米AIG、一部部門の破たんを検討する必要性も−ウォーレン委員長
米金融安定化法に基づく問題債権購入計画(TARP)を
監視する米議会諮問委員会の
エリザベス・ウォーレン委員長は、
米政府による救済を受けた
保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)について、
複数の部門の破たんを検討する必要が
あるかもしれないとの見解を示した。
経済専門局CNBCとのインタビューで26日に語った。
ただ、具体的にどの部門が破たん候補になり得るかについては言及しなかった。
ワシントンでこの日AIGに対する公聴会を開催する
ウォーレン氏は、「一部の部門は破たんの必要があるかもしれない。
そして、再編のペースを速めるべきだ」と指摘。
「少なくとも、われわれはこの件について議論し、
政府の見解を聞きたいと考えている」と語った。
AIGの広報担当マーク・ハー氏はコメントを避けた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=auTPdF9wm3B0