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建築士の勉強法について

一級建築士の勉強法と仰々しくタイトルに書いたものの、
大した内容は書いていないのでご注意いただきたい。

以前に「どうやって独学で勉強すればよいのか。」
という質問を頂いたことが有る。

 簡単そうで中々難しい質問なのだが、私は建築士試験の魂の伝道師に
なると決めた
7月19日の記事参照)ので、このブログをご覧の皆様に、
私のお勧めの勉強法を伝授したいと思う。

私の場合は5月から勉強を始めたので、4月から学科を勉強すれば
3ヵ月以上の期間があるため、合格できるのではないだろうか。


1、教材を用意する


・まず、テキストはオークションで日建学院か総合資格のものを入手して欲しい。
私も色々と探したが、資格学校の物は無駄が少ない(理論が省いてある)ので、
建築士に合格するためのテキストは資格学校の物が良いと思う。

次に用意するものはコレ↓

1級建築士試験学科 過去問スーパー7〈2017(平成29年度版)〉



☆ 総合資格の解説は正誤を判断する焦点にアンダーラインが引いてあるので
分かりやすく暗記にお勧めである。
日建学院の問題集は解説の字が大きく見やすいが、どこが問題の正誤を
判断する焦点になっているのかが分かりずらく、暗記には不適である。

・問題集の加工

 問題集を購入したら本のカバーを剥ぎ取り、各試験年度の中表紙を開く。
次に、オモテ面からカッターナイフを用いて1年分ごとに7分割する。
そのままでは分解するので背面を製本テープで仕上げる。

これでかなりコンパクトになった。

こんな辞書みたいな本をそのままで使うと
本がすぐに閉じてしまい、非効率極まりない。

持ち運ぶ必要のない、問題集はプリントのように
分割して学習するべきである。

※カバーと最初の試験の説明部分はいらないので捨ててしまおう。


2、問題を解く
(暗記する)

まずはテキストを読み切るとよいかと思う。問題集には手を付けない。

 過去問題集は1年毎に区切られているだけで各単元ごとに分かれてない。
計画なら計画のテキストを全て読み切ってから問題集に取り掛からないと、
何が分からないのか分からない状態になる。
勉強していないからわからないという逃げ道は許されない。

次にポストイットを用意し、問題を解く。

間違えた問題には必ずふせんを張り、翌日までにもう一度解く。
(暗記ものは繰り返さなければやった意味が無いので、1年分ずつ
完璧に仕上げていきたい。)

ただ、ここで問題になってくるのが、問題の内容が理解できなかった場合の
対処をどうするかという事である。

不得意分野も得意分野も1問につき1点なのは変わりがないので
分からない問題に尽力するのは良くない。
仕方がないと諦めるという事も選択肢として十分に有り得る。

問題の本文と選択肢の正答、誤答の焦点を暗記し、次に進むべきだ。


法規分野で使用する法令集については、アンダーラインの引き方の本を
オークションで買って一気に引いてしまうのが良いだろう。
(ウラ指導の本を参考にしても構わないが相当時間がかかる。)


3、模試を受けに行く

とりあえず総合資格の全国模試が有るので受けに行くと良いかと思う。
別に総合資格でなくてもいいが、私の経験上、日建学院からは模試の成績が1/3の確率でしか
返送されてこなかったので総合資格を紹介しておく。ちなみに無料。
【無料】1・2級建築士 全国オープン模試(5月開催) 申込受付中!2015/5/17リンク更新

周りの受験生の法令集の気合の入りっぷりに、さぞ驚かされる事だろう。
だが、臆することは無い。彼らは毎年合格できない、いわば落ちこぼれなのだ。
恐ろしいほどの量の自作インデックスに、上下左右が全て囲まれており、どこを掴んで
ページをめくるのか、どのように本棚に収納するのか疑問を抱かずにいられない。


もちろん、模擬試験は真剣に取り組んでいただきたい。
法規は問題が分からなくてもギリギリまで正答を探し続ける事が大切だ。


4、とにかく勉強する(精神論)

後日、全国模試の結果が出たら、参考にして勉強する。
模試で合格レベルの点数に達するまでひたすら勉強。

一日に○○時間勉強する!という話ではなく、全国模試の順位で
「間違いなく合格する」順位になるまで、ひたすら勉強するのである。

携帯をいじっている暇が有れば勉強し、電車で酔っても勉強し、
昼飯を食っては勉強する。あらゆる時間を勉強に充てる。

学習スケジュールは資格学校の次の全国模試開催日に合わせ、すべての
科目でテキストによる学習が模試前に終わるように日割りで調整する。

持ち運ぶものは問題集よりはテキストの方が良いのかも
しれない。コンパクトな問題集もあるが、各出版社間での内容の重複が
多い上に、問題数が少ないのですぐに終わってしまうだろう。

 休日に勉強する際には、パソコンも、音楽も、携帯電話も
全て電源を切ってしまった方が良い。

とにかく集中することが大事だ。

漠然としているが、集中こそが勉強の最大のキモであり、明暗を
分ける部分ではないかと私は思っている。

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・・・以上、私の考える合格までの勉強法を書いておいたが参考になっただろうか。
 (果たして勉強法と呼べるのかは定かではないが。)

実際、暗記物がほとんどなので、自分がどの程度の期間、覚えた事を
忘れないのかを調べ、期間内に復習しながら学習を進めていくと良いだろう。

独学は学校へ通う場合と違って、スケジュールを自分で調整できる分、
短期での資格取得に適している。

だが、スケジュールを調整できなくなった時点で資格取得は不可能なので
その点は肝に銘じておかなくてはならない。


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過去ログ

一級建築士の勉強(学科編)1
一級建築士の勉強(学科編)2
一級建築士の勉強(学科編)3
一級建築士の勉強(学科編)4
一級建築士の勉強(学科編)5

学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)4
一級建築士の勉強(製図編)5

製図編 後記(考察)







一級建築士製図の試験で使用する道具について

※記事内のリンクと画像が消えておりますが、あまりにも当サイトからクリックが無く商品が売れなさ過ぎて、提携先のAMAZ〇N様からアフィリエイトリンクと画像の使用権を剥奪されてしまいました(笑)
検索で出てきますので気になる方は探してみてください。


雨が続いて嫌ですね。


製図の道具について。

既に使っている人もいると思うが、製図の必需品と個人的に思う
道具達を解説付きで紹介したいと思う。


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1、シャープペンシル

グラフギア1000 0.5


このシャープペンシルの長所は、先が収納できる所。
 製図の試験は一発本番なので、もしも移動中にシャープペンシルに衝撃が加わり
非常に弱いペン先が曲がってしまっていたら試験どころではなくなってしまう・・・。
これはその問題から解決される一品。移動中はペン先を収納して運べば大抵の
トラブルは回避できるのではないかと思う。

また、クリップが大きく製図台から落ちにくい割には、ペン軸を回しやすい。

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2、シャープペンシルの芯

STAEDTLER マルス マイクロカーボン B 0.5mm


シャープ芯は色々あるが、この芯は明瞭でマットな質感の線が引けるのが特徴。
相手に見せるための製図に向いている芯だと思う。かなりメジャーな芯だが、
この芯は他の芯で書くよりもメリハリが出て図面が印象よく見えると感じた。

注意点として、濃く、はっきりと書ける代償なのか消しゴムで消えにくい傾向が有る。

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3、テンプレート

ドラパス No.31-E509N 建築士受験用テンプレート


スピードを求めるなら三角定規におまけで付いているようなテンプレートで書くよりも、
こちらの方が早い。衝撃や曲げに強く、割れない。(ステッドラーのは割れすぎ)

フローティングディスクを接着しておくと平行定規の下に入りにくくなる。

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4、テンプレートホルダー

VANCO  テンプレートスタンド


もはや説明不要なぐらい有名かもしれない。
有るとすごく便利。三角定規を置いても倒れないし、欲しいものを探す手間が省ける。

15cmの直定規を用意しておくと便利なのだが、そういった定規類のほか字消し板などの
小物もはさめるので何かと使い勝手が良い。

ちなみに購入後は包装のケースを捨てないで取っておくと移動の際にスポンジに
変な痕が付かなくて良いかと思う。

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以上の4点がお勧めの道具である。

シャープペンシルや芯など、いまさら道具を変えようと思う方は少ないだろうが、
これらの道具は使い勝手が良いものなので是非使ってみてほしい。
シャープペンシル本体、シャープの芯に関しては私も色々な物を試した結果
手ごろな価格の商品ながらこれらが製図に最も適していると感じた。





一級建築士の勉強(製図編)後記

今日、一級建築士の合格発表を受け取った。一発で無事に合格できたという事で、時間的にも予算的にも最小限に抑えることができたのではないかと思う。

ちなみに、届いたハガキによると、一級建築士の申請には手数料と登録税として79200円もの費用がかかるそうである。恐ろしい金額ではないか・・・!!


以下は一級建築士の製図の試験に対する私の考察である。

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私は、製図学校の作成した採点基準に多くの意味はないと思う。
 
 製図試験の合格基準に関する考察が資格学校から発表されているが、
採点ポイントに関する考察は日建学院と総合資格で大きく異なる。

「共用トイレ、バルコニーの有無、ゾーニングや柱のスパン割り」など。

合格者、不合格者の復元図面を基に採点基準を割り出しているのであろうが、共通点を見出すべき対象が復元図を出させた「自校の生徒」なのだから、合格者であろうと不合格者であろうと、学校で指導した内容に似たり寄ったりの図面が大半となる。

本試験では、幅広い内容の図面が採点台にあがり合否を競っているので、採点基準を的確に判断するなら、自校の受験生のみを対象にしたのでは情報不足と言えるのではないだろうか。

この点に触れず、「合格者の図面にはこのような特徴がありました!」と、自信ありげに解説するのはあまり褒められたものではない。


だが、私は資格学校で作図の練習をすることだけは無駄ではないと思う。スピード勝負で負ければそれだけでランクWである。

作図が早ければ、エスキスに十分な時間を取る事ができる。

もちろん、作図の練習を学校で行うだけでは不十分なので結局は自宅での学習こそが最も重要であり、学科試験と状況はさほど変わらない。よって、独学での合格を目指す余地は十分に有ると感じた。

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製図試験にかかった費用は以下の通り

----------------------------

日建学院 設計製図コース 約330000円
建築士 教材、道具等(中古) 約10000円
免許登録料 約80000円

計 420000円

----------------------------
 
学科からの料金を含めると、

合計 500000円

程度の費用がかかると思われる。


一級建築士の勉強(学科編)1
一級建築士の勉強(学科編)2
一級建築士の勉強(学科編)3
一級建築士の勉強(学科編)4
一級建築士の勉強(学科編)5

学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)4
一級建築士の勉強(製図編)5





一級建築士の勉強(製図編)5

今日で一級建築士の勉強編は終わりである。全10回の長編となってしまったが、少しは参考になっただろうか。


先日書いた噂の話であるが、噂通り作図量の多い課題であり、所要室はご丁寧にトイレまで記載してあったので、余分な思考をめぐらす必要も無くすんなりとプランがまとまる、作図勝負の年であったといえる。

一応、考察を載せておくと、

まず、パントリーの記載がないため「食堂は調理室とセット」と考えれば、必然的に1階南東に配置され、隣にレクリエーションルームが並ぶ形となる。残りの面積はピロティ形式の車寄せと、事務室、施設長室が1階に要求されていることから機械室及び管理用部門が収まり、入所及びデイケア部門は2階に配置されることとなる。

ここで気になる点としてはデイケアの動線が上下に分断される事だが、レクリエーションルームが既に1階に計画されていることからも部門が各階に分断されることは致し方ないことと割り切る必要があると考える。
また、搬入を考慮すれば調理室、機械室は1階に計画すべきであり、この点からも上記の配置が適正であると言えるだろう。

基準階は非難計画を考えれば回廊式で、各療養室の配置は日照条件を均等にするために東西に整列させるか、条件のよい南側から順番に配置していくかのどちらかである。

これらを総合し、あとは駐車場を東西の通り抜けで行くか西のみで行くかの選択を行えば、短時間でエスキスが終わり作図に入れる課題であったと思う。

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以下は私の体験記である。

 私は、「明るく開放的な」という文面が出たら「必ず中庭を作れ」という講師の教えに従い、中庭を作って回廊型にしてみた。と、いっても1グリッドだけなので中庭と言うより光庭と言うべきだろうか。採光、排煙をとるためだけの空間である。
 グリッド割に関しては療養室が20〜40平米ということで6×7グリッドで決まり・・・と思ったのだが、バルコニーを入れると道路との距離が0.5〜1.5m。良いのか?と悩んだのだが、バルコニー無しは厳しいのでつけておいた。
 今思えば無くても良かったかとも思う。主な用途は設備スペースであり、マンション等と違ってバルコニーに出ると隣の部屋が丸見えであり、プライバシー及び安全を考慮するとたびたび外に出るような物では無いからだ。

作図はかなり手間取った。

と、いうのも条件文を何度読み返しても「要求室には面積を記入する。」としか書いていないので、療養室から倉庫まで全ての面積を計算しなくてはならなかったからである。やってられないと投げ出したい衝動を押さえ、電卓を叩きまくった。本当に何度も投げ出したくなった。汚物処理室(9u)トイレに(4u)とか書いていると課題文を破り捨てたくなってくる。このような小さなスペースにどうやって書けというのか。何度か消しては書き直した。消しゴムなんて10分に1回つかうかどうかという頻度だったのに本試験では大活躍である。

私も試験の空気に飲まれ作図をのんびりと行ったものの、時間内にチェックも終わったので周囲を観察してみると間違った図面を書いている者が居た。要求室の一つ、食堂がどこにもないのである。(※製図の試験は他人の答案が見えてしまうので許していただきたい。)

熱心に製図板をガムテープで貼っているな・・・と感心していた女の子だったのだが、残念で仕方ない。来年、出会わないことを祈りたい。

(別に貼らなくてもよほど変な角度にしない限り枕木を使えば落っこちることは無い。私は普段から製図板をテープで貼ったりはしないので使わなかった。普段どおりに製図することがトラブルを防ぐためには大事なのではないだろうか。そもそも道具を愛すると言う美学に・・・ まあ、人それぞれという事か。)

と、いった具合で6時間30分が過ぎていった。

もう鉛筆を置いてください!と言われてからのボーナスステージも含めれば6時間32分ぐらいだろうか。

実に体力の要る試験であった。また、試験官もよく6時間30分もだらだら歩き回っていられたな。と、感心させられた。

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 私は学校の課題ではA評価をもらったことはほとんどないので確実に合格しているのかは分からない。だが、やるべきことはやったのだと後悔はせずに発表日を迎えたいと思う。

私は学校でA評価を受けている薄い線ばかりで書かれた図面には負けたくないと、魂を込めて作図した。そのまま青図が焼けるぐらいにメリハリをつけた。 少し反省しているのはEVから降りて吹き抜けの前に談話スペースを置いてしまった所か。(吹き抜けの意義を主張したくて南に配置すべき部屋を中に持ってきてしまった。)


製図の試験を受けたのなら、誰にでも受かる可能性があり、落ちる可能性がある。


もしかすると紙飛行機にして良く飛ぶほうを選んでいるのかもしれない。学校の書初めのように字の美しさで選んでいるのかもしれない。


製図試験の判断基準なんてものは不明確で真実は誰も知らない。


 完 (費用等、総額は後日記載予定)

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・バックナンバーは以下のリンクから。

一級建築士の勉強(学科編)1
一級建築士の勉強(学科編)2
一級建築士の勉強(学科編)3
一級建築士の勉強(学科編)4
一級建築士の勉強(学科編)5

学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)4

製図編 後記(試験結果および考察)





一級建築士の勉強(製図編)4

更新間隔が開いてしまった・・・仕方ないね。



今日は1級建築士の製図試験1日前である。

 学科試験に合格し製図を今年初受験される方は、さぞかし胃の痛い思いをして勉強をしている事だろう。私も初受験であり、しかも製図試験の準備を怠っていたためそれはそれは胃が痛くて困っている。

しかも、学科に合格してから9月まで「製図試験なんて運次第さ・・・」と思っていたら「今年は作図勝負」という噂が流れ出しており、さらに困惑している。

真面目に作図練習をやった人間が受かるようになったと言うことか。(果たして作図の技量が建築士の資質にどれぐらい関係しているのかは分からない。 私は可笑しいと思うが試験元がそのように判断したのなら仕方ないのである。)

噂によると、

・今年は士会に届いた解答用紙の缶が大きいらしい
・2ユニットらしい
・中庭が出るらしい

との事だ。簡単に言うと面積が広いので作図量が多いと言うこと。

一応、個人的考察を述べておくと、

・中庭について
東京の夏至の太陽高度が78度程度であり、最高高さ20m、7mスパンで中庭を取ったとすると地上まで日光が届くのは夏至の時期のみである。1グリッドのみでは夏以外の季節では光合成の不可能な厳しい環境となってしまうのだ。よって縦長の建物になることが明白であり、中庭は少なくとも南北方向2スパンは必要であると考えられる。

・2ユニットについて
左右対称という構成は基準階の決め方が単純となり、プランの自由度が低い。上記の中庭を考慮に入れると、試験問題を見なくても形が想像できてしまいそうであるが、果たしてA2サイズ1枚に納まるのだろうか。

まあ、楽しみに明日を待つとしよう。

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一級建築士の勉強(学科編)1
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一級建築士の勉強(学科編)5

学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)5

製図編 後記(試験結果および考察)





一級建築士の勉強(製図編)3

慣れない作図訓練により、腰を痛めてしまった。
腰骨の間接の隙間が化膿し、常時痛みを伴う状態にある。

変な体勢で6時間とか連続で製図すると腰を痛める。皆さんはくれぐれも注意して欲しい。


それはさておき。
今週は製図学校で先週に行われた製図模擬試験の結果が返ってきた。評価は4段階で行われ、ランクTが合格レベルであり、ランクU、V、Wは不合格レベルである。

私の評価はランクU・・・不合格レベルであった。採点表を見ると作図での減点が非常に多い。

・7mの円が内接といった要求があった場合は円を図示する
・基準階に多目的トイレ(一般用は不可)
・図面が荒い

など、全然心当たりがない項目で減点されている。円が内接する要求が有った場合は図示するとか、聞いてないと思った。トイレはまあ、納得できるが・・・最初に言ってくれれば覚えとくのに。

試験の問題文によるが、特殊な要求が無い限りは製図のスピード勝負、図面、記述チェックの密度勝負になりそうだ。

教科書の通り、試験が減点法で採点されているのならば、要求に無い余計な書き込みは無意味と思われる。

ああ・・・腰が痛い。

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学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)4
一級建築士の勉強(製図編)5

製図編 後記(試験結果および考察)





一級建築士の勉強(製図編)2

 ここ3週間ほどインターネットの無い環境で暮らしていたせいで、すっかり浦島太郎のような気分だ。家にも帰っていなかったせいで製図学習もあまり進んでいない。


 一応、図面を何枚か書き、日建学院のテキストも読んだのだが、いまいち合格基準というものが良く分からない。そもそも、どんな図面を書くのが正解なのか良く分からない。

私は日建学院以外の模範解答図面は一体どうなっているのか気になってしまった。


そこで、今回はこのような本を購入してみた。

1級建築士設計製図試験直前対策と課題演習(平成25年度)

 価格は3000円。後述するがA2版の図面が付属している所が購入のポイントであった。気になる合格基準については「図面のチェック方法」として各図面ごとにまとめてある。

これは具体的で分かりやすい。

 2方向避難の重複距離の確認、水勾配の記入忘れなどがないか。図面を書きながら参照することで合格に近い図面を書けるように意図されているようだ。 チェックの項目数は300箇所程度。読むだけでかなり面倒くさいが、採点官ならば図面をみて、これらの項目を一瞬でチェックできるのだろう。

個人的には一番最後の「試験当日に持っていくものチェックリスト」が一番気に入った。お気に入りの座布団を持っていくと、尻が痛い苦痛から逃れることが出来るそうである。読んでみるとなかなか有意義な参考書であった。

しかし、私はこの本で気に入らないことが一つある。それは模範解答例の図面だ。

 CADで書かれているのだが、全体から漂う”コピー&ペーストしちゃいました。”感が、手書き図面を要求されるという理不尽さを際立たせ、トレースをしていて苦痛である。

全ての療養室に家具の図示を行っていると、作図半ばで投げ出したい衝動に襲われる。だが、一部分をトレースしないとなると中途半端で気分が悪い。


そんな図面がついてくる。


まあ、刺激にはなると思うので受験生の皆さんはぜひ読んで頂きたい・・・と思う。

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学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)4
一級建築士の勉強(製図編)5

製図編 後記(試験結果および考察)





一級建築士の勉強(製図編)1

1級建築士の学科試験編に続き、今日からは製図編である。

学科は二度と受けるまいと教科書と法令集は全て売り払ってきた。
線引きした法令集や構造力学の暗記カードなどもセットで1.7万円は大変お買い得で有ったと思う。(買って頂いた方に心より感謝いたします。)


 製図の試験は独学では不可能という意見が多くみられるが、私はそんなことは全く無いと思う。

 そもそも、6時間半で完成するような難易度に最初から設定されているので、難しい問題が出題される訳ではなく1〜2時間考えれば詳細まで決定できるように作られている。(近隣のクレームもなければ極限まで経済性を求められる
様なこともない。)

 あとは製図のスピード。これに関しては色々な書籍が有るが、結局の所は試験時間の半分ぐらいで作図が終われば良いのである。基本的に「仮線と寸法を書いて、柱を書いて、壁を書いてから添景」という流れに逆らう教科書は少ないのではないだろうか。



と・・・書いたものの、私は学校に通ってみたい欲求に負けて日建学院の1級建築士設計製図コースに申し込みをしてしまった。

さっそく今週の日曜日に学校に行ってみたのだがDVDは眠い・・・。


だが、製図対策としての基本であるゾーニングから順番に教える手法には感心してしまった。てっきり予想問題のプランをひたすらトレースし続けて右手を鍛えまくるだけかと思っていた。この点に関しては初心者でも合格レベルに近いプランを作れるように配慮しているのだろう。

一つ心残りなのは、教室には女性が全く居なかった…という事である。そのせいか、教室内は殺伐とした雰囲気でかなり怖かった。

「仲間と一緒に学習」というに点に惹かれて申し込んだものの、失敗であったのではないかと少し後悔した1日であった。


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学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)4
一級建築士の勉強(製図編)5

製図編 後記(試験結果および考察)





一級建築士の勉強をしてみた…後記

1級建築士の合格基準点についてだが、報告、考察を見る限りでは88点±2点程度ではないかと推測される。21年の97点という驚きの点数が出れば話は別だが、(この年は合格基準点が曖昧で製図呼ばれたものの受かっていなかった人が多かった。)
85〜86点の方は望みを捨てずに製図の練習に励むと良いと思う。

・・・にしても、昨日は試験が終わったので夜中も興奮冷めやらず、色々なサイトを巡って情報を集めてしまった。おかげで今日は一日寝不足気味で、ついでにスピード違反で警察の御用となってしまった。周りと同じスピードなのに罰金。酷い。酷すぎる。

それにしても今年の製図の課題は大変そうだ・・・。

だが、攻略法は必ず有るはずだ。独学でいくにしろ学校に通うにしろ、製図も短期間で効率を重視していきたいと思う。

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追記:7/26


・計画

計画の教科書に書いてある事例集、建築史を読んでも記憶に残らない・・・
そんな方にはCasa.BRUTUSの特別編集を読んでもらいたい。
3大巨匠の特集、日本建築史特集など。面白いので受験者以外にもお勧めだ。
WEB上にある素人が撮った写真ではなく、本物の建築写真をみれば一層理解が
深まる事だろう。(※特別編集シリーズ以外はお勧めしない。)



・法規

法規の試験対策。それは、スピードを上げることだ。問題集を解く時、
答えがどこに有るか分からない場合は悩んだり、無駄に法令集のページをめくらず
さっさと回答を見るべきである。そうしないと学習時間が何時間有っても足りない。

 あと、めくる時に本は出来る限り大事にしたほうがいい。
インデックスつきの本をカバンにそのまま突っ込む者が居るが、インデックスが
千切れたり歪んだりする。試験に持ち出すときは専用のケースを作って運んでやると
良いだろう。ただ、これが点数につながるかというと実は全く関係ない。
私の個人的意見である。(運びやすいのでオレンジ本がお勧め)



・構造力学

 まず、力学で得点を上げるなら構造力学の公式は全て暗記しておく必要がある。
力学の問題のレベルは大体決まっているので暗記さえすれば必ず点数が取れる。
問題は一度解いてしまえば次回からはとても簡単である。
また、力学以外の材料学等は範囲がそんなに広くないので過去問題の暗記で
十分に合格点に到達できるだろう。私は構造力学が最も簡単だと思う。




一級建築士の勉強(学科編)1
一級建築士の勉強(学科編)2
一級建築士の勉強(学科編)3
一級建築士の勉強(学科編)4
一級建築士の勉強(学科編)5

学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)4
一級建築士の勉強(製図編)5

製図編 後記(試験結果および考察)





一級建築士の勉強をしてみた5

7月24日は1級建築士(学科)の試験日であった。

もちろん私も受験した。難易度としては普通〜少し難しいといった所だと思う。計画と施工の問題が幅広い知識を問われる出題内容だった。

試験会場から家に帰る前に、総合資格学院の採点サービスに登録したところ、108点という結果が返ってきた。何点が足きりラインか分からないが、合格に近いと思う。

※追記: この年の合格基準点は87点であったため問題なく合格できた。

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以下、考察

全5回の長い記事になったが、建築士試験は独学でどこまでやれるのかの実験であった。かかった費用はいつもの通り最後に書いてあるので参考にしていただきたい。

・学習期間及び学習時間

最初に書いておくと、必要学習時間は決まっていない。

精神論になるので割愛するが、学習時間や期間で実力は測れない。私自身、偉そうな事を言ってるなーと思うが、皆さんも思い当たる節は無いだろうか。

 例えば、「根性で合格1級建築士」の著者、大賀信幸氏は20日ぐらいで合格したそうである。(関係ないが、大賀信幸氏のコラムは最高に面白い。)

ちなみに私は今年の5月末から始めたが、本気でやれば1~2ヶ月ぐらいで本試験を通過するレベルに到達するのは余裕だと思う。実際、私も6週間目からは模試で全体の上位5%程度に入っている。

割愛に隠された深い精神論を想像しながら勉学に励んで欲しい。


・教材について

これは合格に向かう必要十分の教材を私なりに考えた結果である。

 必須 : 総合資格学院の過去問スーパー7
 不要 : 厳選問題集(日建学院、総合資格両方)

 有ると良い:1級建築士に面白いほど受かる本

以上である。

残念ながらテキストは資格学校のテキストが一番分かりやすいと感じた。(非売品)
テキストは本試験でほとんど役に立たないが、「心の拠り所」なので出来るだけ簡単で、
かつ、ある程度、理解した気分になれる解説をしてある物が良い。

オークションで過去の物を買うか、知人からもらうのが良いだろう。
ちなみに毎年ほぼ同じ内容(新年度の過去問の解説が追加されている程度)らしいので
過去問題集とあわせて使えば不足分は問題ないだろうと思われる。


・学習法について

基本 : 計画、設備、構造、施工は過去問を全て暗記するとよい。

計画 : テキストを一通り読んで問題を暗記。あとは天命を待つか計画の事例を調べる。

設備 : テキストを一通り読んで問題を暗記。ほぼ過去問なので暗記力次第。

法規 : テキストを見ても法規は全くできないが、問題を繰り返すと早く引けるようになる。(私は最初、信じていなかった。)そのうち問題を見た瞬間に開くべきページが分かる位になってくるので、自作のインデックスもチマチマ作る必要は無い。

構造 : 構造力学はやってみると実際は非常に簡単なので理解しようという心が大切。効率を求めるなら計算問題は捨ててもかまわないハズなのだが、あまり精神的に良くない。半端な学習ではかえって何の役にも立たなかったりする。

施工 : 最近の問題傾向がさっぱり分からない・・・。暗記で半分取れるのでは?

分からないなりにやっていると、そのうち出題者の意図が読めるようになってくる。


※なぜこのような結論に至ったのか。

過去問を繰り返すと問題を読む力が鍛えられ、テキストにより応用力が備わるという感じだろうか・・・テキストの内容が各社違うように、建築士は学習範囲がとても広い。

全てを覚えることは不可能なので重要なところを暗記するのが大事である。
重要なところ=過去問題。と、言うわけで不安に負けずに粛々と過去問を2ヶ月ぐらい続ければ合格は間違いない。誘惑に負けて過去問以外を勉強してしまうと思うが、応用力としてはそれぐらいで十分ではないだろうか。

まあ、他のサイトでも全く同じことが書かれていると思う。(ココとか↓)
http://www.19get.com/user_19get/news/detail.jsp?intSuccSeq=351

私も最初は信じていなかった。が、その通りだと今は思っている。


・試験の前には実力の確認をする(模試)


今回の本試験の結果と、日建学院で受けた公開模試の結果はおおよそ合致しており、「模試の結果は良かったが本試験では駄目だった。」という様な事は無かった。目安として捉えると良いと思う。


・本番前は何をするべきだろうか

勉強せずに回りの頑張ってる姿をのんびり眺めている。直前に覚えようとするとインプットとアウトプットがごちゃごちゃになり、最悪の結末を迎える。
学生を眺めながら若いころの思い出に浸るのも良いだろう。

この、本試験の前ほど大事な時間は無いと思う。
精神を落ち着かせ、脳をアウトプットに専念させるべきだろう。



以上が、今回の実験のまとめである。

かかった費用は以下の通り
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・資格学校(非売品)テキスト10000円
・一級建築士(受験)学科総合対策3340円 計画設備は割愛気味。字が小さい。
・過去問スーパー72850円 ※必須
・学科厳選問題集(総合資格)3300円 不要であった。
・学科厳選問題集(日建学院)3000円 暇つぶしに使える。1ページで1答形式
・建築士法令集 2800円×2冊 プロは2冊持っていく・・・(あまり居なかった) 
・受験申し込み費用 19700円
・模試受験費用、雑費 15000円
・昔、興味本位で買った教材等 10000円ぐらい 

計   約75000円
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ちなみに学科を合格しても製図試験が残っている。製図学校に通うと30万くらい。お金がかかるがその分良い事がある・・・のかは分からない。

皆さんもぜひ挑戦して欲しい。

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・バックナンバーは以下のリンクから。
一級建築士の勉強(学科編)1
一級建築士の勉強(学科編)2
一級建築士の勉強(学科編)3
一級建築士の勉強(学科編)4

学科編 後記(考察)

一級建築士の勉強(製図編)1
一級建築士の勉強(製図編)2
一級建築士の勉強(製図編)3
一級建築士の勉強(製図編)4
一級建築士の勉強(製図編)5

製図編 後記(試験結果および考察)






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