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2023年12月06日

山川より安樂の方が大問題と思うしそもそも不倫ではないワケ

どうも、sisileoです。

先日、楽天の安樂のハラスメント問題が取り上げられましたね。

そして楽天からも退団という結果となりました。

さて、SNSではこの問題と山川の一件を持ち出す投稿が見られました。

山川のほうが悪いことしてるような意見も見受けられました。

これは果たしてどうなんでしょうか?!

私は安樂の退団は当然ですし、山川の件以上に大問題だったと思います。

また山川は不起訴に終わりましたからね。

会社に置き換えてみると、

安樂は職場内で多くの社員にハラスメント行為をしていたのに対して、

山川はあくまでプライベートで女性問題を起こしたということですからね。

ぶっちゃけ世の中のそれなりの人が同じことをしているでしょう。

不倫なんてバレなければバレないでけっこう行われているものですからね。

同じ男として、わからなくはないことでもあります。

これはイケると思った女性が実はイケなかったなんてことは。

セクハラなんかも相手が思うかどうかであって、

その一線ってすごく曖昧で難しいですからね。

相手が受け入れてくれればセクハラではなく恋愛に発展したりするものです。

有名になればなるほど、記者に追われたりリスクが高くなるものですよね。

また、一般的には不倫と思われていますが、

この件は私は不倫とは違うと思っております。

正確にいうと、不貞行為をしようとしたのであって、

一般的な不倫とは違いますよね。

不倫ていうのは妻とは別に好きな人がいて恋愛している状態でしょう。

山川の場合は問題の相手女性に好感をもってただ行為をしたくなったに過ぎないんですよね。

男性ってワンちゃんいけるかと思えば手を出すこともなくはありませんよね。

実際に拒まれたということは恋愛関係ではないということですからね。

あっても片思い程度ということですね。

だから、世間一般では不倫と思われているかもしれませんが、

これを不倫とは呼ばないでしょうね。

posted by sisileo at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

平良の先発は成功と言えるのか?

どうも、sisileoです。

さて、今季のライオンズの話題のひとつが平良の先発転向だったのではないでしょうか。

結果的には防御率2.70、11勝7敗という成績でした。

QSはチーム最多の18回としっかり先発の仕事を果たしましたね。

先発転向は大成功だったという声をそれなりに聞きますが、

果たして本当にそうなのでしょうか?!

私はそうは思いません。

何を持って成功と感じるかは個人それぞれだと思いますし、

その境界線は決まっているものではありません。

あくまでこれは個人的見解なのであしからず。

まずは成績ですが、

だいぶ物足りない数字だったでしょう。

防御率はリーグ4位でチームメイトの高橋より下です。

勝ち星は11勝止まりで山本の16勝からだいぶ離されています。

勝ち星に関しては打線が貧弱だったというチーム事情がありますが、

防御率に関してはそこは言い訳できないところでしょう。

セットアッパーや抑えとしてはリーグ随一の存在でトップラクスでしたが、

先発としてはそれなりのエースレベルの結果と言わざるを得ません。

そもそも野球はチームでやるというスポーツです。

チーム1の抑えが消えて、先発2番手がしっかり成績を残したというのが簡単な結果でもあります。

これはチームとしては完全に失敗と言えるえしょう。

特に今季は抑えの増田がまったく機能せず開幕からルーキーに抑えを託すほど酷い状態でした。

例年であれば平良が抑えに収まっていたことでしょう。

一方の先発陣は高橋、今井、松本、隅田、エンスと駒が揃っており、

隔週でローテを組ませるほどの余裕すらあった状態でしたね。

今年の貧打の状態だと、守り抜く試合が求められます。

つまりは終盤にしっかりとした方程式でもないと勝ちきれないわけですね。

ここがまったく機能しなかったことがリーグ5位という屈辱的な結果を招いたともいえます。

抑えに平良がいたら、、、もっと11勝以上に勝てていたのでは?!

というのが指標となるでしょう。

完投も高橋が4度しているのに対して平良はゼロですからね。

いくらQSを達成しても終盤で逆転されては意味がありませんからね。

ということで、今年の平良の先発転向は大失敗だったと言えるでしょう。

ただ、これはあくまでチームの結果という意味です。

平良が先発希望だったのは数年前からわかっていたことでもあります。

このままだと平良は流出するというのが将来として見えてきます。

(どのみちメジャー挑戦で流出するのではとも思いますが)

平良の希望を通すのもチームとして必要なことでもあります。

会社でもそうですが、不満を持って仕事を続けてれば成果はよくないですし、

いずれは退職するということが起こってきてしまいます。

そういう点では先発転向しかチームとしては選択肢がありませんでした。

先発・平良は長いイニングを投げるために試行錯誤した状態だったため、

総合的にはあまり圧巻なピッチングというほどではなかったのが残念なところでもあります。

だからこそ来季は山本がメジャー挑戦でいなくなるわけですから、

最多勝はもちろんのこと、先発として圧巻の成績を残してもらいたいものですね。



posted by sisileo at 12:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2023年04月24日

休養?スタメン中村外す采配について思うこと

どうも、sisileoです。

昨日は仕事のためまったく試合を見ていませんでした。

ただ、仕事終わって結果を見てびっくり。

それは中村がスタメンから外れていたことです。

山川、源田抜きの現状の状態でそんな余裕をかます必要はあるのだろうか。

故障などの情報もなく、ただの休養だと思われます。

果たしてこの状況で休養は必要なのか?

普通に考えたら必要ないでしょう。

というのはですね、

先週と今週は日程が6連戦ではなく週5試合なわけです。

つまりは勝手に1日休養できるわけです。

その中で休養を取る必要があるのかというところですね。

また、中村は今季、守備には入っておらず指名打者としてしか出場していません。

これも休養が必要なのかというところです。

年齢的な部分で単純に必要かと思っている方も多いかもしれませんが、

ちょっと疑問に思います。

もちろん、中村がスタメン外れて圧勝した試合が先々週くらいにありましたよね。

その再現をというところかもしれませんが、

相手はまったく違いますからね。

あの時の相手は最下位の日本ハム。

今回の相手は開幕カードでも負け越している昨年の覇者オリックスです。

前日に高橋が完投勝利をしカード勝ち越しも期待できる試合でした。

その試合を頭から不利にするようなスタメンはどうなのか。

この問題の根本には栗山と中村を指名打者でしか起用しないという部分があります。

今季、二人は守備では出場せず指名打者か代打での起用のみかと思います。

これはもう今季はこのままそのパターンしかないのでしょうか。

年齢的には守備部分では特に衰えや疲れが出てきますからね。

ちょっと寂しい限りですが、それは否めません。

特に今季は得点力が低いわけである程度守り勝つ野球もしなければいけませんからね。

話を戻すと、この試合のスタメンで栗山を出場させたのは当然なんですよね。

それは開幕戦でこの日先発の山下からタイムリー放っているからです。

となると、栗山と中村が守らせないのであれば併用できなくなります。

そういう意味では中村がスタメン外れるというのは理解できますよね。

つまりは休養ではなく、勝つための施策というところ。

といっても、現状の打線では中村が重要な役割を果たしているのは事実です。

状態も好調ですし、使わないのは非常にもったいない。

栗山を起用したのに、栗山のあとはペイトン。

ペイトンはオリックス戦でここ2戦ヒットなしで

結局このカードはノーヒットで終わってしまいましたね。

打率も二割切っており、正直期待しにくいところ。

本来であれば、このペイトンをスタメンから外して打線を組みたいところでしょう。

となると、中村か栗山は守備には就かせたいですね。

今後もこの方針でいくのか興味深いですね。

山川の復帰も近づいているだけに、

このままだと山川は守れる状態でないと使えないことになりますからね。
posted by sisileo at 12:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2021年02月04日

【コラム】田中が楽天復帰でライオンズはどうなる?!

お久しぶりです。sisileoです。

ようやくキャンプインとなり球春到来というところですね。

しかし、世の中は緊急事態宣言となり、開幕までは気が抜けない状態でもあります。

そんな中、ヤンキースで活躍した田中将大が楽天復帰となりましたね。

楽天ファンにとっては嬉しいところでしょうが、他球団にとっては脅威でしかありません。

正直なところ、戻ってきて欲しくはありませんでした。

ということで、今回は楽天復帰した田中がライオンズに与える影響を考えてみようと思います。

田中と言えば2013年に24勝0敗というとてつもない成績を残してメジャーに渡りました。

はっきりいって無双でしたし、ライオンズにとってはこの年は胴上げも許していますね。

ちなみにこの年はライオンズと田中の対戦成績は0勝2敗、防御率0.56となっています。

2013年はまったく歯が立たなかったわけですが、

実はマイナス要素だけではありません。

田中はトータルでみると、ライオンズ相手に7勝13敗と大きく負け越しており、

11球団で一番、苦手としているチームだったりします。

防御率はなんと3.86にも膨らんでおり、田中の数字とは思えないところです。

なんだかんだでライオンズはエースクラスの投手を打ち崩すことが多々あったりします。

あの則本(楽天)や千賀(ソフトバンク)、菅野(巨人)を早々にKOしたことがあるのもライオンズくらいではないでしょうか。

だからこそ2013年の田中はライオンズ戦に2試合しか先発していません。

これは苦手だからこそ、ライオンズを避けた部分も少しあるかもしれませんね。

ただ、田中に対して相性の良かったのが浅村でもありました。

その浅村が楽天に移籍したのは田中相手を考えると痛いところ。

それでも現在の主力である森、山川、外崎あたりは未対戦でもあります。

再び、ライオンズに苦手意識を与える大きなチャンスと言えるでしょう。

なんだかんだで千賀や山本(オリックス)相手に戦っているわけですし、

実際のところは田中と同等かそれ以上なのではという見方もあります。

メジャーに慣れてしまった田中が日本で少し苦戦するということもなくはなさそうですね。

そして、ローテーションも味方するかもしれません。

楽天のローテ事情は詳しくわかりませんが、

田中が開幕投手となる可能性はゼロではないでしょう。

涌井が最多勝を獲得したことを考えると、あえてカード2戦目や3戦目に入れて勝ちを狙うかもしれません。

それでも開幕カードに照準を合わせることになるでしょう。

週末でもありますからね。

その場合、田中と最初に対戦するのは4月の3週目の敵地カードとなります。

それ以降は夏場まで週末での楽天戦はありません。

つまりは前半戦で田中と対戦するのはたったの1試合となります。

これは朗報でもありますね。

2カード目に田中を持ってくる可能性も少ないでしょう。

というのは楽天は週末に優勝候補であるソフトバンクとのカードが多く組まれているからです。

優勝を狙うのであれば、ソフトバンクとの直接対決にぶつけたいですからね。

また、日程をみると、後半になると楽天戦が多く週末に組まれているのですが、

楽天のソフトバンク戦は週前半に多く組まれていたりします。

こうなると後半は田中のローテが逆転する可能性が出てきます。

だとしたら、再び田中との対戦が少なくなることになります。

ということで、田中の楽天復帰はライオンズにとっては大きな脅威とはならないかもしれません。

むしろ、田中が他球団から勝ちを積み重ねることはプラス要素すらあるかもしれませんね。

また、今のライオンズ打線が田中相手にどう戦うかは興味深いところでもあります。

今シーズンの大きな見どころになる事は間違いないでしょう。



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posted by sisileo at 13:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2020年08月18日

【コラム】なぜ?ブルペンデーは必要なのかを考えてみる

今日のニュースで平井が20日に先発することが判明しました。

先日の記事で今週の展望を書きましたが、ローテはどうなるかは微妙なところでしたね。

それでもブルペンの負担が大きい試合が多いのに、このブルペンデーは必要あるのだろうか。

すごく疑問に感じます。

ということでいろいろ考えてみたいと思います。

現状で登録された状態のローテ投手は高橋光成、ニール、松本の3人。

本田が17日に登録抹消となったので、残る3人を登録する必要があります。

野手人数を変えずにいくのであれば、先発するごとに登録抹消させる隔週ローテを組む必要があります。

現状で1軍昇格が見込まれる成績なのが2軍だと十亀、榎田、内海、浜屋の4人でしょうか。

ファームは先週に試合がなかったので気になるのは登板間隔ですね。

ただベテラン投手陣に関してはちょうど良いのかなというようにも感じられます。

内海は22日に先発することが決まっています。

十亀と榎田も内容からしたら、いつでも1軍登板して良いところです。

19日に十亀あたりが投げることが想定されます。

好投した本田の登録抹消はこうしたあたりを考えると致し方ないのかなというところですね。

そして20日にブルペンデーで平井が先発となります。

21日はニール、23日が松本になるでしょう。

平井が2イニング前後を投げると考えるとその前後は登板できなくなります。

ブルペンデーで起用されそうな投手陣ですが、

先発でファームでローテ起用されていた齊藤は確実でしょう。

その他では今井、宮川といったあたりでしょうか。

ただ、齊藤以外はいずれも登板機会が多い中継ぎでもあります。

ここのところ、先発投手陣がイニングを稼げないという現状を考えるとリリーフの負担をあえて高くするブルペンデーを設けるというのは今一つ理解しにくいとも思えるところです。

しかも今井や齊藤という先発できる投手をブルペンにおいていながら、平井ですからね。

たしかに平井は現状ではビハインドや接戦での起用が無難なところです。

失点も多く、厳しい場面は現状では任せにくいので、

先発させるというのは面白い発想かもしれません。

それでもブルペン全体にわざわざ負担をかけるのは不要に感じてしまいます。

というのも使えそうな先発投手陣が控えているからでもあります。

そんな中でもブルペンデーを決行することができるプラス菜要素を考えるとすると、

相手がオリックスで、敵地・京セラドームというところでしょう。

特にこの球場の違いは非常に大きいと言えます。

真夏のメットライフドームでは投手陣の負担は計り知れません。

それが冷房の効いたドーム球場となるのですから、ポジティブ要素ともいえるでしょう。

そこでオリックス打線ですから、先発投手が6回くらいまでは投げてくれるという計算が成り立ってるのかもしれません。

それこそ未知数で期待だけですが。。。

なんといっても先々週の札幌ドームでは6回を投げ切ったのはニールのみですからね。

前後の試合でも確実に中継ぎが消費される可能性は否めません。

このブルペンデーがうまくいくかどうかは先発投手陣と打線にかかってそうですね。

間違っても中継ぎ陣の負担が必要以上とならないことを願いたいところです。

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【コラム】どうする1番打者問題、三振王スパンジーに任せるのは愚策か

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posted by sisileo at 12:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2020年08月08日

【コラム】どうする1番打者問題、三振王スパンジーに任せるのは愚策か

久しぶりのコラムです。

今回はライオンズの1番打者問題について私なりの考えを書いていきます。

ライオンズの1番と言えば、昨年までは秋山が多くの試合で賄っていましたが、

ご存じのようにメジャー移籍してしまったため、今年は開幕当初から不安要素のひとつでした。

1番・金子ということで開幕をスタートしましたが、

さすがに荷が重く、成績を残せず脱落してしまいましたね。

金子の1番起用に関してはこれまでの記事でも否定的なことを多く書いてきました。

現在は故障離脱で2軍調整中ですが、1軍昇格となっても1番として期待できるかというと、

難しいとみております。

金子はこれまでも1軍で多く使われてきましたが、

1番打者として任せられるほどの成績を残せていませんし、

ここからブレイクすることも考えにくいところです。

そして、若手の鈴木が1番に抜擢されて最初はうまく機能しましたが、

さすがに徐々に苦しくなってきましたね。

現在は下位打線で落ち着いています。

鈴木はまだまだ経験浅いですし、現在の状態では1番打者は任せることは荷が重いでしょう。

こうなってくると、足もある新外国人のスパンジェンバーグということで現在は彼が1番打者として再び起用されているわけです。

しかし、このスパンジェンバーグは1番打者として適任なのかどうかはかなり疑問があるところです。

8月7日現在のスパンジェンバーグの出塁率は3割を満たしておらず、

.276という数字です。打率ではなく出塁率です。

これまで4四球しか取っていないのです。

つまり選球眼が悪く、球数も投げさせられないというのが数字でわかります。



また、三振数が異常に多く、現在60三振はリーグトップの数字です。

この数字がいかに多いかですが、

往年のブライアントに匹敵するくらいの数字なのです。

今年は120試合しかありませんが、それでも換算してみると189三振ペースです。

昨年、最多三振だったヤクルトの村上が143試合で180を超える三振を記録しています。

120試合でそれを上回るペースなのです。

また、143試合に換算してみると、200三振を超えるペースで、

これはあの近鉄にいたブライアントの日本記録に迫るペースなのです。

ブライアントほどのホームランの期待値が高い選手であれば三振してもしょうがないところですが、

スパンジェンバーグはそこまでのホームランバッターではありません。

ホームランはここまで6本で山川の半分以下です。

それでいて山川は36三振なのですから、三振の多さはリスクを大きく伴うことがわかります。

1番打者がここまで多く三振を喫するのであれば、勝敗を大きく左右してしまいます。

1番打席が回ってくるわけですし、三振は打線を寸断してしまうわけですからね。

こういった選手は下位打線で使うべきなのです。

足があるという面もこの三振の多さではまったく意味がありません。

足を活かすには出塁することが1番重要だからです。

あるいはゴロを転がして、内野安打をもぎ取るなどですね。

スパンジェンバーグは単打より2塁打が目立ちますし、

自然と足を活かす場面はなくなるわけです。

1番打者に足は必要なのかというとそうではありません。

昨年までの秋山は盗塁が滅法下手でしたし、

足があるということで相手投手に警戒はさせていたが、そう多くは動きませんでしたよね。

また、今年のライオンズは盗塁が少なく、元々警戒されている選手が走るのは難しいものでもあります。

辻監督はほかにいないような発言をしていますが、私はそうは思いません。

1番打者に求めるものは出塁率です。



ライオンズで四球を多く取っているのは山川、栗山、外崎あたりです。

私はこの3人に1番の可能性を感じます。

外崎は出塁率が現在.343で打率はさほど上がってはいないが、

四球をよく選んでいるのがわかります。

パンチ力もあり、長打も期待でき、足もあります。

すべての要素を満たしているといってよいでしょう。

現状では少しずつでも状態が上がってきている外崎がベストな選択にも思えます。

続いては栗山です。

栗山の出塁率の高さは承知のことでしょう。

今季は調子がよく、ここまで.409という驚異的な出塁率をマークしています。

これをチームとして生かさないのはもったいないです。

下位打線で出塁しても得点力は非常に低いですが、

上位打線に繋がるところでこの出塁率であれば得点に繋がる確率は格段と上がります。

また、栗山に関しては2000安打を目指しているという部分も含めると、

より多く打席が与えられる1番というのは調子のよい今だからこそアリなのではないでしょうか。

すべてにおいてプラス要素が働きます。

最後に奇策となるのですが、1番山川というのもアリではないかと思います。

なにげに出塁率は.404と高く栗山の次の数字でもあります。

あの二刀流の大谷やソフトバンクの柳田が1番に座ったこともありますよね。

山川には足はありませんが、山川がチャンスメイクして得点に繋がるケースは非常に多い印象があります。

大学生時代は1番で起用されていた経緯もありますし、笑いごとではないですし、

相手投手にとっては脅威なのではないでしょうか。

意外に1番ってチャンスで回ってくることが2打席目以降では多いですからね。

いずれにしてもスパンジェンバーグの1番起用よりは得策だと思います。

また、私の打順の考え方としてより良いバッターを上位打線に置くことが野球というスポーツで得点を多く取る方法と考えています。

上位打線は必ず1打席でも多く打席が回ります。

打つ確率の高い選手に多く打席を回すことこそが得点を高める方法でしょう。

年間で考えれば打順が違うだけで100打席以上の差が生まれます。

その100打席でどれだけ打てる選手を使えるかがポイントなのです。

だから、2番打者にはバントできる選手を置くよりも強打者を置くというスタイルの方が

理に適っているということでもあります。

本来の状態であれば、2番森という打順は非常に好きなのですが、

現在の状態だと厳しいので仕方ないところです。

頑固な辻監督だけにそうは思い切ったことをしてこないように感じますが、

ここまで連日打線がつながらないのであれば、考えなければいけません。

特に今年は試合数も少なく、我慢してるとシーズン終了となってしまいますからね。

4試合に1試合繋がる打線だったり、4試合に1試合爆発する選手の1番起用ではBクラスに落ち着いてしまいます。
優勝を狙うためには2勝1敗ペースで勝てるくらいの打線でなければいけません。

今年は例年以上に采配がモノを言うのかもしれませんね。

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posted by sisileo at 12:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2020年01月04日

【コラム】辻監督が外崎のセカンド起用明言で外野どうなる?!

こちらの記事でも書いていましたが、辻監督が今季の外崎の2塁起用を明言しましたね。

外崎本人の希望や昨年の浅村の穴を見事に埋めた活躍は素晴らしいですし、

監督もそのあたりをしっかりと評価し考えた結論でしょう。

この点はまったく異論はありませんし、浅村を超える活躍を期待したいところです。

さて、これで問題となるのが秋山の抜けた手薄となる外野の布陣でしょう。

【コラム】辻監督の金子の1番起用を示唆は愚策となるか?!

上記の記事でも書きましたが、金子のセンター起用がほぼ確実となっています。

昨年の時点では外崎の外野はだいぶ可能性として高いかなとも見ていました。

というのは若手の中で一番レギュラーに近いのが山野辺だったからです。

ファームで打率.271で二桁の12本塁打を放っている打撃は十分期待できるところです。

外崎も1軍に上がる前にファームでホームランを同じくらい打っていましたね。

他の選手のファームの数字と比較しても山野辺が打撃では上位であることは間違いありません。

今季、1軍のスタメンに限りなく近いのが山野辺です。

それだけにセカンド山野辺で外崎を外野に回すことが戦力的には無難かとも思うところでした。

しかし、ここで問題のひとつとなったのが山野辺の守備力でしょう。

エラーこそ目立ったところはありますが、外崎の守備範囲とグラブ裁きはかなりのものです。

このあたりはさすが元ショートという身体能力の高さと言えるでしょう。

これで外崎がセカンド確定となったわけですから、山野辺をどうするかが問題となります。

さすがにセカンドの控えとしては出番はほぼないと言っていいでしょう。

外崎は終盤で下がるようなことはあまり考えられませんからね。

守備固めで使うのであれば永江くらいの守備力でないと外崎を下げる意味はありませんし、

山野辺の守備力では守備固めは厳しいでしょう。

またサードには期待の佐藤龍生の存在もあります。

サードに関しては中村の負担を考えると控えとして佐藤は確実に必要な存在になりそうです。

となると、山野辺の打撃を活かすには外野へのコンバートが必須となるでしょう。

打撃では他の若手外野手と比較しても抜けているので、

外野コンバートすればすぐにでもスタメンの可能性は生まれるかもしれません。

もちろん外野での守備力がどんなものかですが、

なんだかんだで金子も元々はショートでしたし、

木村に至ってはピッチャーでしたからね。

呉や水口も外野を守ったりしていますし、こなすことは可能でしょう。

問題は外野守備に挑戦することで打撃に影響が出ないかでしょう。

守備練習に多く時間も神経も使うことになるので、打撃練習が疎かになりがちです。

まだ2年目でプロとしても経験が少ないだけにここでのコンバートはかなりの試練になるはずです。

もちろん、これは愛斗、鈴木、高木、川越あたりにもチャンスとなるでしょう。

将来的な部分を考えても山野辺含めて彼らからレギュラー争いを勝ち取る選手が生まれて欲しい。

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posted by sisileo at 18:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

【コラム】辻監督の金子の1番起用を示唆は愚策となるか?!

さて、こちらの記事でも書かれていた金子の1番起用について考えてみたいと思います。

辻監督が2020年の構想として金子を1番に起用すると明言しました。

山川の4番は白紙で勝ち取れとしたのに対するとちょっと甘く感じましたね。

というのも昨年の序盤のライオンズの足踏みの要因のひとつが1番打者が機能しなかったことでしょう。

5月半ばに秋山を1番に起用してからチーム状態がよくなりました。

もちろん、金子の1番と秋山の3番というダブルの問題がありました。

その点では最初から森を3番に据えられるだけ昨年よりはましになるとは思われます。

ただ、それでも金子の1番というのはメリットは非常に少ないと感じます。

昨年の盗塁王で足が使えるというのは最大の武器ではあります。

しかし、長打力のなさと出塁率の低さをどうカバーできるかが問題でしょう。

昨年の金子の成績などについては下記の記事で書いています。

【今季成績振り返る】金子 侑司編

1番打者というのは1番打席が多く回ります。

基本的には私は打順というものは良い打者を順番に並べるのが効率が良いと考えます。

最近の2番強打者論はこの理論に当てはまるものでもあります。

より良い打者に多く打席が回ることにより総合的に得点を多く奪えるということに繋がります。

その点で出塁して、足もあり、長打もある秋山は打ってつけだったわけです。

しかし、足がある理由だけの金子でどこまでできるか。

昨年の終盤の数字を出せるのであれば悪くはありません。

しかし、そこには現在の金子では不安が先行します。

そもそも終盤の数字は下位打線でのもので、トータルの数字も下位打線で伸ばすことができました。

上位打線と下位打線にいる時では数字は変わってきます。

それは投手心理に起因するものでもあります。

後ろに怖い打者が控えれば控えるほど今の打者を出したくないものです。

また、先発投手は下位打線では1〜2割は抑えて投げます。

さらに終盤の投手起用というのは上位打線に相手は良い投手をぶつけるよう継投します。

つまりは下位打線は打者には有利に働くケースが多くなります。

それは下位打線の数字を上位打線では出せないという結論になります。

基本的には下位打線で数字を出しても上位打線に入ると落ちてしまうということです。

このあたりを考えると現状の金子の数字ではちょっと弱いなと感じてしまいます。

もちろん、昨年のリベンジで燃えて、今季はさらなる飛躍という可能性もありますし、

そのあたりに期待はしたいのですが。

仮に出塁したとしても足を活かせるかというのもかなりハードルは高いでしょう。

絶対に走ってくるというマークの中で成功しなければいけませんからね。

金子、源田という並びの期待値はだいぶ低くなってしまうかなというところ。

また、3番の森は初球から打つタイプで、内角はわりかし得意なので、

相手投手は外角中心のリードをしてくる傾向があります。

そのあたりも盗塁には適していない環境だったりしますね。

昨年の金子の得点は60得点です。

これは秋山の112得点の約半分近い数字です。

得点力が大きく落ちることは確実でもあります。

そのあたりを考えると、私は1番には外崎が良いのではと思っています。

走ることもできるのに加えて、長打力も持っています。

昨年は96得点を生み出しています。

打点より得点が上回っているので、チャンスメイクにも打ってつけです。

反対意見でチャンスに強いのにもったいないというような意見もあるかもしれませんが、

1番打者はチャンスでもけっこう回ってくるものです。

昨年、秋山がチャンスでだいぶ凡退していましたね。

しかし、チャンスで1番の秋山に回った時の期待感は大きかったのではないでしょうか?

その場面で1番の金子に回った時と1番の外崎に回った時の期待値を考えるとどうでしょうか。

下位打線がしっかりと1番に繋いだ時に外崎の方が得点の期待値は明らかに高いでしょう。

最初に書いたようにより良い打者に打席を多く与えるという観点からも3割30本に僅かな可能性すらある外崎に多く打席を与えることに多くメリットを感じます。

下位打線での打点はメヒアや栗山で補うことが可能です。

しかし、上位打線の得点力は金子では補えないというのが私の持論になります。

また、この金子の1番起用というのは若手の出現にどう出るかも疑問です。

というのは昨年の開幕前では秋山のレギュラー以外は白紙だったはずです。

結果として金子と木村がほぼレギュラーを確立はしましたが、

秋山が抜けた今年はレギュラーは本来は完全白紙と言って良いでしょう。

金子の1番センタープランは正直なところ【繰り上がり】起用でしかありません。

他にいませんからね。

新外国人のスパンジェンバーグ、ベテランの木村と栗山あたりがとりあえずはスタメン候補でしょう。

ただ、個人的には愛斗、鈴木、高木渉、川越あたりの誰かが抜けて出てこないと将来的な部分含めて厳しいなと感じています。

球団としては人気のイケメン選手の金子が1番センターで活躍して欲しいという願いはあるでしょう。

年末年始のテレビ出演状況を見てもそれは伺えるところです。

果たして金子は監督の期待に応え、1番センターとして定着するのか。

2年連続リーグ優勝をした辻監督の手腕を信じたいところですが・・・。

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2019年11月15日

令和初のプレミア12がイマイチ盛り上がらない理由

2019年現在、野球の世界大会であるプレミア12が行われており、

侍JAPANが世界を相手に戦っていますね。

しかし、イマイチこのプレミア12が盛り上がっていないと言われ始めています。

それは球場の観客動員数やテレビの視聴率を見ていれば数字でも示されている気もします。

実は私sisileoも個人的にプレミア12にそこまで盛り上がることができなかったりしています。

一応、試合結果やテレビもそれなりに見てはいますが、

かつてのWBCなどと比べると冷めているのは事実です。

これは特に私と同じような世代の方は多く感じているのではないでしょうか。

それではなぜこの令和初のプレミア12が盛り上がらないのかを私的に理由を挙げたい。





そもそもメンバーが地味



一番の大きな理由はメンバーではないでしょうか。

これといったスター選手がいません。

一昨年までは大谷という注目があったから支えられていたものの、

大谷がメジャーへ行ってからはスター選手不在感が強いところ。

さらには国内で実績のある選手がことごとく出ていないというのも寂しいところ。

怪我で離脱した秋山はともかく、菅野、千賀、柳田、山川、森など状態の悪さなどの要因も重なり出場していません。

またメジャーに渡った日本人選手がいないというのも寂しいところ。

特に2009年のWBCをよく知る世代からすれば、

現在の侍JAPANは国内でやるオールスターのようなもの。

いや、それ以下とも言えるメンバーだったりします。

2009年のWBCがなぜあれほどまで盛り上がり熱くなることができたのか。

それは普段一緒にプレーしていないイチローや松坂といった面々が日本の主力選手と共に戦うオールスターでは見れない混合チームであったことにあります。

あれ以来、【侍JAPAN】という言葉で付加価値を作り収益を伸ばそうとしているわけですが、

今回はかなりの大失態になったようにも感じますね。

11月というシーズン



というのも、11月というシーズンにも問題があるでしょう。

春先に行われるWBCと比較しても、盛り上がり方はだいぶ変わってきます。

選手で見れば、11月はシーズンが終わり疲れ切った状態。

開幕を見据えて調整する春先とは勝手が違うところ。

また、ファンも同じで好きなチームの応援を1年間行って満足感もある状態でしょう。

春先の開幕はまだかとソワソワする野球ロスの状態とは真逆といってよいでしょう。

さらにはドラフトから、契約更改にFA戦線、来季の補強などファンの興味も疎らだったりします。

とにかくこの11月の開催ということがあまり良い影響を与えていないのは事実でしょう。

球場ががら空きの要因



そして、最後に伝えたいのが球場ががら空きの要因です。

国際大会とはいえ、ZOZOマリンの空席は酷いものでしたね。

さらには東京ドームですら空席がありました。

前項でも触れたようにこれだけ悪条件でも野球ファンの数からすれば、

もっと入りそうなものでもあったはずです。

しかし、蓋を開けてみれば・・・。

この理由は時間とチケットでしょう。

まずは開催時間。

なんと試合の開始が19時という遅さです。

土曜日ならまだしも平日でも19時です。

会社帰りからの試合開始から見られるという利点があるように思えますが、

試合を最後まで見たいのが信条でしょう。

19時に始まれば、終わりは22時過ぎになります。

ZOZOマリンから帰るのはかなりの困難ではないでしょうか。

東京ドームであろうと、翌日仕事があればもう少し早く帰りたいものです。

現地観戦する方としては試合開始に間に合わなくても21時過ぎに終わってくれる方が理想だったりします。

特に国際大会は勝ち負けが最重要です。

勝ち負けに拘るのですから、試合終了まで見たいものです。

さらに言えば、ZOZOマリンなんて、この寒い時期のナイターはかなり厳しいでしょうね。

日程や時間などを調整できなかったのかは疑問でしかありません。

そしてもうひとつがチケットです。

チケットの販売方法もわかりにくかったのではないでしょうか。

球団の公式サイトやファンクラブ会員用にも売り出していませんでしたよね。

このあたりでのPRが皆無でした。

ちなみに私はローソンチケットやイープラスのメールで販売しているのを知ったくらいです。

また、販売しているチケットを覗いてみたのですが、

日本戦がいつなのかもはっきりしていませんでした。

このあたりは大会方式もあるでしょうが、わかりにくいものですよね。

日本戦以外の試合には私はあまり興味ありませんし、現地まで行ってみたいとは思わないところです。

こういった背景が球場のがら空きを作り出してしまったと言えるでしょう。

それでも明日以降に行われる試合は週末で決勝ラウンドとなるのでさすがに満員となるかな・・・・。
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まとめ



そんな今回のプレミア12ではありますが、日本が順調に駒を進めていますね。

メンバーに関してはアメリカはもっと問題でもあるので、

日本としてはこの程度のメンバーで十分と言えるのでしょう。

それでも私としてはやっぱり大谷や田中、ダルビッシュらを是非とも日本でまた見てみたいものです。

来季の五輪やその後のWBCは世界的にも「野球」をもっと盛り上げてもらいたいですね・・・。

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【コラム】ライオンズが2連覇できた10個の要因








posted by sisileo at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2019年09月27日

【コラム】ライオンズが2連覇できた10個の要因

2019年の今季、埼玉西武ライオンズはパ・リーグ連覇を果たし、2年連続の優勝となりました。

思えば、シーズン始まる前は大方の予想はCS争い。

春先の解説予想はこちら→予想解説者のパ・リーグ順位予想をまとめてみる

私の予想も3位でした。

菊池と浅村の投打の要を失い、大した補強もなしという中でのシーズン開幕。

ソフトバンクが優勝するだろうという大方の予想でした。

そしてシーズン前半は楽天、日本ハムもやはりという形で上位争い。

そんな中、我が西武ライオンズはAクラスとBクラスを彷徨う日々でしたね。

しかし、終わってみればリーグ優勝を果たすことができました。

これはお見事というしかありません。

もちろん、他チームが思った以上にずっこけたところもありますが。

それではなぜ、リーグ優勝をできたのかを私、sisileoなりに分析してみました。



守護神の好調



シーズンが始まる前から不安はありましたね。

昨年の守護神・ヒースとセットアッパーのマーティンがオープン戦から本来のピッチングではありませんでした。

出遅れた感のある二人の外国人が機能せずという中で、

再び、守護神の座に君臨したのが増田達至でした。

とにかく今季の増田は安定していました。

直球のノビが非常に良く、空振りを奪えるため、直球で勝負することができました。

これは昨年の増田には見られなかったところです。

最終回にリードした形に持っていけば勝てるという安心感を与えてくれました。

実に増田はキャリアハイの30セーブをマーク。

そして負け数も今年は1と最小でしたね。

増田の活躍なしには今年の優勝はありませんでしたね。


平井が大車輪の活躍



その増田に繋げるセットアッパー・平井の活躍は予想以上でした。

マーティンが不調の中、平井が4月も6月も防御率は1点台。

前半戦の活躍が評価されてオールスターにも出場しましたね。

しかし、一番きついとも言われる夏場に15試合も登板。

徐々に調子を落とし登板数こそ大記録となったが最終防御率は3.50になりましたね。

そして、9月の防御率はなんと9点台。

それでも、他に信頼できるリリーフがいないという状況でなんとか投げてくれました。

間違いなくこの優勝は平井の活躍があってのものでしょう。

新旧4番と監督の決断



今季は50本打つと宣言していた4番の山川穂高。

有言実行とも言えるように序盤からホームランを連発。

月間MVPになる活躍を見せてくれました。

5月までに22本ものホームランを積み重ね、50本は確実とも思われた。

しかし、交流戦あたりから本塁打は減少。

ファンもため息の出る打席ばかりとなっていきました。

大事な場面でも打てずに、試合を落とすことも。

そんな中、夏場からついに4番降格となりました。

辻監督の大きな決断でしたね。

4番は山川と私も思っていましたが、さすがに打てなさすぎでしたね。

当初から不安視されていた厳しい内角攻めが現実になり、フォームもタイミングもめちゃくちゃになってしまいましたね。

このあたりは若さもあるかもしれません。

来季以降に真の4番になるためへの試練と思いたいところですね。

そして、4番に座ったのはかつての4番・中村剛也。

昨年同様に後半戦に打ちまくってくれました。

8月は打率.384と凄い数字を残してくれました。

また満塁での強さは健在で何度もチームの窮地を救ってくれましたね。

4番としての仕事をしっかり果たしてくれました。

当初は4番は山川で固定すると言っていた辻監督にとって大きな決断でもあったでしょう。

そしてこれが見事に結果を出しました。

その後の山川の状態を見ても、4番山川のままだったら優勝はなかったとも言えるでしょう。


浅村に変わる新3番の存在



今年の3番打者は当初は秋山でしたね。

しかし、うまく機能しませんでした。

5月に入り4連敗など負けが先行すると、3番に源田が入るなど迷走。

その中で3番・外崎が機能しました。

そして、終盤では外崎が不調に入ると、3番には森が入りましたね。

森は首位打者を獲得するかというくらいに今季は好調。

8月には打率.377に10本塁打と活躍しました。

3番浅村の抜けた穴を外崎と森が見事にカバーしました。

外崎はキャリアハイの26本塁打。

森も打率は.329に加えて23本塁打を記録、さらには105打点とチャンスにも結果を出しました。

この数字を見ても浅村の数字とそこまで遜色ないことがわかります。

やっぱり1番は秋山か



これまでトップバッターとして君臨していた秋山翔吾。

しかし、浅村が抜けたことで開幕から3番を任されていた。

しかし、秋山自身も3割いかない打率はもちろん、トップの金子侑司も秋山とは比較にならないほど苦戦。

先ほどの3番打者と同じくして、5月中旬から秋山がトップに入った。

今季の秋山は得点圏打率が非常に低くチャンスに弱いところがありました。

しかし、1番に入るとチャンスメイクする活躍。

打線を引っ張る形で4カード連続勝ち越し。

その後は最後まで1番・秋山と固定されました。

今季112得点の秋山が1番に入ることで100打点トリオを生み出したとも言えるでしょう。

やっぱりライオンズの1番は秋山翔吾しかなかったというところ。

間違いなく2連覇の要因となったでしょう。

守備力重視オーダーと強み



辻監督の得意とする部分でもある守備力。

ショート源田の守備力は今更言うまでもないでしょう。

今季はエラーが一桁の9個でしたね。

他球団では抜けるような打球もライオンズでは源田の守備範囲だったりします。

一番のポイントとなったのは外野ではないでしょうか。

鉄壁のライオンズの外野陣。

その中でもレフト金子、ライト木村は最後までレギュラーを貫きました。

もちろん、打撃不調でスタメン外れることもそこそこありましたが、

結局は落ち着きましたね。

私もよくこの外野手二人は打線では苦しむところが多く、スタメン外してはと何度か唱えたことがあった。

しかし、守備力を含めて二人に変わる選手は出てきませんでしたね。

戸川、高木渉という若手は来季以降へ期待がかかるところ。

金子と木村の守備には何度も助けられました。

金子、源田の中継プレーでのホーム捕殺や、木村の強肩は相手の走者を止める場面も多かった。

この守備力で、金子は打率.251で盗塁王(ほぼ当確)で、

木村は打率こそ低いものの二桁本塁打を記録しました。

守備力と打撃のバランスを考えると十分とも言えるのかもしれませんね。

この優勝に大きく貢献したと言えるでしょう。

ドラ1ローテが試合作る



我が西武ライオンズの一番の不安はやっぱり投手陣でしょう。

リリーフ陣は平井、増田の活躍で何とかなったものの、

先発陣は菊池雄星が抜けて、どうなるのかというところでした。

しかも開幕前に内海、榎田は間に合わず。

とにかく最悪の状況で開幕を迎えました。

昨年最多勝獲得してエースとして期待された多和田は1勝止まりと予想外の不調。

そんな中、ローテをしっかり守った今井と橋光成。

今井はチーム最多の22試合に先発し7勝ながらもQS12回という安定感を見せてくれました。

高橋も21試合の先発で10回のQSと自身初の二桁勝利と期待通りの活躍をしてくましたね。

また、当初は構想の中では微妙だった十亀がモデルチェンジの活躍。

5勝ながらもQS10回と試合を作ってくれました。

そしてルーキーの松本航も16試合に登板して7勝をマーク。

このあたりのドラフト1位組が中心となりましたね。

試合さえ作ってくれば、打線が何とかしてくれるというあたりで大きく貢献しましたね。

新外国人ニールが予想以上の活躍



その先発投手陣の中で一番の活躍だったのがニールでしょう。

登板する試合は負けないという不敗神話までも。

防御率2.87に12勝1敗という輝かしい成績を残してくれました。

ウルフに似た打ち取るスタイルでここまで勝てるとは思いもよらなかったところ。

特にライオンズの先発外国人はここ数年は移籍のウルフが活躍したくらいで、

新外国人で活躍した選手は昨年のカスティーヨが目立つ程度でした。

そんな中でのニールのエース級の活躍は優勝への原動力となりましたね。



正捕手から最強捕手へ



炭谷が抜けて、完全に正捕手となった森友哉。

打線ばかりに目がいきがちではあるが、間違いなくスタメンマスクとしての活躍があってからこそ。

炭谷が移籍に踏み切った理由も森の存在があったからといってよいでしょう。

森がマスクを被るようになってから、苦手のソフトバンクにも勝てるようになりました。

ライオンズの不甲斐ない投手陣をよくリードしたと言えるでしょう。

防御率がリーグ最下位を誇る(?)投手陣で優勝できたのは森のリードあってからこそでしょう。

2番手捕手・岡田が離脱という状況の中でも終盤は休まずマスクを被りました。

打てる捕手ということで打線でもクリーンナップを任されるなくてはならない選手になりましたね。

数年前までは捕手には向いていない、外野手転向だなんて声がありましたが、今は皆無ではないでしょうか。

甲斐キャノンには及ばないが、森も強肩で盗塁を刺す場面も何度か見られましたね。

捕手としての成長には目を見張るものがあります。

そして、応援歌でもあるように日本を背負う最強捕手へその道を進んでいってもらいたいところですね。

優勝には名キャッチャーありという野村克也氏の言葉もあるくらいですからね。



次期守護神候補・平良の存在



最後の10個目は終盤のリリーフ陣から。

平井が調子を崩し、ノーコンのマーティンにヒースも離脱となった終盤。

それでも首位ソフトバンクを追撃して、快進撃を担った一人とも言えるのが平良でしょう。

後半だけで26試合にも登板しました。

9月の防御率は2.70と1軍に慣れ始めると徐々に安定してきましたね。

終盤では平井に繋ぐ勝ちパターンとして起用されるように。

防御率3.38はリリーフの中で増田、小川に次ぐ数字。

最速158キロの直球は間違いなく次期守護神候補と言って良いでしょう。

そしてこの2年目の平良の活躍がより他の投手陣に闘志を与えたのではないでしょうか。

特に小川、國場といったあたりも釣られるようにして好投してくれました。

来季は平井の負担を減らす活躍も期待されるところでしょう。

終盤に平良が出てきたことは優勝への快進撃に間違いなく加担しましたね。

まとめ



この10個の要因のひとつでも欠けていたら優勝はなかったのではないでしょうか。

主力が抜けて、投手陣がイマイチな中、2連覇を果たすことができた今年の西武ライオンズ。

打線が凄いから優勝できた、と一般的には思われがちではありますが、

その中でも上記に挙げた要因があったからこそだったというところです。

選手一人一人が自分にできることを最大限に活かしてしっかりやってくれました。

そして選手をしっかり活かすように采配した辻監督。

辻監督が就任して2位、1位、1位という成績です。

10の要因の中には入れていませんが、優勝に導いたのは間違いなく辻監督でもあります。

新しい時代の常勝軍団の新しい形としてチームを引っ張って来季以降もお願いしたいところです。

そして、来月はいよいよCSが始まります。

日本一をつかみ獲ることで、強いライオンズを見せてもらいたいですね。

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