2024年04月21日
自宅のノートパソコンを買い替える話(2)
前回に引き続き、自宅のWindows11に上げられないPCを買い替える話の続きです。
今回は機種の選定基準などについて書いてみようと思います。
まずは次のPCを検討するにあたり、今のPCのスペックについておさらいしてみます。
メーカー名:DELL
型名:Inspiron14 7460s
CPU:Intel Core i5‐7200U(CPUスコア:3393)
メモリー:16GB(元々は8GBだったが、ゲーム用で増設して16GB)
ストレージ:SSD256GB+HDD500GB(元々はSSDだけだったが、データ用でHDD増設)
画面サイズ:14インチ
画面解像度:1920×1080
キーボード:日本語キーボード
OS:Widnows10Home
サイズ感はこの前に使っていたVAIOが14インチだったので、その使用感を引き継いで14インチにした記憶があります。あとは当時のミドルレンジの第7世代のCorei5を選定、メモリーも当時は8GBは多い方でした(4GBが主流だった時代)。
最初はライトな用途(メール、ネット程度)で使っていましたが、後からマインクラフト等のゲームをやりだしたのでスペックが足りなくなり、メモリーやHDDを増設した感じです。
現在は妻が自宅ワーク用に使っており、特に致命的な問題はなく使えていますが、時々動きがもっさりする事があるそうです。
ちなみに自分も以前は8世代のi5マシンを仕事で使っていましたが、晩年はスタートアップのアプリ起動が重たくて、電源を入れたら5分くらいまともに動かなかった記憶があります。
自宅のPCはそこまでスタートアップをぶち込んでいないのでまだマシですが、今後のOSの肥大化に備え、ある程度のCPUパワーは欲しいところではないかと思いました。
以上のことを踏まえ買い替えにあたっての要求スペックを考えていこうと思います。
項目ごとの選定内容と根拠を以下に列挙してみます。
・画面サイズ
現状維持で良さそうだったので、14インチサイズの機種を選ぶことにしました。
市場としては15.6〜16インチクラスの物が数多く出回っていますが、用途の中で持ち運びの機会がそこそこあるので、今回は対象外としてみました。
・CPU
元々スコア3000ちょっとで特に問題はなかったのですが、最近はローレンジモデルでもスコア10000は超えてくるので、せっかく買い替えるのであれば、少なくともスコア1万後半くらいの能力は欲しいと思いました。あと、Intelだと第12世代以降の物を選ぶ事にしました。
これは12世代以降からCPUの電力効率が格段に上がっているからです。
出来れば13世代、14世代の物を選びたいところですが、ここは価格との相談になるかと思いました。
・メモリー容量
安いモデルだとまだ8GBの物がありますが、数年間使うことを考えると最低16GBは欲しいところだと思いましたので、最低ラインを16GBとすることにしました。
・キーボード仕様
使い勝手維持のため、日本語キーボードは基本です。(USキーボードもかっこいいんですが、ファンクションや記号の配列が違うので・・・)あと、キー配列は右端にHomeキーなどのファンクションキーが縦に並ぶタイプはバックスペースを押すたびに隣の変なキー(HOMEキー)を押してしまい、カーソルがどこかに飛んで行ってしまい、入力作業が中断してしまうので、このようなキーボードの機種は避け、以前のPCと同じような一般的なキー配列の物を選ぶことにしました。
またテンキーを無理やりつけている機種もありますが、その分キーピッチが犠牲になったりしていますので、テンキーなしの物を選ぶ事にしました。
・ストレージ
SSDであることは基本中の基本として(今時HDDのタイプはほぼ無いと思いますが)容量も256GBだとすぐに一杯になるので最低でも512GBできれば1TBの物を選ぶことにしました。
・インターフェース
拡張性や利便性を考えると、Thunderboltポートは欲しいところです。特に我が家にはThunderboltを使う外付けGPUユニットがあるので、それを活用するにあたり、Thunderboltは必須としました。(外付けGPUは使わないかもしれないけど、ディスプレイ出力やUSB充電も出来て便利なので、念のため・・・)
あとはUSBポート、HDMIポート、SDカードリーダーあたりは欲しいかなと思いました。
光学ドライブはあまり使わないし、手持ちの外付けドライブで事足りるので今回は不要としました。
・タッチパネル
画面を直接触って操作や手書きができるのは非常に便利なので、出来れば欲しいところですが、本体の重量が重たくなったり、価格が高くなったりするので、今回は必須ではないという事にしました。
・価格
ここは最も重要なファクターのうちの一つです。
高い要求スペックを列挙すればするほど価格は青天井に上がっていきます。
外観のかっこいい最新モデルは20万、下手すれば40万近くするものもありますが、とてもそこまでは
手が出ません・・・
予算の都合もあるので今回は15万円以下で探してみようと思います。
・プリインストールソフト
以前よくあった国産メーカーのPCは使わないプリインストールソフトがたんまり入っていて、それだけでストレージ容量を食いつぶしていたり、スタートアップのCPU負荷をごっそり持って行ったりしてくれますので、あまり余分なソフトが入っていない物を選びたいところです。
またOfficeソフト付きのモデルは数万高くなるし、そもそも自分はOfficeライセンスを持っているので、Officeなしのモデルを選ぶ事にしました。
とまあ、選定条件としてはこんな感じで行ってみようと思います。
以上の条件を基に価格.com等を駆使して、候補の機種を挙げて、選定を進めたいと思います。
具体的な候補のピックアップとそれに対しての評価、選定は次回で書こうと思います。
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今回は機種の選定基準などについて書いてみようと思います。
まずは次のPCを検討するにあたり、今のPCのスペックについておさらいしてみます。
メーカー名:DELL
型名:Inspiron14 7460s
CPU:Intel Core i5‐7200U(CPUスコア:3393)
メモリー:16GB(元々は8GBだったが、ゲーム用で増設して16GB)
ストレージ:SSD256GB+HDD500GB(元々はSSDだけだったが、データ用でHDD増設)
画面サイズ:14インチ
画面解像度:1920×1080
キーボード:日本語キーボード
OS:Widnows10Home
サイズ感はこの前に使っていたVAIOが14インチだったので、その使用感を引き継いで14インチにした記憶があります。あとは当時のミドルレンジの第7世代のCorei5を選定、メモリーも当時は8GBは多い方でした(4GBが主流だった時代)。
最初はライトな用途(メール、ネット程度)で使っていましたが、後からマインクラフト等のゲームをやりだしたのでスペックが足りなくなり、メモリーやHDDを増設した感じです。
現在は妻が自宅ワーク用に使っており、特に致命的な問題はなく使えていますが、時々動きがもっさりする事があるそうです。
ちなみに自分も以前は8世代のi5マシンを仕事で使っていましたが、晩年はスタートアップのアプリ起動が重たくて、電源を入れたら5分くらいまともに動かなかった記憶があります。
自宅のPCはそこまでスタートアップをぶち込んでいないのでまだマシですが、今後のOSの肥大化に備え、ある程度のCPUパワーは欲しいところではないかと思いました。
以上のことを踏まえ買い替えにあたっての要求スペックを考えていこうと思います。
項目ごとの選定内容と根拠を以下に列挙してみます。
・画面サイズ
現状維持で良さそうだったので、14インチサイズの機種を選ぶことにしました。
市場としては15.6〜16インチクラスの物が数多く出回っていますが、用途の中で持ち運びの機会がそこそこあるので、今回は対象外としてみました。
・CPU
元々スコア3000ちょっとで特に問題はなかったのですが、最近はローレンジモデルでもスコア10000は超えてくるので、せっかく買い替えるのであれば、少なくともスコア1万後半くらいの能力は欲しいと思いました。あと、Intelだと第12世代以降の物を選ぶ事にしました。
これは12世代以降からCPUの電力効率が格段に上がっているからです。
出来れば13世代、14世代の物を選びたいところですが、ここは価格との相談になるかと思いました。
・メモリー容量
安いモデルだとまだ8GBの物がありますが、数年間使うことを考えると最低16GBは欲しいところだと思いましたので、最低ラインを16GBとすることにしました。
・キーボード仕様
使い勝手維持のため、日本語キーボードは基本です。(USキーボードもかっこいいんですが、ファンクションや記号の配列が違うので・・・)あと、キー配列は右端にHomeキーなどのファンクションキーが縦に並ぶタイプはバックスペースを押すたびに隣の変なキー(HOMEキー)を押してしまい、カーソルがどこかに飛んで行ってしまい、入力作業が中断してしまうので、このようなキーボードの機種は避け、以前のPCと同じような一般的なキー配列の物を選ぶことにしました。
またテンキーを無理やりつけている機種もありますが、その分キーピッチが犠牲になったりしていますので、テンキーなしの物を選ぶ事にしました。
・ストレージ
SSDであることは基本中の基本として(今時HDDのタイプはほぼ無いと思いますが)容量も256GBだとすぐに一杯になるので最低でも512GBできれば1TBの物を選ぶことにしました。
・インターフェース
拡張性や利便性を考えると、Thunderboltポートは欲しいところです。特に我が家にはThunderboltを使う外付けGPUユニットがあるので、それを活用するにあたり、Thunderboltは必須としました。(外付けGPUは使わないかもしれないけど、ディスプレイ出力やUSB充電も出来て便利なので、念のため・・・)
あとはUSBポート、HDMIポート、SDカードリーダーあたりは欲しいかなと思いました。
光学ドライブはあまり使わないし、手持ちの外付けドライブで事足りるので今回は不要としました。
・タッチパネル
画面を直接触って操作や手書きができるのは非常に便利なので、出来れば欲しいところですが、本体の重量が重たくなったり、価格が高くなったりするので、今回は必須ではないという事にしました。
・価格
ここは最も重要なファクターのうちの一つです。
高い要求スペックを列挙すればするほど価格は青天井に上がっていきます。
外観のかっこいい最新モデルは20万、下手すれば40万近くするものもありますが、とてもそこまでは
手が出ません・・・
予算の都合もあるので今回は15万円以下で探してみようと思います。
・プリインストールソフト
以前よくあった国産メーカーのPCは使わないプリインストールソフトがたんまり入っていて、それだけでストレージ容量を食いつぶしていたり、スタートアップのCPU負荷をごっそり持って行ったりしてくれますので、あまり余分なソフトが入っていない物を選びたいところです。
またOfficeソフト付きのモデルは数万高くなるし、そもそも自分はOfficeライセンスを持っているので、Officeなしのモデルを選ぶ事にしました。
とまあ、選定条件としてはこんな感じで行ってみようと思います。
以上の条件を基に価格.com等を駆使して、候補の機種を挙げて、選定を進めたいと思います。
具体的な候補のピックアップとそれに対しての評価、選定は次回で書こうと思います。
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2024年04月20日
自宅のノートパソコンを買い替える話(1)
今回は自宅のノートパソコンを買い替える話を書いてみようと思います。
きっかけはWindows10のサポート終了がそろそろ間近に迫ってきたところから始まりました。
Windows11へのアップデートの要件として、TPM2.0への対応というものがあり、我が家のOneMix4もそれに引っ掛かり、あわやWindows10サポート切れとともにお払い箱となってしまうところでしたが、そこはBIOSのアップデートによりTPM2.0を有効化できたので、当面現役で使えるようになりました。
ところが、Windows11のアップデート要件にはともう一つ厄介な問題があります。
それはCPUの世代の問題です。
IntelのCPUでいうと第7世代以前のCPUはWindows11アップデート対象外となってしまいます。
自分のパソコンの使い方にも原因はあるのですが、我が家のパソコンは旧型のハードウェアの物が結構残っています。
その中でもCPUがWindows11へのアップデート要件を満たしていない物が数台あり、こればっかりはBIOSのアップデートでは何ともなりません。
という事で今回はそのアップデートの要件に引っ掛かったPCの中の1つであるDELLのノートパソコンの買い替えに関する話を書いてみようと思います。
要は今使っているノートPCを買い替えるならどんなスペックが良いか?という観点で対象を絞り込み、購入した後の実機レビューまで書ければ良いなと思っています。
↑奇しくも今回更新対象となってしまったDELLのノートPC(Inspiron14 7460s)
次回は現状のDELLのノートPCのスペック、そして買い替えにあたっての要求スペックの整理をおこなってみようと思います。
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きっかけはWindows10のサポート終了がそろそろ間近に迫ってきたところから始まりました。
Windows11へのアップデートの要件として、TPM2.0への対応というものがあり、我が家のOneMix4もそれに引っ掛かり、あわやWindows10サポート切れとともにお払い箱となってしまうところでしたが、そこはBIOSのアップデートによりTPM2.0を有効化できたので、当面現役で使えるようになりました。
ところが、Windows11のアップデート要件にはともう一つ厄介な問題があります。
それはCPUの世代の問題です。
IntelのCPUでいうと第7世代以前のCPUはWindows11アップデート対象外となってしまいます。
自分のパソコンの使い方にも原因はあるのですが、我が家のパソコンは旧型のハードウェアの物が結構残っています。
その中でもCPUがWindows11へのアップデート要件を満たしていない物が数台あり、こればっかりはBIOSのアップデートでは何ともなりません。
という事で今回はそのアップデートの要件に引っ掛かったPCの中の1つであるDELLのノートパソコンの買い替えに関する話を書いてみようと思います。
要は今使っているノートPCを買い替えるならどんなスペックが良いか?という観点で対象を絞り込み、購入した後の実機レビューまで書ければ良いなと思っています。
↑奇しくも今回更新対象となってしまったDELLのノートPC(Inspiron14 7460s)
次回は現状のDELLのノートPCのスペック、そして買い替えにあたっての要求スペックの整理をおこなってみようと思います。
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2023年12月16日
OneMix4のDELキーが"."になってしまう件について
修理から現場復帰したOneMix4についての続報です。
今度はある日突然キーボードの入力がおかしくなってしまったので、その時の状況について書いてみようと思います。
修理から帰ってきてまずはWindows11にアップデートを行い、使っていたアプリを入れ直し、とりあえず使える状態までもっていきました。
その後、本格的に使っていくのですが、キーボードの再破損が怖いので、家の中などで作業する際はなるべく外付けのキーボードを使っていました。
↑外付けキーボードを接続し、作業しているところのイメージ
最初は特に問題なく作業をしていたのですが、異変に気付いたのは数日後のことでした。
その日はメールソフトを開いてメールチェックをしていました。
今使っているアドレスは使用期間結構長いので、一日数十通ペースでメールマガジンが飛んできます。
まずメールソフトを起動すると、それらのメールを削除する作業から始まります。
その日も例によってメールを削除しようとDELキーを押したところ、メールが削除できませんでした。
ちょうど同じ時期にメールソフトをOutlookからThunderBirdに切り替えたばかりだったので、ThunderBirdはDELキーでメールを削除できない仕様なんだなと勝手に納得し、その場はスルーしました。
しかしその数日後、SurfaceGOで同じ作業を試したところ、普通にDELキーでメールを削除することが出来ました・・・
そこで初めてOneMix4がおかしくなっていることに気が付きました。
とりあえず原因を切り分けるため、今OneMix4で押しているDELキーはちゃんとDELキーとして機能しているかどうかを調べてみました。
Wordを起動し適当な文章を入力し、DELキーで文字を削除できるかどうか試してみました。
すると、文字削除は行われず、代わりに”.”(ピリオド)がタイプされました・・・
どうやら本体キーボードのキーの認識がおかしくなっているようでした。
修理前はちゃんと動いていたので、最初は修理の失敗を疑いましたが、そんなに器用に1つのキーだけ認識が狂うような修理の失敗の仕方なんであるのか?と疑問に思ったので、インターネットで同様の現象が無いか調べてみました。
すると、ノートPCでNumLockキーが有効か無効かによって、時々キーボードがおかしな挙動を示すという事例を見つけることが出来ました。
とはいえ、OneMix4にはNumLockキーがないので、解除しようとしても解除することが出来ません。
そこで思い出したのが外付けキーボードによる入力作業です。
確かに数字の入力はテンキーのほうが楽なので、NumLockを有効にして作業していたような気がしました。
そこで、外付けキーボードを接続し、NumLockを押したところ、無事、本体キーボードのDELキーがもとに戻りました。
その後外付けキーボードをよく見てみると、テンキーの"."の下に”DEL"が刻印されいることに気が付きました。
どうやらOneMix4のDELキーにはこっちのキーアドレスが割り当てられているようです・・・
なぜこんな仕様にしたのかはイマイチ疑問ですが、とりあえず原因はわかり、無事問題は解決することが出来ました。
これからは外付けキーボードを使って作業する際は、作業後にNumLockを無効化してから取り外すように心がけようと思います。
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今度はある日突然キーボードの入力がおかしくなってしまったので、その時の状況について書いてみようと思います。
修理から帰ってきてまずはWindows11にアップデートを行い、使っていたアプリを入れ直し、とりあえず使える状態までもっていきました。
その後、本格的に使っていくのですが、キーボードの再破損が怖いので、家の中などで作業する際はなるべく外付けのキーボードを使っていました。
↑外付けキーボードを接続し、作業しているところのイメージ
最初は特に問題なく作業をしていたのですが、異変に気付いたのは数日後のことでした。
その日はメールソフトを開いてメールチェックをしていました。
今使っているアドレスは使用期間結構長いので、一日数十通ペースでメールマガジンが飛んできます。
まずメールソフトを起動すると、それらのメールを削除する作業から始まります。
その日も例によってメールを削除しようとDELキーを押したところ、メールが削除できませんでした。
ちょうど同じ時期にメールソフトをOutlookからThunderBirdに切り替えたばかりだったので、ThunderBirdはDELキーでメールを削除できない仕様なんだなと勝手に納得し、その場はスルーしました。
しかしその数日後、SurfaceGOで同じ作業を試したところ、普通にDELキーでメールを削除することが出来ました・・・
そこで初めてOneMix4がおかしくなっていることに気が付きました。
とりあえず原因を切り分けるため、今OneMix4で押しているDELキーはちゃんとDELキーとして機能しているかどうかを調べてみました。
Wordを起動し適当な文章を入力し、DELキーで文字を削除できるかどうか試してみました。
すると、文字削除は行われず、代わりに”.”(ピリオド)がタイプされました・・・
どうやら本体キーボードのキーの認識がおかしくなっているようでした。
修理前はちゃんと動いていたので、最初は修理の失敗を疑いましたが、そんなに器用に1つのキーだけ認識が狂うような修理の失敗の仕方なんであるのか?と疑問に思ったので、インターネットで同様の現象が無いか調べてみました。
すると、ノートPCでNumLockキーが有効か無効かによって、時々キーボードがおかしな挙動を示すという事例を見つけることが出来ました。
とはいえ、OneMix4にはNumLockキーがないので、解除しようとしても解除することが出来ません。
そこで思い出したのが外付けキーボードによる入力作業です。
確かに数字の入力はテンキーのほうが楽なので、NumLockを有効にして作業していたような気がしました。
そこで、外付けキーボードを接続し、NumLockを押したところ、無事、本体キーボードのDELキーがもとに戻りました。
その後外付けキーボードをよく見てみると、テンキーの"."の下に”DEL"が刻印されいることに気が付きました。
どうやらOneMix4のDELキーにはこっちのキーアドレスが割り当てられているようです・・・
なぜこんな仕様にしたのかはイマイチ疑問ですが、とりあえず原因はわかり、無事問題は解決することが出来ました。
これからは外付けキーボードを使って作業する際は、作業後にNumLockを無効化してから取り外すように心がけようと思います。
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2023年12月04日
OneMix4を修理に出す話(2)
キーボードが剥がれてしまい、メーカー修理に出したOneMix4ですが、先日無事修理から帰ってきました。
一応我が家ではOneMix4が実質上のメインマシンでしたので、結構不便を強いられましたが、動画編集などはデスクトップでなんとか対応し、普段の出先への持ち歩きはSurfaceGOで対応していました。
まあ、実際外への持ち歩きは消費電力が少なく、カメラ付きで多機能、なおかつ操作性にも優れるSurfaceGOの方が適任なのですが・・・ネックはマシンパワーといった所です。
とまあ、前置きは良いとして、早速メーカー純正の化粧箱から取り出し、動作確認を行いました。
すると、電源を入れるなり、不吉な画面が立ち上がりました・・・
画像に残すのを忘れましたが、ユーザー名Administratorのログインできないログイン画面が表示され、再起動すると以下のような画面が表示されました。
え〜っと、これって、Windowsのセットアップの画面のような?
しばらく観察していると、やはりセットアップ画面でした。
そして、セットアップのあと立ち上がってきたのは、なんとWindows10でした!
せっかくいろいろ苦労してWindows11にアップデートしたのに・・・
とはいえ、修理の規約にリセット承諾の条件があったので、メーカーさんに文句は言えませんが、まさか本当にリセットされてしまうとは。。。しかもWindows10に・・・
確かに購入当初(工場出荷時)はWindows10だったので、ここも仕方ないのかもしれません。
という事で、気を取り直してまず最初にWindows11へのアップデートを行う事にしました。
早速Windows11に上げるためのアプリを入れて、システム要件をチェックしました。
すると・・・
バッチリWindows11のアップグレード要件を満たしているという結果が表示されました!!
システムを初期化したとはいえ、BIOSまでは初期化されなかったようです。
結果的にTPM2.0対応は保持されて、無条件でWindows11にアップグレードすることが出来ました。
あとはいつもの手順でWindows11にアップグレードし、とりあえずOSの環境は元に戻すことが出来ました。
↑Windows11化直後のデスクトップ画面
データはことごとく消えてしまいましたが、ローカルに入れていたのはゲームとソフトをインストールする時に一時保存したダウンロードファイルくらいで、大事なデータはクラウト(OneDrive)やNASに保存していたので、特にデータ復旧面では困ることはありませんでした。
あと、MicrosoftOfficeも手持ちのライセンスでインストールしていましたが、これもオンラインでダウンロードしてインストールするのは特に問題なく出来そうです。
ゲームを再インストールする際は大量のデータをダウンロードするので結構な時間がかかりますが、その辺は寝る前に仕掛けるなどして、ボチボチ環境復旧をしていこうと思います。
ちなみにキーボードは愛華わらず当たり判定が厳しいままでした・・・
そこは仕様なのであきらめて外付けキーボードなどを活用し、次は壊さないよう気を付けて使おうと思います。
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一応我が家ではOneMix4が実質上のメインマシンでしたので、結構不便を強いられましたが、動画編集などはデスクトップでなんとか対応し、普段の出先への持ち歩きはSurfaceGOで対応していました。
まあ、実際外への持ち歩きは消費電力が少なく、カメラ付きで多機能、なおかつ操作性にも優れるSurfaceGOの方が適任なのですが・・・ネックはマシンパワーといった所です。
とまあ、前置きは良いとして、早速メーカー純正の化粧箱から取り出し、動作確認を行いました。
すると、電源を入れるなり、不吉な画面が立ち上がりました・・・
画像に残すのを忘れましたが、ユーザー名Administratorのログインできないログイン画面が表示され、再起動すると以下のような画面が表示されました。
え〜っと、これって、Windowsのセットアップの画面のような?
しばらく観察していると、やはりセットアップ画面でした。
そして、セットアップのあと立ち上がってきたのは、なんとWindows10でした!
せっかくいろいろ苦労してWindows11にアップデートしたのに・・・
とはいえ、修理の規約にリセット承諾の条件があったので、メーカーさんに文句は言えませんが、まさか本当にリセットされてしまうとは。。。しかもWindows10に・・・
確かに購入当初(工場出荷時)はWindows10だったので、ここも仕方ないのかもしれません。
という事で、気を取り直してまず最初にWindows11へのアップデートを行う事にしました。
早速Windows11に上げるためのアプリを入れて、システム要件をチェックしました。
すると・・・
バッチリWindows11のアップグレード要件を満たしているという結果が表示されました!!
システムを初期化したとはいえ、BIOSまでは初期化されなかったようです。
結果的にTPM2.0対応は保持されて、無条件でWindows11にアップグレードすることが出来ました。
あとはいつもの手順でWindows11にアップグレードし、とりあえずOSの環境は元に戻すことが出来ました。
↑Windows11化直後のデスクトップ画面
データはことごとく消えてしまいましたが、ローカルに入れていたのはゲームとソフトをインストールする時に一時保存したダウンロードファイルくらいで、大事なデータはクラウト(OneDrive)やNASに保存していたので、特にデータ復旧面では困ることはありませんでした。
あと、MicrosoftOfficeも手持ちのライセンスでインストールしていましたが、これもオンラインでダウンロードしてインストールするのは特に問題なく出来そうです。
ゲームを再インストールする際は大量のデータをダウンロードするので結構な時間がかかりますが、その辺は寝る前に仕掛けるなどして、ボチボチ環境復旧をしていこうと思います。
ちなみにキーボードは愛華わらず当たり判定が厳しいままでした・・・
そこは仕様なのであきらめて外付けキーボードなどを活用し、次は壊さないよう気を付けて使おうと思います。
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2023年11月12日
OneMix4を修理に出す話(1)
今回はOneMix4をメーカー修理に出す羽目になってしまったので、そのことについて書こうと思います。
ここ最近、Moboのポータブルキーボードが内部配線の故障により修理不可となってしまいました。
Moboのポータブルキーボードはキーピッチ19mmで折り畳み式、キーはパンタグラフ方式採用で非常に快適なタイピング性能を発揮しており、SurfaceGOやOneMix4を使って長文を打つときはこのポータブルキーボードを接続し、使っていました。
↓こんなやつです
かなり愛用していたのですが、ある日突然、A,S,スタートキーが利かなくなってしまいました。分解したところ中のフラットケーブルの可動部が断線し、接触不良のような状態になっているところまでは突き止めたのですが、メーカーに問い合わせたところ、そういう修理はやっていないの回答を受け、やむなくこのキーボードを手放すことになってしまいました。
ということで、ここ最近は長文を打つときもそれぞれのPCについているキーボードを使って打っていたのですが、ここ最近キーを打ち込んでいるときに突如変な違和感に襲われました。
おかしいなと思い、キーボードを観察したところ、なんと"O”キーがペロンとめくれ上がっていることに気が付きました!
↑めくれ上がったOneMix4のOキー
これはまずいと思い、めくれ上がったキーを押し込むと、パチンと音がして、元の位置にはまりました。
・・・が、その状態で文章を打ち続けていると今度は、完全にOキーが取れてしまいました・・・
↑外れてしまったOneMix4のOキー
この状態でも、一応元の位置に押し込むとパチンと音がして一時的にははまるのですが、やはりキーを打っているとすぐに剝がれてしまいます。
つい先日バッテリーを交換したばかりなのに、今度はキーボードの破損です。。。
メーカーに修理の相談をすると、工賃を取られて高額になると思い、とりあえず自力で交換できないかと、ネットで交換用のキーボードを探したところ・・・
↑あるにはありましたが、英語キーボードでした・・・
うちのOneMix4は日本語キーボードなので、これに交換するとキー配列を変更するためのファームを入れないとダメという噂もあるようです。
そもそも、キーボードの交換はバッテリーほど簡単ではなく、バッテリーを外し、メイン基板を外し、さらにその下の板金を外してようやく交換できるようなものらしく、ちょっと素人が手を出すのは危険ではないかと思いました。
OneMix4はまだまだ買い替えの予定はありません(バッテリー替えたばっかりだし)
売り飛ばすにしてもキーボード破損品ではろくな値が付きません。
ということで、思い切ってメーカーに修理依頼をすることにしました。
早速販売店の問い合わせフォームからサポートに連絡したところ、数日後に回答が返ってきました。
修理は可能、修理にかかる費用は工賃込みで2万円弱といった感じでした。
メーカー返送には純正の化粧箱(パッケージ)および、本体付属品一式を入れて元払いで発送、修理完了後は着払いで送ってくるそうです。
修理期間は約3週間・・・
背に腹は代えられませんので、OneMix4を化粧箱に戻し、宅配便でサポートに発送しました。
当面はSurfaceGO一本で頑張る事になりそうです。
重たい処理はおそらく難しいので、以前からいろいろ改造しているデスクトップPCで頑張れば何とかなるかな?
さて、修理に出すのはいいとして、そもそもなぜこのような事になったのか?
おそらく"ー/="キーと"O"キーが隣接していることが関係しているのではないかと考えています。
"-/=”キーはいわゆる日本語で外来語を打つときに多用する伸ばすやつ”−”やハイフン等、打つ頻度が非常に高いキーであるといえます。
このキーはキーボードのスペースの関係上、面積が通常のキーの半分となっています。
この半分のキーを頻繁に打つときに、手前にあるOキーの端っこをかすめながら打つことが頻繁に起こると、Oキーの奥側に偏った繰り返し荷重が発生することになります。
通常のタイピングではキーの真上から力が加わるので、キーを支えている構造部品に均等に荷重がかかります。
↑キーの中央をタイピングしたときの模式図
が、このように偏った押し方をしてしまうと、ある特定の部品に偏って力がかかってしまうことになります。
(この場合、奥側をかすめているので、手前側の支持部はめくれ上がる方向に力がかかる)
そして、OneMix4のキーボードは当たり判定が厳しいので、意図的に強めのタイピングをしていました。
この使い方も結果的にキーボードの寿命を縮めてしまったのではないかと思います。
以上の結果として、使用後2年足らずでOキーは剝がれてしまった・・・という事になったのではないかと推察します。
この辺を理解してないと、せっかく修理して戻ってきたキーボードをまた壊してしまうことになってしまうので、以降は=キーを押すときもほかのキーを巻き込んで押さないよう、気を付けて扱うようにしようと思います。
というか、やっぱり普段は使いやすい外付けキーボードを使おうかなと思います。
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ここ最近、Moboのポータブルキーボードが内部配線の故障により修理不可となってしまいました。
Moboのポータブルキーボードはキーピッチ19mmで折り畳み式、キーはパンタグラフ方式採用で非常に快適なタイピング性能を発揮しており、SurfaceGOやOneMix4を使って長文を打つときはこのポータブルキーボードを接続し、使っていました。
↓こんなやつです
MOBO キーボード MOBO Keyboard2 Bluetooth 5.1 日本語配列 USB-C 折りたたみ型 専用ケース兼スタンド付き ブラック / グレー AM-K2TF83J/BKG 新品価格 |
かなり愛用していたのですが、ある日突然、A,S,スタートキーが利かなくなってしまいました。分解したところ中のフラットケーブルの可動部が断線し、接触不良のような状態になっているところまでは突き止めたのですが、メーカーに問い合わせたところ、そういう修理はやっていないの回答を受け、やむなくこのキーボードを手放すことになってしまいました。
ということで、ここ最近は長文を打つときもそれぞれのPCについているキーボードを使って打っていたのですが、ここ最近キーを打ち込んでいるときに突如変な違和感に襲われました。
おかしいなと思い、キーボードを観察したところ、なんと"O”キーがペロンとめくれ上がっていることに気が付きました!
↑めくれ上がったOneMix4のOキー
これはまずいと思い、めくれ上がったキーを押し込むと、パチンと音がして、元の位置にはまりました。
・・・が、その状態で文章を打ち続けていると今度は、完全にOキーが取れてしまいました・・・
↑外れてしまったOneMix4のOキー
この状態でも、一応元の位置に押し込むとパチンと音がして一時的にははまるのですが、やはりキーを打っているとすぐに剝がれてしまいます。
つい先日バッテリーを交換したばかりなのに、今度はキーボードの破損です。。。
メーカーに修理の相談をすると、工賃を取られて高額になると思い、とりあえず自力で交換できないかと、ネットで交換用のキーボードを探したところ・・・
ノートパソコンキーボード互換 One-Netbook One Netbook OneMix 4 One Mix 4 英語 DOK-6371A US NB-17-6371A-10 新品価格 |
↑あるにはありましたが、英語キーボードでした・・・
うちのOneMix4は日本語キーボードなので、これに交換するとキー配列を変更するためのファームを入れないとダメという噂もあるようです。
そもそも、キーボードの交換はバッテリーほど簡単ではなく、バッテリーを外し、メイン基板を外し、さらにその下の板金を外してようやく交換できるようなものらしく、ちょっと素人が手を出すのは危険ではないかと思いました。
OneMix4はまだまだ買い替えの予定はありません(バッテリー替えたばっかりだし)
売り飛ばすにしてもキーボード破損品ではろくな値が付きません。
ということで、思い切ってメーカーに修理依頼をすることにしました。
早速販売店の問い合わせフォームからサポートに連絡したところ、数日後に回答が返ってきました。
修理は可能、修理にかかる費用は工賃込みで2万円弱といった感じでした。
メーカー返送には純正の化粧箱(パッケージ)および、本体付属品一式を入れて元払いで発送、修理完了後は着払いで送ってくるそうです。
修理期間は約3週間・・・
背に腹は代えられませんので、OneMix4を化粧箱に戻し、宅配便でサポートに発送しました。
当面はSurfaceGO一本で頑張る事になりそうです。
重たい処理はおそらく難しいので、以前からいろいろ改造しているデスクトップPCで頑張れば何とかなるかな?
さて、修理に出すのはいいとして、そもそもなぜこのような事になったのか?
おそらく"ー/="キーと"O"キーが隣接していることが関係しているのではないかと考えています。
"-/=”キーはいわゆる日本語で外来語を打つときに多用する伸ばすやつ”−”やハイフン等、打つ頻度が非常に高いキーであるといえます。
このキーはキーボードのスペースの関係上、面積が通常のキーの半分となっています。
この半分のキーを頻繁に打つときに、手前にあるOキーの端っこをかすめながら打つことが頻繁に起こると、Oキーの奥側に偏った繰り返し荷重が発生することになります。
通常のタイピングではキーの真上から力が加わるので、キーを支えている構造部品に均等に荷重がかかります。
↑キーの中央をタイピングしたときの模式図
が、このように偏った押し方をしてしまうと、ある特定の部品に偏って力がかかってしまうことになります。
(この場合、奥側をかすめているので、手前側の支持部はめくれ上がる方向に力がかかる)
そして、OneMix4のキーボードは当たり判定が厳しいので、意図的に強めのタイピングをしていました。
この使い方も結果的にキーボードの寿命を縮めてしまったのではないかと思います。
以上の結果として、使用後2年足らずでOキーは剝がれてしまった・・・という事になったのではないかと推察します。
この辺を理解してないと、せっかく修理して戻ってきたキーボードをまた壊してしまうことになってしまうので、以降は=キーを押すときもほかのキーを巻き込んで押さないよう、気を付けて扱うようにしようと思います。
というか、やっぱり普段は使いやすい外付けキーボードを使おうかなと思います。
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2023年08月20日
OneMix4のバッテリーを交換する話(2)
OneMix4バッテリー交換の話の続きです。
交換用バッテリーはAmazonで注文したところ数日で届きました。
AliExpressでももう少し安く売っていたのですが、納期が1か月以上かかるようなので諦めました・・・
現物は段ボールで届きました。
↑厳重に緩衝材がぎっしり詰まっています。
↑緩衝材をどけていくと、工具セットが出現しました。
スマホなどのデジタル機器を分解する時の基本セットのようです。
↓工具袋の中身はこんな感じ
工具の用意が無くてもちゃんと作業ができるので非常にありがたい限りです。
そして箱の最下層にバッテリー本体が入っていました。
↑バッテリーを取り出したところ。
まるで板チョコのように薄いです。
容量は10000mAhと記載されています。(ここはカタログスペック通りですね)
さて現物を確認したところで、早速本体を開けてバッテリー交換作業を始めました。
本体を裏返すと、6か所のネジで裏蓋が固定されています。付属の精密ドライバーでねじを外していきます。
右下の1か所だけ、封印シールが貼ってあり、本体を分解したら分かるようになっているようですが、長期間の使用で擦り切れてほぼ剥がれていました・・・
まあ保証期間も過ぎているのでここは気にせずねじを外してしまう事にしました。
すると、ネジを1本外した段階で、裏蓋が勝手に浮き上がってきました・・・
続いてヒンジ側の3本を外すと完全に蓋が浮き上がりました。
どうやらバッテリーの膨張で裏蓋にひずみが出ていたようです。
バッテリーの膨張で持ち上がってきた裏蓋をネジで強制的に止めていたので、本体が反り返り、閉じたときにすき間が出ていたという事のようです。
↑バッテリー膨張のイメージ図
ちなみにカバーのネジを片側3本外した時点で本体のひずみが取れてきっちり閉じるようになりました。
ネジを6本外すと裏蓋は左右2か所の爪で軽く止まっているだけだったので、簡単に外すことができました。
OneMix4内部の全体像はこんな感じ
左側にM.2SSD512GBが搭載されていました。どうもOneNetbook純正品のようです。
そして中央にはふっくらと膨張したバッテリーが取り付けられていました。
バッテリー本体に印刷されていた型名は購入した交換用バッテリーと同一品番でした。
(ちょっと安心・・・)
このバッテリーは前面の絶縁テープ(?)と裏面の強力な粘着テープで固定されているようです。
まずは前面絶縁テープを剥がしてコネクターを外します。
↑絶縁テープを剥がしているところ。付属の工具が大活躍してくれています。
テープの下からコネクターが出てきたので、丁寧に手で外していきます。
コネクターを外した後はバッテリーを本体から剥がしていきます。
強力な粘着テープで固定されているので、無理に力を入れて剥がすとバッテリーが曲がってしまうようです。あまり無理に変形させると危なそうなので、徐々に力を加えながら慎重に剥がしていきました。
かなり手こずりましたが、何とかバッテリーを外すことが出来ました。
↓外したバッテリー側面に2か所養生テープやクッションが貼られています。
↑新品のバッテリーと並べたところ、(手前が新品、奥が古い方のバッテリーです)
やはり古い方がポッコリと膨張しているのが分かります。
しばらくバッテリーに見とれていましたが、気を取り直してバッテリーの取り付け作業に移ります。
まずはバッテリーのコネクターを先に本体に接続します。
その後、短辺側の側面に付いていたクッション材は移植できそうだったので、新しいバッテリーに取り付けておきました。
長辺側に貼られていた養生テープはちょっと移植できませんでした。一瞬手持ちのテーピングテープとかで代用しようかと思いましたが、粘着部が劣化し変な悪さをしてもいけないので、テープは貼らずにそのまま取り付けました。
これでバッテリー交換作業は完了です。
あとは裏蓋をねじ止めし、動作確認を行いました。
電源を入れるとOneNetbookのロゴが出ましたが、そのまま数分間ブラック画面で動きませんでした。
この辺はあらかじめ動画で予習していたので、焦らずOSが起動するまで数分間待ったところ、1回の再起動を挟み、無事にWindowsが起動しました。
確認として、バッテリーレポートを生成し内容を確認しました。
結果、充電容量は100%に回復していました。
ただし、シリアルナンバーは相変わらず123456789のままでした・・・
という訳で無事バッテリー交換も無事完了し、本体の歪みもほぼ無くなりました。
Onemixシリーズはそろそろ魅力的な後継モデルが出てきたりしていますが、現行機もまだまだ現役で使えるスペックですので、しばらくはこいつで頑張ろうと思います。
あとはバッテリーの充電状態もこまめに確認し、フル充電フル稼働をなるべく避け、バッテリーの延命も頑張ろうと思います。
ちなみに古いバッテリーはそのままゴミに捨てることが出来ないので、近所の家電量販店で引き取ってもらいました(無料でした)
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交換用バッテリーはAmazonで注文したところ数日で届きました。
AliExpressでももう少し安く売っていたのですが、納期が1か月以上かかるようなので諦めました・・・
現物は段ボールで届きました。
↑厳重に緩衝材がぎっしり詰まっています。
↑緩衝材をどけていくと、工具セットが出現しました。
スマホなどのデジタル機器を分解する時の基本セットのようです。
↓工具袋の中身はこんな感じ
工具の用意が無くてもちゃんと作業ができるので非常にありがたい限りです。
そして箱の最下層にバッテリー本体が入っていました。
↑バッテリーを取り出したところ。
まるで板チョコのように薄いです。
容量は10000mAhと記載されています。(ここはカタログスペック通りですね)
さて現物を確認したところで、早速本体を開けてバッテリー交換作業を始めました。
本体を裏返すと、6か所のネジで裏蓋が固定されています。付属の精密ドライバーでねじを外していきます。
右下の1か所だけ、封印シールが貼ってあり、本体を分解したら分かるようになっているようですが、長期間の使用で擦り切れてほぼ剥がれていました・・・
まあ保証期間も過ぎているのでここは気にせずねじを外してしまう事にしました。
すると、ネジを1本外した段階で、裏蓋が勝手に浮き上がってきました・・・
続いてヒンジ側の3本を外すと完全に蓋が浮き上がりました。
どうやらバッテリーの膨張で裏蓋にひずみが出ていたようです。
バッテリーの膨張で持ち上がってきた裏蓋をネジで強制的に止めていたので、本体が反り返り、閉じたときにすき間が出ていたという事のようです。
↑バッテリー膨張のイメージ図
ちなみにカバーのネジを片側3本外した時点で本体のひずみが取れてきっちり閉じるようになりました。
ネジを6本外すと裏蓋は左右2か所の爪で軽く止まっているだけだったので、簡単に外すことができました。
OneMix4内部の全体像はこんな感じ
左側にM.2SSD512GBが搭載されていました。どうもOneNetbook純正品のようです。
そして中央にはふっくらと膨張したバッテリーが取り付けられていました。
バッテリー本体に印刷されていた型名は購入した交換用バッテリーと同一品番でした。
(ちょっと安心・・・)
このバッテリーは前面の絶縁テープ(?)と裏面の強力な粘着テープで固定されているようです。
まずは前面絶縁テープを剥がしてコネクターを外します。
↑絶縁テープを剥がしているところ。付属の工具が大活躍してくれています。
テープの下からコネクターが出てきたので、丁寧に手で外していきます。
コネクターを外した後はバッテリーを本体から剥がしていきます。
強力な粘着テープで固定されているので、無理に力を入れて剥がすとバッテリーが曲がってしまうようです。あまり無理に変形させると危なそうなので、徐々に力を加えながら慎重に剥がしていきました。
かなり手こずりましたが、何とかバッテリーを外すことが出来ました。
↓外したバッテリー側面に2か所養生テープやクッションが貼られています。
↑新品のバッテリーと並べたところ、(手前が新品、奥が古い方のバッテリーです)
やはり古い方がポッコリと膨張しているのが分かります。
しばらくバッテリーに見とれていましたが、気を取り直してバッテリーの取り付け作業に移ります。
まずはバッテリーのコネクターを先に本体に接続します。
その後、短辺側の側面に付いていたクッション材は移植できそうだったので、新しいバッテリーに取り付けておきました。
長辺側に貼られていた養生テープはちょっと移植できませんでした。一瞬手持ちのテーピングテープとかで代用しようかと思いましたが、粘着部が劣化し変な悪さをしてもいけないので、テープは貼らずにそのまま取り付けました。
これでバッテリー交換作業は完了です。
あとは裏蓋をねじ止めし、動作確認を行いました。
電源を入れるとOneNetbookのロゴが出ましたが、そのまま数分間ブラック画面で動きませんでした。
この辺はあらかじめ動画で予習していたので、焦らずOSが起動するまで数分間待ったところ、1回の再起動を挟み、無事にWindowsが起動しました。
確認として、バッテリーレポートを生成し内容を確認しました。
結果、充電容量は100%に回復していました。
ただし、シリアルナンバーは相変わらず123456789のままでした・・・
という訳で無事バッテリー交換も無事完了し、本体の歪みもほぼ無くなりました。
Onemixシリーズはそろそろ魅力的な後継モデルが出てきたりしていますが、現行機もまだまだ現役で使えるスペックですので、しばらくはこいつで頑張ろうと思います。
新品価格 |
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あとはバッテリーの充電状態もこまめに確認し、フル充電フル稼働をなるべく避け、バッテリーの延命も頑張ろうと思います。
ちなみに古いバッテリーはそのままゴミに捨てることが出来ないので、近所の家電量販店で引き取ってもらいました(無料でした)
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2023年07月09日
年代物のロースペックPCにグラフィックボードを搭載する話(速度向上編2)
まだまだまだ続く、年代物のロースペックPC改造の話です。(どこまで引っ張るんだろう?)
今回はPCIExpress×16スロットに変換カードをかませて、PCにM.2スロットを増設しそこからM.2タイプのライザーカードを取り付けて、ベンチマークを実施するところまで書いてみようと思います。
前回の記事で紹介した部品はAmazonで発注するとすぐに届きました。
↓PCIExpress×16-M.2インターフェースカード
マザーボードに取り付けたインターフェースカードに、M.2タイプのライザーカードのフラットケーブル(基板付き)を取り付けます。
↑M.2インターフェースカードにライザーケーブルを取り付けたところ。
ケーブル先端にはM.2のSSDのような形状をした基板が付いているので、M.2スロットに取り付けてねじ止めをします。
ケーブルは180度屈曲しないと本体背面のスロット穴から出せなかったので、ここは無理やり引っ張りました。
一応しっかり接続されているので、ケーブルが外れたりすることは無さそうでした・・・(ちょっと怖いけど仕方ない感じでした)
前回の直結式のライザーカードはPC本体の上に設置できましたが、今回使用するライザーカードはケーブルが短かったので、PC本体背面にライザーカード本体を設置しました。
一応このライザーカード、ケーブル長が25cmと50cmの2種類のタイプがあるようです。
今回はケーブル長によるデータ通信ロスが嫌だったので、短いタイプの物を購入しましたが、取り回しが不便なので、50cmの物でも良かったのかもしれません。
カード側面にPCの電源ケーブルを接続するコネクターがありますので、そこに外部電源からケーブルを持ってきて接続し、上面のPCIExpress×16スロットにはグラフィックボードを接続しました。
これで接続作業は完了です。
例によってグラフィックボードにディスプレイケーブルを接続し、PCの動作確認を行いました。
以前のライザーカードだと、電源連動ケーブルが必要でしたが、今回のライザーカードはM.2スロット経由でPC本体から電源信号を拾い自動で電源連動してくれるみたいです。(さすが高いだけありますね)
結果動作は問題なく、ちゃんとグラフィックボードを認識してくれました。
とりあえずゲームをプレイする前に、例によってFF15ベンチマークを計測してみました。
結果は・・・
5388でした。
このスコアはデスクトップPCのPCIExpressインターフェース直結に比べ85%程度の性能のようです。
前回が60%ちょっとだったのでスコアはかなり上がったという事になります。そしてこのスコアはThunderBolt接続の自作GPUユニットをOnemix4に接続したときよりも少しだけ高い結果になっているようでした。
結果的に、外付けGPUの性能は、接続ポートの変更でデータ転送速度を上げることにより、かなり改善することに成功しました。
GPUの性能も許容範囲に落ち着いたところで、当面DELLのデスクトップPCはこのスタイルで運用していこうと思います。
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今回はPCIExpress×16スロットに変換カードをかませて、PCにM.2スロットを増設しそこからM.2タイプのライザーカードを取り付けて、ベンチマークを実施するところまで書いてみようと思います。
前回の記事で紹介した部品はAmazonで発注するとすぐに届きました。
↓PCIExpress×16-M.2インターフェースカード
新品価格 |
マザーボードに取り付けたインターフェースカードに、M.2タイプのライザーカードのフラットケーブル(基板付き)を取り付けます。
↑M.2インターフェースカードにライザーケーブルを取り付けたところ。
ケーブル先端にはM.2のSSDのような形状をした基板が付いているので、M.2スロットに取り付けてねじ止めをします。
ケーブルは180度屈曲しないと本体背面のスロット穴から出せなかったので、ここは無理やり引っ張りました。
一応しっかり接続されているので、ケーブルが外れたりすることは無さそうでした・・・(ちょっと怖いけど仕方ない感じでした)
前回の直結式のライザーカードはPC本体の上に設置できましたが、今回使用するライザーカードはケーブルが短かったので、PC本体背面にライザーカード本体を設置しました。
一応このライザーカード、ケーブル長が25cmと50cmの2種類のタイプがあるようです。
今回はケーブル長によるデータ通信ロスが嫌だったので、短いタイプの物を購入しましたが、取り回しが不便なので、50cmの物でも良かったのかもしれません。
カード側面にPCの電源ケーブルを接続するコネクターがありますので、そこに外部電源からケーブルを持ってきて接続し、上面のPCIExpress×16スロットにはグラフィックボードを接続しました。
これで接続作業は完了です。
例によってグラフィックボードにディスプレイケーブルを接続し、PCの動作確認を行いました。
以前のライザーカードだと、電源連動ケーブルが必要でしたが、今回のライザーカードはM.2スロット経由でPC本体から電源信号を拾い自動で電源連動してくれるみたいです。(さすが高いだけありますね)
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結果動作は問題なく、ちゃんとグラフィックボードを認識してくれました。
とりあえずゲームをプレイする前に、例によってFF15ベンチマークを計測してみました。
結果は・・・
5388でした。
このスコアはデスクトップPCのPCIExpressインターフェース直結に比べ85%程度の性能のようです。
前回が60%ちょっとだったのでスコアはかなり上がったという事になります。そしてこのスコアはThunderBolt接続の自作GPUユニットをOnemix4に接続したときよりも少しだけ高い結果になっているようでした。
結果的に、外付けGPUの性能は、接続ポートの変更でデータ転送速度を上げることにより、かなり改善することに成功しました。
GPUの性能も許容範囲に落ち着いたところで、当面DELLのデスクトップPCはこのスタイルで運用していこうと思います。
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2023年07月01日
年代物のロースペックPCにグラフィックボードを搭載する話(速度向上編1)
まだまだ続く、年代物のロースペックPC改造の話です。
前回までで出来る限りハイエンドCPUへの換装、そしてライザーカードを使ったグラフィックボード搭載には成功しました。
ただし、搭載されたグラフィックボードは性能をフルに発揮できず、わざわざスペックの高いグラフィックボードを搭載しても非常にもったいないような感じになってしまっていました。
その後、グラフィックボードの性能をもう少し引き出す方法が無いかと調べた結果、M.2接続が可能なPCIExpressインターフェースカードを発見しました。
M.2接続はここ最近だとSSDを接続するインターフェースで良く知られていますが、用途はそれだけではなく、ノートパソコンにWifiのインターフェースカードを接続する場合もM.2接続ポートは使用されています。
サイズはPCIExpress系ポートよりも小型ですが、転送速度は理論上は40Gbpsなので、今使っているPCIExpless3.0×1(8Gbps)を大幅に上回る事になります。
問題なのは、今改造しているVOSTRO3800にはM.2ポートが搭載されていないという事ですが、これもAmazonとかで調べてみるとPCIExpressをM.2に変換する拡張カードが出回っていたので、この辺を組み合わせるとVOSTRO3800にもM.2ポートを増設することが出来そうです。
次回はこれらの機器を使ってグラフィックボードを接続する時の様子や、実際にどの程度性能が向上するか、
について書いていこうと思います。
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前回までで出来る限りハイエンドCPUへの換装、そしてライザーカードを使ったグラフィックボード搭載には成功しました。
ただし、搭載されたグラフィックボードは性能をフルに発揮できず、わざわざスペックの高いグラフィックボードを搭載しても非常にもったいないような感じになってしまっていました。
その後、グラフィックボードの性能をもう少し引き出す方法が無いかと調べた結果、M.2接続が可能なPCIExpressインターフェースカードを発見しました。
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サイズはPCIExpress系ポートよりも小型ですが、転送速度は理論上は40Gbpsなので、今使っているPCIExpless3.0×1(8Gbps)を大幅に上回る事になります。
問題なのは、今改造しているVOSTRO3800にはM.2ポートが搭載されていないという事ですが、これもAmazonとかで調べてみるとPCIExpressをM.2に変換する拡張カードが出回っていたので、この辺を組み合わせるとVOSTRO3800にもM.2ポートを増設することが出来そうです。
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次回はこれらの機器を使ってグラフィックボードを接続する時の様子や、実際にどの程度性能が向上するか、
について書いていこうと思います。
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2023年06月04日
年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話(4)
年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話の4回目です。
↓今話題のDELLのデスクトップPC VOSTRO3800(改)
前回までで年代物のロースペックPCにに曲がりなりにもグラフィックボードを搭載したところですが、実際にどの程度の性能になったかを正確にベンチマークしてみようと思います。
その前に、カバーなど開けっ放しで無理やり接続したので、ちゃんと使えるようにカバーを戻し、ケーブルを本体背面から引っ張り出してそれっぽく形を整えてみました。
↓電源信号ケーブルとライザーケーブルを本体背面から引き出したところ
ケーブルを引き出したら本体のケースカバーを取り付け、ライザーカードと外部電源を本体の上に並べて配置してみました。
外見的にもスッキリしたところで、早速ベンチマークソフトを動かしてみました。
使用したのは前回の外付けGPUユニットの時と同じくFF15ベンチです。
他のPCと比較できるように条件はFullHDのフルスクリーン、高画質に固定して測定してみました。
結果は・・・
3230点でした。
ほぼ同一スペックのGTX1660TiをPCIExpress×16でマザーボードに直結した場合は6321点だったので、通信速度の帯域制限による影響でこのGPUの性能は通常の約5割程度まで低下しているという感じになります。
参考までに他のPCとの比較はこんな感じ↓
帯域幅の影響による速度低下しているものの、MSIのゲーミングノートに搭載されているGTX1050よりはだいぶ数値が高くなっているようです・・・
とはいえ実力の半分割程度の力しか出せないGPUユニットというのもなかなかもったいない話です。
当面はこの状態でゲームをプレイして快適度を確認していきますが、もう少し速度を引き上げる方策が無いか、考えてみようと思います。
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↓今話題のDELLのデスクトップPC VOSTRO3800(改)
前回までで年代物のロースペックPCにに曲がりなりにもグラフィックボードを搭載したところですが、実際にどの程度の性能になったかを正確にベンチマークしてみようと思います。
その前に、カバーなど開けっ放しで無理やり接続したので、ちゃんと使えるようにカバーを戻し、ケーブルを本体背面から引っ張り出してそれっぽく形を整えてみました。
↓電源信号ケーブルとライザーケーブルを本体背面から引き出したところ
ケーブルを引き出したら本体のケースカバーを取り付け、ライザーカードと外部電源を本体の上に並べて配置してみました。
外見的にもスッキリしたところで、早速ベンチマークソフトを動かしてみました。
使用したのは前回の外付けGPUユニットの時と同じくFF15ベンチです。
他のPCと比較できるように条件はFullHDのフルスクリーン、高画質に固定して測定してみました。
結果は・・・
3230点でした。
ほぼ同一スペックのGTX1660TiをPCIExpress×16でマザーボードに直結した場合は6321点だったので、通信速度の帯域制限による影響でこのGPUの性能は通常の約5割程度まで低下しているという感じになります。
参考までに他のPCとの比較はこんな感じ↓
帯域幅の影響による速度低下しているものの、MSIのゲーミングノートに搭載されているGTX1050よりはだいぶ数値が高くなっているようです・・・
とはいえ実力の半分割程度の力しか出せないGPUユニットというのもなかなかもったいない話です。
当面はこの状態でゲームをプレイして快適度を確認していきますが、もう少し速度を引き上げる方策が無いか、考えてみようと思います。
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2023年06月03日
年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話(3)
年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話の3回目です。
↓今話題のDELLのデスクトップPC VOSTRO3800(改)
今回は配線を繋げて実際にグラフィックボードが動作するかどうかを検証していきます。
まずはPCの筐体を開けて電源ユニットを連動式にしていきます。
電源連動には下の写真のような電源増設ケーブルを使用しました。
この電源ケーブルを使うと本体内部電源を入れて3つの電源を連動することが出来るようです。
まずはマザーボードから本体内部の電源コネクターを抜きます。
次にマザーボードと本体電源コネクタの間に中継するような形で増設ケーブルを接続します。
こうすることにより、マザーボードから出てくる電源ON信号のケーブルのみを分岐し、本体外部に引き出すことが出来ます。
次に分岐ケーブルを本体外部まで引っ張り、外部用の電源ユニットの24Pコネクターに信号線のみがつながっている同じ24Pコネクターを接続します。
これで本体の電源スイッチと外部の電源ユニットは連動して動作するようになります。
次にライザーカードにセットしたグラフィックボードの補助電源コネクターに外部電源から引っ張った8Pコネクターを接続します。
同時にライザーカード自体にも電源ケーブルを接続します。接続にはライザーカード付属のSATA電源ケーブルから8Pコネクターに変換する専用ケーブルを使用しました。
これでグラフィックボードへの電源供給回路は完成です。
次はライザーカードをPC本体のPCIExpress×1スロットに接続します。
接続にはUSB-Aコネクタを使った専用ケーブルを使用します。
↑ライザーカード側
↑PC本体側
ちなみに、このUSBケーブルはライザーカード接続専用に作られたケーブルなので、通常USBケーブルとの互換性は無いらしいです。
これで接続関係は一通り完了したので、PC本体の電源を入れて動作確認を行ったところ
ライザーカードのパイロットランプが点灯し、無事グラフィックボードに電源が入りました。
電源が入りOSが起動したんですが、グラフィックボードは自動認識されませんでした。
そこで、NVIDIAのサイトからドライバーソフトをダウンロードし、インストールしました。
インストールが完了すると、ドライバーが当たり、無事グラフィックボードはシステム上で認識されるようになりました。
グラボが認識されたところで、早速ゲームソフトを起動してテストプレイしてみたのですが、意外にフレームレートが上がりませんでした。
確かに内臓グラフィックボードの時より画質は上がったのですが、頑張っても30fpsくらいしか出ません。。。
↑内臓グラフィックボードでプレイしたときの画面。低画質で30fps出るか出ないかくらいです
↑ライザーカードを使ってグラフィックボードを接続したときの画面。画質は上がりましたが30fps程度しか出ない
ここで、ディスプレイケーブルがPC本体のオンボードのディスプレイポートに接続されていることに気が付きました。
PC本体からディスプレイケーブルを抜き、グラフィックボードのHDMIポートに直接接続したところ、フレームレートは60fpsまで向上しました。
↑グラフィックボードにディスプレイケーブルを直結したときのプレイ画面。高画質で60fps出ています。
ThunderBoltを使った外付けGPUユニットの場合は、内蔵ディスプレイ側でも十分高いグラフィック性能を得ることが出来ていたのですが、今回はPCIExpress×1接続なので、映像信号を往復するだけの充分な帯域を確保することが出来なくなっているのかもしれません。(PCIExpress3.0×1は8Gbps、ThunderBolt3は40Gbpsなので、速度が全然違いますね・・・)
今回はThunderBolt3ポートが無い旧型PCの改造なので、やむを得ずPCIExpress×1でつなぎましたが、新型でThunderBolt3ポートを搭載しているパソコンであれば、それに対応したGPUドックなどを使って接続した方が良いと思います。
という事で、次回はこのグラフィックボードの性能がどの程度引き出されているか、ベンチマークソフトを使って検証してみようと思います。
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↓今話題のDELLのデスクトップPC VOSTRO3800(改)
今回は配線を繋げて実際にグラフィックボードが動作するかどうかを検証していきます。
まずはPCの筐体を開けて電源ユニットを連動式にしていきます。
電源連動には下の写真のような電源増設ケーブルを使用しました。
この電源ケーブルを使うと本体内部電源を入れて3つの電源を連動することが出来るようです。
まずはマザーボードから本体内部の電源コネクターを抜きます。
次にマザーボードと本体電源コネクタの間に中継するような形で増設ケーブルを接続します。
こうすることにより、マザーボードから出てくる電源ON信号のケーブルのみを分岐し、本体外部に引き出すことが出来ます。
次に分岐ケーブルを本体外部まで引っ張り、外部用の電源ユニットの24Pコネクターに信号線のみがつながっている同じ24Pコネクターを接続します。
これで本体の電源スイッチと外部の電源ユニットは連動して動作するようになります。
次にライザーカードにセットしたグラフィックボードの補助電源コネクターに外部電源から引っ張った8Pコネクターを接続します。
同時にライザーカード自体にも電源ケーブルを接続します。接続にはライザーカード付属のSATA電源ケーブルから8Pコネクターに変換する専用ケーブルを使用しました。
これでグラフィックボードへの電源供給回路は完成です。
次はライザーカードをPC本体のPCIExpress×1スロットに接続します。
接続にはUSB-Aコネクタを使った専用ケーブルを使用します。
↑ライザーカード側
↑PC本体側
ちなみに、このUSBケーブルはライザーカード接続専用に作られたケーブルなので、通常USBケーブルとの互換性は無いらしいです。
これで接続関係は一通り完了したので、PC本体の電源を入れて動作確認を行ったところ
ライザーカードのパイロットランプが点灯し、無事グラフィックボードに電源が入りました。
電源が入りOSが起動したんですが、グラフィックボードは自動認識されませんでした。
そこで、NVIDIAのサイトからドライバーソフトをダウンロードし、インストールしました。
インストールが完了すると、ドライバーが当たり、無事グラフィックボードはシステム上で認識されるようになりました。
グラボが認識されたところで、早速ゲームソフトを起動してテストプレイしてみたのですが、意外にフレームレートが上がりませんでした。
確かに内臓グラフィックボードの時より画質は上がったのですが、頑張っても30fpsくらいしか出ません。。。
↑内臓グラフィックボードでプレイしたときの画面。低画質で30fps出るか出ないかくらいです
↑ライザーカードを使ってグラフィックボードを接続したときの画面。画質は上がりましたが30fps程度しか出ない
ここで、ディスプレイケーブルがPC本体のオンボードのディスプレイポートに接続されていることに気が付きました。
PC本体からディスプレイケーブルを抜き、グラフィックボードのHDMIポートに直接接続したところ、フレームレートは60fpsまで向上しました。
↑グラフィックボードにディスプレイケーブルを直結したときのプレイ画面。高画質で60fps出ています。
ThunderBoltを使った外付けGPUユニットの場合は、内蔵ディスプレイ側でも十分高いグラフィック性能を得ることが出来ていたのですが、今回はPCIExpress×1接続なので、映像信号を往復するだけの充分な帯域を確保することが出来なくなっているのかもしれません。(PCIExpress3.0×1は8Gbps、ThunderBolt3は40Gbpsなので、速度が全然違いますね・・・)
今回はThunderBolt3ポートが無い旧型PCの改造なので、やむを得ずPCIExpress×1でつなぎましたが、新型でThunderBolt3ポートを搭載しているパソコンであれば、それに対応したGPUドックなどを使って接続した方が良いと思います。
3/4 GPU ドック用、ラップトップ用の外付けグラフィックス カード ドッキング ステーション、プラグ アンド プレイ、ラップトップ アップグレード アクセサリ 新品価格 |
という事で、次回はこのグラフィックボードの性能がどの程度引き出されているか、ベンチマークソフトを使って検証してみようと思います。
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