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2016年12月12日

【狼と香辛料】アニメ 感想&あらすじ 商業とファンタジーを融合させた狼の少女と青年行商人の道中記


狼と香辛料
1期:2008年1月から放送
2期:2009年7月から放送
監督:高橋丈夫
原作:支倉凍砂
脚本:金春智子、成田良美、他
ホロの声:小清水亜美
ロレンスの声:福山潤

あらすじ

商品を積んだ馬車に乗り、商いをしながら各地の町や村を巡る旅の青年行商人、クラフト・ロレンス。収穫祭に沸くパスロエ村を訪れていたロレンスは商取引きを終えて村を発ったその夜、休息をとっていると荷馬車から物音が聞こえ、覗いてみると麦束に紛れ眠っていた1人の少女を見つける。
狼の耳と立派の尻尾を持ち、自身を豊穣を司る神「ヨイツの賢狼ホロ」と名乗る可憐な少女。気が遠くなるほどの長い年月パスロエ村を信仰されながら見守っていたホロだったが、農業技術の発達により既に自分はこの村に必要のない存在と悟り、故郷へ帰りたい想いを募らせていた。
故郷へ連れて行って欲しいと乞われたロレンスはホロを旅の道連れとし、様々なやっかいな儲け話を受けながら北国を目指す。

登場人物

・ホロ
狼の耳と尻尾を持ち、自らを『ヨイツの賢狼」と名乗る可憐な少女。その正体は齢数百年を越え、城壁さえ飛び越えてしまうほどの巨大な狼。パスロエ村では豊穣の神として信仰を受けていました。「わっち」「ありんす」などの廓(くるわ)言葉を使った独特なしゃべり方が特徴。数百年もの長い年月を生きてきたことにより、豊富な知識を蓄え、鋭い洞察力も持ち合わせています。甘いモノと酒が大好き。

・クラフト・ロレンス
ローエン商業組合に籍を置いている行商人の青年。招来はどこかの町で自身の店を構えるという夢を持っています。まだ若いながらも商人としての観察力は高く、それなりの交渉力も持つため、ホロの助言を多少受けながらも数々の大きな取引を成功させていきます。ただ、肝心なところで少し抜けてるところもあります。ホロには商人としても異性としても振り回され気味。

・ノーラ・アレント
リュビンハイゲンの町に暮らしている羊飼いの少女。金の髪を持つ、穏やかで優しい可憐な少女。「エネク」という牧羊犬の相棒と常に行動を共にしています。羊飼いとしての腕は優秀であり、ホロでさえ一目置いている人物。ロレンスからある依頼を受けることになります。

・クロエ
パスロエ村で暮らしている少女。麦の取り引きを担っています。ロレンスから商売についての教えを受けており、師として尊敬する一方で、異性としても好意を寄せています。後にメディオ商会と手を組み、ロレンスとホロの前に現れます。

・フェルミ・アマーティ
クメルスンに住む魚商人。ロレンスと同じローエン商業組合に所属。ホロに一目惚れしてしまい、ロレンスが彼女を借金で縛っていると誤解してしまったことから、自分が全額負担し、自由になった折に「結婚を申し込む」と宣言。

・エーブ
港町レノスの宿屋で出会った女商人。ロレンスに大きな投資話を持ち掛けてきます。エーブはロレンスのように店を構えるという目的あっての金儲けではなく、もはや目的が金儲けになっている人物であり、大きな儲けのためなら自らの命すら惜しみません。

感想

狼の耳と尾を持つ美少女と出会った行商人の青年が、数百年もの間離れていた故郷へ帰りたいという彼女の願いを聞き受け、様々な騒動に巻き込まれながらも北を目指して2人で馬車に乗り旅をする物語。
中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、経済学的な要素を織り交ぜたファンタジーアニメ。2008年1月にアニメ1期、2009年7月に2期が放送されています。原作は『マグダラで眠れ』シリーズも手掛けている著者・支倉凍砂による、電撃文庫から出版され400万部以上売り上げている人気ライトノベル作品です。

この『狼と香辛料』のように土台となる世界観がしっかりしてると、話にも入り込みやすくなって助かりますね。
中世ヨーロッパをベースにしていると思われる架空の世界が舞台です。領主制を敷いた国、土俗信仰があった場所に新たな宗教が根付き、権威を強めたことで元々崇められていた神への信仰は薄れていったという時代背景が伺え、さらに農業技術の進歩もあり、望郷の念にかられた想いも重なり、豊穣の神として信仰されていたはずのホロがその地を去る理由付けがしっかりしてますね。
ファンタジー世界といってもお馴染みの魔法やモンスターなどは存在せず、唯一それを感じさせてくれる要素として、ホロのような人の姿になれる知性を持つ長命な動物が存在しています。

とっつきにくい商取引や投資などの『商業』をテーマに扱っていながら、理解しやすくし、ストーリー展開と登場人物の心情描写によって、楽しみながら簡単な経済の仕組みを学べるところも特徴ですね。
頭の悪い私では混乱しそうになる今現代の細分化された複雑な経済の原点を見てるかのような、原始的な経済活動がを目にすることができます。ある場所の特産品を馬車に積み、需要の高い町や村へ赴いて仕入れ値以上の値段で売り、そこで仕入れた荷を積み直し、また新たな町へ赴くという基本的な流れ。そして、そこで取引に使われている通貨経済のしくみも簡単に解りやすく語られています。
情報の重要性を改めて思い知らせてくれた内容でもありました。中世ヨーロッパレベルの文明なため、現代のように情報が簡単にやり取りできる道具もなく、目まぐるしく流動する情勢の中では取引の場についたら状況は一変し、今まで価値のあったモノが無価値に、そして足枷になってしまうなど、知らなかったせいで痛い目を見るという状況をうまく作っていました。情報のやりとりをするだけでも一苦労な世界によって、情報がいかに重要か、そして得た後の迅速で適切な決断と実行の必要性も、上手い描写によって緊迫感を持たせながら描かれていたと思います。

個人的に最大の魅力として感じたポイント、それはもちろんホロの可愛さでしょう。緊迫感ある商人同士のかけ引きもこの作品の大きな見所ではありますが、やはりこの作品で注目すべきはホロだと思ってます。彼女の可愛さだけでも十分観続けられるぐらい好きになりましたね。
狼の耳と尾を持ち、綺麗な毛並みをした可憐な少女の容姿をしていながら、中身は長く生きていることから頭はキレ、豊富な知識と経験を積んでおり、狡猾さを持つ老練な振る舞いをするという見た目と中身のギャップ。そして普段は偉そうな態度をとっているのに、時折見せる弱った姿、これがまた卑怯なほど大きな効果を生んでいますね。
語尾に「〜ありんす」、自身のことを「わっち」、相手のことを「ぬし」と呼ぶなど、昔の花魁が使っていた廓(くるわ)言葉での独特な喋り方がより可愛さを際立たせていると思います。

このホロとロレンスのやりとりも面白い。商人とのかけ引き、儲け話に乗るかかどうかなど、常に頭を悩ませるロレンスに対し、全てを見透かしているかのような小悪魔的なホロの振る舞い。頼っていいものかと悩むロレンスは、ホロにはっぱをかけられたり、からかうような言動と笑みを向けられ逆に奮起したりと、2人のやりとりを見てるとニヤニヤしてしまいますね。
旅の中でお互いの様々な面を目にし、楽しい経験、辛い経験を経て、次第に絆を深め、隣にいることが当たり前になっていく過程を丁寧に描いていました。

商業を大きなテーマとして扱っている珍しいアニメ。
経済の流れや商人同士のかけ引きを謎解きのように楽しむこともできれば、ホロとロレンスの道中記として2人の行く末を見守る楽しみ方、ただ単にホロの可愛さ目的だけで観るという見方も当然ありです。
さらに、作品内容にマッチしたOP、ED共に素晴らしく、牧歌的なBGMもこの世界観を表現してるようで心地良い気分になりますね。
面白かった商業要素も、ロレンスとのやりとりも、全てがホロの可愛さを引き立てる養分になっている気がしてならないです。とりあえず、面白いのでよければ観てみてください。

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2016年12月05日

【明日のナージャ】アニメ 感想&あらすじ 母に会うため旅をする少女の成長を描いた物語


明日のナージャ
2003年2月から放送
監督:東堂いづみ
原作:東堂いづみ
脚本:金春智子、成田良美、他
わたしの声:中原麻衣
ナージャの声:小清水亜美
フランシス/キースの声:斎賀みつき

あらすじ・概要

20世紀初頭のヨーロッパ。イギリスのロンドン近郊に建つアップルフィールド孤児院で育った12歳の少女ナージャ。13歳の誕生日も近づく頃、ナージャのもとにある荷物が届けられた。トランクを開くと、中にはドレスと日記帳が入っており、死んだと思っていた母親が生きているかもしれないことを知らされる。
喜んでいたのも束の間、ナージャの身に着けているブローチを狙う2人組の男が現れ、孤児院が火事になってしまった。危ういところを謎の青年に助けられたナージャは、孤児院の皆に迷惑をかけないため、そして母に会うため、旅芸人一座「ダンデライオン」の踊り子として各国を巡る旅に出る。

主要登場人物

・ナージャ・アップルフィールド
主人公兼ヒロイン。12歳の少女。作中で13歳の誕生日を迎えます。金髪碧眼、赤と白のエプロンドレス、母の形見だと思っていた胸につけているブローチが特徴。天真爛漫かつ前向きな性格をしており、純粋な心根と逆境にも挫けない根性の持ち主。ダンデライオン一座では踊り子として活躍しています。

・フランシス・ハーコート
貴族ハーコート侯爵家の跡継ぎ。ナージャが憧れている人物。ノブレス・オブリージュを果たすべく、亡き母が行っていた慈善活動を引き継ぎ、人々の助けになる活動を送っています。穏やかで優しい美少年であることから女性人気が高く、「白バラの貴公子」とも呼ばれています。

・キース・ハーコート
フランシスと瓜二つの顔をしている仮面をつけた怪盗。犯行現場に黒バラが描かれたカードを残すことから「怪盗黒バラ」と呼ばれています。ナージャの前に度々現れ、危機を救うこともしばしば。ナージャには貴族の世界になど入らず、外の世界でのびのび生きて欲しいという思いを持っています。

・ローズマリー
アップルフィールド孤児院で育った13歳の少女。金髪碧眼など、ナージャと同じ特徴を持つ。プリンセスに憧れを抱いています。見た目の可愛らしさに反して、自分のためなら誰かを陥れることも厭わない性格。ナージャの出自を知ったことで黒い欲望を抱き、自身をナージャと偽り彼女の母親と対面します。

・ダンデライオン一座
ナージャが所属し各国を巡ることになる旅一座。団員は、団長のゲオルグ、歌姫のシルヴィー、日本人のサムライ少年であるケンノスケ、2匹のライオンとショーをする幼い少女リタ、ピエロのアーベル、バイオリニストのトーマス。

・ロッソとビアンコ
ナージャを付け狙う2人組の探偵。兄貴分のロッソは小太りの体形をしている男、ビアンコは背の高いひょろっとした体形をしている男です。ある貴族から依頼を受け、ナージャの持つブローチを奪い取ろうと、一座が行く先々の国に現れます。見た目も性格も真逆な凸凹コンビ。


感想

母親の生存を知った孤児院で暮らしす少女が旅芸人一座の一員となり、襲い来る困難に会いながらも挫けることなく、出会う人たちにも助けられながら、母に会いたいという強い想いを胸に様々な国を巡る物語。
世界名作劇場にあるような内容をした全50話からなる少女向けアニメです。『時をかける少女』の映画監督・細田守さんが、OPEDの絵コント、5話、12話、26話の演出として携わってもいた作品。

視聴したのはもう5年以上も前になりますが、少女向けだからと多少侮いながらも試しに観たら意外と面白く、結局最後まで観てしまった作品。

楽しみながらも私が思っていたことは、「これ、少女向けなのか?」でしたね。私は名前ぐらいしか知りませんけど比較的認知度の高い『おじゃ魔女ドレミ』の後に放送され、終了後は今でも続いている『プリキュア』シリーズが始まりましたね。変身系、魔法少女系に挟まれ、本来はファンタジー系の作品が多い放送枠だったようです。
それらの作品に反して、『明日のナージャ』は幼い子では理解し辛そうなほどのリアルな時代考証、ドロドロな人間関係を描いているため、狙う年齢層にズレがあるように感じていました。
気になったので少し調べてみると、案の定狙った層にはあまりウケなかったことで視聴率はそれほど伸びず、日本でのグッズ販売なども成功とは言えない結果。明らかにあの時間帯にアニメを見る子供向けではないため普通に納得。
ただし、狙う層にズレがあるというでだけで駄作というわけではないと思います。現に海外での評価は高く、成功したと言っても差し支えない人気が出てますね。

物語は、母に会うため旅をする少女が、困難に会いながらも様々な人と出会い成長していくという、いたってシンプルでわかりやすい内容です。その内容・展開共に、少し世界名作劇場らしさある仕上がりになっていましたね。
序盤中盤は愉快な一座の皆とフランスやイタリアなど様々な国を旅する中で、出会った多くの人たちと絆を育み、騒動を起しながら踊り子としても人としても成長していく姿を描いています。ナージャの可憐な姿と純粋な心に堕ちていく男たちも多数出てきましたね。同時に、軸となる母親やナージャの出自などの伏線も貼られていきます。
すぐ近くに母親がいるのに、手の届くところに娘がいるのにすれ違ってばかりいる2人。序盤や中盤でお互いを認識して巡り会うなんていう展開はないことぐらい分かってはいるんですけど、このもどかしさによって気が逸まりましたね。予想していた内容・展開と大きなズレがあるわけでもないのに、にくい演出に踊らされてしまった私です。

後半になるとシリアスな展開も増え、貼られていた伏線を回収しながら様々なことが明らかになっていきます。見ていて辛くなる描写もしばしばあり、浮き沈み激しい展開はなかなか見応えありました。
母とのことだけでなく、ナージャの恋模様も同時に描いています。恋の進展はナージャ本人がどうのというより、彼女に想いを寄せる男性陣の中でいろいろ動きがあったように感じますね。
あと、後半ではないんですが、細田守さんが演出として担当した5話、12話、26話は何度も見返してしまう抜きん出た面白さがありました。

魅力と言えば当然ナージャというキャラクター。明るくて前向き、その姿から周りも元気にし、多くの人たちを惹きつける魅力を持つ天使のような女の子。どんな困難にも挫けることなく立ち向かっていく様は、正に主人公の姿でした。なんですが、次々と男を堕としていくことから、もしかしたら魔性の女なのかもしれません。しかも、まだ12歳というのだから末恐ろしい少女です。最終回を終えた後も、間違いなく被害者を増やしていくことでしょう。
忘れてはいけないもう1人のキーパーソン、孤児院時代は親友だったローズマリー。とても13歳が考え実効するとは思えない行動をとるため、彼女のやることには驚かされ続けましたね。手段を選ばないやり方で自分の夢を追い求めたことで、少女向けアニメ史上最凶のヒールが誕生してしまったんじゃないでしょうか。ただ、やり方はどうあれ、彼女の自分の道は自分で切り開くという気概は素直にすごいと思いました。視聴してから何年もたつのに全く忘れられないキャラですね。

全50話にもかかわらず、終始飽きることなく観ることができました。ストーリー、キャラクター、演出、どれもよく出来ている作品だと思います。まあでも、やはりどう考えても小さいお子さん向きではないところは痛かったですね。
今は亡き本田美奈子さんが歌うOP『ナージャ!!』も素晴らしいので、ぜひ聞いて欲しいです。力強く、それでいて美しい歌声、今もなお強く耳に残っています。
批判もあった作品ですが、私は結構気に入ってます。続編あったら観たいですね。

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2016年11月28日

【人類は衰退しました】アニメ 感想&あらすじ 不思議な世界に誘われる妖精さんファンタジー


人類は衰退しました(全12話)
2012年7月から放送
監督:岸誠二
原作:田中ロミオ
脚本:上江洲誠、綾奈ゆにこ、熊谷純
わたしの声:中原麻衣
祖父の声:石塚運昇
妖精さんの声:小林由美子、あおきさやか、明坂聡美、他多数

あらすじ・概要

人類がゆるやかな衰退を向えてはや数世紀がたった世界。わたしたち旧・人類はその数を減らし、築いてきた文明も衰え、現在の地球は新たにその存在を確認された新・人類である「妖精さん」たちのものになっていた。
国連調停官であり、現・人類の妖精さんたちと人間との間をとりもつ仕事に務めている主人公の「わたし」は、調停事務所所長である祖父の下で働いていた。
そんなある日、わたしが暮らしているクスノキの里で不思議な事件が起こり、どうも妖精が一枚かんでると判明したため、祖父と共に調査へ乗り出すことになる。

主要登場人物

・わたし
主人公。クスノキの里で調停官を務めている旧・人類の少女。周りからは「先生」や「お姉さん」など、様々な呼ばれ方をされています。人付き合いが苦手であり、仕事に対してもあまり熱心に取り組んでいるわけではないが、押しに弱く流されやすいため、よく厄介事を抱えています。特技はお菓子作り。

・祖父
「わたし」の唯一の肉親である祖父。クスノキの里で調停事務所所長を務めています。わたしからは「おじいさん」と呼ばれています。妖精関連のみならず、様々な事に精通している博識な学者でもあります。趣味は狩猟。

・助手さん
無口なアロハシャツを着ている少年。祖父の部下ではあるが、「わたし」の助手をすることも多い。全く言葉を発することがなく、意思表示はスケッチブックかジェスチャーで行っています。絵が得意。

・Y(ワイ)
「わたし」の学舎時代の悪友。出会った当初は距離を置いていたが、ある出来事をきっかけに仲良くなり、よく一緒につるむようになります。腐った本に感化され、自身でも同類誌(同人誌)を出版。

・妖精さん
現在の人類。見た目は10cm程の可愛いマスコットのような存在。謎の高度な文明力を持ち、度々理解不能な現象を起こします。楽しいことを見つけると個体数を増やし、つまらなくなると一気に減少します。滅多に旧人類の前に姿を現すことはありません。甘いお菓子が大好物。

感想

人類が衰退したことによって地球が妖精さんのものになった世界で、両者の間をとりもつ調停役を務めている少女が、妖精さんの起こす不思議で少し迷惑な事象に巻き込まれていく物語。
『人衰』とか『人退』などと呼称されているファンタジー作品。原作は全9巻+短編1巻からなる田中ロミオ氏によるライトノベルです。

ほのぼのゆったりした空気感があることから日常系、あるいは癒し系の雰囲気ある作風になっていますが、その中に様々なパロディネタやブラックユーモアを散りばめられ、さらにSF要素も取り入れた作品になってます。

人と妖精さんが共存している不思議な世界観が魅力的で面白い。
舞台は遠い未来の地球。かつては地上の支配者のように君臨し、築いた文明を広げ繁栄し続けていた人間が、長い年月をかけゆっくりと衰退の一途を辿っている世界。そして今現在、数を減らし文明レベルも衰退したことで旧・人類となった人間の代わりに、新たにその存在を確認された妖精さんたちが台頭し、地球の現・人類として君臨しています。
人間が築いた文明崩壊の危機は既に末期症状ではありますが、自然の流れのように年月をかけ緩やかに衰退してきたことからか、人々の間に悲壮感といった切なさや寂しさはなく、むしろ穏やかに日々を過ごしているように見えました。

人間が衰退した終末期的な印象はあまり受けませんね。文明レベルが低い異世界の話でも見ているかのような感覚。形骸化しているとはいえ国連は存在し、人間が生み出した機会などの遺物も存在することから、一応衰退した人間の未来ということは伝わってくるものの、あまりにも人々がそのことに危機意識を持たずに受け入れてしまっているため、一見異常にも見えます。
まあでも、衰退や滅亡などを全面的に押し出す必要もない作品ではありますし、その異常さも妖精さん共々観る人を不思議な世界に迷い込ませる一因を担っているので悪い要素とは思いません。

少女ながら達観してるような主人公「わたし」の一歩引いた立ち位置も生きてきますね。この不思議で異常な世界や出会う人々、起こる事件に対して、パロディネタを踏まえたブラックユーモアで皮肉り、貶す彼女の言動は笑えました。

本作に出てくる妖精の見た目は、よくファンタジー作品に出てくる羽の生えた可愛らしくも美しい姿をした類のものではありません。手のひらサイズであることは変わりありませんが、羽はなく、開いた口が塞がらないなど、可愛らしくも不気味な雰囲気ある妖精です。
原理は解りませんけど楽しいことがあれば増殖し、飽きたら減少する謎の現人類。人間を遥かにしのぐ高度な技術と知識を有していますが、それによって人に危害を加えたり蹂躙して支配するようなことはしません。巡り巡って迷惑このうえない事態に陥ることは多々あり、人間の頭では理解に及ばない超常現象を引き起こすこともあります。性格は純粋無垢であるがゆえに、愛らしい言動や振る舞いをしながらも、一歩間違えれば世界自体終わらしかねない怖さも含んでいますね。食料事情など人が困っていることに対して、持ちうる技術を活用して彼らなりに手助けしようとしてくれるんですけど、感覚にズレがあるうえやり過ぎてしまうきらいがあり、さらに関わる人間の欲望も絡み、何とも言えない後味を残していきます。
見た目・言動・行動・能力、どれをとっても他の作品では見ることのない新しい妖精。

好みが分かれそうなアニメだなという印象。原作はどうか分かりませんけどアニメでは意味不明な点が多く、でもそれこそがこの不思議な世界観を形作ってるような気もします。真意やテーマなど、伝えたいことを深く読み取ろうと思えばできるのに、たまにそれすらバカバカしく思えてしまう不思議なアニメ。
オープニングからしてどこかクセになる魅力がありましたね。曲調や歌詞、それに妖精さんたちと「わたし」による変てこだけど可愛らしいダンス、飽きることなく毎回見てしまいました。
爆発的な面白さはないものの、じわじわクセになる作品だと思います。他にはあまりない作品ですのでよければ観てください。

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posted by ハネ吉 at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2016年11月21日

【LAST EXILE】アニメ 感想&あらすじ 壮大な世界観と飛行艇の魅力溢れるSFファンタジー作品


LAST EXILE(ラストエグザイル)
2003年4月からテレビ東京ほかにて放送
監督:千明孝一
原作:GONZO
脚本:千明孝一、冨岡淳広ほか
クラウス・ヴァルカの声:浅野まゆみ
ラヴィ・ヘッドの声:斎藤千和

あらすじ・概要

環境悪化により人類の地球での生存が困難になったため建造された人口惑星「プレステール」。プレステールに存在する2大国の一つ「アナトレー」の辺境に暮らすクラウスとラヴィは、パイロットとナビだった2人の父が残した小型飛行艇ヴァンシップに乗り、空の運び屋を営みながら父達が果たせなかったグランドストリームを越えることを夢見ていた。
ある日、2人はヴァンシップレース・ノルキア杯に参加してる途中、アルと呼ばれる謎の少女と出会い、傷を負ったヴァンシップ乗りから彼女を空中戦艦シルヴァーナに送り届ける任務を頼まれる。クラウスはラヴィの反対を押し切り任務を引き継ついだことで、2人はこの世界に関わる戦いに巻き込まれていく。

主要登場人物

・クラウス・ヴァルカ
主人公。15歳。父の残したヴァンシップでパイロットとして空の配達人を営む少年。一見頼りなく見えるが、大人にも負けない卓越した操舵技術の持ち主。のんびりで朝に弱く、ラヴィからはねぼすけとよく言われています。ラヴィとクラウスの父達が果たせなかったグランドストリームを越えるという夢を持つ。意外と頑固。

・ラヴィ・ヘッド
クラウスの幼馴染の少女。15歳。ヴァンシップのナビ・メンテを担当し、クラウスと一緒に空の配達人の仕事をしています。元気で明るく、のんびりなクラウスを引っ張り、彼の身の回りの世話までこなすしっかり者。情に厚く頑固なクラウスに振り回されることもよくある少女です。クラウスと同じ夢を持つ。

・アルヴィス・E・ハミルトン
ギルド四大家系の一つ、ハミルトン家の娘。11歳。愛称「アル」。クラウスたちがシルヴァーナに送り届けることになった少女です。彼女自身がエグザイルに繋がる重要なキー。乳母・ギータと執事・グラフと共に森で隠れ住んでいたが、ギルドに見つかったことで、世界一安全な場所とされるシルヴァーナへ向かっていました。

・アレックス・ロウ
空中戦艦シルヴァーナの艦長。28歳。階級「大佐」。常に冷静沈着、寡黙で無表情だが、船員からの人望・信頼は厚い男性。輝かしい数々の戦功を上げているが軍には属さず、独自の判断と目的で動いています。婚約者ユーリスを失っており、その原因となったデルフィーネ・エラクレアへ強い復讐心を持つ。

・ディーオ・エラクレア
ギルドの最高権力者の弟。ギルド四大家系エラクレア家の次期党首候補。新しい物、自分を楽しませてくれるものに目がなく、縛られることを嫌う自由な少年。クラウスの非凡な操縦技術を目にしたことで興味を持ち、以来彼のことを「インメルマン」と呼ぶようになります。『ラストエグザイル-銀翼のファム-』にも登場。

感想

空の運び屋として小型飛空艇ヴァンシップに乗る2人の少年少女が、謎の少女に出会ったことで世界を揺るがす戦いに巻き込まれていき、世界を救うため父親達が果たせなかった夢に挑む激動と波乱の物語。
SFファンタジーかな。2003年に制作されたとは思えないほどハイクオリティの作画で描かれているアニメ作品。2011年には続編となる『ラストエグザイル-銀翼のファム-』も放送され、さらに全2巻からなる『ラストエグザイル-砂時計の旅人-』というクラウス、ラヴィ、アル達のその後を描いたコミックも出てます。

この作品の魅力は何と言っても独特の雰囲気ある壮大な世界観、そして大空を駆け巡るヴァンシップですね。
人類が地球で生存することが困難になったことから、脱出するため、そして自然浄化を待つために建造された一時避難先、それが物語の舞台となる人口惑星「プレステール」です。「エグザイル」というのは地球とプレステールを繋ぐ星間移民船のことですね。
プレステールに存在する2つの大国「アナトレー」と「デュシス」がそれぞれの思惑と思想の違いから対立している情勢。この2大国の上にはさらに「ギルド」というプレステールを管理する組織が存在し、調停役を担いながら争いを利用して世界の調整を行っていました。2大国がギルドの掌の上でいいように踊らされてる世界ですね。

はっきり申しまして、ストーリーの出来は普通より少し良い程度の評価しか持てませんでした。破綻もなければつまらないというわけでもなく、序盤や中盤から最終話にかけての話は面白いと感じましたが、いかんせん説明不足が目立ちます。なんだかあっさりと幕を閉じた感も否めません。
ただ、群像劇的な面白さはありましたね。主人公たちが全体の流れを作って物語を動かしていく作品ではありません。様々な人に焦点をあてることでキャラを掘り下げ、視点を変えることで多面的な面白さを生み出せていたと思います。広げてしまったことで深さが足りなかったようには感じました。
難はあっても私なんかは最初から特に世界観とヴァンシップに魅了され、あと音楽・キャラクターを気に入ったことで楽しめましたけどね。

巨大な空中飛行戦艦による迫力ある砲撃戦は見応え満点でした。安っぽいCGではなく、高いクオリティで生み出されたかっこいい戦艦、その戦艦同士の激しい戦闘描写は圧倒的な迫力があります。
空中戦艦より気に入ったのが小型飛行艇ヴァンシップです。スピード感、躍動感溢れる軽快なヴァンシップの動き、空を飛んでいるという浮遊感ある見せ方、大空を猛スピードで走る爽快感、戦艦とはまた違った迫力ある姿を見せてくれましたね。
レースやドッグファイトでの縦横無尽な動き、渓谷を駆け抜ける姿、空の配達人という仕事、空へのロマンも溢れています。もういっそ世界がどうとかは忘れて、配達人としての仕事とレースをメインに描いたアニメ作品にしてしまえばいいのに、なんて思ってしまったこともありました。
蒸気流れるレトロでクラシックなメカデザインも味があって素晴らしいので、メカ好きの人も楽しめるんじゃないですかね。

女性キャラ男性キャラ共に個性溢れる魅力的な人達ばかりですね。その中で一番好きになったのはクラウスのナビであるラヴィですね。しっかり者で気の強い面もある一方、年頃の少女らしい純粋さと可愛らしさもあり、ヴァンシップへの愛はクラウスよりも彼女の方から強く感じられました。
戦闘に参加しどんどん才能を伸ばしていくクラウスから離れ、ヴァンシップからも降り、整備士に転向したことによって物語上での影を薄めていったんですよね。もうサポートのみの登場になるのかなと残念に思っていたところ、2人の共通の夢であるグランドストリームへ挑むことに。あの場面のシナリオは良かったですね。やっぱり夢に挑むなら2人で、そしてクラウスの後ろにはラヴィという図が一番しっくりきました。

マイナスポイントもあれど、それを差し引いても「素晴らしい!」と言える作品。大空を駆け巡るロマン溢れる世界観、美しく迫力ある映像の力、魅力的なキャラクター、高いクオリティを維持して最後まで作られていましたね。
音楽がこれまた素晴らしく、映像やキャラクターの心情を一層深みあるものに押し上げ、世界に引き込ませる力もあったと思います。OPが苦手という人もいますけど私は重みがあって結構好きでした。
壮大な世界観、冒険や群像劇、それと素晴らしい映像美を味わいたい人におすすめの作品です。よければ観賞してみてください。



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2016年11月14日

【CLANNAD-クラナド-/AFTER STORY】アニメ 感想&あらすじ 家族、友、恋人、人と人との絆を描いた作品


CLANNAD-クラナド-/AFTER STORY
1期 2007年10月からTBS系列にて放送
2期 2008年10月からTBS系列にて放送
監督:石原立也
原作:Key / ビジュアルアーツ
脚本:志茂文彦
岡崎朋也の声:中村悠一
古河 渚の声:中原麻衣

あらすじ・概要

バスケットの特待生として進学校に入学したものの、ケガをしたことで部活を辞め、その後周りからは不良と見られながら無気力な毎日を過ごしていた岡崎智也。
遅刻の常習犯だった智也は、いつものように時間も気にせずのんびり登校していると、学校へ続く坂道で1人の少女に出会う。坂道で独り言をつぶやいていたその少女の名前は古川渚。病弱な彼女は出席日数が足りず留年し、顔見知りは皆卒業していたため1人取り残されていた。渚には演劇部復活という夢があり、それを知った智也はその夢をを手助けながら様々な少女達と出会い、彼女達の抱える問題を解決するため積極的に関わっていくことになる。

主要登場人物

・岡崎朋也
主人公。進学校にスポーツ特待生として入った高校3年生。肩のケガが原因で退部。日々を無気力に過ごし、遅刻の常習犯になっていたため、周囲からは浮いた存在になっていました。悪友の春原陽平とよく一緒にいます。根は明るく真面目な上、意外と世話焼き。父子家庭で育ったが、父親とは不仲。

・古河 渚
同じ高校に通う3年生。病弱で休みがちなため留年しており、同級生でも朋也より1つ年上。実家は両親が「古河パン」というパン屋を営んでいます。気弱で人見知りな性格、顔見知りは卒業していたことから学校では孤独に過ごしていました。演劇部を復活をさせたいという思いがあり、朋也の協力のもと文化祭での上演を目指します。

・藤林 杏
朋也の隣のクラスの委員長。椋とは双子の姉妹。男勝りで勝気な性格をしており、妹を困らせる者には制裁を下す姉。不良と噂される朋也たちとも気兼ねなく話しかけてくるおせっかいな子。バイク通学してます。

・藤林 椋
朋也のクラスの委員長。杏の双子の妹。姉とは正反対におしとやかで大人しく、女の子らしい性格。朋也に想いを寄せています。占いが好き。

・伊吹風子
教室で1人木彫りのヒトデを削っている女の子。削り終えた木彫りのヒトデを周りの人たちに配り回っている変な子です。外見は高校生のわりには幼く、性格も子供っぽい。ヒトデのことを考えてるときは恍惚状態に陥ります。

・坂上智代
朋也たちの学校に転入してきた2年生。恐ろしく喧嘩が強く、不良たちにとっては畏怖の対象。成績優秀、運動神経抜群、規則を重んじ不良に怯まない頼もしさもあるため、学校での人気は高い。完全無欠のように見える彼女ですが、精神面での弱さ未熟さがあります。朋也たちに接っするときは先輩のような態度。

・一ノ瀬ことみ
高校3年生。学校内はおろか、全国でもトップクラスの天才少女。授業を受けずに図書室で独学しているが、学校側からは黙認されています。おっとした性格をしており、不思議な言動・行動をとる天然娘。幼い頃に朋也とは面識があります。「〜いじめっ子?」が口癖。

感想

無気力に日々を過ごしていた少年が1人の少女と出会い、そこから繋がりを広げ様々な悩みを抱える少女達と交流し、彼女たちの問題を共に乗り越えながら成長していく物語。
テーマは人と人との『絆』、そして『家族』ですね。『AIR』を制作した『Key』が手掛けた恋愛アドベンチャーゲームを原作とし、アニメは1期『CLANNAD -クラナド-』、約1年後に第2期となる『CLANNAD ?AFTER STORY?』が放送されました。更に劇場版にもなっていますが、今回の感想はTV版についてです。ちなみに私は原作ゲーム未プレイです。

評判の高さは知ってたんですけど観る機会がなく、放送されてから5年くらいたってようやく観賞できた作品。「CLANNADは人生」という言葉を目にし「大袈裟だな、ハハハ・・・」と思いながら観た結果、涙腺はあっけなく崩壊し、恥ずかしながらガチ泣きしてました。人前に晒せる顔ではなかったですね。

シナリオの構成は各ヒロインごとの話を3〜5話程度で描き、AFTER中盤以降は渚と家族の話に進んでいきます。
1期は朋也とヒロインたちの学園生活。学校前にある坂道での朋也と渚との出会いから、彼女の演劇部復活の夢を協力し学園祭で上演するまでを描いています。その過程には、ことみや風子等ヒロインたちとのエピソードが織り交ぜられ、無気力だった少年と孤独だった少女に繋がりが広がり、次第に協力者も増やしていくという展開ですね。
2期のASでは、序盤は引き続き学園を舞台とし、中盤からは卒業した朋也と渚の家族の話。1期でも度々泣かされましたが、本格的に涙の決壊を防いでいた堰を破壊しにくるのはこの2期中盤からでしたね。

深いストーリーとうまく組み立てられていた構成が素晴らしくて涙を誘ってきますね。
各ヒロインにスポットを当てていながら、ごちゃごちゃしたり破綻することもなくうまくまとまっていたと思います。ヒロインの個性や過去の背景、様々な出来事から抱えることになった悩みやトラウマ、それらを丁寧に描きつつ本ルートにあたる渚へと繋げていきます。
個性や背景を丁寧に描いていることでヒロインの想いや苦しみが理解しやすく、そうなるともう彼女たちの感情がダイレクトで流れ込んでくるため涙を押し止めることも叶わずホロリ。
さらに卑怯なのが待ってましたと言わんばかりに流れだすBGM。切なさのある澄んだ音色、感情をあおるかのように膨れる曲調、生憎私はこれに抗う統べを持ち合わせていなかったためあえなく陥落。

この作品他の人のレビュー見てみると19話以降の評価はあまりよろしくないんですよね。19話が最終回と言っている人も少なくないです。その気持ち分からなくはないどころか頷けもでき、19話が1番感動できたのも確かなんですが、私は原作知らないながらも勝手に解釈して観ていたので最終話も結構好きなんですよね。理解し難い部分もありますけどキーワードになる会話も多く散りばめられていましたので、光の玉、幻想世界、少女とロボットなどについてもなんとなく理解はできました。
ただ、原作をプレイしていればより楽しめたでしょうし、未プレイの解釈では予想の範囲を抜け出せないのも確かです。これ、序盤のサブヒロインをOVAとかにして、その空いた部分でもっと詳しく描いておけばよかったんじゃないですかね。

難点がある作品ではあるけど自分の中では名作であることに変わりはありません。所々泣けるという作品はよくありますが、全体にわたって泣けるというのは珍しいですね。
このブランドのキャラデザは相変わらずちょっとクセがありましたね。まあそれも3、4話見れば慣れますので大した問題ではなかったです。ちなみに、私が一番好きなのはヒロイン勢では一ノ瀬ことみ。全キャラ中では当然早苗さんです。
感動に繋がるストーリー、個性立つキャラクター、それらを彩る引き込まれるような美しい背景、作品全体を引き立てる音楽、魅力溢れるアニメ作品でした。



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posted by ハネ吉 at 18:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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