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2023年05月28日

年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話(2)

年代物のロースペックPC(改)にグラフィックボードを搭載する話の続きです。

前回書いた通り、今の状態では筐体のサイズ的な問題と電源容量面の問題が課題として挙がっています。
今回はこれらの解決策の検討結果について書いていこうと思います。
↓今話題のDELLのデスクトップPC VOSTRO3800(改)
スクリーンショット 2023-04-11 230135.png

まずは電源容量の問題についてです。
本体内部の電源容量は250Wなので、電源容量を食うグラフィックボードを搭載した瞬間電源供給不足となる事は明らかです。
そこで、考えた対策候補は下記2点となります
@電源を入れ替えて容量UP

A外部にもう1つグラフィックボード専用の電源をつなげる

@については、TFX規格の電源自体が300Wくらいまでしかなく、サイズを上げると搭載すらできないので没になりました。
残る案Aについては、ちょうど余っているTFX電源があったので、追加投資なしで電源は確保できそうです。
ただ、このPC電源の類はコンセントにつなぐとすぐに作動するわけではなく、PC電源ONの信号をマザーボードを介して特定のコネクタピンに入力をしないと作動しない仕組みになっています。
PCの電源を単品で作動させるという事は結構一般的に行われているようで、その信号ピンを短絡させるスイッチ付きケーブルなどもネットの通販には売っていましたが、毎回パソコン電源を入れるたびにグラフィックボード用の電源を個別に手動でON/OFFするのも面倒です。
出来れば本体の電源に連動して動いてくれると非常に便利だなあと思い、更にネットで調べたところ、PCの電源ユニットの配線にコネクターをかませて、電源信号を連動させることのできるケーブルを発見しました。
↓こんなやつ

デュアルPSU電源 24ピン延長ケーブル 30cm ATXマザーボード用 24ピンから24(20 4) 電源変換アダプ ブラック

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これを使う事でPC本体の電源の動きに合わせて外部電源を駆動することが出来るようになりそうです。

次は筐体サイズの問題です。
ノーマルサイズのGTX1660SuperをスリムタイプのPCの中に入れることはおそらく無理です。
色々調べたところ、外付けGPUの要領で、ライザーケーブルを使ってPCの筐体の外にグラフィックボードをつなげている事例を発見しました。
前回外付けGPUを作ったときはThunderBolt3ポートを介しての接続でしたが、今回のPCにはそのような高級なインターフェースは備わっていません。そこでPCIExpress×1ポートからライザーケーブル-ライザーカードで接続する手法を使ってみることにしました。
ライザーカードには個別に電源を入れる入力端子があるので、本体側の電源とは完全に独立した形でグラフィックボードに電源を供給することが出来るようです。しかもこのライザーカードは昨今のマイニングブームで大量生産された関係でなのか、Amazon等のネット通販で格安で手に入れることが可能です。

YFFSFDC ライザーカード Pcieライザー PCI-E VER 009S 1x-16xグラフィック拡張 USB3.0 PCI-E Express 1x-16x 拡張ライザーカード アダプター マイニング ビットコイン グラフィックボード アダプター 6PIN 24インチusb 3.0ライザーケーブル- 赤いUSBケーブル

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このライザーカードによる接続はかなり安価な投資でPCにグラフィックボードを搭載することが可能ですが、接続するポートがPCIExpress×1なので、帯域制限がかかり、グラフィックボード本来の性能を発揮し切れないという欠点がありますが、どの性能が程度落ちるかについては実際に検証してみて確認してみようと思います。
一応x16対応のライザーケーブルもあったんですが、ケーブルの幅が広すぎて、筐体から外に引き出すことが出来ない感じでした・・・筐体に無理やり穴を開けたら出来ない事は無いかもしれませんが、さすがにそこまではちょっと・・・
↓こんなやつです

SinLoon PCI-E 16X ライザ カード pci express x16 グラフィックボード pci express x16 延長 高速 ライザーカード 1060枚のカードをサポート

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以上のことをまとめ、今回のPC改造における簡易的な配線接続図を作ってみました。
EXT_GPU_DELL.png

次回は実際の改造の状況について書いてみようと思います。

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2023年05月14日

年代物のロースペックPCにグラフィックボードを搭載する話(1)

CPU交換、SSD換装、メモリー増設でハイスペックPCに変身した年代物のロースペックPCについて、更に改造を加えることにしました。
↓現在話題のDELLのPC VOSTRO3800
スクリーンショット 2023-04-11 230135.png

前回までの改造でCPU性能やストレージのアクセス速度が向上したので、普段使いとしては非常に快適になりました。(UPDATEが動いている時以外)
せっかくハイエンドクラスのCPUを搭載しているのであれば、もう一声、グラフィック性能も上げてゲームが出来るようになったらいいなと思いました。
そこでこのVOSTRO3800にグラフィックボードの搭載を検討してみました。

改造前にマザーボードの状態を確認したところ、PCIExpressの増設スロットはお持ちでしたので、グラフィックボードをマザーボードに接続することは可能であると思われます。
そこでネックになるのはこのパソコン自体の筐体のサイズと電源の容量になります。
現在このデスクトップPCはスリムタイプなので拡張カードはロープロファイルタイプの物しか刺さりません。
ノーマルサイズのボードはケースと干渉して挿す事が出来ません。
グラフィックボードの手持ちはGTX-1660superなので取り付けができません。そして仮に取り付けられるロープロファイルのボードを持っていたとしても、現在搭載されている電源は250Wなので、今度は電源容量がネックとなり、グラフィックボードが作動した瞬間に電源供給が間に合わなくなりパソコン自体が落ちてしまうという事になってしまいます。(過去にこれは経験済み)
そして電源も大きなものを搭載しようとした場合、ATX規格の電源になってくるので、この筐体サイズだと取り付けることはできません。VOSTRO3800に入る電源規格はTFXなので、おそらく300W程度が限界ですが、ゲーミング用途であれば500W程度は欲しい所です。
という事で、このVOSTRO3800にグラフィックボードを搭載するにはまずサイズの問題と、電源の問題の2つをクリアしないといけないという事になりそうです。
次回からはこれらの解決策を講じ、VOSTRO3800を立派なゲーミングPCに仕上げていこうと思います。
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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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