2012年09月20日
エイリアンとの激しい戦いの末、辿り着いた流刑惑星フィオリーナ161。 しかし、そこで待ち受けていたものは「神」に見捨てられた哀れな犯罪者の姿だった・・・
皆さん、こんばんは
最近の流れでTwitterを始めてフォロワーを増やし続けている事が癖になりつつある
僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございます
さて、今夜お送りする作品は、先日ご紹介した「プロメテウス」の影響?もあってか、「エイリアン3」のブログを書いてみようと思ってます
前作「エイリアン2」の続編で、シガニー・ウィーバー演じるエレン・リプリーが、宇宙に果てにある労働矯正施設に不時着
してしまい、そこを舞台にエイリアンと再び激しい戦いを繰り広げるんですね
そして、今作で登場するエイリアンは、ドック・エイリアンと呼ばれる個体で、劇場公開版では犬に寄生して生まれたんですがその後、発売された完全版では牛に寄生していて、宿主が四足獣のため、四足歩行で素早く移動でき、脚力が強く、天井を逆さまに走ったり壁にへばり付くことができたり、獲物を捕食するなど、前作までのエイリアンと印象が変わっているんですね。
エイリアンファンの方なら外せない見所ですね(笑)
それでは、ここで新たに進化した生物と人間が生き残りを賭けた戦いを描く「エイリアン3」の
ストーリーをご紹介しましょう。
惑星LV-426のエイリアン殲滅作戦後、冷凍睡眠につく隊員たちを乗せて地球に帰還していたはずの植民地海兵隊の宇宙船スラコ号は、突然の事故発生とともにスラコ号から切り離され、
脱出艇はある惑星で回収されたが、共に生還したはずのヒックスやニュートが着陸の際に
死亡、ビショップも機能を停止しており、墜落事故で生き残ったのはリプリーだけだった。
EEVの中でフェイスハガーが物影に蠢いているのを囚人の飼い犬が見つけ近づいていく・・・・
脱出艇が漂着した先は、宇宙の流刑惑星フィオリーナ161だった。
そこには労働矯正施設があり、染色体異常とされる犯罪者が服役し、戒律(宗教的規律)の元で心静かに自活的な生活をおくり、放射性廃棄物を収める鉛のコンテナを作る作業に従事していた。
意識を取り戻したリプリーは、同乗していたニュートとヒックスが死んだことを知り深く悲しむが、
事故に不信を抱き、医師のクレメンスにニュートの死体を検死してもらったが異常はなかった。
唯一の女性であるリプリーの出現に、惑星の秩序は一時危機をむかえるものの、囚人頭である
ディロンが再び囚人達をまとめ、鉛工場の溶鉱炉で2人の死体が火葬された時、工場の片隅で
犬の体の中から4本足のエイリアンが出現した。
墜落の原因を再度、確かめる為に、彼女は鉄屑置場でアンドロイドのビショップを探すのだった。
そして、僅かに作動したビショップの口から告げられるスラコ号の事故の真相は、脱出ポッド内にエイリアンが侵入していたことに気づかないままリプリー達が冷凍睡眠に入ってしまい、その間にエイリアンによってポッドが故障したというものだった。
その頃、、エイリアンは空気管の中で第一の犠牲者を出した後、地下道で次々と囚人たちを襲い始める。
ビショップの情報でエイリアンの存在を確信したリプリーだったが、監督のハリーは取り合わない
状況が続く中で、病室でクレメンスが、食堂でハリーが襲われ、武器のない囚人たちはリプリーを中心に怪物に戦いを挑むのだが、また一人、成す術も無いままエイリアンの餌食になってしまう・・・・
リプリーは因縁に決着をつけるため、囚人達と団結してエイリアンを倒そうとすのだが、
その時から、自身の異常を自覚したリプリーは、EEVの体内透視装置を使い、スキャンした結果、そこに映し出されていたのは、クィーンエイリアンの胎児に寄生されているという衝撃的な真実を目の当たりにするのだった・・・・
今作は、前作の「エイリアン2」と違い登場人物が、全く武器も持たずにエイリアンに立ち向かう内容なんですが、状況としては、第一作目の「エイリアン」に雰囲気が似ていると僕自身感じた所なんです
しかも、今作で登場するドッグ・エイリアンは、動物的要素が多数備わっているので、言い返せば凶暴な獣に追われている感覚なんです。
前2作は、人間から寄生したエイリアンばかりだったので、ある程度は予測のつく「動き」というのが把握出来るんですが、、今回は、壁にへばり付いたりなど、今までとは異なる俊敏な動きで、
無抵抗な人間を「動物的本能」を剥き出しにして襲いかかるシーンの数々が、さらに恐怖を感じさせてくれるんですね
言ってしまえば、このエイリアン事件の元凶となった「ウェイランド・ユタ二社」が望んでいる、純粋な生物兵器としては、シリーズの中で一番完成されたエイリアンの姿なのかもしれませんね。
そして、今回登場するのは、非道な犯罪を犯した人間ばかり、言ってしまえばいくつもの修羅場を乗り越えてきた男達なんですよね。
彼らが今信じるているのは、この宗教的規律だけであり、その中で己の存在を、自己暗示のように自分の存在意義を過信している強者な人間ばかりなんです。
でも、彼らの禁欲を邪魔する存在となってしまった女性であるリプリーと神とは程遠い存在、未知なる生物エイリアンによって彼らの信じてきたモノ、守り続けてきたモノが全て、壊されていくんです。
この両者の出現によって突如現実の世界、いわゆる「僕達」がいる世界に意識が舞い戻ってしまい、この宗教的規律の元で信じていた自己暗示が一気に解けてしまう事により、エイリアンの
殺戮という現実では信じられない行為に、恐怖しながら、「自分は本当は無力な人間」という事実を思い知らされ怯えながら殺されていくんですよ。
なので、僕自身感じた事は、物事の行為に伴いそれだけの責任が、降り掛かってくるという
テーマも含まれていたんではないのかな?と感じられたシーンでもあったんです。
簡素的に言えば、「犯罪を犯した人間には、その代償として、それ以上の恐怖が待っている・・・」
これは、「エイリアン3」という作品に関わらず、「罪を犯した人間が一生背負っていく十字架」のような解釈にも似ているかもしれませんね
今作では、「罪を償う行為を己の死で償え」という処刑執行人を、エイリアンという絶対的な恐怖対象にする事により、映画の終盤で、このエイリアンがトンネル内で犯罪者を追い回し、無情にも
殺していくという行為が、一人ずつ罪の制裁を確実に下しているようにも見えたシーンでも
あったんです。
一連の事を考えると、リプリーがこの惑星に不時着し、エイリアンを持ち込み、そこにいた犯罪者達を裁いていくという意味では、ここの服役囚の運命は、全て偶然では無く、彼らが信じてきた
「神」の行為による必然だったのかもしれない、という、また違った視点で楽しめる作品なのかもしれませんね
そして、このシリーズで外せない人物が、シガニー・ウィーバーなんですが、今回彼女は、頭髪をすべて刈り、坊主頭にするなど、強い印象を残したことでも話題になった作品でもあるですよね。
この「エイリアン」という作品に対しての思い入れが十分伝わってくるぐらいの覚悟がみれる映画なんですよ
これまでのエイリアンとは違い、動物的本能に従いながら、純粋と次々と人間を襲い始める
シリーズ第三弾、「エイリアン3」。
是非、ご覧あれ。
最近の流れでTwitterを始めてフォロワーを増やし続けている事が癖になりつつある
僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございます
さて、今夜お送りする作品は、先日ご紹介した「プロメテウス」の影響?もあってか、「エイリアン3」のブログを書いてみようと思ってます
前作「エイリアン2」の続編で、シガニー・ウィーバー演じるエレン・リプリーが、宇宙に果てにある労働矯正施設に不時着
してしまい、そこを舞台にエイリアンと再び激しい戦いを繰り広げるんですね
そして、今作で登場するエイリアンは、ドック・エイリアンと呼ばれる個体で、劇場公開版では犬に寄生して生まれたんですがその後、発売された完全版では牛に寄生していて、宿主が四足獣のため、四足歩行で素早く移動でき、脚力が強く、天井を逆さまに走ったり壁にへばり付くことができたり、獲物を捕食するなど、前作までのエイリアンと印象が変わっているんですね。
エイリアンファンの方なら外せない見所ですね(笑)
それでは、ここで新たに進化した生物と人間が生き残りを賭けた戦いを描く「エイリアン3」の
ストーリーをご紹介しましょう。
惑星LV-426のエイリアン殲滅作戦後、冷凍睡眠につく隊員たちを乗せて地球に帰還していたはずの植民地海兵隊の宇宙船スラコ号は、突然の事故発生とともにスラコ号から切り離され、
脱出艇はある惑星で回収されたが、共に生還したはずのヒックスやニュートが着陸の際に
死亡、ビショップも機能を停止しており、墜落事故で生き残ったのはリプリーだけだった。
EEVの中でフェイスハガーが物影に蠢いているのを囚人の飼い犬が見つけ近づいていく・・・・
脱出艇が漂着した先は、宇宙の流刑惑星フィオリーナ161だった。
そこには労働矯正施設があり、染色体異常とされる犯罪者が服役し、戒律(宗教的規律)の元で心静かに自活的な生活をおくり、放射性廃棄物を収める鉛のコンテナを作る作業に従事していた。
意識を取り戻したリプリーは、同乗していたニュートとヒックスが死んだことを知り深く悲しむが、
事故に不信を抱き、医師のクレメンスにニュートの死体を検死してもらったが異常はなかった。
唯一の女性であるリプリーの出現に、惑星の秩序は一時危機をむかえるものの、囚人頭である
ディロンが再び囚人達をまとめ、鉛工場の溶鉱炉で2人の死体が火葬された時、工場の片隅で
犬の体の中から4本足のエイリアンが出現した。
墜落の原因を再度、確かめる為に、彼女は鉄屑置場でアンドロイドのビショップを探すのだった。
そして、僅かに作動したビショップの口から告げられるスラコ号の事故の真相は、脱出ポッド内にエイリアンが侵入していたことに気づかないままリプリー達が冷凍睡眠に入ってしまい、その間にエイリアンによってポッドが故障したというものだった。
その頃、、エイリアンは空気管の中で第一の犠牲者を出した後、地下道で次々と囚人たちを襲い始める。
ビショップの情報でエイリアンの存在を確信したリプリーだったが、監督のハリーは取り合わない
状況が続く中で、病室でクレメンスが、食堂でハリーが襲われ、武器のない囚人たちはリプリーを中心に怪物に戦いを挑むのだが、また一人、成す術も無いままエイリアンの餌食になってしまう・・・・
リプリーは因縁に決着をつけるため、囚人達と団結してエイリアンを倒そうとすのだが、
その時から、自身の異常を自覚したリプリーは、EEVの体内透視装置を使い、スキャンした結果、そこに映し出されていたのは、クィーンエイリアンの胎児に寄生されているという衝撃的な真実を目の当たりにするのだった・・・・
今作は、前作の「エイリアン2」と違い登場人物が、全く武器も持たずにエイリアンに立ち向かう内容なんですが、状況としては、第一作目の「エイリアン」に雰囲気が似ていると僕自身感じた所なんです
しかも、今作で登場するドッグ・エイリアンは、動物的要素が多数備わっているので、言い返せば凶暴な獣に追われている感覚なんです。
前2作は、人間から寄生したエイリアンばかりだったので、ある程度は予測のつく「動き」というのが把握出来るんですが、、今回は、壁にへばり付いたりなど、今までとは異なる俊敏な動きで、
無抵抗な人間を「動物的本能」を剥き出しにして襲いかかるシーンの数々が、さらに恐怖を感じさせてくれるんですね
言ってしまえば、このエイリアン事件の元凶となった「ウェイランド・ユタ二社」が望んでいる、純粋な生物兵器としては、シリーズの中で一番完成されたエイリアンの姿なのかもしれませんね。
そして、今回登場するのは、非道な犯罪を犯した人間ばかり、言ってしまえばいくつもの修羅場を乗り越えてきた男達なんですよね。
彼らが今信じるているのは、この宗教的規律だけであり、その中で己の存在を、自己暗示のように自分の存在意義を過信している強者な人間ばかりなんです。
でも、彼らの禁欲を邪魔する存在となってしまった女性であるリプリーと神とは程遠い存在、未知なる生物エイリアンによって彼らの信じてきたモノ、守り続けてきたモノが全て、壊されていくんです。
この両者の出現によって突如現実の世界、いわゆる「僕達」がいる世界に意識が舞い戻ってしまい、この宗教的規律の元で信じていた自己暗示が一気に解けてしまう事により、エイリアンの
殺戮という現実では信じられない行為に、恐怖しながら、「自分は本当は無力な人間」という事実を思い知らされ怯えながら殺されていくんですよ。
なので、僕自身感じた事は、物事の行為に伴いそれだけの責任が、降り掛かってくるという
テーマも含まれていたんではないのかな?と感じられたシーンでもあったんです。
簡素的に言えば、「犯罪を犯した人間には、その代償として、それ以上の恐怖が待っている・・・」
これは、「エイリアン3」という作品に関わらず、「罪を犯した人間が一生背負っていく十字架」のような解釈にも似ているかもしれませんね
今作では、「罪を償う行為を己の死で償え」という処刑執行人を、エイリアンという絶対的な恐怖対象にする事により、映画の終盤で、このエイリアンがトンネル内で犯罪者を追い回し、無情にも
殺していくという行為が、一人ずつ罪の制裁を確実に下しているようにも見えたシーンでも
あったんです。
一連の事を考えると、リプリーがこの惑星に不時着し、エイリアンを持ち込み、そこにいた犯罪者達を裁いていくという意味では、ここの服役囚の運命は、全て偶然では無く、彼らが信じてきた
「神」の行為による必然だったのかもしれない、という、また違った視点で楽しめる作品なのかもしれませんね
そして、このシリーズで外せない人物が、シガニー・ウィーバーなんですが、今回彼女は、頭髪をすべて刈り、坊主頭にするなど、強い印象を残したことでも話題になった作品でもあるですよね。
この「エイリアン」という作品に対しての思い入れが十分伝わってくるぐらいの覚悟がみれる映画なんですよ
これまでのエイリアンとは違い、動物的本能に従いながら、純粋と次々と人間を襲い始める
シリーズ第三弾、「エイリアン3」。
是非、ご覧あれ。
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