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2024年04月30日

自宅のノートPCを買い替える話(5)

自宅のノートPCを買い替える話の続きです。
今回は前回書けなかった実機の性能測定の結果、あと使用した感想などについて書いていこうと思います。

まずおさらいですが、今回新調したPCのスペックです。
DELL_Inspiron.jpg
型名:DELL Inspiron14 5430
CPU:Core i7 1360P
メモリ:16GB
ストレージ:SSD1TB
画面:14インチ(ノングレア液晶)
OS:Windows11Home
インターフェース: HDMIx1、USB3.2 Gen1x2、Thunderbolt4x1、SDスロット
その他: Webカメラ、Bluetooth、日本語キーボード
生体認証:指紋認証
重量:1.53kg

セットアップが完了したところからベンチマークソフトを入れて性能測定を行い、既存の手持ちのPCとも比較してみました。
まずはCPUの性能を測定するChineBenchを走らせてみました。
結果は↓のような感じでした。
cinebenchR23.png
シングルコアが1565、マルチコアが8125という結果でした。
ちなみにマルチコアの動作時、タスクマネージャーを見ているとCPU使用率が100%まで行っていなかった(90%弱)ので、サーマルスロットリンクが起こっているかもしれません。
とはいえ、既存のPCと比較しても段違いの性能です。(特にマルチコア性能が)
cinebench_hikaku.png

次にグラフィック性能ということでFF15ベンチを動かしてみました。
GPU性能としては内臓のIrisXeの状態と、外付けGPUおGTX1660tiの2通りで測定してみました。
結果はIrisXeが1411
FF15bench_fullHD_iriXe.jpg

GTX1660tiが5388になりました。
FF15bench_fullHD_GTX1660ti.jpg

やはりCPU性能の差なのか、OneMix4よりも高いスコアが出ました。
条件を揃えるためにあえてFullHDの高画質で測定していますが、設定を軽くすればIrisXeでもそこそこ動くような気もしています。
FF15bench_hikaku.png
↑FF15ベンチの比較グラフです。
IrisXeがGTX1050にだいぶ迫ってきていますが、今一歩及ばないといったところになっています。
ちなみに外付けGPUを接続したままPCを再起動すると、PC起動時にハードウェア構成の変更が検出され長ったらしいBITLOCKERの回復キーの入力を求められるので、使い方は要注意です。
対策としては電源が入っている状態で外付けGPUを取り外した状態でシャットダウンもしくは再起動をするとBITLOCKERのセキュリティーには引っかからないようです。
外付けGPUのGTX1660tiについては、CPUが変わってもそこまでスコアが伸びていないことから、Thunderbolt接続の状態ではこの辺がこのグラフィックボードの性能の限界なのかもしれません。
いずれにしても既存のPCに比べると格段に性能UPしているので、ほぼ思惑通りの結果になっていると思いました。

その他使っていた時の所感を書いてみます。
・キーボードの触感はなかなか良い
→キーボードの表面に微妙に弾力性のあるコーティングが施されているので、いい感じで指のすべり止めになってくれているようです。

・指紋認証の感度はイマイチ
→ここは購入前から一抹の不安があったのですが、その不安は的中しました。
指紋を覚えさせても指の当て方に気を付けないと指紋を認識してくれません。
登録してから時間が経過し、お肌の乾燥具合などに変化が出ているとそれだけでも認識してくれなくなり、指の再登録が必要になってしまいます。
センサーの方式(?)がイマイチなのかもしれません。
ちなみにOneMix4の指紋認証センサーはほぼ誤検知なく、非常に快適なのですが、それと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
あまりに誤検知が多いので、生体認証は諦め、PINでログインすることにしています。

・処理速度はかなり速い
→軽作業用途であれば完全ノーストレスで使うことができます。

・PCを開くだけで自動電源ON機能はちょっと・・・
→デフォルトではシャットダウンをして電源を切った後、PCをいったん閉じて開くと電源が勝手に入る設定になっています。
最初はシャットダウンを忘れたかと思いましたが、数回同じことを繰り返してようやく気付きました。
本当にシャットダウン忘れている場合とシャットダウンはちゃんとしているけど勝手に電源が入った場合との区別が付かないので、人によっては気持ち悪い感じになるかもしれません。
ちなみにこの設定はBIOSの設定で切ることができます。(オンラインのマニュアルか何かに記載がありました)
一応最近のWindowsPCはシャットダウンしなくても良い(スマホと同じくスリープでも特に問題ない)のですが、長期的に置いておくとバッテリーが徐々に減っていくのでシャットダウン派にはちょっと困った機能になる気がしています。
ちなみに我が家はシャットダウン文化が根強いのでとりあえず自動ON機能は無効化しました。

・USB-PD対応はやはり嬉しい
→ACアダプターを出さなくても現在テーブルに常設しているPD対応の電源タップにケーブルをつなぎこむだけで充電ができるので非常に便利です。
ただし、タップ側のほかのポートにスマホやPCがつながっていて、の接続状態が65W出せない状態だと、Windwos画面に例の低速充電ケーブルの警告が出てきます。(充電に時間がかかる事以外、実害はほぼありません)

・外付けディスプレイもType-Cケーブル一本でつながるようになる
→Type-CポートがThunderbolt対応なので、外部ディスプデイへの接続もケーブル一本で大丈夫です。
旧型PCはこれがなかったので、HDMIポートで信号接続し、USBーAポートから電源供給の2本体制での接続が必要でした。ここも接続が簡略化され非常に便利になりました。

・外付けGPUも問題なく使えるが・・・
→以前自作した外付けGPUもThunderboltポートを使って接続することができました。
ただ上述したように、つなぎっぱなしでシャットダウン、再起動などを行ってしまうとBITLOCKERが反応し、長ったらしい回復キーを打ち込む羽目になるので、要注意です。
ちなみに回復キーはスマホなどでMicrosoftAccountのページに行くと参照することができます。

・タッチパネル機能はやっぱり欲しかったかも・・・
→OneMix4やSurfaceGOを使ってきたので、タッチパネルの便利さが体に染みついた状態で非タッチパネルのPCを触ると、思わず画面をタッチしたときに何とも言えない不便感を味わってしまいます。
実はInspiron14シリーズには2-IN1モデルがあるので、そちらを選べばタッチ対応のものも購入することが可能です。
ただし、自分が調べたとき、13世代の2-in1モデルは完売していたのと、最新型の2-in1モデルはThunderbolt非対応だったので候補から外した経緯があります。

とまあつらつらと感想を書いてしまいましたが、概ね必要な機能や性能はちゃんと備えてくれているので、使いやすいPCではないかと思います。
これから数年間、自宅用としてしっかり活躍してもらおうと思います。

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2024年04月29日

自宅のノートPCを買い替える話(4)

自宅のノートPCを買い替える話の続きです。
今回は前回までで選んだノートPCの実機レビューを行います。

↓今回選ばれたノートPC
DELL_Inspiron.jpg
DELL Inspiron14 5430

まずパッケージの中身です。
20240324_231825.jpg
↑PC本体:段ボールの緩衝材をかませ、不織布の袋に入った状態で収納されていました。

20240324_231804.jpg
↑付属品:専用ACアダプター、出力は65Wでした。前の機種が45Wでしたが、ここはi7-1360Pなのでフルパワーで動くときにこれだけの電力が必要なんだろうなと思いました。
ちなみに定格の低いACアダプターやUSB-C電源を接続した状態で電源を入れるとBIOS上で警告が出るようです(こんなに低い出力の電源をつないで大丈夫か?的なやつです。)
ちなみに45Wの電源でも充電はできるようですが、出力の低い電源をつないだ!!という警告がWindowsの右下の部分に表示されます。(実害は特にないですが・・・)

20240324_232105.jpg
↑PC本体と付属品のすべてを並べた様子。
結局付属品はACアダプターとスタートアップガイド的なマニュアル1冊のみでした。
シンプルで良いのではないかと思います。
大昔PC98を初めて買ったときは分厚い電話帳のような物々しいユーザーマニュアル数冊と、プログラミング言語であるN88-BASICの教科書が数冊付属していて、いかにもPC買うんならプログラミング覚えるんだろう?的な雰囲気をありありと醸し出していましたが(結局プログラミングはそこそこにゲームばっかりしていました・・・)最近のPCはOSもソフトも整備せれ、便利な情報家電のような位置づけなので、この程度の付属品で十分使えてしまう感じです。(ちなみに初期のPC98 はMS-DOSなどのOSも別売りでした・・・)
時代の流れを感じますね。

という事で実機レビューの続きに戻ります。

20240324_232147.jpg
↑本体左側面の様子:電源ポート、HDMI、USB-A、USB-C(Thunderbolt対応)ポートが並んでいました。
このモデルは専用のACアダプターで充電しますが、Type-Cポートでも充電が可能です。
つまり、卓上のUSB-PDタップから直接充電ができるので、机の上の配線をスッキリさせることができます。(今回の狙いの一つです)
あと、画面を開くとディスプレイの下端がキーボードを持ち上げることで、キーボードに角度を付けられるようになっています。(他社のPCでも最近この方式が主流のようです)
20240324_232153.jpg
↑本体右側面の様子:オーディオ端子、USB-Aポート、SDかーどリーダーが配置されていました。
もう少し上位モデルであればThunderboltが2つあったり、USB-Aがもう少し多めに付いていたりするのですが、用途的に周辺機器をゴテゴテ付ける予定はないので、このポート数でもおそらく問題ないのではないかと思われます。

20240324_232204.jpg
↑ディスプレイ上部にはWebカメラが配置されていました。
旧機種は画面下部だったので、Web会議で顔を出すと下から見上げるような、(鼻の穴の中が見えるような)角度でしたが、今回のように画面上部の配置であれば目線と同じくらいの高さになるので、いい角度で顔を映すことができるのではないかと思いました。
あとカメラを映したくない場合はスライドシャッターによりカメラ自体を塞ぐことも出来るようです。

20240324_232224.jpg
↑キーボード右奥には指紋認証付きの電源ボタンがありました。
WindwosPC系の指紋認証は感度がイマイチなものが多いので、あまり期待はしていませんが、生体認証が付いているのは便利なのではないかと思いました。

20240324_232244.jpg
↑パームレストの上にIntel Corei7のマークとIrisXeのマークが付いていました。
IrisXeグラフィックスは内蔵タイプのグラフィックの中でもそこそこ強めなので、軽い3Dグラフィックくらいであれば難なく処理することが出来ます。(さすがにゲームはちょっと厳しいですが・・・)

20240324_232435.jpg
↑新旧モデルを並べてみました。
カメラが画面上部に移り、その分画面が下の方に広がっているのが分かります。
ちなみに旧機種は1920×1080にたいし、新機種は1920×1280とアスペクト比も変更されているようです。
同じ14インチでも画面が大画面化しているのは有難い事ではないかと思います。

20240324_232610.jpg
↑新旧機種を重ね合わせたところ
新機種が旧機種よりも小型化されているのが分かります。
大画面化しているのに、全体的に小型化されている所が素晴らしいですね。

電源を投入するとWindows11のセットアップ画面が立ち上がってきました。
ここは既定路線に従い設定を行っていきました。
20240324_233041.jpg

設定が終わるとWindwosがすぐ使えるようになりました。
早速Thunderboltを使って充電をしてみました。
20240330_122553.jpg
↑充電の様子。出力が表示できるモニター付きケーブルを使って電力計測を行ってみたところ、60W近くの質力が出ていることが分かりました。

という事でまずは開封からセットアップまでを書きましたが、続きは次回という事で・・・
次回はベンチマークや使用感のまとめを行ってみようと思います。

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2024年04月27日

自宅のノートパソコンを買い替える話(3)

自宅のノートPCを買い替える話の続きです。
今回は候補の絞り込みから選定までのところを書いてみようと思います。

前回までで要求スペックについて整理したので、早速市場調査を行い、自分の要求スペックに合致するPCを探してみることにしました。
結果、以下のような候補が挙がってきました。

・DELL Inspiron14 Core i5-1335U ・16GBメモリ・512GB SSD搭載モデル
DELL_Inspiron.jpg

DELLのInspironシリーズの定番モデルです。
価格がかなり抑えられてて、機能的にも必要十分なものを備えています。
スペックは以下のような感じです。
CPU:Core i5 1335U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD512GB
画面:14インチ(ノングレア液晶)
OS:Windows11Home
インターフェース: HDMIx1、USB3.2 Gen1x2、
           Thunderbolt4x1、SDスロット
その他: Webカメラ、Bluetooth、日本語キーボード
生体認証:指紋認証
重量:1.53kg

DELL ノートパソコン Inspiron 14 5430 14インチ 16:10 FHD (1920 x 1200) 非光沢/第 13 世代 インテル Core i5-1335U/ 16GBメモリ /512GB SSD/日本語 バックライトキーボード/Thunderbolt 4搭載 /指紋認証付き/Wi-Fi 6E / ダークリバーブルー【Windows11 Home】

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ここ最近まで価格.comでもランキング上位に来ていましたが、だいぶ売れてしまったようで取扱は減ってきているような気がします。(もう少し早く書くべきでした)

・Inspiron 14 Core i7 1360P・16GBメモリ・1TB SSD搭載モデル
DELL_Inspiron.jpg
ひとつ前に紹介したDELLのInspiron14の上位モデルです。
インターフェース系は同じですが、CPUとストレージ容量がアップグレードしています。
価格.comでのランキングはそこまで上位ではありませんでしたが、価格、スペックともに満足しており、使い勝手も良いとの評判なので候補に入れてみました。
ちなみに外観はi5モデルと完全に同一です。
DELL公式ショップで取り扱いがあるようです。
スペックは下記です。
CPU:Core i7 1360P
メモリ:16GB
ストレージ:SSD1TB
画面:14インチ(ノングレア液晶)
OS:Windows11Home
インターフェース: HDMIx1、USB3.2 Gen1x2、Thunderbolt4x1、SDスロット
その他: Webカメラ、Bluetooth、日本語キーボード
生体認証:指紋認証
重量:1.53kg

・IIYAMA STYLE-14FH124-i5-UXRX-CP
IIYAMA.jpg
国産メーカーのIIYAMAから発売されているノートPCです。
インターフェース系は先ほどのDELLと大差はありませんが、本体の重量が930gとかなり軽量化されているのが特徴です。(さっきのDELLの半分程度の重量です)
デザイン性は若干控えめですが、堅牢性や機能性を追求するのであればこういうモデルもいいかもしれないと思い候補として挙げてみました。
メーカー公式サイトから詳細は確認できます。

スペックは下記です。
CPU:Core i5 1335U
メモリ:16GB
ストレージ:SSD1TB
画面:14インチ(ノングレア液晶)
OS:Windows11Home
インターフェース: HDMIx1、USB3.1 Gen1(USB3.0)x1、USB3.1x1、USB Type-C、Thunderbolt4兼用x1
microSDスロットその他: Webカメラ(200万画素)
Bluetooth5.0、日本語キーボード
生体認証:指紋認証
重量:0.93kg
色:ブラック


・Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 83DJ000KJP
LENOVO.jpg
Lenovoから発売されているコンバーチブルタイプのノートPCです。
画面がタッチパネルになっているので、タブレット的な用途にも使えます。
候補の中で唯一画面が有機EL搭載となっています。
CPUも最新世代のCoreUltlaシリーズを搭載しているので、処理速度も現時点では業界最高水準となっています。
インターフェースも十分搭載していて、拡張性に関しても申し分ないスペックとなっています。
気になる所としてはキーボードのボタンの手前側が丸みを帯びたデザインとなっているところで、好みが分かれるのかなと思いましたが、実際に実物を確認したところそこまで気にならないという印象でした。

スペックは以下のような感じです。
CPU:Core Ultra 5 125H
メモリ:16GB
ストレージ:SSD512GB
画面:14インチ(OLED、タッチパネル、グレア)
OS:Windows11Home
インターフェース: HDMIx1、USB3.2 Gen1x1、Thunderbolt4x2、microSDスロット
その他: Webカメラ、Bluetooth5.2、日本語キーボード
Lenovo デジタルペン
生体認証:顔認証
重量:1.49kg
色:タイダルティール

詳細は公式サイトにて掲載されています。

という事で色々検討はしたんですが、使用する人の希望としても、現在と使い勝手をあまり変えたくないとのことだったので、同じメーカーでスペックの高い2番目に紹介したDELLのi7モデルを購入することにしました。
次回はInspiron14-5430(i7モデル)の実機レビューを行ってみようと思います。
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2024年04月21日

自宅のノートパソコンを買い替える話(2)

前回に引き続き、自宅のWindows11に上げられないPCを買い替える話の続きです。
今回は機種の選定基準などについて書いてみようと思います。

まずは次のPCを検討するにあたり、今のPCのスペックについておさらいしてみます。
WIN_20200329_21_52_52_Pro.jpg
メーカー名:DELL
型名:Inspiron14 7460s
CPU:Intel Core i5‐7200U(CPUスコア:3393)
メモリー:16GB(元々は8GBだったが、ゲーム用で増設して16GB)
ストレージ:SSD256GB+HDD500GB(元々はSSDだけだったが、データ用でHDD増設)
画面サイズ:14インチ
画面解像度:1920×1080
キーボード:日本語キーボード
OS:Widnows10Home

サイズ感はこの前に使っていたVAIOが14インチだったので、その使用感を引き継いで14インチにした記憶があります。あとは当時のミドルレンジの第7世代のCorei5を選定、メモリーも当時は8GBは多い方でした(4GBが主流だった時代)。
最初はライトな用途(メール、ネット程度)で使っていましたが、後からマインクラフト等のゲームをやりだしたのでスペックが足りなくなり、メモリーやHDDを増設した感じです。

現在は妻が自宅ワーク用に使っており、特に致命的な問題はなく使えていますが、時々動きがもっさりする事があるそうです。
ちなみに自分も以前は8世代のi5マシンを仕事で使っていましたが、晩年はスタートアップのアプリ起動が重たくて、電源を入れたら5分くらいまともに動かなかった記憶があります。
自宅のPCはそこまでスタートアップをぶち込んでいないのでまだマシですが、今後のOSの肥大化に備え、ある程度のCPUパワーは欲しいところではないかと思いました。

以上のことを踏まえ買い替えにあたっての要求スペックを考えていこうと思います。
項目ごとの選定内容と根拠を以下に列挙してみます。
・画面サイズ
現状維持で良さそうだったので、14インチサイズの機種を選ぶことにしました。
市場としては15.6〜16インチクラスの物が数多く出回っていますが、用途の中で持ち運びの機会がそこそこあるので、今回は対象外としてみました。

・CPU
元々スコア3000ちょっとで特に問題はなかったのですが、最近はローレンジモデルでもスコア10000は超えてくるので、せっかく買い替えるのであれば、少なくともスコア1万後半くらいの能力は欲しいと思いました。あと、Intelだと第12世代以降の物を選ぶ事にしました。
これは12世代以降からCPUの電力効率が格段に上がっているからです。
出来れば13世代、14世代の物を選びたいところですが、ここは価格との相談になるかと思いました。

・メモリー容量
安いモデルだとまだ8GBの物がありますが、数年間使うことを考えると最低16GBは欲しいところだと思いましたので、最低ラインを16GBとすることにしました。

・キーボード仕様
使い勝手維持のため、日本語キーボードは基本です。(USキーボードもかっこいいんですが、ファンクションや記号の配列が違うので・・・)あと、キー配列は右端にHomeキーなどのファンクションキーが縦に並ぶタイプはバックスペースを押すたびに隣の変なキー(HOMEキー)を押してしまい、カーソルがどこかに飛んで行ってしまい、入力作業が中断してしまうので、このようなキーボードの機種は避け、以前のPCと同じような一般的なキー配列の物を選ぶことにしました。
またテンキーを無理やりつけている機種もありますが、その分キーピッチが犠牲になったりしていますので、テンキーなしの物を選ぶ事にしました。

・ストレージ
SSDであることは基本中の基本として(今時HDDのタイプはほぼ無いと思いますが)容量も256GBだとすぐに一杯になるので最低でも512GBできれば1TBの物を選ぶことにしました。

・インターフェース
拡張性や利便性を考えると、Thunderboltポートは欲しいところです。特に我が家にはThunderboltを使う外付けGPUユニットがあるので、それを活用するにあたり、Thunderboltは必須としました。(外付けGPUは使わないかもしれないけど、ディスプレイ出力やUSB充電も出来て便利なので、念のため・・・)
あとはUSBポート、HDMIポート、SDカードリーダーあたりは欲しいかなと思いました。
光学ドライブはあまり使わないし、手持ちの外付けドライブで事足りるので今回は不要としました。

・タッチパネル
画面を直接触って操作や手書きができるのは非常に便利なので、出来れば欲しいところですが、本体の重量が重たくなったり、価格が高くなったりするので、今回は必須ではないという事にしました。

・価格
ここは最も重要なファクターのうちの一つです。
高い要求スペックを列挙すればするほど価格は青天井に上がっていきます。
外観のかっこいい最新モデルは20万、下手すれば40万近くするものもありますが、とてもそこまでは
手が出ません・・・
予算の都合もあるので今回は15万円以下で探してみようと思います。

・プリインストールソフト
以前よくあった国産メーカーのPCは使わないプリインストールソフトがたんまり入っていて、それだけでストレージ容量を食いつぶしていたり、スタートアップのCPU負荷をごっそり持って行ったりしてくれますので、あまり余分なソフトが入っていない物を選びたいところです。
またOfficeソフト付きのモデルは数万高くなるし、そもそも自分はOfficeライセンスを持っているので、Officeなしのモデルを選ぶ事にしました。

とまあ、選定条件としてはこんな感じで行ってみようと思います。
以上の条件を基に価格.com等を駆使して、候補の機種を挙げて、選定を進めたいと思います。
具体的な候補のピックアップとそれに対しての評価、選定は次回で書こうと思います。

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2024年04月20日

自宅のノートパソコンを買い替える話(1)

今回は自宅のノートパソコンを買い替える話を書いてみようと思います。
きっかけはWindows10のサポート終了がそろそろ間近に迫ってきたところから始まりました。
Windows11へのアップデートの要件として、TPM2.0への対応というものがあり、我が家のOneMix4もそれに引っ掛かり、あわやWindows10サポート切れとともにお払い箱となってしまうところでしたが、そこはBIOSのアップデートによりTPM2.0を有効化できたので、当面現役で使えるようになりました。
ところが、Windows11のアップデート要件にはともう一つ厄介な問題があります。
それはCPUの世代の問題です。
IntelのCPUでいうと第7世代以前のCPUはWindows11アップデート対象外となってしまいます。
自分のパソコンの使い方にも原因はあるのですが、我が家のパソコンは旧型のハードウェアの物が結構残っています。
その中でもCPUがWindows11へのアップデート要件を満たしていない物が数台あり、こればっかりはBIOSのアップデートでは何ともなりません。
という事で今回はそのアップデートの要件に引っ掛かったPCの中の1つであるDELLのノートパソコンの買い替えに関する話を書いてみようと思います。
要は今使っているノートPCを買い替えるならどんなスペックが良いか?という観点で対象を絞り込み、購入した後の実機レビューまで書ければ良いなと思っています。
WIN_20200329_21_52_52_Pro.jpg
↑奇しくも今回更新対象となってしまったDELLのノートPC(Inspiron14 7460s)
次回は現状のDELLのノートPCのスペック、そして買い替えにあたっての要求スペックの整理をおこなってみようと思います。

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2024年04月06日

Nebula for Windowsを試してみる話(Xreal air)

ARグラスの人気シリーズ、Xreal-airを購入して数か月が経過しました。
装着してPCに接続するだけでお手軽に大画面を使えるので、いろんな場面で重宝しています。
そんな中でも最大のメリットは寝転んで動画を視聴出来るという所です。
スマホを使った場合、どうしても片手に持って動画を見なくてはいけないので、手がだるくなったり、眠たくなって意識が飛ぶと、スマホを顔面に落としてしまう危険性がありますが、Xreal-airを使うとハンズフリーで楽に動画視聴ができるので、お休み前のくつろぎタイムでも大活躍してくれています。
今回はそのXreal-airの機能を更に引き出してくれるNebula for Windowsを入手したので、その使用感についてレビューしてみようと思います。
NebulaというのはXreal-airの発売元が提供しているアプリケーションで、現在Android、Mac版がリリースされています。Android版は、3D映像を駆使した仮想デスクトップ環境を空間に出現させ、スマホをリモコンのように操作し、独自のアプリでブラウジングや動画視聴、写真の閲覧などができるアプリケーションです。
Mac版はワイド画面や3画面出力ができるようなものらしいです(自分はMacを持っていないので、あくまでも聞いた話によるとですが)
Nebula for Windowsはまだベータ版の公開なので、このサイトから入手することが出来ます。

インストールプログラムを実行し、アプリケーションのインストールが完了すると、Nubulaの初期画面が立ち上がってきます。
nebula_start.jpg
↑Nebula for Windows(ベータ版)の初期画面。
XrealAir本体を接続しないと何も始まらない的なメッセージが表示されています。
そしてその下には・・・
「NVIDIA RTX3060以上を推奨します」という恐ろしいメッセージが表示されていました・・・
結構ハイスペックな要求を突き付けてきます。
RTX3060というと、ゲーミングPCでも結構上位のモデルに搭載されているグラフィックボードになります。
つまり、スペックの低いグラフィックではまともに動かない可能性大です。
幸い我が家にはRTX3070がありますが、外付けGPUにはGTX1660Ti(RTX3060の2世代前のGPU)が搭載されていますし、3070が搭載されているデスクトップPCにはディスプレイポート対応のType-Cが無いので、実質上使うことはできません。
という訳で、まずはOneMix4の内蔵グラフィック(IrisXeグラフィックス96EU)でどの程度動くか試してみることにしました。

早速Nebulaのアプリを起動した状態でXrealAirを接続してみます。
すると・・・
nebula_update.jpg
↑Xreal-airのファームウェアアップデートが始まってしまいます。
ちなみに、NebulaによってアップデートされたファームウェアはBeamでは使えないことがあるらしく、Nebulaを接続した後、Beamに接続すると、ファームウェアのアップデートが実行される場合があるようです。(※先日最新版のNebulaにアップデートするとファームのアップデート合戦は発生しなくなっていました)

ファームウェアのアップデートが終わると、Nebulaの動作モード選択画面が起動します。
nebula_mode_select.jpg
↑モード選択画面
画面モードとしては、仮想画面モードが3種類、ワイド画面モードが2種類から選択できるようです。
ここで任意の画面モードを選択し、表示周波数を選択すると画面の認識音がして、希望のモードに画面が切り替わります。
ちなみにうちのPCで表示周波数を90Hzに設定するとバグって白い画面になってしまい使えませんでした。
この辺は動作するPCのハードウェアの対応状況にもよるかもしれません。

仮想画面モードが起動すると、アプリのメイン画面は調整パラメータをいじる画面に切り替わり、画面の見え方を微調整することができます。
nebula_setting.jpg
一番上のボタンは仮想画面の中心を視野の中心にリセットするボタンです。
背筋を伸ばしてまっすぐ前を向いた状態でこのボタンを押すと、正しい姿勢で作業することが出来ます。
その下のスライドスイッチはそれぞれ、画面の見える距離、画面の表示倍率、画面の曲度、複数画面表示の倍の画面間の隙間の調整を行うことが出来るようです。

複数画面を設定した場合、中央の画面は本物の画面の複製になり、その左右に拡張ディスプレイとして仮想画面が表示されるようです。
また、ワイド画面であれば、本物の画面の右側の拡張として仮想ワイド画面が表示される仕組みになっている様でした。

nebula_screen_image2.jpg
↑拡張画面の見え方。ワイドの曲面ディスプレイが3つに割れているような感じで視界に表示されます。

スクリーンショット (14).png
↑スクリーンショットを撮ると裏で3画面に加え、視界に表示される合成映像的な画面(おそらくグラス本体の両目のOLEDパネルに表示される映像)が生成されているのが分かります。
この映像をリアルタイムに生成していることを考えると、動作の重たさはなんとなく納得出来る気がしました・・・

Nebulaのメインウィンドウを×ボタンで閉じると、仮想画面モードが解除され、通常の表示の戻すことが出来るようです。

という事で、その他の使用感については下記です。
・GPUの負荷がかなりヘビー
 GTX1660,IrisXeともに試しましたが、いずれのGPUを使った場合も、首を振るとカクカクと画面が追従してくるので、お世辞にも滑らかな表示とは言えないような状態でした。
そして、常にGPU使用率は高い状態を維持し続けています。
xreal_GPU_.png
ここまで負荷率が高いと、バッテリー駆動のノートPCだと電源接続は必須ですし、ベースが高負荷状態なので、ここから更に重たいアプリケーションを起動しての高負荷な作業をするのは非現実的だと思いました。

・CPUパワーもそこそこないと厳しい
 同様にSurfaceGOでも試しましたが、CPU負荷が上がりすぎて通常の操作にもタイムラグが発生しました。
(マウスカーソルすらまともに動かない状態・・・)

という事で、やはり快適に使うにはRTX3060以上というのは妥当ではないかと思いましたが、CPU側も何らかのボーダーラインを設けた方がいい気がしました。
3画面で作業できるのは非常に魅力的ですが、その時点でPCが高負荷になるので、ゲームなどの負荷のかかる用途ではなく、文書作成などの軽作業が限界ではないかと思いました。
ハイスペックなPCでないのであれば、Beamの空間固定(3DoFモード)の1画面の方が快適で使いやすいと思います。
Beamはハードウェアで表示処理を行ってくれるので、PC側の負荷もほとんどないので、ゲーム用途としても十分使えますし・・・今後はNebulaとBeamを組み合わせてPC本体に負荷をかけず3画面表示ができるようになると面白いかもしれません。
という事で、Nebula for Windowsの今後のアップデートに期待です。

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