2010年07月31日
日本が危ない(76)風力発電進出6か月で、大規模プロジェクトを受注−韓国
STXグループ、欧州で風力発電設備と船舶受注
2009年12月23日
STXグループが風力発電事業進出から6か月で、大規模プロジェクトを受注した。
STXは23日、BCG(ビジネスコンサルティンググループ)・グリーン・エナジーなどが参加する風力発電団地開発企業連合と、計22万キロワット規模の風力発電団地事業協約(MOU)を締結した事を明らかにした。
受注額は3億ユーロ(約392億円)に上る。
同事業は、4万〜12万キロワットとさまざまな規模の独立した風力発電団地を東欧地域に建設するもの。
プロジェクトに参加するBCGなどが風況調査、環境影響評価、政府と欧州連合(EU)からの承認など総合コンサルティングを、STXが風力発電機の供給、設置、運営を担当する。
MOUに基づき、STX系列の風力発電設備メーカー、STXウィンドパワーが2000キロワット級と1500キロワット級の最新ギアレス型風力発電設備140台を、来年から2013年にかけ、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、チェコ、ブルガリアなどに順次供給、設置する。
一方、STXヨーロッパはノルウェーのアイランド・オフショア社から総額8億ノルウェー・クローネ(約125億円)のプラットフォーム補給船(PSV)2隻を受注した。
船舶は全長93メートル、幅20メートル、4000DWT(載貨重量トン)で、ノルウェーで建造し2011年末〜2012年初めに引き渡す予定。
STXヨーロッパは今回の受注分を含め、ことしは合計10隻の船舶を受注した。今後もPSV分野で営業活動を強化する計画だ。
日本の風力発電開発状況:
日本では欧米諸国に比べて普及が進んでいない。
理由として、日本に毎年やってくる台風に耐えうる風車を施設すると、欧米と比較してコストが上がってしまうことや、大量の風車を設置する為の、平地の確保が困難なこと、又、日本ではクリーンエネルギーとして太陽光発電を重視してきた歴史がある事などがあげられる。
又、日本はフランス同様に原子力発電への依存度がすでに大きい為に、風力への依存傾向は弱く、対照的にアメリカやドイツは、原子力発電所の新設を政策的に停止していた為、風力発電への依存度を増している。
現在、世界各国で風力発電の設置が急ピッチで進行しているが、日本では残念ながら、ほんの一部の企業が進出しているにすぎない。
日本は物作りを、国策として捨ててしまったが為の副作用が、今現在の不況に繋がっているのかも知れない。
このままの無策が続くようでは、当面浮かび上がる事は出来ないだろう。
2009年12月23日
STXグループが風力発電事業進出から6か月で、大規模プロジェクトを受注した。
STXは23日、BCG(ビジネスコンサルティンググループ)・グリーン・エナジーなどが参加する風力発電団地開発企業連合と、計22万キロワット規模の風力発電団地事業協約(MOU)を締結した事を明らかにした。
受注額は3億ユーロ(約392億円)に上る。
同事業は、4万〜12万キロワットとさまざまな規模の独立した風力発電団地を東欧地域に建設するもの。
プロジェクトに参加するBCGなどが風況調査、環境影響評価、政府と欧州連合(EU)からの承認など総合コンサルティングを、STXが風力発電機の供給、設置、運営を担当する。
MOUに基づき、STX系列の風力発電設備メーカー、STXウィンドパワーが2000キロワット級と1500キロワット級の最新ギアレス型風力発電設備140台を、来年から2013年にかけ、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、チェコ、ブルガリアなどに順次供給、設置する。
一方、STXヨーロッパはノルウェーのアイランド・オフショア社から総額8億ノルウェー・クローネ(約125億円)のプラットフォーム補給船(PSV)2隻を受注した。
船舶は全長93メートル、幅20メートル、4000DWT(載貨重量トン)で、ノルウェーで建造し2011年末〜2012年初めに引き渡す予定。
STXヨーロッパは今回の受注分を含め、ことしは合計10隻の船舶を受注した。今後もPSV分野で営業活動を強化する計画だ。
日本の風力発電開発状況:
日本では欧米諸国に比べて普及が進んでいない。
理由として、日本に毎年やってくる台風に耐えうる風車を施設すると、欧米と比較してコストが上がってしまうことや、大量の風車を設置する為の、平地の確保が困難なこと、又、日本ではクリーンエネルギーとして太陽光発電を重視してきた歴史がある事などがあげられる。
又、日本はフランス同様に原子力発電への依存度がすでに大きい為に、風力への依存傾向は弱く、対照的にアメリカやドイツは、原子力発電所の新設を政策的に停止していた為、風力発電への依存度を増している。
現在、世界各国で風力発電の設置が急ピッチで進行しているが、日本では残念ながら、ほんの一部の企業が進出しているにすぎない。
日本は物作りを、国策として捨ててしまったが為の副作用が、今現在の不況に繋がっているのかも知れない。
このままの無策が続くようでは、当面浮かび上がる事は出来ないだろう。
投稿者:がくがく|00:11