漢方薬について
登録販売者の皆様、お仕事お疲れ様です。
寒くなると、コロナではなくて、いわゆる風邪の季節になってきますね。
風邪の症状が出た時、一般薬が売れるかと思いますが、ある程度は漢方薬が合う事もありますね。
代表的な処方としては、風寒の風邪に効く葛根湯が有名ですね。
消費者の方の中には、漢方は慢性病などで、長く飲まないといけないという思い込みで、葛根湯などを敬遠される方もおられます。
お店としては、消費者の方の症状が無くなれば良いので、葛根湯などを勧める事もあろうかと思います。
それでは、葛根湯以外の漢方薬について、登録販売者で得意としている人の割合はどうでしょうか?
多分少数派だと思っています。
これは何も登録販売者だけに限らす、薬剤師にも言える事だと思っています。
漢方専門薬局の薬剤師は、流石にレベルが違いますが、一般の薬剤師、それもドラッグストアで働く薬剤師も得意な人は少数派でしょう。
ドラッグストアにも漢方薬は一応置いていますよね。
ただ、よくわからないので、パッケージに書いてある効能が中心だと思っています。
婦人薬と言われる、当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸あたりはドラッグストアにも置いてあると思います。
このあたりの売分けが出来る人は、初級レベルの講座を受講した方だと思います。
クラシエの漢方薬を置いているドラッグストアが多いと思います。
このクラシエは、漢方薬の講座を毎月していると思います。
今はどう呼んでいるかわかりませんが、前は初級、中級、上級とありました。
初級では、ドラッグストアで置いてあるような漢方薬を中心に、教えてもらえる事になります。
一応、今出ている症状に対しての薬になりますね。
このような薬は、漢方的には
標治と呼び、ファーストチョイスの漢方薬としては良いかなと思います。
漢方には、根本的に治していこうとする治療を本治と呼びます。
現状のドラッグストアでの対応では、
本治の対応は難しいと感じています。
先程の婦人薬の3処方の本治の薬としては、六味地黄丸と八味地黄丸があります。
この二つの薬は、いわゆる腎虚の時に使う薬です。
腎陰虚の薬としては六味地黄丸、腎陽虚としては八味地黄丸になります。
私は漢方専門薬局の薬剤師さんほどの知識は無いです。
この二つの違いは、どちらも年齢と共に腎エネルギーが少なくなってきていますが、腎陰虚の場合は
ほてりなどを感じる虚熱の症状で、腎陽虚の場合は冷えなどを感じます。
一つの目安として、そこの薬局及びドラッグストアの棚に六味地黄丸を置いているかどうかで、漢方相談の知識が初級ではないと思います。
現実は、六味地黄丸を置いているドラッグストアはあまりないと思います。
簡単に言えば、あまり売れないから、棚割からカットされる訳です。
ただ、本治の相談が出来る中級の方は、中医学を勉強していると感じています。
売れないという事で、棚割から外れるのは、企業的には正解かもしれませんが、相談レベルの違いを出そうと思えば、六味地黄丸は必要な漢方薬になります。
相談するのに、冷えなどの症状に対応している漢方薬である八味地黄丸しかないのは、悲しい事だと思います。
先ずはドラッグストアの棚割にある薬をクラシエの講座や漢方薬の本で勉強してみませんか?
薬剤師さんでも得意な方が少数派です。
登録販売者の方が中級以上の中医学を勉強すれば、よりレベルの高い接客が出来ます。
そうすると、自分の薬の相談力が確実に成長するのが実感出来ると思います。
漢方が得意と言える日がくれば良いですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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