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1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月30日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き「伊豆・小笠原海域における地殻生成に関する新しい発見」の報告の紹介です


伊豆・小笠原海域における地殻生成に関する新しい発見
〜我が国の大陸棚延伸に関する科学的根拠(3)〜

平成19年11月1日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.内容
(1)方法
・調査期間:平成16年7月8日〜7月28日及び、平成17年7月8日〜8月1日
・調査場所:相模湾から北硫黄島北方にいたる約1000 kmの測線
・調査方法:海洋調査船「かいよう」を用いて、213点の観測点に海底地震計を設置し、大容量エアガンを用いて海面で音波を発振。地殻やマントルを通って海底地震計に記録されたデータを解析し、海底下の音波速度分布を通して、地殻やマントルの内部構造を調査。


☆今日のアジア市場は、欧米市場の動向を睨み、高安マチマチとなった。
一方、ヨーロッパ市場は、米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が29日、格付け基準の変更に伴い、世界上位37の大手銀行のうち、主に欧米の15行を格下げした。

しかし、S&Pは1年以上前から、格付けの見直しを行っている事を市場に警告して来ており、債券・株式市場への影響は緩和されたとみられる。

現在は悪材料満載の中でも、全面高となっている。
(現地時間、14時過ぎ)













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月29日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き「伊豆・小笠原海域における地殻生成に関する新しい発見」の報告の紹介です


伊豆・小笠原海域における地殻生成に関する新しい発見
〜我が国の大陸棚延伸に関する科学的根拠(2)〜
平成19年11月1日
独立行政法人・海洋研究開発機構

2.背景
大陸的な地殻の存在や、日本領土からの連続性などの地質学的知見は、大陸棚延伸を主張する上で重要な科学的根拠となりますが、日本周辺海域、特に南方海域では、これまで十分な地殻構造調査が行われておらず、大陸地殻(※3)の存在の有無や、その分布範囲についての情報は得られていませんでした



※3 大陸地殻
大陸地殻は、その内部に花崗岩や安山岩といわれる比較的軽い岩石を多量に含み、通常35 km 以上の厚い地殻である。
一方、海洋地殻の内部は大陸地殻に見られる花崗岩や安山岩よりも重い玄武岩質の岩石で構成されており、通常6 km 程度の薄い地殻である。


☆今日のアジア市場は、前日の欧米市場の全面高を好感。ほぼ、全面高の展開となった。
一方、ヨーロッパ市場は、28日に、米大統領がEU支援「用意」との報道を受け、全面高となったが、29日は注目のユーロ圏財務相会合が開かれる。

10月下旬に合意したEFSF(欧州金融安定化基金)の機能拡充の詳細が発表される見通しだが、資金の拠出元など実効性を伴ったものを打ち出せるかは不透明。

現在は高安マチマチとなっている。
(現地時間、14時過ぎ)











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月28日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今回は、「伊豆・小笠原海域における地殻生成に関する新しい発見」の報告の紹介です。


伊豆・小笠原海域における地殻生成に関する新しい発見
〜我が国の大陸棚延伸に関する科学的根拠(1)〜

平成19年11月1日
独立行政法人・海洋研究開発機構

1.概要
海洋研究開発機構は、平成16年度及び平成17年度に実施した伊豆・小笠原海域における地殻構造探査(※1)の解析結果から、伊豆・小笠原弧(※2)は、その大部分が海底下であるにもかかわらず、そこに存在する火山(海底火山を含む)が、大陸的な地殻を生成している事を初めて解明しました。

この成果は大陸棚延伸の申請において、重要な科学的根拠となる事が期待されます。
なお、この結果は、11月1日(日本時間)に米国科学誌Geologyに掲載されます。



※1 伊豆・小笠原海域における地殻構造探査
「大陸棚調査に関する関係省庁連絡会議」(現在は「総合海洋政策本部幹事会」が継承)により、平成15年8月に策定された「大陸棚画定に向けた今後の基本的な考え方」(平成16年8月以降は「大陸棚画定に向けた基本方針」)に基づき、平成16年度から「大陸棚画定調査に資する地殻構造探査」として実施。

※2 伊豆・小笠原弧
伊豆半島から南方に連なる全長1200kmの弧状の火山列。
大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、鳥島、孀婦岩までの伊豆諸島、小笠原群島、及び、西ノ島、北硫黄島、硫黄島、南硫黄島などの火山列島から構成される。
地球科学的には太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込む事によって形成されたと考えられている。


☆今日のアジア市場は、ヨーロッパ市場の下げ過ぎの反動の流れを受け、全面高の展開となった。
一方、ヨーロッパ市場は、欧米の財政問題への懸念が強いなか、売り一巡後の一服感より、市場の下げ過ぎの反動から、全面高となっている。
(現地時間、14時頃)













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月27日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功」の報告の紹介です


インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功
〜気候変動予測精度の向上に期待(5)〜
平成19年10月24日
独立行政法人・海洋研究開発機構

4.今後の方針
IOD現象は、熱帯域での顕著な季節内変動(※7)に、大きく影響を受ける事が分かっています。
今年のIOD現象発達期にも、季節内変動の影響により発達が遅れる影響が現れました。

季節内変動の精度の良い予測は未だに難しく、より良い予測の為には、リアルタイムで提供される観測データが不可欠です。

この為にも、ブイ観測網の充実が喫緊の課題となっており、今後、インド洋での観測を増強していく予定です。


※ 7 季節内変動
熱帯域の大気中に見られる数十日程度の周期を持つ変動で、その代表的なものとして、赤道上で地球を一周する方向に、変動の峰と谷が1つずつ存在する擾乱が、40〜60日周期で東進するマッデン-ジュリアン振動(MJO)が知られている。

MJOの振幅は、東部インド洋から西部太平洋にかけて大きく、海洋表層の状況に大きく影響を与えていると考えられている。


追記:「寒い割りに天気がすっきりしないな」と思って天気図を見てビックリ。フィリピンン東海域に、台風を思わせる様な大きな雨雲が渦を作りそうな勢い。
しかし、大陸からの冬将軍がそれを蹴散らしている。
やはし、一寸先の、南は暖かいんだね











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月26日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功」の報告の紹介です


インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功
〜気候変動予測精度の向上に期待(4)〜
平成19年10月24日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.内容(2/2)
(2) 2007年IOD現象の観測
1)観測データ: 東部インド洋に設置したトライトンブイ2基によって観測した海水温データ(水深0m〜300m)
2)観測結果
今年9月に発生したIOD現象を、発生初期である6月初旬から成長するまでの9月初旬までの、海洋内部の水温変化を詳細に捉える事に成功しました。

特に、IOD現象発生の3ヶ月前である6月頃から、既に海洋内部の水温が極端に低下し、これが長期にわたり持続している事が確認されました。

同様の海洋内部の低温偏差は、2006年のIOD現象発生時にも見られており、これは重要な前兆現象である可能性を示唆しています。

通常、IOD現象が発生すると、その翌年にはその偏差が逆転する負のIOD現象(※6)となる傾向が強く、今回の様にIOD現象が連続した2年で発生した事は、1950年代以降の観測史上初めてです。

加えて、IOD現象とラニーニャ現象が同時に発生する事も希で、1967年に一度発生して以来40年ぶりとなります。

今回、この極めて稀な気候変動現象の状況を予測し、同時に現場観測データから前兆現象を捉える事に成功した事は、短期的な気候変動の予測研究を著しく進展させるものです



※6 負のIOD現象
通常のIOD現象とは逆に、インド洋東部の海面水温は通常よりも上昇し、西部インド洋では海面水温が低下する状況を、負のIOD現象と呼ぶ。この様な水温変動と関連する大気の変動に伴って、インドネシアやオーストラリア等では多雨傾向となる一方、東部アフリカ諸国では小雨傾向となる。


追記この所、地震速報がひっきりなしに飛び交っていますが、何か不気味さも感じる様になって来ました。凄い時代に立ち会ったものである













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月25日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功」の報告の紹介です


インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功
〜気候変動予測精度の向上に期待(3)〜
平成19年10月24日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.内容(1/2)
(1) 2007年IOD現象の予測
1)方法:先端的大気海洋結合モデル(SINTEX-F1)(※3)により2007年4月の観測データを用いて予測を行いました。

2)結果:
数値モデルによれば、2007年9〜11月の海面水温は、インド洋東部と太平洋東部で、平年より海面水温が低くなる結果が現れており、インド洋にIOD現象、太平洋にラニーニャ現象が発生する事が予測されました。

人工衛星(NOAA/AVHRR)(※4)による観測結果でもIOD現象とラニーニャ現象が同時に発生している事が確認され、数値モデルによる予測が的中していた事を示しています(※5)。

これにより、6ヶ月前に今秋のIOD現象の発生が予測出来た事になります。



※3 先端的大気海洋結合モデル(SINTEX-F1):
日欧科学技術協定の一環として進められた、EUとの共同研究のもとで開発された、大気および海洋の変動を計算機上で求める数理モデル。
世界でも最先端の大気モデルと海洋モデルを結びつけ、大気海洋間の相互作用も再現できるようにしたもの。

※4 NOAA
米国海洋大気庁。AVHRRは、Advanced Very High Resolution Radiometerの略。

※5:オーストラリアや東部アフリカ諸国の地元紙では、それぞれの地域が旱魃や洪水傾向にあることを既に報告しており、これもIOD現象の影響と考えられる。


☆今日のアジア市場は、ヨーロッパを睨みながらの展開となり、各国共全面安となった。
一方、ヨーロッパ市場は、ユーロ圏各国債の入札で、目標調達額に届かない札割れや、高利回りでの落札が相次いでいる。

23日にはユーロ圏の中核国であるドイツで、10年債入札が不調な結果に終わって、ドイツの10年債利回りが大きく上昇、ユーロ売りの材料となった。足元でユーロは対ドル、対円で下値を切り下げており、イタリアの短期債入札が不調に終わった場合にはユーロ・ドル、ユーロ・円の一段の下落の場面も。

現在は小幅だが、ほぼ全面安の展開となっている。
(現地時間、14時頃)











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月24日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功」の報告の紹介です


インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功
〜気候変動予測精度の向上に期待(2)〜
平成19年10月24日
独立行政法人・海洋研究開発機構

2.背景
IOD現象とは、インド洋東部(ジャワ島沖)で数年おきに海水温が下降し、西部(アフリカ沖)では上昇する現象で、通常5月から6月に発生し、10月ごろに最盛期になり12月には減衰します。

1999年の発見後、世界各地に豪雨、旱魃、猛暑など、さまざまな異常気象を引き起こす事が明らかになっています。

この為、その発生を事前に予測する事が、社会的にも期待されており、世界各国で多くの研究が進められています。

当機構でもIOD現象に関する研究を進めており、2006年に発生したIOD現象とエルニーニョ現象については、その前年の2005年11月の時点で発生を予測することに世界で初めて成功しました。
また、本年9月下旬の人工衛星による観測では、昨年に引き続き、本年も再びIOD現象が発生している事が確認されました。

実際、IOD現象の影響と考えられる豪州での干ばつや、東部アフリカにおける豪雨などが既に報告されています



追記今日も朝4時頃に2回揺れたが、眠くて揺れがおさまるのを布団の中で待った。
又、午後7時半頃には、北海道浦河沖を震源とする地震があり、浦河町で震度5弱を観測したほか、道中南部と青森県で震度4〜1の揺れを感じた。

札幌管区気象台によると、震源の深さは約30キロで、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定される。
何だか、一寸不気味な揺れが続いている。

:地震と掛けて
日本とヨーロッパと説く
どちらも中から揺れている。













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月23日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今回は、「インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功」の報告の紹介です。


インド洋ダイポールモードの前兆現象を捉える事に成功
〜気候変動予測精度の向上に期待(1)〜

独立行政法人・海洋研究開発機構
平成19年10月24日

1. 概 要
海洋研究開発機構の気候変動予測研究プログラムは、地球規模で異常気象を引き起こすインド洋ダイポールモード(IOD)現象(以下、IOD現象)(※1)及び、太平洋のラニーニャ現象の、今秋の発生の予測に、昨年に引き続き成功しました。

又、気候変動観測研究プログラムでは、東部赤道域インド洋におけるトライトンブイ(※2)による観測データにより、このIOD現象の発生・発達過程の観測を行い、その前兆現象として海洋内部の水温が低下している事を、初めて明らかにしました。

IOD現象が2年連続で発生したり、IOD現象とラニーニャ現象が同時に発生する事は非常に希な現象です。

この様な気候変動の予測に成功するとともに、IOD現象に伴う海洋内部での変動を、現場観測で捉える事に成功した事は、今後の短期的な気候変動の予測精度の向上につながり、気候変動予測研究を大きく前進させるものと期待されます



※1 インド洋ダイポールモード(IOD)現象
インド洋熱帯域で発生する大気海洋結合系の代表的な気候変動モード。
太平洋のエルニーニョ現象とよく似た現象。

1999年に地球環境フロンティア研究センターの山形プログラムディレクターとSaji研究員(現在、APEC気候センター主任研究員)らが、インド洋における本現象を発見し、IODと名付けてネイチャー誌に発表した。IOD現象が発生すると、インド洋東部の海面水温は通常よりも低下し、これに伴ってインドネシアやオーストラリア等で旱魃傾向となる。

一方、西部インド洋では海面水温が上昇し、大気の対流活動が活発化するために、通常よりも降水量が増加する。2006年のIODの際には、東部熱帯域のアフリカ諸国で洪水が多発し、百万人以上が避難せざるを得ない等の被害にあった。

※2 トライトンブイ
西太平洋熱帯赤道域を中心に当機構が設置(一部インド洋にも設置)している、海洋観測ブイ。
深度750メートルまでの海水温度と塩分濃度を観測するほか、風、大気温度、湿度、降水量、日射量、潮流の観測も行う。
観測されたデータは、人工衛星を通じ提供され、エルニーニョやダイポールモード現象などの研究や台風発生等の気象予測の精度向上等に寄与している。


追記気象庁発表の、この12月から2月の冬の寒さ予報では、東北から北海道は平年より暖かく、それ以外の九州までの地域では寒くなりそう。

又、沖縄など南に行くに従って、平年より気温が低くなるとの事。

その原因となる「ラニーニャ現象」が発生したそうです。
「ラニーニャ現象」とは、南米ペルー沖で海水温が低くなる現象との事で、これが発生すると夏は暑く、冬は寒くなるそうです。











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月22日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「北極海での海氷面積が観測史上最小に」の報告の紹介です。


北極海での海氷面積が観測史上最小に
〜今後さらに予測モデルを大幅に上回る減少の見込み(その4)〜
平成19年8月16日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.推定原因(2/2)
(前日に続き)
(2)北極海内部に広がった脆く融けやすい氷が、早期に融解した事により、太陽の日射を吸収する事で、海洋の加熱が進み、さらに海氷減少が加速されている事。

(3)北極海から大西洋に放出される海氷が増加した為、北極海内部の海氷が減少した事
が推定されます。

なお、北極海の海氷密接度の最新画像、及び過去に観測された画像は、JAXAが米国アラスカ州立大学北極圏研究センター(IARC)に設置している、IARC-JAXA情報システム(IJIS)を利用した北極海海氷モニターwebページ上で日々更新を行い、公開しております。



追記北極海の海氷、観測史上最小に迫る!
米国国立雪氷データセンター(NSIDC)は、今年の9月6日、2011年8月の北極の平均海氷面積が、1979年から2011年の衛星観測において、8月としては史上2番目の小ささを記録したと発表した。

北西航路と北極海航路の両航路が開通している様だと伝えている。
2011年8月の平均海氷面積は、552万平方キロメートル。

8月としては観測史上最小となった2007年8月の記録を16万平方キロメートル上回ったものの、1979年から2000年の平均値を215万平方キロメートル下回った。

分析によると、北極海上空の気温は、平均を摂氏1度から4度上回り、北西航路地域の上空では、最大級の異常が発生した。

北極海中央部上空で持続した高気圧は、ボーフォート海から西方のチュクチ海へと海氷を押し出す風のパターンを伴っていた。この風が、夏の間に温められた開水域へと海氷を運び、融解を促進したのだという。

海氷は現在、北西航路のルートからほぼ完全に姿を消している。
パリー海峡(Parry Channel)の一部にわずかな氷が残るものの、南ルートの氷は消滅している。

シベリア沿岸の北極海航路は、氷が張らない状態が続いており、この数週間の間に多数の貨物船が通過しているという。

☆今日のアジア市場は、ヨーロッパを睨みながらの、高安マチマチとなった。
一方、ヨーロッパ市場は、欧米の財政問題への懸念が強いなか、米議会の超党派委員会が財政赤字削減策で合意出来なかったが、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズ・インベスターズ・サービスが、米国の格付けを維持した事を受け、リスク回避の動きが後退し、堅調に推移している。
(現地時間、13時頃)

















1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年11月21日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「北極海での海氷面積が観測史上最小に」の報告の紹介です。


北極海での海氷面積が観測史上最小に
〜今後さらに予測モデルを大幅に上回る減少の見込み(その3)〜
平成19年8月16日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.推定原因(1/2)
北極海でJAMSTECが現在実施している船舶観測データ、継続的に行っている漂流ブイ(JCAD、POPS※2)観測のデータ、大気データ等を総合的に解析した結果、本年の海氷減少を加速させている原因として、

(1)本年は、アラスカ沿岸のみならず、カナダ側の北極海沿岸でも海氷の減少が確認されており、沿岸域からの摩擦を受けにくくなり、大規模なスケールで海氷が動きやすい状態になっている。

この為、沿岸付近で作られたばかりの、脆く融けやすい氷が、北緯80度を越えて北極海内部にまで広がった事



※2 J-CAD(JAMSTEC Compact Arctic Drifter):
水深250mまでの水温・塩分及び海流、北極海海氷上の気温、気圧等の自動観測を行うブイ。北極海氷に設置し海氷の漂流とともに広域の観測が可能。JAMSTECが独自開発し、2000年から2005年まで使用。2006年以降は、次世代のブイであるPOPSを展開。

POPS(Polar Ocean Profiling System):
北極海多年氷海域でアルゴフロートによる観測を可能にした観測システム。
海氷に取り付けたプラットフォームからケーブルを吊り下げて、そのケーブルにアルゴフロートを取り付けている。アルゴフロートはこのケーブルに沿って上下し、水深10〜1,000mの間の水温・塩分観測を行う。


追記海洋での吸収
海洋への二酸化炭素の吸収は、大気中の二酸化炭素の分圧と海洋表面の分圧の差が原因となり、ガスの移動が生じます。

海水中に溶け込んだ二酸化炭素は炭酸、炭酸水素イオン、炭酸イオンなどになり、また植物プランクトンによる有機炭酸への変換などが考えられています。

また地域的なばらつきも多く、年間20億トンの取り込みが考えられていますが確かではありません。
しかし、化石燃料などの消費によって実際60億トンの二酸化炭素が放出され、58%が大気中に存在していますが、残りの42%に当たる量は海洋が吸収していると考えられています。

しかし、海洋が吸収するには、50年から100年かかるともいわれ、海洋の二酸化炭素吸収のメカニズムは、まだはっきり解明されていないのが現状です



☆今日もアジア市場は、ヨーロッパの影響を受け、ほぼ全面安となった。
一方、ヨーロッパ市場は、欧米の財政問題への懸念が強いなか、米格付け会社ムーディーズがフランス国債利回りの上昇による格付けへの悪影響を指摘した事から、大幅に下値を切り下げている。
(現地時間、14時頃)











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