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2022年10月02日

OneMix4をWindows11にアップグレードする話(TPM2.0対応編)

先日OneMix4をWindows11にアップグレードしたところですが、その後早速Windows11に新バージョンがリリースされてしまいました。
新バージョンのWindows11は22H2というバージョンで、新しいUIが搭載されたり、その他新機能が今後実装されたりアップグレードしておくと色々と使い勝手が良くなりそうな雰囲気です。
ただ、このバージョンに上げる際は、Windows11へのアップグレード条件を再度チェックされるとの事です。
つまり、Windows10→11に上げる時にインチキしたPCはチェックに引っかかってアップグレードできないという事になります。
うちのOneMix4はメーカー配布の怪しいツールを使ってTPM2.0非対応のチェックを逃れてアップグレードしてしまったので、上記の条件に引っかかることは火を見るより明らかです・・・
何か回避策が無いか、例によって色々と調べてみたところ、どうやらOneMix4のハードウェアというか、マザーボード自体はTPM2.0に対応しているのですが、BIOSが対応していないことが分かってきました。
そしてそのBIOSをアップデート出来たらめでたくOneMix4はTPM2.0対応のPCに生まれ変わることができるようです。
というか、後期型のOneMix4は既にこのBIOSを搭載しているからWindows11に対応しているという噂もあったりします(現物を持っていないのであくまでも聞いた話レベルですが・・・)

早速BIOSのリンク先を調べて、アップデートプログラムをダウンロードしてみました。
※メーカーに確認したところ、BIOSアップデート失敗による事故多発につき、アップデートプログラムの配布は中止にしたとのことです。(2023/12/3追記)

ファイルをダウンロードしたらZIPファイルを展開すると、”T10-TPM-BIOS-Auto”というフォルダーが出現しますので、適当な場所に移動します(C:の直下など)
その中に入っているBIOSアップデートプログラムを実行するとTPM2.0対応になるようです。

実際に試してみました。
上記フォルダーの中のFBIOS.cmdというファイルを右クリックし、”管理者として実行”します。
BIOS_UPDATE.png

するとWindowsからこのファイルはシステムに重大な影響を与えるファイルですとかいう警告が出てきますが、”詳細情報”をクリックし、画面右下の実行ボタンを押します。
Windows_secure.png

すると、BIOSアップデートプログラムが起動します。
EXEC_UPDATe.png

何かキーを押すと実行なので、Enterキー等を押してアップデートプログラムを実行します。

数分後、BIOSのアップデートは自動的に完了しますので、コマンドプロンプトが閉じたら手動でPCを再起動します。
再起動直後はBIOSアップデートのために数分間ブラック画面が続きますが、焦らず電源を切らずに待っているとBIOS画面が起動し、通常通りWindowsが起動します。

確認のため、デバイスマネージャーのセキュリティデバイスの項目をチェックすると、TPM2.0モジュール(トラステッドプラットフォームモジュール2.0)が認識されていました。
TPM2_install.png

これで我が家のOneMix4は晴れてWindows11に正式対応したPCになる事が出来ました。
今後のアップデートも安心して受ける事が出来そうです。

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この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
そして無事Win11化のご報告ありがとうございます。

しかし、同じルーチンで今回はうまくいくという事はアップデートプログラムの本体の情報を拾うやり方が今一つ安定しない数値を基に組まれている可能性がありそうですね。

いずれにしても成功おめでとうございます。
Posted by 1000羽 at 2023年09月23日 17:11
お世話になります。以前コメントさせていただいた者です。
ファイルをいただいてから大分時間が経ちましたが、このままWin10で運用するよりは思い切ってWindows11にしてしまおうか、という気持ちになってきたため、改めてTPM2.0化にトライしました。
前回TPM2.0化しようとしたときには、当方のOneMix4ではメモリの動作周波数の判定文を抜けてしまうという状況だったので、最悪その後に続く命令文をそのまま直で実行してしまおう、と思っていたのですが、本日再度FBIOS.cmdを実行したところ、何とそのままBIOSのUpdateが問題なくあっさりと完了してしまいました。うーん、前回あんなに苦しんだのは何故だったのだろう・・・
ともあれ、BIOS update完了後リブートし、無事TPM2.0がデバイスマネージャー上に出現し、無事Windows11にUpdateすることが出来ました。
これまで親身にご相談に乗っていただき、大変ありがとうございました!!
これからもOneMix4を使い倒したいと思います。
Posted by James at 2023年09月22日 02:00
続報です。
やはり気になったので、自分のPCで実験しました。
結果、FBIOS.cmdの内容を書き換えて実行したらアップデートプログラムが走りました。

FBIOS.comをテキストエディターで開き、メモリー容量を検出するルーチン(REM 判断内存容量と書かれているブロック)の最後に条件式1セットをコピペし、判定条件を自分のOneMixのsysteminfoで出てきた容量(16,123 MB)に書き換えてみました。
↓書き加えた内容
for /f "tokens=2,5" %%i in ('type %cd%\systeminfo.txt ^| find "16,123 MB"') do (
@echo.>%cd%\16G.txt
set mem_1=16G
)
すると、フォルダー内に"16G.txt"が生成され、BIOSアップデートプログラムが実行されました。
あくまでもうちの環境での結果なので、同じ結果になるかどうかは分かりませんが、ご参考までに。
Posted by 1000羽 at 2023年05月14日 13:11
FBIOSコマンドの内容をこちらでも確認してみました。
大まかな処理の流れとしては

@設定ファイルが残っていたらそれを消去
APCのシステム構成(主にメモリー容量とメモリーチップの種類)をコマンド結果をテキストに落として文字列検索を使って事前に判別
B判別用のファイル作成(おそらくファイルの中身というよりかはファイルが作られたかどうかで判別しているようです)
C作成したファイルの有無を基準にBIOSファイルを切り替えてアップデートプログラム実行
という感じみたいですね。
一つ目の大きな分岐はメモリー容量のようですね。
(8GBもしくは16GB)
その次はメモリーの周波数(Googleさんで中国語を翻訳して解読しました)
→2400,3200,3733,4267Hzの4種類で分岐

ちなみにこれらの判別結果は続けるには何かキーを・・・の画面の時に表示されるように組まれているようです。

うちのOneMix4はメモリー容量16GB、メモリー周波数は2400Hzだったので、

FPTW64new -f t10__vbtnew2400_16G_50HZ.bin -Y

が実行されたっぽいですが、今回試行するとメモリーの容量判別が上手くいっておらず、コマンドが実行されていないようでした。
(16G.txtが生成されていない)
systeminfoのコマンドの実行結果と、メモリー容量判別条件式を照合したところ、物理メモリーの合計値とプログラム上のメモリー容量の判別値が一致していない事が分かりました。
うちのOnemix4の物理メモリー合計:16,123 MB
プログラムに入っている判定の条件:16,296 MB、16,297 MB、16,127 MB、16,126 MBのどれかに一致することで16G.txtが生成される。

コマンドの実行条件を自動判別しているので、それぞれのコマンドを手動で実行し、その出力結果から条件を読み取って、その条件に当てはまるBIOSファイルを突き止め、管理者権限のターミナルから手動でコマンドを実行するか、FBIOS.cmdの16GB判別条件をsysteminfoで取得したメモリー容量に書き換えて実行することで、アップデートは走りそうですが、確かにやるのはちょっと怖いですよね。。。
Posted by 1000羽 at 2023年05月14日 12:16
ご報告ありがとうございます。
上手くいかなかったようで残念です・・・
こちらでもアップデートプログラムを動かしてみましたが、以前と挙動が異なり、ご報告いただいた感じの動きになっていました。
当初の時点から何か条件が変わってしまったのかもしれませんね。

こちらも、何らかの情報があればまたアップさせていただきます。
Posted by 1000羽 at 2023年05月13日 22:34
お世話になります。
ファイルをいただきましたのでその後の顛末を報告させていただきます。
まず、当方のOneMix4はWndows10をクリーンインストールした状態で、その状態でBIOSアップデートを掛けようとしたのですが、1000羽さんとは違う状態になりました。
まず実行すると、「Windowsからこのファイルはシステムに重大な影響を与えるファイルですとかいう警告」という青い画面が出ずに、すぐにコマンドプロンプトの黒い画面になり、すぐに終了してしまいます。その状態で再起動をしても普通にWindows10が立ち上がるだけで、デバイスマネージャーを起動して確認してもTPMの項目は出現しません。
このため、FBIOS.cmdのファイルをエディターで開き、確認しましたが、原因はWIMCコマンドでメモリチップセットの情報を取得する際に、日本語で出力されてしまい、その後の処理を抜けてしまっているようです。
wmicコマンドの出力形式を英語になるように色々試しましたがまだ成功に至っていません。
出力内容を元に、正しく出力されれば恐らく次にはこのコマンドが実行されるのだろう、という当たりは付いているのですが、自分もそこまでプログラミングに詳しい訳ではないため、100%確証が得られないため、とりあえず当面は今のままにしておこうかな、と思っています。
折角ファイルをいただいたにも関わらずうまくいきましたという報告にならず申し訳ございません。
Posted by James at 2023年05月13日 12:37
無事ダウンロードできて良かったです。
アップデートうまく行くと良いですね。
Posted by 1000羽 at 2023年05月06日 09:40
ありがとうございます!
無事ダウンロードできましたので、試してみます。
Posted by James at 2023年05月05日 03:04
コメントありがとうございます。
BIOSアップデートプログラムのファイルを探したところ、NASに保存していました。
http://macchonprn.g1.xrea.com/temp/T10-TPM-BIOS-Auto.zip
にアップしてみました。
ダウンロードしようとするとセキュリティーに引っ掛かりますが、保存できると思います。
Posted by 1000羽 at 2023年05月04日 16:40
お世話になります。
最近OneMix4を中古で購入した者です。
これまでずっとTPM2.0にする方法を探してきて、ついにこちらのブログにたどり着きました。
こちらのブログは非常に興味深く拝見させていただきましたが、こちらの記事にあるリンクのところには現在T10-TPM-BIOS-Autoのファイルが無いようです。(代わりにT08-TPM-BIOS-Auto1.0NEW(not for AMD)というファイルはあります)

もしよろしければ、の話ではありますが、もしまだファイルを保存されているようでしたらシェアしていただくことは可能でしょうか。勿論、シェアしていただいた際には、こちらから他者へのシェア等は一切しないことをお約束させていただきます。(当方メディア関係者でも、ブログ等の開設者でもありません)

ご検討のほどよろしくお願いします。
Posted by James at 2023年05月03日 10:30
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