇宙空間を彷徨い続けた末にようやく救助される。
リプリーは覚醒後、エイリアンの事件についても精神を病んだ妄想であると決め付けられ、宇宙船も勝手に爆破したと判断され、ショックで寝込んでしまう。
そんな中、ノストロモ号の惨劇においてエイリアンを発見することとなった惑星LV-426が、現在は植民地として開拓されていることを知る。
エイリアンの危険性をなおも訴えるリプリーを会社の上層部は軽くあしらうが、それから程無くして惑星を開拓していた住民157人が消息を絶った。
リプリーは己のトラウマと向き合うため、住民救助を任された植民地海兵隊のアドバイザーとして、再び惑星LV-426に赴く。
そこで海兵隊が見たものは、奇妙に破壊された施設や標本として保存されたフェイスハガー、
絶望的に追い詰められた開拓団の残した痕跡、そしてただ1人生き残った少女ニュートだった。
強力な火器で重武装した海兵隊は、生存者と思われる反応を追って惑星大気を改造する巨大な環境システム施設内部に突入する。
しかし、そこは既にエイリアンの巣窟と化していた。生存者は残らずエイリアンの繭にされており、襲い来るエイリアンとの戦闘で海兵隊は大きな損害を受ける。
やむなく核爆弾の投下による殲滅を決定するも、着陸中の惑星降下船にまでもエイリアンの魔手が及んでおり、呼び寄せる途中に目の前で墜落してしまう。
これによって宇宙船への帰還手段を失い、また殆どの武器や装備も失った。
さらに宇宙船の墜落によって施設の電気系統に障害が発生し、施設の核融合炉の冷却システムがダウン。
4時間後に30メガトン水爆として大爆発することが発覚する。
タイムリミットが迫る中、人間とエイリアンの生死を賭けた戦いが始まるのであった。
僕が、この作品をみて、印象に残ったのは、エイリアンより、人間の方が怖いという事なんですよね。
作品中に、完全な防御で遮られていた、部屋で、フェイスハガーに襲わせリプリーとニュートの中にエイリアンを寄生させ持って帰るという陰謀があるんですけど・・・(軽くネタばれ・・・)
その際、リプリーが「エイリアンより恐ろしいのは人間ね」というセリフがあるんですけど、それが
印象に残ったシーンでもありました
エイリアンは、ただ本能に従って襲ってくるだけでの恐怖に対し、エイリアンに襲われながらも、
自分と会社の利益の為に平気で仲間を裏切ることなど、人間は様々な感情や、性格などを持ち合わせている動物でもあるから、もしかしたら、この作品内では、「人間の欲」という人間特有の
テーマ性も一つのカテゴリーとして含まれているのかもしれませんね
最初見た時は、怖い感情が先に出ていたんですが、今改めてみてみると、奥が深い作品だと
実感しますね。
そして、エイリアンによって、家族を失い、一人惑星LV-426に取り残されたニュートに対してまるで娘のように接するリプリーの無償の愛を感じさせるかのような演技も見所の一つですね。
映画の冒頭で、リプリーが目覚めた時に、当時11歳になろうとしていた娘がリプリーより先に老いて亡くなっていたという事実を聞かされるシーンがあるんですけど、その時、彼女は自分が娘の
死にめにも会えなかったことに凄く後悔している矢先にニュートと出会い、そして会うことができなかった我が子とダブらしていたんじゃないのかな?と思えるシーンでしたね
やはり、子どもに対しての母親の愛は偉大だなと感じます。
勿論、ニュートは実の娘でもないんですけど自分の命を賭けてまで守るリプリーの姿は、とてつもなく大きい愛情を表現しているのかもしれませんね
やはり見逃せないのが、今作で初めて登場するクイーンエイリアンが見所のひとつです。
当時はあまり、CGも無かったので、実物の模型を制作し、撮影に望んでいたようです、なので
リアル感が凄く圧倒的な存在感を出しているんです
全てのエイリアンの頂点に君臨し、エイリアンを仕切り、そして、彼女が生んだ卵をリプリーが火炎放射器で燃やすと、クイーンは凄く怒る場面があるんですけど、そこでも我が子が、死んでいく事に対しての母親の愛がクイーンエイリアンのなかでも演出され表現されているんですね。
最後に、リプリーとクイーンエイリアンとの死闘は映画史に残るぐらいの戦いとなっておりますので、是非見てもらいたいシーンです
果たして最後に生き残るのは、エイリアンかそれとも人間か・・・・
様々なテーマを織り交ぜながら繰り広げられる、未確認生物との死闘を描いた作品。
「エイリアン2」。
よく見ると、ホラー要素以外にも色々な事が分かる映画となっておりますよ
是非、ご覧くだされ。
最近、セミの声が聞こえてくる季節をしみじみ感じる、私がお送りするNO,Movie NO,Life!!のお時間です
今回ご紹介するのは、「タイタニック」「アバター」で監督を務めたジェームズ・キャメロンのSFホラー第二弾。
「エイリアン2」でございます
この映画は僕自身、シリーズの中で一番好きな作品なんですよ。
その当時はあまり、CGも使われておらず、実際にエイリアンの中に人間が入って操っていたので
演出も含めなかなか、リアリティのある映像だったんですね
前作の「エイリアン」と違って、主人公が何も武器を持たずに逃げ回る映画ではなく、今度は、
海兵隊がありとあらゆる武器を持って、通信が途絶えた星に行くんですよね。
SFホラーの古典となった前作から一変し、当時「ターミネーター」で一躍名を馳せたキャメロンを
脚本・監督に迎え、無数に繁殖したエイリアンと未来兵器に身を固めた兵士との戦いを描く
アクション映画として製作されたことも話題を呼び、このことから、日本版のキャツチコピーが
「This time it's war.(今度は戦争だ)」という内容で宣伝されたんですね
エイリアンシリーズでも、かなり人気の高いこの「エイリアン2」のストーリーをここでご紹介しましょう。
ノストロモ号の惨劇発生から57年、唯一の生存者リプリーはハイパースリープで宇宙空間を彷徨い続けた末にようやく救助される。
リプリーは覚醒後、エイリアンの事件についても精神を病んだ妄想であると決め付けられ、宇宙船も勝手に爆破したと判断され、ショックで寝込んでしまう。
そんな中、ノストロモ号の惨劇においてエイリアンを発見することとなった惑星LV-426が、現在は植民地として開拓されていることを知る。
エイリアンの危険性をなおも訴えるリプリーを会社の上層部は軽くあしらうが、それから程無くして惑星を開拓していた住民157人が消息を絶った。
リプリーは己のトラウマと向き合うため、住民救助を任された植民地海兵隊のアドバイザーとして、再び惑星LV-426に赴く。
そこで海兵隊が見たものは、奇妙に破壊された施設や標本として保存されたフェイスハガー、
絶望的に追い詰められた開拓団の残した痕跡、そしてただ1人生き残った少女ニュートだった。
強力な火器で重武装した海兵隊は、生存者と思われる反応を追って惑星大気を改造する巨大な環境システム施設内部に突入する。
しかし、そこは既にエイリアンの巣窟と化していた。生存者は残らずエイリアンの繭にされており、襲い来るエイリアンとの戦闘で海兵隊は大きな損害を受ける。
やむなく核爆弾の投下による殲滅を決定するも、着陸中の惑星降下船にまでもエイリアンの魔手が及んでおり、呼び寄せる途中に目の前で墜落してしまう。
これによって宇宙船への帰還手段を失い、また殆どの武器や装備も失った。
さらに宇宙船の墜落によって施設の電気系統に障害が発生し、施設の核融合炉の冷却システムがダウン。
4時間後に30メガトン水爆として大爆発することが発覚する。
タイムリミットが迫る中、人間とエイリアンの生死を賭けた戦いが始まるのであった。
僕が、この作品をみて、印象に残ったのは、エイリアンより、人間の方が怖いという事なんですよね。
作品中に、完全な防御で遮られていた、部屋で、フェイスハガーに襲わせリプリーとニュートの中にエイリアンを寄生させ持って帰るという陰謀があるんですけど・・・(軽くネタばれ・・・)
その際、リプリーが「エイリアンより恐ろしいのは人間ね」というセリフがあるんですけど、それが
印象に残ったシーンでもありました
エイリアンは、ただ本能に従って襲ってくるだけでの恐怖に対し、エイリアンに襲われながらも、
自分と会社の利益の為に平気で仲間を裏切ることなど、人間は様々な感情や、性格などを持ち合わせている動物でもあるから、もしかしたら、この作品内では、「人間の欲」という人間特有の
テーマ性も一つのカテゴリーとして含まれているのかもしれませんね
最初見た時は、怖い感情が先に出ていたんですが、今改めてみてみると、奥が深い作品だと
実感しますね。
そして、エイリアンによって、家族を失い、一人惑星LV-426に取り残されたニュートに対してまるで娘のように接するリプリーの無償の愛を感じさせるかのような演技も見所の一つですね。
映画の冒頭で、リプリーが目覚めた時に、当時11歳になろうとしていた娘がリプリーより先に老いて亡くなっていたという事実を聞かされるシーンがあるんですけど、その時、彼女は自分が娘の
死にめにも会えなかったことに凄く後悔している矢先にニュートと出会い、そして会うことができなかった我が子とダブらしていたんじゃないのかな?と思えるシーンでしたね
やはり、子どもに対しての母親の愛は偉大だなと感じます。
勿論、ニュートは実の娘でもないんですけど自分の命を賭けてまで守るリプリーの姿は、とてつもなく大きい愛情を表現しているのかもしれませんね
やはり見逃せないのが、今作で初めて登場するクイーンエイリアンが見所のひとつです。
当時はあまり、CGも無かったので、実物の模型を制作し、撮影に望んでいたようです、なので
リアル感が凄く圧倒的な存在感を出しているんです
全てのエイリアンの頂点に君臨し、エイリアンを仕切り、そして、彼女が生んだ卵をリプリーが火炎放射器で燃やすと、クイーンは凄く怒る場面があるんですけど、そこでも我が子が、死んでいく事に対しての母親の愛がクイーンエイリアンのなかでも演出され表現されているんですね。
最後に、リプリーとクイーンエイリアンとの死闘は映画史に残るぐらいの戦いとなっておりますので、是非見てもらいたいシーンです
果たして最後に生き残るのは、エイリアンかそれとも人間か・・・・
様々なテーマを織り交ぜながら繰り広げられる、未確認生物との死闘を描いた作品。
「エイリアン2」。
よく見ると、ホラー要素以外にも色々な事が分かる映画となっておりますよ
是非、ご覧くだされ。
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