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2023年05月14日

年代物のロースペックPCにグラフィックボードを搭載する話(1)

CPU交換、SSD換装、メモリー増設でハイスペックPCに変身した年代物のロースペックPCについて、更に改造を加えることにしました。
↓現在話題のDELLのPC VOSTRO3800
スクリーンショット 2023-04-11 230135.png

前回までの改造でCPU性能やストレージのアクセス速度が向上したので、普段使いとしては非常に快適になりました。(UPDATEが動いている時以外)
せっかくハイエンドクラスのCPUを搭載しているのであれば、もう一声、グラフィック性能も上げてゲームが出来るようになったらいいなと思いました。
そこでこのVOSTRO3800にグラフィックボードの搭載を検討してみました。

改造前にマザーボードの状態を確認したところ、PCIExpressの増設スロットはお持ちでしたので、グラフィックボードをマザーボードに接続することは可能であると思われます。
そこでネックになるのはこのパソコン自体の筐体のサイズと電源の容量になります。
現在このデスクトップPCはスリムタイプなので拡張カードはロープロファイルタイプの物しか刺さりません。
ノーマルサイズのボードはケースと干渉して挿す事が出来ません。
グラフィックボードの手持ちはGTX-1660superなので取り付けができません。そして仮に取り付けられるロープロファイルのボードを持っていたとしても、現在搭載されている電源は250Wなので、今度は電源容量がネックとなり、グラフィックボードが作動した瞬間に電源供給が間に合わなくなりパソコン自体が落ちてしまうという事になってしまいます。(過去にこれは経験済み)
そして電源も大きなものを搭載しようとした場合、ATX規格の電源になってくるので、この筐体サイズだと取り付けることはできません。VOSTRO3800に入る電源規格はTFXなので、おそらく300W程度が限界ですが、ゲーミング用途であれば500W程度は欲しい所です。
という事で、このVOSTRO3800にグラフィックボードを搭載するにはまずサイズの問題と、電源の問題の2つをクリアしないといけないという事になりそうです。
次回からはこれらの解決策を講じ、VOSTRO3800を立派なゲーミングPCに仕上げていこうと思います。
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