野球と神様なんてね

　スタートをきった2025年 !!
ここではメジャーリーグ　ロサンゼルス・ドジャース：大谷翔平の年賀状と米データサイトによる、今季二刀流が期待されている「ショウーヘイ・オオタニ」の成績予測に注目します。



　大谷は「明けましておめでとうございます！」「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます！」というメッセージとともに、デコピンの写真をアップ。
　紋付き袴姿のデコピンをセンターに配した年賀状は、右部分に「謹んで新年のお慶びを申し上げます　令和七年」の文言が入り、左上に干支の「巳」と、４匹の巳がそれぞれ「２」「０」「２」「５」の文字になったイラスト、さらに左下部分には「〒017ー0017」「大谷デコピン」の文字を入れています。

　そんな大谷翔平は “投手” 復帰イヤーでどのような成績を残すのか !?

　大谷翔平投手はドジャースに移籍した昨季、右肘手術の影響で打者1本に専念。
10年総額7億ドル（当時1014億円）の契約の重圧を一切感じさせず、54本塁打＆130打点の2冠、前人未到の「50本塁打＆50盗塁」を達成しました。

今季は投手として復活し、二刀流でプレーする予定となっており、約1年半ぶりのマウンドでどんな活躍を残すのか。


　メジャーリーグでは、過去の成績や打球傾向、打席内容、年齢などに基づいてパフォーマンスを予測するシステムが確立されています。

米データサイト「ファングラフス」でも採用されており、今回は「Steamer（スチーマー）」の2025年成績予測を見てみます。

　同システムによると、“投手・大谷”は
24試合に先発し、10勝7敗、防御率3.49、
奪三振率10.50、投球イニング 139回1/3を記録すると予測。
大谷が24先発以上したのは規定投球回をクリアした2022年のみで、ほぼフル稼働していると見ています。

　今年3月18、19日には東京ドームでカブスとの開幕戦が行われますが、ドジャース：デーブ・ロバーツ監督は登板回避を示唆。
右肘手術明けとあり、またドジャースも規定投球回をこなすような投手運用をしていないことを鑑みれば、規定投球回(162回) 未満は納得とも言えます。

　一方で打者では43本塁打、104打点の2冠と分析されており、投手成績は少しおとなしいものの、勝利貢献度WARは投手で 2.8、打者で 5.4を残すとみており、合算したWAR 8.2は、オフに大谷を抜いて歴代最高額となる15年総額7億6500万ドル（約1200億円）の契約を結んだメッツのフアン・ソト外野手（6.5）、同僚のムーキー・ベッツ内野手（6.1）を上回り堂々の1位となります。

　過去には予測成績を何度も上回ってきた大谷。仮に同社のシステム通りだとしても、史上2人目となる4度目のMVP受賞は近いか !?。

まずは順調に復帰することに期待するばかりですが、2025年の日米球界は、まずメジャーリーグの日本開幕戦から本格的にスタート。
　ドジャースとカブスが、3月18、19日に東京ドームで2連戦。メジャーリーグの公式戦が日本で行われるのは、イチローが引退を表明した19年のアスレチックス−マリナーズ戦以来6年ぶり。
そして、日本のプロ野球は同28日にセ、パ両リーグが同時開幕します。