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2022年09月29日

SurfaceGOをサブディスプレイとして活用する話(設定編)

引き続き、Windowsタブレットをサブディスプレイとして活用する話です。

今回は設定の手順と発生したトラブルへの対処の例、使用感などについて書いていこうと思います。

まず設定の手順ですが、サブディスプレイにする側にはWindowsの設定の中のこのPCへのプロジェクションの設定画面でプロジェクション機能を有効化する必要があります。
ちなみに、最近のWindowsではこの機能がデフォルトではインストールされていないので、オプション機能の追加画面からワイヤレスディスプレイのオプションを追加インストールする必要があります。
※ここの設定画面は他のWindows10のノートPCから抜粋しましたので、Windows11とは少し雰囲気が異なると思いますが、やることはおおむね一緒です。

↓このPCへのプロジェクションの設定画面からオプション機能を選択
スクリーンショット (4).png

↓機能の追加を選択
add_apl.png

↓ワイヤレスディスプレイを選択し、追加ボタンをクリック
add_apl2.png

すると、PCへのプロジェクションアプリがインストールされます。
add_apl3.png

インストールが完了すると、PCへのプロジェクションの許可の設定などを行います。
↓設定の一例。PINの入力は面倒なので省略する設定にしています。
スクリーンショット (5).png

ここまで設定すると、他のPCから接続要求が来るとプロジェクション用の接続アプリが自動的に起動しますが、この画面からアプリをあらかじめ起動しておくと他のPCからワイヤレスディスプレイの検出がスムーズになることがあります。
start_apl.png

スクリーンショット (6).png

あとは母艦にしたい側のPC上でWindowsキー+Kで接続画面を呼び出して、サブディスプレイ側のPCに接続操作を行います。
PJ_select.png


↑設定が上手くいっていると、画像の四角で囲んだ部分に接続対象のPC名が表示され、そこをクリックするとプロジェクションが開始されます。

20220927_225722.jpg
↑プロジェクションが成功し、デュアルディスプレイになったOneMix4(母艦)とSurfaceGO2(サブディスプレイ)
ディスプレイ設定で拡張の設定で使っていますが、複製の設定でミラーリングも可能です。

ちなみに、最初は下記の画像のようにブロックノイズが出てしまい、全然うまく表示できませんでした。
20220927_225425.jpg

色々と原因を探ったところ、両方のPCが5GHz帯のWifiに接続されていたのが良くなかったようです。
試しに片方のPCを2.5GHz帯に切り替えたところ、ノイズもなく綺麗にプロジェクションが出来るようになりました。
おそらく電波干渉の類が発生していたのではないかと思われます。
そういえばここ最近我が家の5GHz帯のWifiは速度が安定せず時々切断されていたのですが、この辺が原因だったのかもしれません。

という訳でめでたく我が家のコンパクトPCは2台そろって1つのデュアルモニターPCに進化することが出来ました。
ちなみにWindowsのプロジェクション機能はなかなか優秀で、以前紹介したSpaceDeskの時よりもタイムラグは小さく、Youtubeで動画視聴も問題なくできるくらいのフレームレートが出ます。
文書入力などのそこそこ追従性が要求される作業もそれなりにこなせるレベルなので、非常に使い勝手は良さそうです。
という訳で、今回の一件で作業環境が大幅に改善されたので引き続き家計簿の入力を頑張っていこうと思います。

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2022年09月28日

SurfaceGOをサブディスプレイとして活用する話(動機編)

最近、GoogleスプレッドシートとGoogleフォームを組み合わせて家計簿入力システムを構築しました。
そしてその入力係に自分が指名されてしまい、過去9か月分のレシート情報やら通販情報、ネット費用、携帯料金を夜な夜な入力しています。
基本的に作業はリビングのテーブルにSurfaceGOを引っ張り出して入力作業をしているのですが、通販の履歴をネットで調べながら入力するには画面のサイズが若干足りない感じです。
集計結果をスプレッドシートの画面で確認する際も、画面が狭いのでいちいちウィンドウを切り替えての作業となり、なかなか効率が上がらないのが現状です
↓家計簿入力システムと家計費集計画面。SurfaceGOの画面サイズでは同時表示はなかなか厳しい
スクリーンショット (8).png

以前はAndroid搭載のXperiaZ2TabletにSpaceDeskをインストールしてサブディスプレイとして使用していたのですが、息子が割って壊してしまったので、その技は現在使用不能です。
じゃあ画面の広いデスクトップPCを使ってやればいいじゃないかという話もあるのですが、デスクトップPCの作業スペースは狭く、レシートを広げて作業するには若干場所が足りません。
リビングにテレワーク用のごつい据え置きディスプレイを引っ張り出すのもアリといえばアリなのですが、重たくて持ち運びが相当な負担がかかる上に、配線もごついのでセッティングもかなり面倒な感じです。
最近流行りのモバイルディスプレイの購入も検討しましたが、お値段がそこそこ張るのでなかなかそこまでの出費に踏み切れませんでした。
ではどうするか?
色々調べた結果、WindowsPCにはプロジェクション機能というものが標準で搭載されており、それを使う事でPCを他のPCのサブディスプレイとして使用する事が出来る事が分かりました。
幸い我が家には扱いやすい小型のWindowsPCが無駄に2台あります。
1台はSurfaceGO、そしてもう1台はOneMix4です。
この2台のPCのどちらかをサブディスプレイ化し、並べて作業すれば効率倍増する事間違いなしです。
2台の使い分けとしては、処理速度の速いOneMix4を母艦にし、タブレット形状のSurfaceGOをサブディスプレイという使い方が良さそうな感じです。
という事で、次回からはWindowsタブレットを使ったデュアルモニター環境の構築について書いていこうと思います。

2022年09月17日

OneMix4をWindows11にアップグレードする話(3)

OneMix4をWindows11にアップグレードの件の続きです。

今回は実際に行ったインストールの手順と気になった点について紹介し、最後にWindows11の使い勝手についても若干述べてみようと思います。

まずWindows10をWindows11にアップグレードするにあたり、インストール要件を満たしているPCはWindowsUpdateからワンタッチで実施することが可能です。
↓(例)SurfaceGOのWindows11アップグレード画面
スクリーンショット (70).png
一度アップグレードの実行ボタンを押すと、あとは全自動でインストールしてくれますが、OneMix4はそもそもこの画面が出てきません。
なので、OneMix4をアップグレードするにはメーカーが配布する特殊なアップグレードツールを使う必要があります。
インストールマニュアルはこちらになります

ツールのダウンロード先もマニュアル内から飛ぶことができます。

ただし、このアップグレードツール(Win11Tool.zip)はシステムに大いに影響を与えるコードを含んでいるので(OSが変わるので当たり前?)、セキュリティーツールが反応し、ダウンロードした瞬間もしくはZIPファイルを解凍した瞬間に自動削除されてしまいます。
なので、削除されたファイルを復元するか、セキュリティーツールを切った状態で作業をする必要があります。

セキュリティーソフトが反応せず、アップグレードツールが起動出来たら、あとはマニュアルの手順に従ってインストールを進めていくことになります。
基本的にwindowsのメディアクリエーションツールを使うのですが、マニュアルに従ってメニューを進めていくにあたり、以下のような設定をする事になります。
・このPC にお勧めのオプションを選択にチェックを入れる
・使用するメディアでISOファイルを選択
→おそらくツール同梱のISOファイルを使わないとマイクロソフトのサイトからインストールファイルをダウンロードすることになり、そこで弾かれてしまうのではないかと思われます。
・更新プログラム、ドライバー、オプション機能の入手については”今は実行しない”を選択
→これも同じく
ちなみに、ここで選択を間違えると、OneMix4がWindows11のインストール要件を満たしていないのがバレてしまい、インストールは中断されるようです。
↓エラー画面
install_err.png

この辺りの関門をくぐり抜ければ、あとはほぼ一本道でWindows11をインストールすることが出来ました。

20220702_100439.jpg

20220702_101319.jpg

20220702_101839.jpg

20220702_101903.jpg

20220702_103102.jpg
↑インストール完了時点の画面。最初はWin10の時のままだったりしますので、あまり変わっていないような印象を受けます・・・ここでは壁紙をWindows11のシンボル的なやつに変えて新しい雰囲気を出しています。

という事で、いくつかややこしい部分はありましたが、OneMix4を無事Windows11にアップグレードすることが出来ました。
Windwos11はこれからいろいろな新機能が実装されていくので楽しみですが、とりあえずの使用感としては以下の部分が気になりました。

・画面右下の便利メニューの位置が変更になった
→Windows10だと画面右下の通知センターのアイコンをクリックすると色々な設定が一目で分かるようになっていましたが、Windows11になって同じ場所をクリックしたところ、その画面が表示されませんでした。
↓この画面が見つからなくなってしまい、同じ場所をクリックするとカレンダーと通知だけが表示されます
スクリーンショット (73).png

スクリーンショット (3).png

色々触ってみたところ、それに相当する画面は日付の隣の部分(バッテリーやwifiマークの辺り)をクリックすると出てくるようでした。
スクリーンショット (5).png

右下の鉛筆マークをクリックすると、このメニュー画面に機能追加削除が出来るようでした・
↓SurfaceGOを触っていると見つけました。
edit_controll.png

ちなみにこのメニュー画面に含まれていた画面の切り取り機能は重宝していたのですが、こちらはSinppingToolというアプリに置き換わったとの事で、画面を切り取りたいと思ったらわざわざスタートメニューからこのツールを起動しなくてはいけなくなってしまいました。(ここが最も不満な点)

・右クリックメニューが分かりにくくなった
Windows10では右クリックで、コピー、貼り付け、編集といった文字のメニューが表示されたのですが、Windows11では、一部の機能が文字ではなく変な場所にアイコン表示されるので、直感的に分かりにくくなってしまっています。
特にコピー貼り付けがそうなってしまっているのでどのアイコンがどの操作なのか、瞬間的に戸惑う時があります。
スクリーンショット (4).png

・OS自体の体感速度はそこまで変わらない
ここはかなり懸念していたのですが、今のところ体感で大きな差は感じていないです。
インストールしたPCがOneMix4なのでそう感じるだけなのかもしれませんが・・・

・スタートメニューが中央に来るが・・・
ここも前評判で色々言われていましたが、好みの問題かなと思います。
ただし、これは設定で位置が変えられるので、従来のWindows10スタイルが良い場合は左に寄せることが可能です。
スクリーンショット (2).png

元々の壁紙で、スタートボタンを左寄せにすると、ほぼ以前のWindows10と同じような雰囲気になってしまいますね・・・
スクリーンショット (3).png

という事で、Windows11は操作性の変更点に戸惑う所ですが、慣れるとそこまで気にならないのかなとも思ったりもしています。
これからの新機能の実装に期待しつつ、新しいOSに慣れていこうかと思います。

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2022年09月04日

OneMix4をWindows11にアップグレードする話(2)

今回は前科に引き続き、OneMix4をWindows11にアップグレードする話です。

まずOneMix4は小型軽量でありながら、携帯性、拡張性、マシンスペックを兼ね備えた話題のUMPCです。
難点は本体のキーボードの配列や操作性、そして本体の基本スペックが挙げられます。
特に問題なのは、「TPM2.0非対応」という所です。

ここ最近新品のWindowsPCの搭載OSはWindows11が主流になりつつあります。
そして、既存のPCもWindwos11への無償アップグレードが可能です。
問題はそのWindwos11のインストール要件です。
Windows11はインストール要件にかなり厳しいハードウェアの制約を設けています。
そのため、それがネックでWindows11にアップグレードできないPCが続出しているのが現状です。
我が家のPCも半分くらいがアウトです。
具体的な条件は以下の通りです。
@1ギガヘルツ以上で2コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは SoC
→これは大体クリアできます。たまにローエンドで32ビットしか対応してないプロセッサがありますが、普通にパソコンを選んでいたらほぼクリアできるのではないかと思われます。

ARAM搭載量4GB以上
→Windows7の時代から使ってきたPCだと時々引っかかるのではないかと思います。
 特にネットのみのライトユーザー向けのPCだとメモリー2GB以下のものも出回っていたと思うので、その際はメモリー増設などが必要になると思います。

B64 GB 以上のストレージ デバイス
→SSDが出だした頃のPCはギリギリもしくは引っかかるものがあるかもしれません。
 初代SurfaceGOの下位モデルはギリギリ64GBだったと思います。
 マウスコンピューターの激安Windowsタブレットは32GBだったのでアウトですね。

CUEFI (PC BIOS の最新バージョンである Unified Extensible Firmware Interface の場合) と Secure Boot 対応
→この辺りはWindows7の時代は対応していないものがあったりすると思います。
 我が家のデスクトップPCやDELLのノートPC(Inetl第7世代CPU搭載のやつ)もアウトだったと思います。

Dトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM) バージョン 2.0搭載
→この辺りもWindows7の時代は対応していないものがあったりすると思います。
 同じく我が家のデスクトップPCやDELLのノートPC(Inetl第7世代CPU搭載のやつ)もアウトだったと思います。

一般的に我が家のPCもそうですが、この中で特に引っかかるのはCとDあたりが多いと思います。
特に古いマザーボードやBIOSで動いているPCは結構引っかかると思うのですが、なんとこのOneMix4もDに引っかかってしまっています。

ちなみにこの要件を満たすかどうかは、Microsoftが提供するWindowsPC正常性チェックというツールを使うと簡単に調べることができるようです。

ところが、最近のOneMix4はハードウェアに大きな変更も特になくWindows11搭載で発売しています。
調べてみたところ、メーカーが提供する特殊なツールを使う事で上記の問題を回避してWindows11を入れることができるようで、Windows10ユーザーにもそのアップグレード方法が提供されているとの事でした。

次回は実際に上記の方法を使ったアップグレードを実施したので、その内容についてアップしようと思います。
20220702_101907.jpg
↑Windows11にアップグレード中のOneMix4。

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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