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2023年06月04日

年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話(4)

年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話の4回目です。

↓今話題のDELLのデスクトップPC VOSTRO3800(改)
スクリーンショット 2023-04-11 230135.png

前回までで年代物のロースペックPCにに曲がりなりにもグラフィックボードを搭載したところですが、実際にどの程度の性能になったかを正確にベンチマークしてみようと思います。

その前に、カバーなど開けっ放しで無理やり接続したので、ちゃんと使えるようにカバーを戻し、ケーブルを本体背面から引っ張り出してそれっぽく形を整えてみました。
↓電源信号ケーブルとライザーケーブルを本体背面から引き出したところ
20230402_103624.jpg
20230402_103750.jpg
20230402_103756.jpg

ケーブルを引き出したら本体のケースカバーを取り付け、ライザーカードと外部電源を本体の上に並べて配置してみました。
20230402_105624.jpg

外見的にもスッキリしたところで、早速ベンチマークソフトを動かしてみました。
使用したのは前回の外付けGPUユニットの時と同じくFF15ベンチです。
他のPCと比較できるように条件はFullHDのフルスクリーン、高画質に固定して測定してみました。

結果は・・・
FF15bench_GTX1660S.png
3230点でした。
ほぼ同一スペックのGTX1660TiをPCIExpress×16でマザーボードに直結した場合は6321点だったので、通信速度の帯域制限による影響でこのGPUの性能は通常の約5割程度まで低下しているという感じになります。
参考までに他のPCとの比較はこんな感じ↓
pciex1_hikaku.jpg
帯域幅の影響による速度低下しているものの、MSIのゲーミングノートに搭載されているGTX1050よりはだいぶ数値が高くなっているようです・・・
とはいえ実力の半分割程度の力しか出せないGPUユニットというのもなかなかもったいない話です。
当面はこの状態でゲームをプレイして快適度を確認していきますが、もう少し速度を引き上げる方策が無いか、考えてみようと思います。

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2023年06月03日

年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話(3)

年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話の3回目です。

↓今話題のDELLのデスクトップPC VOSTRO3800(改)
スクリーンショット 2023-04-11 230135.png

今回は配線を繋げて実際にグラフィックボードが動作するかどうかを検証していきます。

まずはPCの筐体を開けて電源ユニットを連動式にしていきます。
電源連動には下の写真のような電源増設ケーブルを使用しました。
20230402_005216.jpg
この電源ケーブルを使うと本体内部電源を入れて3つの電源を連動することが出来るようです。
まずはマザーボードから本体内部の電源コネクターを抜きます。
20230401_233941.jpg

次にマザーボードと本体電源コネクタの間に中継するような形で増設ケーブルを接続します。
20230401_234025.jpg
こうすることにより、マザーボードから出てくる電源ON信号のケーブルのみを分岐し、本体外部に引き出すことが出来ます。
次に分岐ケーブルを本体外部まで引っ張り、外部用の電源ユニットの24Pコネクターに信号線のみがつながっている同じ24Pコネクターを接続します。
20230401_234138.jpg
これで本体の電源スイッチと外部の電源ユニットは連動して動作するようになります。

次にライザーカードにセットしたグラフィックボードの補助電源コネクターに外部電源から引っ張った8Pコネクターを接続します。
20230401_234150.jpg

同時にライザーカード自体にも電源ケーブルを接続します。接続にはライザーカード付属のSATA電源ケーブルから8Pコネクターに変換する専用ケーブルを使用しました。
20230401_234202.jpg
これでグラフィックボードへの電源供給回路は完成です。

次はライザーカードをPC本体のPCIExpress×1スロットに接続します。
接続にはUSB-Aコネクタを使った専用ケーブルを使用します。
20230401_234205.jpg
↑ライザーカード側

20230401_234209.jpg
↑PC本体側
ちなみに、このUSBケーブルはライザーカード接続専用に作られたケーブルなので、通常USBケーブルとの互換性は無いらしいです。
これで接続関係は一通り完了したので、PC本体の電源を入れて動作確認を行ったところ
20230401_234256.jpg
20230401_234357.jpg
ライザーカードのパイロットランプが点灯し、無事グラフィックボードに電源が入りました。

電源が入りOSが起動したんですが、グラフィックボードは自動認識されませんでした。
そこで、NVIDIAのサイトからドライバーソフトをダウンロードし、インストールしました。
スクリーンショット (19).png
インストールが完了すると、ドライバーが当たり、無事グラフィックボードはシステム上で認識されるようになりました。
スクリーンショット (22).png

グラボが認識されたところで、早速ゲームソフトを起動してテストプレイしてみたのですが、意外にフレームレートが上がりませんでした。
確かに内臓グラフィックボードの時より画質は上がったのですが、頑張っても30fpsくらいしか出ません。。。
スクリーンショット (18).png
↑内臓グラフィックボードでプレイしたときの画面。低画質で30fps出るか出ないかくらいです

スクリーンショット (23).png
↑ライザーカードを使ってグラフィックボードを接続したときの画面。画質は上がりましたが30fps程度しか出ない

ここで、ディスプレイケーブルがPC本体のオンボードのディスプレイポートに接続されていることに気が付きました。
PC本体からディスプレイケーブルを抜き、グラフィックボードのHDMIポートに直接接続したところ、フレームレートは60fpsまで向上しました。
20230402_002334.jpg

スクリーンショット (28).png
↑グラフィックボードにディスプレイケーブルを直結したときのプレイ画面。高画質で60fps出ています。

ThunderBoltを使った外付けGPUユニットの場合は、内蔵ディスプレイ側でも十分高いグラフィック性能を得ることが出来ていたのですが、今回はPCIExpress×1接続なので、映像信号を往復するだけの充分な帯域を確保することが出来なくなっているのかもしれません。(PCIExpress3.0×1は8Gbps、ThunderBolt3は40Gbpsなので、速度が全然違いますね・・・)
今回はThunderBolt3ポートが無い旧型PCの改造なので、やむを得ずPCIExpress×1でつなぎましたが、新型でThunderBolt3ポートを搭載しているパソコンであれば、それに対応したGPUドックなどを使って接続した方が良いと思います。

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という事で、次回はこのグラフィックボードの性能がどの程度引き出されているか、ベンチマークソフトを使って検証してみようと思います。

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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