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2019年10月10日

大腸CTアカデミア 脱出回腸ストーマに対するシュガーの有用性

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
日本消化器内視鏡学会雑誌の
6月号(61 巻 6 号 p. 1256-1263)に
「大腸CT検査(CT colonography)読影の基本とコツ(動画付き)」が掲載されました!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/61/6/61_1256/_article/-char/ja

是非、ご一読ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




PubMedから、今日のつぶやき − 583 −


Brandt AR, et al. Images in clinical medicine. Sugar to reduce a prolapsed ileostomy. N Engl J Med 2011; 364(19): 1855.



前回ご紹介した論文の引用文献の一つをご紹介しますね。

天下のNEJM ニューイングランドジャーナルオブメディソン
に掲載されたケースレポート(Images in Clinical Medicine)です。

論文タイトルはずばり
「脱出回腸ストーマに対するシュガーの有用性」です。

【ケースレポート】
症例は62歳男性。
回腸ストーマの脱出のため救急外来を受診した。

Figure A
ラインコミュニティ限定で配信しました。

患者は25か月前に腸間膜虚血のために拡大右半結腸切除術を
受け、回腸ストーマが造設されていた。

発症の原因は分からないが
来院の12時間前に回腸ストーマが脱出した。

用手還納を試みるも戻らなかった。

(感想)
前回御紹介した症例報告より
派手に脱出していますね。

さあ、あなたならどうしますか?

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21561351

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。








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2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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 本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
 著者に無断で各種メディアに貼り付ける
 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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