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突如、無力な人間を襲った感染の恐怖は醜い本性を呼び覚ませる新しい「新感染」の始まりだった


最近、外出する時にエアコンの電源を入れっぱなしで出てしまう事が多くあり、その状況を打開すべく
いつも以上に気を付けて生活していたある日、いつものように出掛ける準備をして靴を履き鍵をしめて歩き出した瞬間、エアコンの電源が気になり再度戻ってみると案の定・・・
電源ONになっていたので心の中で「危ねぇ!!」と心の中で呟きながら電源をOFFにし安心して出かけたのですが、その何時間後・・・
帰宅した際に、ドアを開けると何処となく暖かい風が身を包み「まさか?」と思いエアコンを見ていると元気よく主のいない部屋を暖めているエアコンを目のあたりにし、頭の中で「悔しさ」と「もどかしさ」と「自分への怒り」が抑えきれなかった僕がお送りするNO.movie NO lifeのお時間でございます。




さて、今年入って初の映画ブログでございます。
気持ち的には、お正月明けに一本更新しようかなと思っていて、映画も結構見ていたんですが他の作業に時間を取られてしまい、それと同時に映画の内容も忘れ気味に陥ってたので流しておりました。

しかし、未だに色々あるんですが、先週、個人的に気になっていた映画を鑑賞する機会がありましたので、忘れないうちに更新していこうかなと思います。

さて、今回ご紹介する映画はゾンビ映画でございます。
実は、今日お送りする作品はアメブロでも記事にした内容だったんですが、僕的にこのちらのコンテンツにもアップしておきたいなぁと思いましてご紹介しようかなと思っています。

そんな感じの今夜の作品は、韓国産のゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」でございます。
韓国での原題は「釜山行き」という事みたいなのですが、こちら「新感染」というワード!!

パッと見で「今までにない新種の狂暴なウィルスか?」と思わせるほどのイメージを持たれるかもしれませんが、劇中の主な舞台が「エクスプレス=特急列車」=「新幹線」=「新感染」と少々シャレを交えてのタイトルなのかなと予告編を見終わった後に思えたりとか思わなかったりとか・・・・

僕もこの予告編を映画館で見て「なんとなく面白そう〜」と思っていたと同時に「また、似非ゾンビ映画がでてきたなぁ〜」と思ってたりとかしてたんですが、実際、鑑賞してみるとゾンビ映画ではあるんですが、ホラーという恐怖というメッセ―ジ性以外も含まれていた作品だなと思ったのです。

それではここで珍しい韓国産のゾンビ映画
「新感染 ファイナル・エクスプレス」のストーリーをご紹介しましょう。


※下記内容はアメブロでもご紹介した内容と同じです。

別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになった父親のソグ。
夜明け前のソウル駅から釜山行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、ソウル駅内では何処か騒がしい雰囲気の様子・・・そんな中、発車直前にある不審な女性が入ってくる。

乗務員が社内で苦しむ彼女を見つけ他の乗務員に救助を求めようとした瞬間、彼女は目を覚まし助けを呼ぶまもなく勢いよく噛みつかれてしまった。

そして噛みつかれた乗務員も謎のウィルスに感染し、瞬く間に車内はパニック状態に。

車内の異変に気づいたソグは、スアンを連れ車両の後方へ避難する。
状況が把握できないまま次々と感染していく車内の乗客達!!

安全な車両に逃げ込んだ彼らは、車内のテレビで、この未知のウィルスパンデミックにより韓国政府が国家非常事態宣言を発令したことを知るのであった。
新感染 ファイナル・エクスプレス


さて、今回ご紹介している「新感染 ファイナル・エクスプレス」なんですが、冒頭で「ゾンビ!ゾンビ!!」と連呼したんですがここはゾンビではなく「感染者」という言い方にしたいと思います。

「じゃ、ゾンビと感染者の違いって??」と聞かれたら僕も分かりませんが、この作品を見た後に劇中で襲われた人間を「ゾンビ」という化け物として例えられるのなら「感染者」のほうがまだ数分前までは恐怖に怯えていた人間としての面影を残している表現だと僕的には思うので感染者にします。

ここからは上記でもお伝えしましたアメブロと少し内容が被ってしまうんですが・・・
やはりこのような感染者が大暴れする映画には無条件で付いてくる「人間の心の中にある醜い心」というテーマが今作でも僕が想像していた以上に描かれております。

具体的には、今回登場する主人公・ソグ自体、他人より自分優先という危機的状況に陥った場合には人間誰もが考えてしまう思考の持ち主なんですね。

普通このようなパニック映画で描かれる主人公は、周囲は自己中心的な行動を起こすのに対し、感情移入しやすい主人公は大概はそれに反発し、何とかこの状況を抜け出そうとするのが一般的なセオリーだと思うんですが今作の主人公ソグは自分の娘でもあるソアンが老姉妹に席を譲っている行為をみて、「他人に席を譲らなくてもいい、今は自分の事だけを考えてればいい」とか、会社の人間と連絡をとり自分達だけ安全に救助してもらうように周囲には内緒で行動しようとしたりとか、色々と目に付く行為が多いんですね。


そんなソグを取り巻く周囲には、この状況でも自分の危険を顧みず行動するものが多いのです。
つまり上記で書いたセオリーとは全く逆の展開なんです。

そんな彼らと共に行動する事でソグ自身も徐々に共に生き残る仲間と協力してこの絶望的な状況から抜け出していくという考えになるんですね。

なので、最初は自己中心的な考えなソグ自身がこのウィルスにまみれた世界で周囲の人間の影響を受けて立派な主人公として成長していく物語でもあるんです。

もし仮にも僕たちがこの危機的な状況に置かれた場合は8割はソグのような自己中心的な考え方になっているかもしれません。でも、それが普通なのかもしれませんが・・・・

パニック映画でもある今作は、他人の為に命を投げうる人間の中に自己的な人間を置く事により、この被惨な状況下でも、「仲間」としての連帯感が生まれ自己的な人間も他人の為に変わる事ができるというメッセージ性も込められている作品でもあるのかなと思ったんです。


一方で、ソグのように考え方を変えれる人間がいれば、できない人間がいるのも当たり前(笑)
ソグを含む皆で助け合いを求めながら、この惨劇を生き延びていこうという「仲間」に対して、たまたま逃げ込んだ先が同じだった自己中心的な人間のみが集まった「集団」というこの両極な視点で見ていくと、先ほどいった「人間の心の中にある醜い心」というテーマが想像以上に体感できるんですね。

やはり、上記で書いた自己的であったソグの心境の変化が上手く劇中で描かれているので、この描写を知っているからこそ「集団」から感じ取れる、「人間の醜さ」という感情が必要以上に浮き彫りに感じられるのかなと思いました。

そして、ソグの「仲間」に属していた人間がシーンの途中で「集団」に属した時に、感染していないにも関わらず彼らを助ける事もせず、なんとか力ずくで彼らが留まっていた安全な場所へ入り脅威が去った後でも、罵声を次々に浴びせソグを含む「仲間」を非難したんです。

このシーンは何とも言えない気持ちになりました

さらに、自己的な人間達に非難された後も無情にもソグの周りでも次々と犠牲が出ていく中で、「人間として正しい事をしているハズなのに」すべて奪い去っていく演出が観客に訴えかけ、追い打ちをかけるかのように感情のない感染者が「ただ、欲の為に襲ってくる」という描写がとても、もどかしい気持ちにさせてくれるのです。

正直、この感情は文字ではなかなか表現できないものだなぁ〜と痛感しております。
冒頭でも話したゾンビ(感染者)は人間を襲って食べるという事を書いたんですが、僕的には物語のラストではゾンビ(感染者)の本当の恐怖というものが理解できたような気がします。

感染者は無我に「人間を襲って食べる」だけの動きだけでしかないんですが、その「食」に操られた自己中的行動で生きている人間の隠された部分も同時にえぐり出してしまうという・・・また別の意味での「感染」も融合されており、タイトルからでもとれるシャレでもない「新感染」という繋げ方も出来るのかなぁと感じましたね。

今まで、感染者(ゾンビ)が登場する作品をいくつも鑑賞してきましたが、今作程、考えさせられえた作品はなかったような気がします。

正直、もっと突っ込めれば様々なシーンの描写を個人的な観点で書けたのかと思えたんですがあまり長くなると、如何なものかなと思うので今日はこれぐらいにしておきます。

今回は、「人の内面にある醜い感情」を僕なりにお伝えしたんですが、他には今作に登場するキャラクターやそれぞれのドラマも凄く魅力的な作品でもあるんです。

特にお腹に子どもがいる家族と思春期真っ只中の男女のそれぞれの物語がこの絶望的な世界だからこそ引き立たせられる描写で描かれていて・・・・う〜んなんとも複雑な気持ちにさせられました(笑)

突如、人類を襲ったウィルスにより感染者に溢れた韓国、この場所を舞台に繰り広げられる様々な人間ドラマが繰り広げられる「新感染 ファイナル・エクスプレス」

是非ご覧あれ


新感染 ファイナル・エクスプレス

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