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2022年10月30日

モバイルディスプレイを購入する話(動機編)

ここ最近、コロナの影響で以前のような出社一辺倒の働き方から、時差出勤、在宅勤務など、勤務形態の選択肢が増えてきている傾向にあります。
自分の職場も例外ではなく、在宅勤務を織り交ぜた働き方が定着しつつあります。
普段普通に出勤する場合は会社貸与のタブレットPCをドッキングステーションに接続し、有線のキーボード、マウス、LANケーブル、HDMI接続の24インチのFullHDのディスプレイを使って仕事をしており、タブレットPCのディスプレイは使わないか、もしくは据え付けのディスプレイのサブ画面として使っています。

ちなみに在宅勤務の環境はというと、ドッキングステーションは元々SurfaceGOやOneMix4を持っているのでそれ用に買ったものを接続し、USBポートで有線キーボードとBluetoothマウス、17インチの据え置き型ディスプレイを使って仕事をしています。
ただし、据え置き型のディスプレイは普段は場所をとるので物置にしまい込んいて、在宅勤務を行うたびに朝一番で物置から引っ張り出して、机にセッティングし、電源ケーブルとディスプレイケーブルをを接続するという重労働が付いて回るのが現状です。
さすがに旧型の据え置き型ディスプレイは重量もそこそこあり、持ち運ぶのにも一苦労、テーブルの上の位置を決めるのに一苦労、そして電源ケーブルを接続するのにも奥まった電源ポートにケーブルを挿すのも一苦労、D-subのディスプレイケーブルをねじ止めして接続するのも一苦労と、なかなか大変な思いをしてから在宅勤務に臨む必要があります。
以前の記事で紹介したプロジェクション機能を使って手持ちのWindowsタブレットをサブディスプレイ化するのもアリですが、画面サイズが足りないのと、そもそも自前のPCをそんな方法でセキュリティー監視が光っている会社のPCに接続しちゃってもいいのか?という疑問もあります。
そこで目についたのがモバイルディスプレイの存在です。
ここ最近職場の人も会議用でモバイルディスプレイを持ち歩き、リモート会議をしながらメールチェックや議事メモを取っているのを見て、これは在宅勤務にもかなり活用できるのではないかと思いました。
という事で今回はモバイルディスプレイを選定、購入し快適なテレワーク環境を構築してみようと思います。

次回はディスプレイの種類やサイズ、選定基準についてどのようなものを選んだかについて書いてみようと思います。

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2022年10月14日

外付けGPUを自作する話(効果検証編)

外付けGPUを自作する話の続きです。

今回は外付けGPUを接続する事による効果について検証しましたので、その内容について記載していこうと思います。

グラフィックボードを搭載してまず何をするか?
およそのPC好きの人は”ゲーム”だと思います。
という訳で普段やっているゲームソフトを動かしてみて、どの程度パフォーマンスが向上するかについて確認してみました。

まずはフォートナイトです
内蔵GPUに合わせた軽量設定でゲームをプレイすると、いきなり130FPSくらい出ました。。。
スクリーンショット (7).png
さすがにオーバースペック感が出すぎたので、設定を調整したところ、やはり最高設定だと30FPSくらいまで下がってしまったので、設定”高”あたりが妥当な線のようでした。
スクリーンショット (9).png
↑高画質設定でプレイしているところ。VSYNCをONにしているので、画面のリフレッシュレートの50fps貼りつきでプレイできました。

PUPGも試してみたところ、こちらも高画質設定で快適動作しました。
pubg_playing.png

PUBGは内蔵GPUだとマウスの動きに画面が追従せず、かなり設定を落としてプレイしていたので、操作性が劇的に改善し、とてもいい感じになりました。

マインクラフトは元々50fpsでプレイできていたので今回は省略です。

もう一つ気になるのは、この外付けGPUは普通にマザーボードに直接挿したグラフィックボードに対してどの程度性能が落ちるか?
という所だと思います。
確認のため、FF15ベンチをダウンロードして、デスクトップPCとノート外付けのスコアを比較してみました。
FF15benach.png
設定は両方とも1920×1080のFullHD、高品質の条件で比較しました。
グラフィックボードはGTX1660Tiを付け替えて使用しました。

結果は
デスクトップPC:6321
ノートPC+外付けGPU:5166
という事で、デスクトップの方が高スコアになりました・・・
性能差としてはデスクトップに対し外付けGPUのスコアは81.7%という事で、事前に聞いていた75%という予想に対しては若干高めの数値が出ているように感じました。

ちなみにデスクトップPCのスペックは
CPU:Corei7-3770(Passmarkスコア:6371)
メモリー:16GB
対してOneMix4は
CPU:Corei7-1160G7(Passmarkスコア:10162)
メモリー:16GB
なので、CPUスペックとしてはOneMix4の方が上になりますが、デスクトップのマザーボード直挿しのメリットがそれを補って余りあるという事になります。

とはいえ、普段ゲームをプレイする分には十分な性能を発揮してくれそうな上、超小型の外付けGPU(市販品の1/4以下の体積)を自作することができたという事で、今回の試みは成功だったと思います。
外観が若干ゴテゴテしているので、機会があればもう少し改良を加えてみようかなと思います。

参考までに、他との比較はこんな感じです。
hikaku_Graph.png
外付けGPU接続の状態ではOneMix4がGTX1050搭載のゲーミングノートPCよりも高性能になっています・・・

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2022年10月10日

外付けGPUを自作する話(組み立て、動作確認編)

先回に引き続き、外付けGPUを自作する話の続きです。

今回は機材が揃ったので、組み立て〜動作確認までの辺りを書いてみようと思います。

機材は以下の通りです。

・GPUドックセット
20221001_092228.jpg
上同梱セットは上記の写真の通りです。
・本体
・ブラケット(ATX,SFX電源用)
・ThunderBolt4ケーブル、ねじ類t
・工具
・取扱説明書

本体はカード状で、前面にUSB、ThunderBoltポートがあり、背面に電源コネクターが付いていました。
20221001_092429.jpg
アルミハウジングに収納されていてスマートな感じです。

・PC電源ユニット
今回は手持ちの300WのTFX電源を使いました。
20221001_093739.jpg

・グラフィックボード
GTX1660Tiのミニサイズのボードを持っていたので、それを使いました。

・ATX-TFX変換ブラケット
塗装のされた板金(若干分厚い)、希少価値なのか、そこそこ値段は張りました・・・

↓組み立てに使った部品たち
20221001_094431.jpg

さて、組み立ての手順はいたって簡単でした。
まずはTFX電源を変換ブラケットに取り付けました。
20221001_101154.jpg
ブラケットに取り付けねじが付属していました。
皿ネジ形状なので、ねじ頭が板金からはみ出ないようになっているようでした。

次に、電源ケーブルを本体に差し込みました。
使うケーブルは24ピンのメイン電源ケーブル(マザーボードに挿しこむやつ)と、8ピンのCPU用の電源でした。
20221001_101212.jpg


次に、本体付属のATX電源ブラケットに変換ブラケットをねじ止めし、電源を本体に取り付け、同時にグラフィックボードも取り付けました。
電源の取り付けに関してはブラケット同士のねじピッチがイマイチあっていなかったので、無理やり組付けた感じになりました。
20221001_101858.jpg

次にグラフィックボードに補助電源を取り付けました補助電源の使用はグラフィックボードに左右されますが、今回のGTX1660Tiは8ピンコネクタ×1でした。
20221001_101938.jpg

組み立ての手順は以上です。
試しに電源ユニットをコンセントケーブルに接続してみたところ、本体側面のパイロットランプが青色に点灯しました。
20221001_102039.jpg

この状態ではまだGPUドックは起動せず、PCとThunderBoltケーブルを接続した時点で自動的にグラフィックボードに電源が供給され、動作を開始する仕組みになっているようです。

↓PCに接続したところ、自動的に接続を認識し、グラフィックボードのファンが回りだしました。
20221001_102210.jpg

パイロットランプの色も青から緑に変わり、GPUドックが動作していることを知らせてくれます。
20221001_102247.jpg

PC側では接続された時点でドライバーのインストールが自動的に開始し、数分するとドライバー他NVIDIAのユーティリティーソフト等がインストールされ、グラフィックボードが使用できる状態になりました。
もし、ここで自動インストールが動かない場合はNVIDIAのホームページからドライバーソフトをダウンロードしてインストールすれば、グラフィックボードの認識は問題なく行われるようです。
↓ドライバーが入ると、一旦再起動を求められます
Driver_inst1.png
ちなみに、PCの再起動時に、外付けGPUをつなぎっぱなしにすると、再起動後に認識されませんでした。
試しにケーブルを抜き差しすると再度外付けGPUを認識してくれました。
↓再起動、再接続語デバイスマネージャーを覗くとGTX-1660Tiがちゃんと認識されていることが分かります
Driver_inst2.png

組み立てから動作確認までの作業は以上となります。
ついでに、電源ユニットのケーブルがごちゃごちゃしていたので、結束バンドでまとめてスッキリさせてみました。
20221001_210918.jpg

という訳で、自作のコンパクトな外付けGPUの製作は無事成功しました。
次回は外付けGPUを使った時の効果検証について書いてみようと思います。

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2022年10月08日

外付けGPUを自作する話(機器選定編)

外付けGPU自作の話の続きです。

今回は機器の選定について書こうと思います。

必要な機器は以下の通りです。
・GPU(グラフィックボード)

→当たり前ですが、GPU(グラフィックボード)が無いと始まりません。
 今回は比較的小型でそこそこの性能を持つGTX1660Tiを使いました。

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・ライザーカードもしくは、GPUドック
→グラフィックボードとPCを接続する機器です。
 PCIEスロットをThunderBolt3に変換する機能を持ちます。
 必要最低限の基本機能だけを持つものだとデータ通信のみですが、上位のモデルになってくるとUSBハブやPCへの給電機能を備える物も存在します。ちなみにこういったマニアックな機器は一般的な電気屋などでは売っていませんので、通販で入手します。
↓基本機能のみのタイプ:基板にケーブルが引っ付いているだけです。

ADT-Link M.2キーM NVMe外部グラフィックスカードスタンドブラケットとPCIe3.0 X4からThunderbolt 3ライザーケーブルPCI-Express外部アダプターケーブルEGPUアダプターITX STX NUC用25cm 50cm 32Gbs (25CM)

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ライザーカードにM.2ケーブルが引っ付ていて、更にその先にM.2をThunderBolt3に変換するアダプターが付属しているようです。

↓給電機能他、USBハブの機能まで使えるやつ

Thunderbolt ドック用, Thunderbolt GPU ドック用, グラフィックス ドッキング ステーション 外部グラフィックス カード GPU ドック プラグ アンド プレイ, ATX, SFX for FLEX, 40Gbps, Usb3.0 をサポート

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カード形状のスロットに直接グラフィックボードを挿しこむタイプですが、カード側面にThunderBolt3ポートが2つとUSB-Aポートが1つ付いています。ThunderBolt3の片方は給電機能付きとなっているので、こことPCを接続することでPCに給電しながら使用することが可能です。
また電源取り付け用のブラケットも付いているので、グラフィックボードと電源をひとまとめのユニットとして扱う事が出来るので、収納面でも有利となっています。
ただ、お値段が少し割高になっています・・・
→だいぶ数が出だしたので、値段が下がってきているようです(2023年12月時点)

今回はケーブル一本でGPU強化と充電もこなせ、なおかつブラケットで省スペースユニット化できそうな後者のGPUドックを採用することにしました。

・電源ユニット
→上記のユニットを動かすには外部電源が必要です。
一般的なデスクトップPCに組み込まれている電源ユニットのケーブル規格に対応しているので、とりあえず手持ちで遊んでいたTFX電源を使ってみました。
ちなみにGPUドック付属のブラケットはATX規格もしくはSFX規格にしか対応していないので、別途変換ブラケットを購入しました。
ちなみにこの種類のブラケットはマニアックすぎて、一般的な通販サイト(Amazonや楽天)では入手できず、Aliexpressを使用して入手しました。(リンク:ATX-TFX電源変換ブラケット

必要な機材は以上となります。
意外に簡単な気がしますね・・・
そして結果的にメルカリ等で完成品を買った方が安くつきそうな予感もしますが、省スペースの為なので頑張って組み立てようと思います。

ちなみに完成品はこんな感じです。外装も高級感があって非常に綺麗ですが、でかいです。サイズ感が気にならなければこっちの方が手っ取り早いかもしれません・・・
↓通常価格は5万円超ですが、今セールで安くなっているようです(22年10月現在)

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↓最上位モデル?RazerCoreX(有名ブランド)のやつ

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2022年10月02日

OneMix4をWindows11にアップグレードする話(TPM2.0対応編)

先日OneMix4をWindows11にアップグレードしたところですが、その後早速Windows11に新バージョンがリリースされてしまいました。
新バージョンのWindows11は22H2というバージョンで、新しいUIが搭載されたり、その他新機能が今後実装されたりアップグレードしておくと色々と使い勝手が良くなりそうな雰囲気です。
ただ、このバージョンに上げる際は、Windows11へのアップグレード条件を再度チェックされるとの事です。
つまり、Windows10→11に上げる時にインチキしたPCはチェックに引っかかってアップグレードできないという事になります。
うちのOneMix4はメーカー配布の怪しいツールを使ってTPM2.0非対応のチェックを逃れてアップグレードしてしまったので、上記の条件に引っかかることは火を見るより明らかです・・・
何か回避策が無いか、例によって色々と調べてみたところ、どうやらOneMix4のハードウェアというか、マザーボード自体はTPM2.0に対応しているのですが、BIOSが対応していないことが分かってきました。
そしてそのBIOSをアップデート出来たらめでたくOneMix4はTPM2.0対応のPCに生まれ変わることができるようです。
というか、後期型のOneMix4は既にこのBIOSを搭載しているからWindows11に対応しているという噂もあったりします(現物を持っていないのであくまでも聞いた話レベルですが・・・)

早速BIOSのリンク先を調べて、アップデートプログラムをダウンロードしてみました。
※メーカーに確認したところ、BIOSアップデート失敗による事故多発につき、アップデートプログラムの配布は中止にしたとのことです。(2023/12/3追記)

ファイルをダウンロードしたらZIPファイルを展開すると、”T10-TPM-BIOS-Auto”というフォルダーが出現しますので、適当な場所に移動します(C:の直下など)
その中に入っているBIOSアップデートプログラムを実行するとTPM2.0対応になるようです。

実際に試してみました。
上記フォルダーの中のFBIOS.cmdというファイルを右クリックし、”管理者として実行”します。
BIOS_UPDATE.png

するとWindowsからこのファイルはシステムに重大な影響を与えるファイルですとかいう警告が出てきますが、”詳細情報”をクリックし、画面右下の実行ボタンを押します。
Windows_secure.png

すると、BIOSアップデートプログラムが起動します。
EXEC_UPDATe.png

何かキーを押すと実行なので、Enterキー等を押してアップデートプログラムを実行します。

数分後、BIOSのアップデートは自動的に完了しますので、コマンドプロンプトが閉じたら手動でPCを再起動します。
再起動直後はBIOSアップデートのために数分間ブラック画面が続きますが、焦らず電源を切らずに待っているとBIOS画面が起動し、通常通りWindowsが起動します。

確認のため、デバイスマネージャーのセキュリティデバイスの項目をチェックすると、TPM2.0モジュール(トラステッドプラットフォームモジュール2.0)が認識されていました。
TPM2_install.png

これで我が家のOneMix4は晴れてWindows11に正式対応したPCになる事が出来ました。
今後のアップデートも安心して受ける事が出来そうです。

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2022年10月01日

外付けGPUを自作する話(動機編)

今回は外付けGPUを自作で組む話をしようと思います。

一応自宅にはグラフィックボードを搭載したデスクトップPCが1台あります。
このPCは元々TFX規格のスリムデスクトップPCだったのですが、その状態だとロープロファイルタイプのグラフィックボードしか搭載できず、ゲーミング性能も快適にプレイできる必要最低限の性能しか得られない状態でした。
そこでケースをATX規格のものに入れ替え、フルサイズのグラフィックボードを搭載できるように改造したのですが、デスクトップだと置き場所が限定されるので、ゲームをするたびにデスクトップが置いている書斎スペースに籠らないといけません。
そこで思い立って購入したのがゲーミングノートPCでしたが、こちらは息子のゲーム機兼自宅学習機として占領されてしまい、ほぼ使えない状態です。
そこでまたまた購入したのが通勤の友とゲーミングを両方こなせるOneMix4という訳ですが、このPCに関してもグラフィック性能は内蔵GPUとしては最高クラスではあるものの、ゲームをフル画質で楽しむには若干パワー不足感は否めない感じです。(もちろん設定をそれなりに落とせばそこそこ快適にプレイできることはできます)
若干の性能不足を感じているところで、OneMix4を購入する際、レビュー動画などで予習していたと時に、とあるYoutuberが外付けGPUを使って快適にゲームをしていたのを思い出しました。
外付けGPUはeGPUともいわれ、ThunderBolt規格に対応した外付けPCIEスロットにグラフィックボードを搭載することで、パソコン本体のグラフィック性能を飛躍的に向上させる機器です。
つまり、グラフィックボードを搭載していないPCでも、これを接続することで、グラフィックボードを搭載PCと同じ性能を発揮できるようになるという訳です。
なかなか面白そうな仕組みなので、前々から気にはなっていたのですが、以下の事が気になって購入を渋っていました。
その主な理由は
・価格が高い
→新品で購入すると5万円くらいします。ニッチな製品なので、製造ロットが小さく単価が下がらない事は容易に想像できますが、外付けGPUという付加価値もお値段にかなり乗っかっているようにも感じました。
 Thunderbolt対応のライザーカードと冷却ファンと電源ユニットをちょっとかっこいい金属の板金BOXに収納した物なのですが、原価を考えると割高感は否めないです。

・サイズが無駄に大きい
→カタログスペックを見ると、幅13〜17cm、高さ23〜27cm、奥行き36〜43cmとかなり巨大です。
 おそらくハイエンドサイズのグラフィックボードはやたらと長いので、そこまで対応しようとするとこのサイズにならざるを得ないという所かと思います。
 とおはいえ、リビングテーブルでノートPCの横にこんな巨大な箱を置いてゲームするくらいなら、おとなしくデスクトップPC使った方が・・・ と思ったりもしてしまいましたし、普段使わないときに収納するスペースも馬鹿にならないところです。

・重量もかなり重たい
→重量も3〜6kgとかなりヘビーです。
 リビングテーブルでちょっとゲームする度に毎回かなりの筋トレを強いられる事になりそうな予感が・・・

・グラフィックボードの性能を最大限に引き上げることができない
→ベンチマークのデータを見ると、マザーボード直挿しに対して75%くらいの性能しか出ないとの事です。
 その分グレードの高いグラフィックボードを搭載すると余計に金がかかるみたいな構図が成り立ちます。

などでした。
ちなみに 価格はメルカリで探すと2〜3万円まで下がるようでしたが、どちらかというとサイズと重量感がネックで購入を躊躇していた感じです。

そもそも、原理は分かっているので、必要な部品だけを購入し、あとはあり合わせの手持ちの部品で自作できるんじゃないか?と思ったりもしていました。
試しにネットや動画を色々と調べたところ、予想通りeGPUは自作できるようでした。

一応手持ちのパーツとしては、電源、グラフィックボードはあるので、ThunderBolt3に対応したライザーカード的なパーツを買えば自分にも自作できそうな雰囲気です。
という事で、今回は手持ちのパーツを組み合わせてeGPUを自作する話を書いていこうと思います。

次回は部品の選定、やユニットの組み立てについて書いてみようと思います。

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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