アフィリエイト広告を利用しています
検索
言葉を集めて世界を旅するRPG「地図の時間〜言葉集めの冒険譚〜」
timeofmapworks_logo_2020.png
ハートフルRPG「地図の時間」

地図の時間スピンオフRPG「影泥棒と魔法の手記」

リソース管理ダンジョンRPG「琥珀の道具士」

現代SFRPG「重力ルーペ/探求リバーブ」

ドラマティックRPG「バンドワゴン」

ビジュアルノベル「日向と香水」

ノベル×ADV「ストーリーテラー」 title1_2.png
カテゴリ
プロフィール/制作環境(3)
制作記(736)
ニュース(ツクールMV)(222)
技術情報(ツクールMV)(204)
JavaScript/スクリプト(ツクールMV)(9)
プラグイン情報(ツクールMV)(12)
素材情報(ツクールMV)(15)
アップデート情報(ツクールMV)(45)
トラブル&解決情報(ツクールMV)(18)
ツクール製作品(ツクールMV)(42)
関連情報(ツクールフェス)(2)
投稿イベント情報(ツクールMV)(4)
関連情報(ラノゲツクールMV)(9)
Benchmark MV(個人作品:試作)(1)
manurpg(個人作品:試作)(2)
ブックモービル(個人作品)(10)
重力ルーペ(個人作品)(11)
そして魔女に会う(個人作品)(7)
バンドワゴン(個人作品)(1)
地図の時間(個人作品)(14)
日向と香水(個人作品)(3)
ストーリーテラー(個人作品)(1)
嘘つきのノブレスオブリージュ(2)
お役立ちツール/素材サイト(創作全般)(12)
創作アイディア(創作全般)(7)
保存用コラム(創作全般)(10)
コラム(144)
オススメ作品(8)
当ブログへのお問い合わせ(contact me)(2)
琥珀の道具士(3)
最果てのギルド(1)
読書メモ(1)
Steam展開ノウハウ(21)
RPGツクールMZ(3)
地図の時間〜名前探しの物語(1)
プラグイン情報(ツクールMZ)(1)
技術情報(ツクールMZ)(13)
国内展開ノウハウ(1)
素材情報(ツクールMZ)(4)
AI(9)
RPG Maker Unite(2)
DAW(1)
翻訳(1)
リンク集

広告

posted by fanblog

2016年07月24日

RPGツクールMV向けCordovaを使ったApkファイル出力

◆RPGツクールMV向けCordovaを使ったApkファイル出力

本記事は公式ヘルプとは異なる方法(Cordovaというツールを経由した出力)です。
私はある時から公式ヘルプの手順ではApkファイル出力時にPython utf-8エラーが発生するようになったため、代替案として用いました。
公式の手順でできる環境の方はその方が良いと思います。

Cordovaを使った手順の参考元:
http://presentcall.com/cordova%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%AE%E6%A7%8B%E7%AF%89-part1/

[前提]
次の記事を元にPython、Oracle JDK、Apache Ant、Android SDK、Crosswalkの導入と環境変数の設定が完了していること

参考:
ツクールMVで作成したプロジェクトをAndroid用apkファイルに出力する手順
https://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/155/0

1.Node.jsのインストール
以下のサイトからNode.jsをインストールします
https://nodejs.org/en/

2.cordovaのインストール
「Node.js command prompt」を起動します

Windows10の場合、「node」のキーワードで検索すると表示されました
20160617-180.jpg

次のコマンドを入力し、cordovaのインストールを実行します

npm install cordova -g

20160617-181.jpg

インストールが完了したことを確認するため次のコマンドを実行します

cordova -v

20160617-182.jpg

最初だけ質問され、Enterキーを押下しました(結果、Yesと記述されました)
画像では6.3.0とバージョン確認ができます

3.Cordovaでプロジェクトを管理するためのフォルダ作成
次のコマンドを入力してCフォルダ直下に移動します

cd c:\

次のコマンドを入力してCordovaでプロジェクトを管理するためのフォルダ作成します

cordova create A com.example.sample B

A=プロジェクトを管理するためのフォルダ名
B=アプリ名
com.example.sample=識別用のドメイン名+識別用の名前

20160617-183.jpg
例)rpgmakerkuro.comでbandwagonというアプリを管理する場合のコマンド入力例

Cドライブ直下に指定した名前のフォルダが作成されています
20160617-184.jpg

4.CordovaプロジェクトにCrosswalkプラグインの導入
次のコマンドを入力して3で作成したフォルダに移動します

cd 3で作成したフォルダ名

次のコマンドを入力し、Crosswalkプラグインを導入します

cordova plugin add cordova-plugin-crosswalk-webview

20160617-185.jpg
例)bandwagonというフォルダに移動し、プラグインを導入した場合のコマンド入力例

5.CordovaプロジェクトにAndroid環境を追加
次のコマンドを入力して、3で作成したフォルダに移動します

cd 3で作成したフォルダ名
※4の操作の直後であれば移動した状態なので不要です

次のコマンドを入力して、プロジェクトにAndroid環境を追加します
cordova platform add android

20160617-186.jpg
例)andwagonというフォルダに移動し、Android環境を追加した場合のコマンド入力例

6.Cordovaプロジェクトのwwwフォルダを削除
3で作成したフォルダの中にあるwwwフォルダの中身を削除します
20160617-187.jpg

7.CordovaプロジェクトのwwwフォルダにRPGツクールMVのプロジェクトをコピー
6のwwwフォルダにRPGツクールMVで「ios/Android」用にデプロイメントしたファイルの中にあるwwwをコピーします
20160617-188.jpg

index.htmlファイルをテキストエディタ(メモ帳やTerapadなど)で開き、次のように記述します
<body style="background-color: black">の直下に次の一行を挿入します

<script type="text/javascript" src="cordova.js"></script>

20170311_b1.jpg
★この手順でSE音など一部が再生されない問題が解消されます

8.config.xmlファイルの編集
3で作成したフォルダの中にあるconfig.xmlをテキストエディタ(メモ帳やTerapadなど)で開きます
次のように記述します(されていることを確認します)

 <platform name="android">
 <allow-intent href="market:19" />

20160617-190.jpg

画面の向きを固定したい場合は次の記述を追記します

縦固定
 <preference name="Orientation" value="portrait" />
横固定
 <preference name="Orientation" value="landscape" />

また以下情報を参考に設定をカスタマイズすることもできそうです
こちらはお好みでご覧ください

 Cordovaのconfig.xmlで設定できる項目まとめ(android編)
 http://designsupply-web.com/knowledgeside/1760/

9.アプリのビルド化
次のコマンドを入力して、3で作成したフォルダに移動します

cd 3で作成したフォルダ名
※4の操作の直後であれば移動した状態なので不要です

次のコマンドを入力して、アプリのビルド化を行います

cordova prepare
cordova build android --release

20160617-191.jpg

成功すると
BUILD SUCCESSFULの文字と
出力先が表示されます
20160617-192.jpg

10.apkファイルへkeystoreファイル(証明書)を関連づけ
Google Playで配布するためにkeystoreファイル(証明書)を関連づけます
keystoreファイルの作成方法については以下の記事をご覧ください

「5-1-1 Keystore ファイルの作成」の項※作成したら5-1-2へ進む必要はありません
https://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/355/0

cdコマンドで以下へ移動
{プロジェクトのトップ}\platforms\android\build\outputs\apk

例)9の操作をc\bookmobileフォルダで実行していた場合
cd C:\bookmobile\platforms\android\build\outputs\apk

次のコマンドを実行
jarsigner -verbose -sigalg SHA1withRSA -digestalg SHA1 -keystore {作成した証明書ファイルの位置} android-armv7-release-unsigned.apk {キーストアで使う別名(エイリアス)} -storepass keystoreのパスワード

例)次の場合
Keysotreの場所:C:\rpgmakerkuro.keystore
Keystoreパスワード:pass1234
apkファイル名:android-armv7-release-unsigned.apk

jarsigner -verbose -sigalg SHA1withRSA -digestalg SHA1 -keystore C:\rpgmakerkuro.keystore android-armv7-release-unsigned.apk release -storepass pass1234

11.apkファイルの圧縮
Android SDK Managerにて「Android SDK Tools」をインストールします
-「Android SDK Tools」は複数表示されますが1バージョンだけで問題ありません
 画面では23.0.2をインストールしています
20170311_b2.jpg

zipalign.exeの場所を確認しておきます
バージョン23.0.2の場合は以下になります
C:\android-sdk\build-tools\23.0.2\zipalign.exe

Node.js command promptに戻り
次のコマンドを実行します
zipalign.exeの場所 -v 4 apkファイル名 圧縮後のapkファイル名

例)次の場合
zipalign.exeの場所:C:\android-sdk\build-tools\23.0.2\zipalign.exe
apkファイル名:android-armv7-release-unsigned.apk
圧縮後のapkファイル名:bookmobile.apk
C:\android-sdk\build-tools\23.0.2\zipalign.exe -v 4 android-armv7-release-unsigned.apk bookmobile.apk

成功すると以下にapkファイルが生成されます
例の場合だと「bookmobile.apk」というファイルが生成されます
C:\bookmobile\platforms\android\build\outputs\apk

後はapkファイルをGooglePlayに登録すれば完了です。
頑張ってください。

■トラブルシューティング
・手順9で「BUILD FAILED」エラーが発生した場合
赤字のエラー英文で問題が示されています。
20170311_b3.jpg

画像の場合だと
「BUILD前にライセンス許諾に合意する必要がある」
「Android Studio Managerを使って合意とバージョンアップをしなよ」
という旨の記述が記載されているので、Android Studio Managerからバージョンアップすれば良いことが読み取れます。

基本は「何が問題か」「どうすればいいのか」を英文から読むことだと思います。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5276581
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。