このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
プライム会員に入ってれば、無料で見られるドラマ群がありまして。
その中には、アマゾン独占で、ここでしか見られないものも出てきました。
ウォーキング・デッドでは他社に後手を踏んでていい加減にしてくれよという不満もないではないアマゾンではあるのですが・・・
それを少しだけ忘れさせてくれるものがありました。
その作品とは・・・
これです。
ナイト・マネジャーです。
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↑からもう１話に飛べます。
０話もあり、予告編のような感じです。
全8話で8時間あれば見れてしまうのではないでしょうか。
まだプライム会員ではない方は、
予告編でも。こっちはBBCのです。
AMCのはちょっと違う感じ。
英米で1分30秒のトレイラーが違うの、面白いですね。
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海外ドラマをよく見てる人なら・・・
あ、グレゴリー・ハウスが悪役やってるんだな、とピンとくるのではないでしょうか。
これがキーイメージの壁紙なのですが、ハウスが武器商人やってるのかな、背景が砂っぽいから買い手はアラブだな、という感じです。
右下にウォーキング・デッドも手掛けるアメリカの制作会社、AMCのマークが入ってますが、
終了時のクレジットを見た感じでは、イギリスBBCがメインでアメリカのAMCと組んで作った、、という感じに見受けられます。
実際配役を見ると、ハウスやってたヒュー・ローリーとその女とアメリカ側捜査官のデビッド・ヘアウッド
https://www.google.co.jp/search?q=david+harewood&safe=off&biw=1752&bih=889&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwikiI74ssvPAhXFipQKHWb4BBgQ_AUIBigB
以外は、BBC的なメンツが多いです。
BBCのドラマをそこまでたくさん見てるわけではないのですが、主人公はルックスと気品を備えてる奴しかやらせない、脇役はクセが異常に強い連中がゾロゾロいる、という傾向があるような気がしています。
http://www.amc.com/shows/the-night-manager/cast-crew
AMCのホームページのキャスト一覧ですが、主人公のトム・ヒドルストンはネクスト・ジェームス・ボンド割と確実なんじゃないかと言われてるだけあるルックスですよね。
MI6傘下の部門の長のアンジェラ・バーさんが妊婦なのは、ファーゴのオマージュなのかな・・・
BBC＋AMCの制作と同様、英米のジョイント・オペレーションで武器商人を追いつめる、という話です。
キャスト一覧の一番下のコーコランさん、ハウスの右腕なんですが、ハウスと長い付き合いで疑い深くて、ゲイだから自分の女に手を出されない、という割と理想的な２番手なんですが、酒癖が悪いのが欠点です。
このキャスト一覧にはいませんが、私の考える「ぱっと見いい人そうだけどイヤなイギリス人役」ナンバーワン、トビアス・メンジーズ
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%BA&safe=off&espv=2&biw=1752&bih=889&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwib2KKaqcvPAhXElJQKHUi9BskQ_AUICCgB
も出てきます。
2位はバーン・ゴーマン辺り？
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3&safe=off&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjHg4vFi9DPAhXMQ48KHdLZDt4Q_AUICCgB&biw=1752&bih=889
気品も地位もあるイヤな奴、を毎回やってる気もしますが、ここでもニヤニヤしながら脅迫してくるなどで通常運転です。
MI6の高官で、アンジェラさんのかなり上司に当たります。
そういえばアウトランダーでも現実世界の旦那、迷い込んだ先では最悪な奴という役回りでした。
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今回はもうちょっと間接的なイヤな奴かな・・・
ヒュー・ローリーはアメリカ側の役者ではクセがある方ですが、それすらもかすんでしまうようなクセの強さをイギリス側に感じます。
デビッド・ヘアウッドなんてさわやかさすら感じます。腹に一物持ってないというか。
http://www.amc.com/shows/the-night-manager/talk/2016/05/the-night-manager-qa-david-harewood-joel-steadman
タイトルのナイト・マネジャーですが、
ホテルマネジメントをサポートする / 亜欧堂
http://aoudo.jp/blog/?p=455
＞ナイト マネージャー（Night Manager）
夜間の総責任者。
24時間営業であるホテルでは不測の事態に備えて、夜間でもアシスタントマネージャーと同じ権限と責任を持つナイトマネージャーを配置しています。
Duty Managerと呼ぶホテルもあります。
とのことで、総支配人の下のアシスタント・マネージャーの夜版、といったところの役職のようです。
夜間はあまり人の出入りがなく、地位は高めだが閑職、って感じなのかな。
劇中で実際に、主役がハウスに、世捨て人、とか、生きながら死んでるような仕事をなんでやってんの、みたいなことを言われてた気がします。
元軍人で、世捨て人的な仕事をしてる人間が、カイロのホテルの最上階のハトシェプスト・スイートに滞在する地元の有力者の女と交流し、自分の国の有名人（ハウス）が関わってる機密情報を託されるが漏れて惨殺され、ショックを受けて移った先のスイスの山奥のホテルにもハウスが偶然やってきて、潜入捜査やる気になるという話です。
ーーーーーーーーここからネタバレあるかも線ーーーーーーーーーーーーーーーー
・最初はやはり信用されてないが、お子様とハウスの女に好かれて、割と何度も失敗するが側近になすりつけて殺させ、相対的に地位UP
・英米のジョイントオペレーションではあるが、英国側はハウスの会社に納税されてるからか形だけの協力だしMI6は手下だらけ、やる気あるのは実害受けてるアンジェラ・バーさんと主人公、とアメリカ側くらい
・ハウスの女にも手を出すが結果的にOK
・最後の舞台はあのハトシェプスト・スイート
・続編はなくてもいいスッキリした終わり方
ーーーーーーーーここでネタバレあるかも線終了ーーーーーーーーーーーーーーーー
・劇中のシビれるセリフ：
あなたの中の衛兵が交代したのね
この人は自分を守り切れない、とわかったときの女のセリフですが、英国的でもあり（アラビアン女性が言ってますが）、諦観も感じられ、面白い言い回しではないでしょうか。
どうでもいい話ですが、主人公の友人のオーグルヴィさんというのが出てきますが、昔近鉄にいたオグリビー
と同じ名前なんじゃないかと思いました。
この3連休で8時間、、このドラマに費やしても損はないと思いますよ。
武器商人の話ですが、撃ち合う場面はほとんどなかったような・・・
兵器のプレゼンテーションで、ドカンドカンやる場面はあったな。
アメリカのそこまで育ちのよくない成金の武器商人を、イギリスの育ちの良い人間が魅了して、（シヴィライゼーション的に言えば）文化勝利する、的な話ですが、英国人から見た米国人観が割とにじみ出ているような気がします。
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原作は
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元MI6の英国人、ジョン・ル・カレの小説ですが、このフランス人っぽい名前はペンネームのようです。
アマゾンプライムビデオで見たドラマその２：２４ シーズン９ リブ・アナザー・デイ に続きます。
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