一応自宅にはグラフィックボードを搭載したデスクトップPCが1台あります。
このPCは元々TFX規格のスリムデスクトップPCだったのですが、その状態だとロープロファイルタイプのグラフィックボードしか搭載できず、ゲーミング性能も快適にプレイできる必要最低限の性能しか得られない状態でした。
そこでケースをATX規格のものに入れ替え、フルサイズのグラフィックボードを搭載できるように改造したのですが、デスクトップだと置き場所が限定されるので、ゲームをするたびにデスクトップが置いている書斎スペースに籠らないといけません。
そこで思い立って購入したのがゲーミングノートPCでしたが、こちらは息子のゲーム機兼自宅学習機として占領されてしまい、ほぼ使えない状態です。
そこでまたまた購入したのが通勤の友とゲーミングを両方こなせるOneMix4という訳ですが、このPCに関してもグラフィック性能は内蔵GPUとしては最高クラスではあるものの、ゲームをフル画質で楽しむには若干パワー不足感は否めない感じです。(もちろん設定をそれなりに落とせばそこそこ快適にプレイできることはできます)
若干の性能不足を感じているところで、OneMix4を購入する際、レビュー動画などで予習していたと時に、とあるYoutuberが外付けGPUを使って快適にゲームをしていたのを思い出しました。
外付けGPUはeGPUともいわれ、ThunderBolt規格に対応した外付けPCIEスロットにグラフィックボードを搭載することで、パソコン本体のグラフィック性能を飛躍的に向上させる機器です。
つまり、グラフィックボードを搭載していないPCでも、これを接続することで、グラフィックボードを搭載PCと同じ性能を発揮できるようになるという訳です。
なかなか面白そうな仕組みなので、前々から気にはなっていたのですが、以下の事が気になって購入を渋っていました。
その主な理由は
・価格が高い
→新品で購入すると5万円くらいします。ニッチな製品なので、製造ロットが小さく単価が下がらない事は容易に想像できますが、外付けGPUという付加価値もお値段にかなり乗っかっているようにも感じました。
Thunderbolt対応のライザーカードと冷却ファンと電源ユニットをちょっとかっこいい金属の板金BOXに収納した物なのですが、原価を考えると割高感は否めないです。
・サイズが無駄に大きい
→カタログスペックを見ると、幅13〜17cm、高さ23〜27cm、奥行き36〜43cmとかなり巨大です。
おそらくハイエンドサイズのグラフィックボードはやたらと長いので、そこまで対応しようとするとこのサイズにならざるを得ないという所かと思います。
とおはいえ、リビングテーブルでノートPCの横にこんな巨大な箱を置いてゲームするくらいなら、おとなしくデスクトップPC使った方が・・・ と思ったりもしてしまいましたし、普段使わないときに収納するスペースも馬鹿にならないところです。
・重量もかなり重たい
→重量も3〜6kgとかなりヘビーです。
リビングテーブルでちょっとゲームする度に毎回かなりの筋トレを強いられる事になりそうな予感が・・・
・グラフィックボードの性能を最大限に引き上げることができない
→ベンチマークのデータを見ると、マザーボード直挿しに対して75%くらいの性能しか出ないとの事です。
その分グレードの高いグラフィックボードを搭載すると余計に金がかかるみたいな構図が成り立ちます。
などでした。
ちなみに 価格はメルカリで探すと2〜3万円まで下がるようでしたが、どちらかというとサイズと重量感がネックで購入を躊躇していた感じです。
そもそも、原理は分かっているので、必要な部品だけを購入し、あとはあり合わせの手持ちの部品で自作できるんじゃないか?と思ったりもしていました。
試しにネットや動画を色々と調べたところ、予想通りeGPUは自作できるようでした。
一応手持ちのパーツとしては、電源、グラフィックボードはあるので、ThunderBolt3に対応したライザーカード的なパーツを買えば自分にも自作できそうな雰囲気です。
という事で、今回は手持ちのパーツを組み合わせてeGPUを自作する話を書いていこうと思います。
次回は部品の選定、やユニットの組み立てについて書いてみようと思います。
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