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2021年10月30日

OneMix4を買ってみた話(実機使用感続き)

OneMix4を購入して約1か月半経過しました。
その後、通勤の友および自宅のゲームマシンとして大活躍中です。

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↑様々な場面で活躍されているOneMix4様


その後、使っていて気付いた点がありましたので、追加レビューします。
・使っているとキーボードは慣れる。
最初は変則配列に戸惑いましたが、慣れると通常の速度でタイピングできるようになりました。
キータッチの取りこぼしも、キーの打ち方を丁寧、強めを意識(感覚としては意識的にキーボードのバチバチ感を味わいながら打つような感じ?)して使っていたところ、それが自分の中でデフォルトになっていき、結果的にほぼ発生しなくなりました。

・電源入らない問題は帯電が原因?
電源スイッチを入れると画面が付かず、そのまま電源が切れてしまう現象が発生し、最初は故障かと思いましたが、置き場所を変えずに使っているとまず発生しない事や、発生するタイミングは通勤カバンから出して使う一発目に集中していることから、カバンの生地との摩擦で本体が帯電しているのではないかと思われます。
ちなみに我が家のデスクトップPCも、電源ユニットの再配線を行った際に同様に帯電してしまい、しばらく電源が入らなかった事があります。
この現象もこれと同様のものなのではないかと思われます。

・自前の充電器を準備する場合は出力と相性問題に注意
付属の純正充電器だけを使っている分には問題ないのですが、外出用などに充電器を買い足す場合は、モノによっては正常に充電できないものが存在するので注意が必要です。
まずPCを使用している状態で充電をしたい場合、少なくとも純正充電器以上の出力(45W以上)を持った充電器を選定しないと、出力不足で充電できない、もしくは充電能力が追い付かず、充電していてもバッテリーが減っていくという問題が発生する可能性が高いです。
また、出力が高くても、充電器自体の相性問題もあるようで、自分が持っているAukey製の45WPD充電器は相性が微妙でした。
発生した現象は下記となります。
・PC使用中は充電が中断再開を繰り返し、まともに充電できず
・電源OFF状態だと普通に充電できる。
・何故かドッキングステーションを間にかますと何の問題もなく充電できる・・・
おそらく充電器とPC本体の間で給電の電力を交渉するチップ同士の相性なのかな?と思うのですが、どの機種が充電できるかが今ひとつわからず、結果的には自前充電器は使わず無難に純正の充電器を使って対応しています。
ちなみに充電用の18WのPD電源を使った場合は、PCの電源ON/OFFにかかわらず充電は出来ませんでした・・・相性なのか出力不足なのかはちょっと不明です。(おそらく両方?)
ついでに言うと、職場のタブレットPCに使用しているPD65WとHP純正のドッキングステーションとの組み合わせだと、ドッキングステーションをかまして充電すると、ドッキングステーションごと認識しなくなり、充電できませんでした。
その代わり、電源を本体直挿し、ドッキングステーションも別ポートに個別で直挿しすると、両方とも正常認識される始末でした・・・ここはまさに相性問題ではないかと思っています。
この辺りは当たり外れが激しそうなので、ネット記事や知人の充電器を借りたりしながら、当たりの充電器を模索するしかなさそうな感じです。
モバイルバッテリーもPD対応であれば原理上は充電可能ですが、上記と同様の問題が発生しますので、選定においては同じく注意が必要ではないかと思われます。

現在ぶち当たっている問題は主に充電器問題ですが、リサーチをしっかり行いながら機器選定を行っていきたいと思います。


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2021年09月20日

OneMix4を購入してみる話(実機レビュー編2)

今回は前回に引き続いて、OneMix4の実機の使用感についてです。
購入後1週間、ひたすら使い倒した結果、感じたことを以下に羅列していこうと思います。

・処理速度は全く文句なし。
→ここはさすがCPUスコア1万点超えのCore-i7搭載だけあって、処理速度は爆速です。
普段の操作でももたつくことは一切なし、3Dグラフィックもチップ内蔵のIrisXeGraphicsが強力なので、GeforceGTXシリーズ等の本格的なグラフィックボードにはかなわないものの、かなりいい動きを見せてくれます。

スクリーンショット (11).png
↑マインクラフト(ノーマル)をプレイしているところ。
ワールド生成時点ではfpsが落ちますが、それ以降はコンスタントに50fps出ていました。そして負荷的にはまだ余力がありそうな雰囲気でした。
もしかしたら50fps上限リミットがかかっている疑惑ありです。

スクリーンショット (3).png
↑マインクラフト(シェーダーMOD入り)をプレイしているところ。
さすがにGPUのパワーが足りず、20fps辺りにとどまっています。
デスクトップのGTX1650であればコンスタントに60fps出るところなので、やはりこの辺りが内蔵グラボの限界かなという感じです。
GPUのベンチマークを見てもこのPCに搭載されているIrisXeGraphics(96EU)は、GTX1650の半分程度の性能なので、順当といえば順当な結果かなという感じです。

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↑フォートナイトをプレイしているところ。
インストール直後のオートチューニング設定で30fpsリミットの設定が当たったので、そのままプレイしてみました。
結果、初期スポーン時、プレイ開始直後のステージ描画処理の際はコマ落ちが見られましたが、通常のプレイ時はそこそこ滑らかに動作しました。
画質も従来のIntelHDGraphicsの類とは段違いに綺麗に描画できているので、実プレイには十分耐えうるという感じでした。

・高負荷時の発熱は凄い
→さすがにGPUとCPUを全開で酷使する3Dゲームをプレイしたり、Androidエミュレーターを動かしたりすると、チップが発熱し、冷却ファンがキーンという甲高い音を立てて全開で動き出します。
そして、全身アルミボディーなので熱伝導性が良く、発熱はキーボード側にも結構伝わってきてかなり熱くなってしまいます。
温度的には火傷するほどではありませんが、気になるのであれば外付けキーボードもしくはコントローラーを使った方が良いかもしれません。

次に、最大の懸案事項だったキーボードの使い勝手については、やはりそれなりに癖がありましたので、気になった点について以下にまとめてみました。

・ホームポジションが画面中心からやや右にズレる。
普通の使いやすいといわれているノートパソコンは、画面や本体の中心とタイピングのホームポジションの中心が揃っています。しかし、このOneMix4は、画面の中心に対してタイピングする両手のホームポジションの中心線がやや右にズレています。その結果、ホームポジションに手を置いたとき、右手の小指に割り当たるはずのキーが別の位置に配置されているので、タイプしていると、画面に対して少し右寄りに座って、なおかつ右側の1/4が切り落とされたフルサイズキーボードをタイプしているような感覚に陥ります。
数o程度のズレですが、意外にこの違和感は大きく、文字を打っていると右の小指が結構空振りして非常に変な感じです・・・
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とはいえ、先回購入したMSIのゲーミングノートも同じようにホームポジションがズレていたので、この問題はOneMix4特有の問題という訳ではなさそうです。
意識的に体の中心をPCから右にズラしてタイピングをする事で50音の文字のタイピングについてはそれほど違和感なく行うことができるようになりました。

・キーピッチが広いのはメリット
OneMix4は標準キーボードに19mmに近い18.5mmのキーピッチを実現しています。
UMPCの小型化のデメリットを最大限に克服しようとするメーカー側の意図が感じられます。
実際に使ってみてもキーピッチが広いので、通常のアルファベットキーを使ったタイピングについてはそこそこ快適であると感じました。
逆にこっちに慣れてしまうと、キーピッチ17mmのSurfaceGOに戻れなくなってしまいそうです。

・記号キーは一応努力の痕跡あり?
アルファベットキー以外のキー配列は正直かなりめちゃくちゃですが、使用頻度の高いカンマ、ピリオド、スラッシュ、ハイフン、アットマークなどのキー配置についてはフルサイズキーボードと同じ位置関係に来るように配置しているようです。
ただし、コロンやセミコロン、鍵括弧キーなどはとんでもない位置に配置されていたり、タブキーはキャップスロックキーと統一、半角キーは通常の1段下に配置されているので、打つときは見ながらという感じになりそうです・・・

・キータッチは好みが分かれるところ
キーボードの質感はそこそこの出来栄えだと思いますが、打鍵感は反発感が強く、タイプの感度も若干鈍めという印象です。
逆にSurfaceGOのタイプカバーは軽快でバチバチと打てる上に、指が半当たりでもきっちりと入力を拾ってくれるので、キーピッチの狭さのデメリットをそこそこ補ってくれていますが、OneMix4のキーボードはボタンの芯をきっちり打ち込まないと空振り判定になってしまうことがあります。
なので、SurfceGOや他の外付けキーボードよりも若干強く確実にタイピングするという事を意識する必要があると感じました。

・がっつりと長文を打つ時は外付けキーボードを・・・
上記のような癖のあるキーボードなので、慣れるまでは結構なストレスがかかります。
無理に短期間で慣れる努力をするのも悪くないですが、自分はキーピッチ19mmの外付けキーボードを持っていますので、長文を打つ時はそっちを使っています。
またドッキングステーションを使うと、外部モニターにもつながりますので、腰を据えて作業する場合は、モニター、キーボード、マウスをつなげ、デスクトップ的な使い方をお勧めします。
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↑長文を打つ時は、キーボードを逆V字に反らせて外付けキーボードを使っています。
逆反りして本体を立てると、ちょうど冷却ファンの風が顔面に当たる角度になりますので。CPU負荷が上がってくると額に風を感じながらの作業となります・・・

もしくはキーボード面を土台にして逆L字に立てると角度調整もやり易く、設置面も安定する感じです。
↓ドッキングステーションを接続し、有線キーボードと電源を接続したところ。
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ただしこの方法は机などの平坦な台の上でしか使えません。
凸凹した面に置くとキーボードが押されてしまい、余計な文字が入力されたりします。
キーボードの入力を無効化するには画面を完全に逆反り(タブレットスタイル)にする必要があるようです。

以上が変則配列のキーボードを使った時の感想となります。
出先でのちょっとした、メッセンジャーの送信や数値入力、ネット検索程度のタイピングであれば十分使えますが、長文を打つ時は素直に使いやすいキーボードを接続して使うのが賢明ではないかと思いました。

その他の気になった点については以下の通りです。
・タブレットモードはそこまで利便性を感じない。
ここはWindows10自体、タブレットモードの出来栄えが今一つなので、OneMix4がどうこうという問題ではありませんが、このモデルに特化したところで気になった点は数点ありました。
まず一つ目は、キーボードを逆ぞりさせてタブレット使用する場合は、手動でタッチパッドを無効化して裏返す必要があるという所です。そうしないと手で持っているとき、裏側のタッチパッドが反応してしまい、思い通りに操作できないという問題が発生します。
そしてもう1つは、本体側面に熱風が噴き出す冷却ファンの排気口がありますので、負荷の高いアプリケーションをタブレットモードで使っていると、排気口から熱風が噴き出し、本体を持っている手が熱くなってくるという所も気になったところです。

・通勤電車の座席上での設置安定感は非常に良い
SurfceGOを通勤電車で使う場合、画面側が本体なので、キーボード側で本体を支えることができません。そこで、キックスタンドを展開し、膝の上の鞄に無理やり立てかけて使う必要がありました。もちろん通勤鞄の奥行きはそこまで広くないので、キックスタンドは鞄の縁に半掛かりの状態となり、画面を寝かそうとするとキックスタンドが外れてしまい、下手すると落下してしまう事もありました。
一方、OneMix4はノートPC形状なのでキーボード側が本体となり、自力で画面の角度をキープすることが可能です。その結果、土台の本体を鞄の上にしっかりと固定でき、自由に画面の角度を調整できるので、安定性は劇的に改善しました。
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↑通勤鞄の上でOneMix4を使っているところ。安定感は抜群ですが、鞄と通気口が密着してしまうので、冷却に支障が出ないかどうかがちょっと心配・・・

・時々電源が入らない現象あり・・・?
電源ボタンを押して本体を起動しようとしたとき、1日に1回程度、BIOS画面が起動せず、そのまま勝手に電源がOFFとなってしまう現象が発生しています。再度電源を入れなおすと問題なく大抵は復旧するので、本体の一時的な帯電が原因かな?と漠然と思っています。(デスクトップPCも帯電すると電源が入らなくなるので)
公式ショップのトラブルシューティングのページにも同様の現象の記載があり、やはり帯電が原因とは書いているのですが、あくまでも中華性というところで、初期的な不良の可能性もありますので念のためメーカーには問い合わせを入れてみました。

全体を通して、OneMix4は非常に高性能で面白味のあるPCであることには間違いないのですが、やはり小型なボディーに様々な機能を詰め込んだ結果、少し癖のある使い勝手であると感じました。
メルカリなどをみていると、使い込む前に短期間で手放す人がちらほら見受けられるのも、実機を触ってみて納得という感じです。(合わない人は合わないと思います)

今後はこのPCの様々な使い勝手を確かめながら、今後の所有パソコンの使い分けを模索していこうと思います。

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2021年09月19日

OneMix4を購入してみる話(実機レビュー編1)

OneMix4を購入し、実機が到着しましたので、開封レビューしてみようと思います。
OneMix4とは中国製のUMPCの最新モデルで、小型ノートPCであるにもかかわらず、やたらとハイスペックな性能を持つという、非常に珍しい部類のノート型PCです。
出先での軽作業から、自宅でのヘビーユースまで幅広く対応できるのが特徴となります。

今回購入するにあたっては、ちょうど期末の3割引きセールをやっていたので、定価よりかなり安い値段で購入することができました。

ネット注文したのが日曜日だったので、翌営業日の月曜日に出荷、火曜日に現品が到着しました。
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↑梱包箱を開封したところ。本体のパッケージとフェルトケース(おまけ)が同梱されていました。

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↑本体パッケージには、確かにOneMix4プラチナエディションと記載されています。

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↑パッケージの中に、さらに分厚くてきれいなパッケージの箱が入っていました。
内側はクッション材が入っていて、厳重に包装されていました。

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↑内箱のふたを開けると、保護フィルムに包まれた本体が出現しました。

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↑同梱品はこん感じでした。本体、マニュアル類、保証書、電源アダプター(PD45W)、ケーブル(Type-C)
多すぎず、少なすぎず、必要充分な同梱品だと思いました。

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↑電源アダプターはType-C×1ポートのもの、ケーブルは少し短めのものが付いています。
 ケーブルは短すぎて机の下のコンセントに届かなかったので、以前SurfceGO用に購入していた、手持ちのPD対応のType-Cケーブルを使うことにしました。

本体を取り出して、SurfaceGOとサイズ比べをしてみました。
フットプリントとしてはSurfaceGOよりも一回り小さい感じです。
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↑実際に開いて並べてみると、ベゼルの太さもあいまって、SurfaceGOのほうがかなり大きく見えます。
逆にOneMix4の方は画面サイズのイメージに加え、更に一段と小さく見えます。

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↑本体左側面には、ThunderBolt対応のType-Cポート2つ、MicroSDカードスロットが配置されています。
こちら側のどちらかのポートに電源ケーブルを挿すことで充電ができるようです。

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↑本体右側面には指紋センサー付き電源ボタン、USB-Cポート、イヤフォンジャック端子が配置されています。ちなみに右側のUSB-Cポートは充電非対応となります。(いわゆる普通のUSBポートというやつです)

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↑本体底面-背面には冷却用の通気口が空いています。
そして底面の隅っこにはCore-i7のロゴが貼り付けられていました。
やはり、処理速度の高いCPUを搭載している関係で、しっかりした冷却構造を設ける必要があるようです。
この辺りが通常のコンパクトPCと異なる点ではないかと思われます。
ちなみにSurfaceGOは発熱量の低い省電力タイプのCPUを搭載しているので、自冷式(冷却ファンなし、排気口もなし)となります。

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↑本体を開いたところ。アルミ削り出しのボディーが高級感を醸し出しています。
ちなみに、OneMix4の画面はグレアタイプなのですが、出先だと電車の外の光や景色などが映り込んで非常に画面が見えにくくなるので、この写真では、ノングレアタイプの保護フィルムを別途購入し、画面に貼た状態で撮影しています。

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↑キーボードは18.5mmピッチで、通常のフルサイズキーボードにかなり近いキーピッチとなっています。
(ちなみにSurfaceGOのタイプカバーは17mmピッチ)
ボタンも大きく、押しやすそうな雰囲気ですが、前評判通り、一部のキー配置がかなり特殊になっています。
タッチパッドは中央に配置され、パッド自体を押し込むことでクリック操作が可能なここ最近のノートPCでは標準的なものが付いています。

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↑電源を入れると、画面にはOneMixのロゴが表示された後、Windowsが起動します。

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↑Windowsのセットアップが終わり、Officeを入れているところ、画面のベゼルが非常に狭く、本体一杯に画面が広がっている感じがします。

という感じで、開封レビューは以上かなという感じです。
予想通りのコンパクトさに、第一印象は大満足でした。
次回は実際の使用感についてまとめてみようと思います。

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2021年09月11日

OneMix4を購入してみる話(動機編)

今回は話題のUMPCの最新型であるOneMix4を購入してみる話です。

現在、通勤の友としてSurfaceGO2を目下愛用中なのですが、よりコンパクトで高性能なPCが無いかな〜と日常的にリサーチは続けていました。
一応以前より超小型で高性能なUMPCというジャンルの製品は気になる存在ではあったのですが、あまりに小型化やゲーミング用途を追求しすぎた結果、利便性が著しく犠牲になっており、購入対象となるまでには至りませんでした。
そんな中、ここ最近そのUMPCの系統で非常に適切なバランス感を持った製品がとうとう発売されてしまいました。
それが今回の話題となるOneMix4というモデルとなります。

確かにSurfaceGO2は初代SurfaceGOと比較し、CPUパワーも増強され(LTEモデルのみ)、コンパクトで軽量、画面サイズも10.5インチとそこそこのサイズ、タイプカバーのキータッチ、質感ともに持ち歩き用途のコンパクトPCとしては申し分ない完成度であることには間違いありません。
しかし、処理速度の面では若干もたつく場面があり、使用時にストレスを感じる瞬間が時々ありました。(スタートメニューのアプリのアイコンをクリックしても数秒間アプリケーションが起動しない等)
また、ここ最近ゲーミングノートPCが息子に占領されてしまっているので、自宅でゲームをする際、SurfaceGOでは完全にスペック不足となり、ゲーミング性能の向上に対する要求が自分の中で高まっているという状況もありました。
そんな事情もあり、サイズ、携帯性がそのままでよりゲーミングPC並みの処理速度を持ったパソコンが現れた時点で乗り換えを検討しようという考えは以前から持っていました。

今回、まさにその条件に合致してしまったOneMix4はどのようなスペックなのでしょうか?
どういう点がSurfaceGO2よりも優れて、どういう点がデメリットとなりうるか?
自分の中の考えを整理する意味もこめて、軽くSurfaceGO2とのスペック比較と性能評価(主観入り)を作ってみました。
ちなみにOneMix4にはノーマルエディション(Corei5搭載モデル)とプラチナエディション(Corei7搭載モデル)がありますが、今回はGPU性能が著しく高いプラチナエディションを購入するので、そちらとの比較となります。
OneMix4hikaku.png
比較表を作って眺めたところ、意外な点が以下数項目ありました。
・Surfaceのタイプカバーを考慮すると重量はOneMix4の方が軽い
→SurfaceGO2の本体重量は553gですが、タイプカバーを装着するとその分重たくなるのは当たり前です。
 で、実際にタイプカバーを装着した状態で重量を実測した結果、798gもあることが判明しました。
 Surfaceシリーズは基本的にタイプカバーを装着して使用しますので、実質の重量はそこそこ重たいという事になります。
 つまり、OneMix4に買い換えることで普段の荷物の重さはトータルで軽くなる方向に行くという事になります。(とはいえ、数十グラム程度なので、ほぼ同等とみていいと思います)

・厚みは2mmしか違わない
→これもタイプカバー込みで測った結果となります。
 初見のイメージではOneMix4はSurfaceGO2に比べて断然分厚いと思っていたのですが、実質上2mm程度の差しかありませんでした。(タイプカバーが付いたSurfaceGO2は15mm、OneMix4は17mm)
 現在SurfaceGO2は通勤鞄に入れて持ち歩いていますが、2mm程度の差であれば体感としてはほぼ一緒かなと思いました。
重量、サイズ感としてもう少しかさばる方向に行くかなと思いきや、ちゃんと数値で比較するとあまり差がないことが分かり、ちょっと安心といった所です。
とはいえ、多機能なSurfaceGO2からOneMix4に変えることで失われる機能も存在します。
それについてのは以下のような見解です。
・LTE通信が無くなる
→初期的には楽天モバイルのSIMカードを入れたりしてLTE通信を使った時の使用感を試していましたが、結果的にバッテリーの消耗が早くなるだけであまりメリットがありませんでした。(ポケットWifiもしくはテザリングで充分)、ただし、楽天LINKの認証のためにSMS機能を使っていたので、そこの代替をどうするかが課題となります。今の所手持ちでAndroidスマートフォンが1台空いているのでそれで代用は可能ですが、それを手放した後、どう運用するかが課題となりそうです。

・カメラが無くなる
→SurfaceGO2はタブレット端末という位置づけなので、そこそこの解像度のカメラがフロント、リア2か所に搭載されています。
ところが、OneMix4はカメラは一切搭載されていません。
ただ、SurfaceGOシリーズを購入してから今の所顔認証以外でカメラを多用したことは一度もなく、ここは無くなってもそこまでデメリットは感じないのかなと思いました。
OneMix4は顔認証ではなく指紋認証なので、マスクの着用が日常となったこのご時世ではこっちの方が有利かもしれません。ただし全般的にWindowsタブレットの指紋認証機能は検知性能が悪いので、どの程度のセンサーが積まれているかが問題かなという感じです。
一方、写真の撮影用途としては、スマホのカメラの方が高性能ですし、ここ最近はクラウドサービスも充実しているので、Googleフォトなどを活用すれば利便性はほぼ同等ではないかと思いました。

・キーボードが変則配列になる
→OneMix4はコンパクトサイズながらもキーボードのキーピッチ、サイズは出来る限り大きめに確保しているという設計となります。
その結果、一部のキーボードが正規の位置に配列できなくなり、とんでもない位置に配置されてしまっているようです。ただ、主にタイピングに使用するアルファベットキーやエンターキーなどはちゃんと位置関係を確保しているので、どこまで利便性が落ちるのかは実際使ってみないと分からないというのが正直なところかなと・・・
ここが最も大きな不安要素となります。

そのほかの性能に関してはSurfaceGO2と同等もしくはそれ以上となりますので、心配よりむしろ期待で胸が一杯というところです。

若干高い買い物ですが、Amazonのクーポンなどでちょっとお安くなるみたいですので、現品の到着を楽しみに待とうと思います。

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2021年06月06日

自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(収益回収編2)

仮想通貨マイニング、収益回収編の第2回目です。
今回は、残りの2項目
Bnicehashの内部ウォレットから仮想通貨取引所のウォレットに送金
C国内の仮想通貨取引所でビットコインを売却
D売却によって得られた日本円を銀行口座に出金
についての一例を紹介しようと思います。

まず前回までの操作で、マイニングで得られたビットコインを送金する国内仮想通貨取引所のウォレットが登録されました。
次はBの外部ウォレットの送金の手順です。
送金の前提条件は、nicehashの内部ウォレットに0.001BTC以上のマイニング報酬が溜まっていることです。

まずは前回の送金先登録と同じく、nicehashのポータル画面から残高クリック→Withdrawクリックし、送金画面を出します。
スクリーンショット (22).png

スクリーンショット (23).png

すると、送金先登録の時と同じく、引き出し先を選択する画面が出ますので、今度は登録した引き出し先を選択し、引き出したい金額を入力します。
すると、金額に応じて送金手数料が表示され、結果的にそれを差し引いた金額が送金されることになります。
送金.png
なお、ここに出てくる送金手数料は時期によってかなり変動します。
1BTC(4000円〜6000円)に対して、数円〜数百円の範囲で変動します。
なので、手数料が高いときは送金を見合わせ、数時間後に再度試みるというのも有りだと思います。
実際、前日は100円を超えていた送金手数料が翌日は数円だったという事もしばしばあるようです。

送金処理が完了すると、ブロックチェーンの承認待ちの状態になります。
早いときは数分、遅いときは約1日かかって、自分の取引所の口座に送金されます。
なお、送金処理が開始すると、国内の取引所から送金処理開始の連絡メールがやってきます。

連絡メールを受け取ってから、早い場合は数分、遅い場合は半日程度の時間を置いて、国内の取引所にビットコインが入金されます。
入金されたら、そのままビットコインを保有し続け、長期保有、もしくはその他のコインの取引に使うことも可能です。
自分としてはビットコインの価格は不安定なので、入金後しばらくの間の価格動向を見て、直近で価格が上がっているタイミングを見計らって都度売却し、日本円に換金することにしています。

そこで手順のCです。
売却を行う場合は、販売所と取引所という2つの手段がありますが、取引所の方が高値で換金できることが多いので、慣れてきたら取引所での売却をお勧めします(と、ほかのサイトでも言っていました)

売却か完了すると、自分の口座に売却金額分の日本円が入金されます。
ここで、この日本円をここで貯めこんだり、ほかのコインの取引に使用することは可能ですが、自分としては変な誘惑に負けると危ないので、銀行口座に都度出金をしています。

Dの銀行口座への出金については、取引所によっては手数料が取られます。
(GMOコインは無料です)出金手続きには本人確認などが必要なので、携帯のSMS認証などの手続きが必要となる場合があります。
出金手続きが完了したら、そこから約2営業日後に銀行口座への出金が行われるようです。


という事で、仮想通貨マイニングの開始から収益の回収まで一通り流してみましたが、ここ最近はビットコインに対する様々な抵抗勢力の影響で価格がどんどん下がってきています・・・
やり始めた当時はまだまだ絶好調な時期だったのですが、ここ最近の低迷具合を見る感じだと、収益が出ているうちは続けますが、一応撤退も視野に入れつつがっばろうと思います。

2021年05月30日

自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(収益回収編1)

自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングを始める話の続きです。
今回は収益回収編です。

nicehashで仮想通貨をマイニングしていくと、nicehashの内部ウォレットに収益が溜まっていきます。
この収益が0.001BTC以上溜まると引き出し(Withdraw)が可能になります。
今のところnicehashから直接日本円を引き出すことはできませんので、この収益を一旦国内の仮想通貨取引所に送金し、そこから日本円を引き出すという流れになります。という事は、nicehashの収益を引き出すためには国内の仮想通貨取引所の口座開設があらかじめ必要という事になります。
という訳で、初回の収益引き出しの手順としては・・・
@国内の仮想通貨取引所に口座開設
Anicehashのサイトに国内の仮想通貨取引所の送金先登録
Bnicehashの内部ウォレットから仮想通貨取引所のウォレットに送金
C国内の仮想通貨取引所でビットコインを売却
D売却によって得られた日本円を銀行口座に出金
という流れになります。

@については、仮想通貨取引所の種類によってやり方が異なりますが、大まかには
・メールアドレス登録
・個人情報入力
・本人確認書類の登録
みたいな流れで、長くても2〜3日で開設は可能です。
なお、取引所によってかかる手数料(取引手数料、送金手数料、銀行振込手数料など)や扱っている仮想通貨の銘柄は異なりますので、自身の好みによって選ぶのが良いと思います。
ネット上で色々見ていると、BitflyerやCoincheckあたりが有名ですが、自分は銀行口座への振込手数料が無料であるGMOコインを選択しました。

Aについては、口座を開設すると、ウォレットのアドレスが発行されるので、それをnicehashの送金先に登録するという操作です。
ウォレットのアドレスは仮想通貨取引所の画面から取得することが出来ます。
GMOコインであれば以下のような手順です。
・会員ホームページで、暗号資産の入出金を選択
スクリーンショット (30).png

・銘柄ごとに送金先アドレスがありますので、今回はBTC(ビットコイン)を選択
スクリーンショット (29).png

・画面中央に、BTCのウォレットアドレス(QRコード、文字列)が表示される
スクリーンショット (28).png
アドレスを他のサイトに張り付ける際は、表示画面下のコピーボタンをクリックします。

・次にnicehashのホームに行き、残高をクリック
スクリーンショット (22).png

・画面左側のWithdrawをクリック
スクリーンショット (23).png

・送金画面が出てくるので、送金先のプルダウンの中で”Add nwe withdrawal address"を選択し、新規の送金先アドレスを登録
スクリーンショット (27).png

↓送金先アドレス登録画面。上段のフォームに取引所でコピーしたアドレスを貼り付け、下段の入力欄は任意の識別名(取引所名など)を入力し、最下段のチェックボックスをチェックし、VERIFYボタンをクリックします。
スクリーンショット (32).png
ここでアドレスを間違って入力すると、送金の際に収益が丸ごと消失してしまいますので、コピー元の画面をしっかりと照合し、アドレスに間違いない事を確認する必要があります。(チェックボックスの記載内容も同じようなニュアンスですね)

ここまでの手順で、送金先の登録作業は完了です。
長くなってきましたので、実際の送金から日本円の出金の手順(あくまでも1例)は次回の記事で紹介しようと思います。

2021年04月17日

自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(準備〜開始まで)

自宅のゲーミングPCでマイニングやってみる話の続きです。

マイニングは依然話したように、マイニング報酬-それにかかった電気代=利益となります。

簡易的に自分の環境が利益を生み出せるものかどうかを確認するには、nicehashというマイニングソフトを提供しているサイトのトップページで確認ができます。
nicehashの公式サイト
nigehash_top.png
ここでCHECKYOURPROFILESをクリックすると、収益を簡易計算してくれるページに飛びます。

calc_top.png
収益計算のページに飛ぶと、環境を自動検出するか、手入力するかを選ぶことが出来ます。
今回は色々なケースを計算したかったので手入力を選択しました。

calc_top1.png
入力画面が表示されるたら、自分の持っているグラフィックボードの型名と通貨単位(JPY)、電気代の単価(円/kWh)を入力し、CALCULATEボタンを押します。
電気代は少し高め(条件厳しめ)に見たかったので26円/kWhとしました。

結果、自分の持っているグラフィックボードだと、多少ながらも利益が出ることが分かりました。
calc_top2.png

という事で、マイニングをやる意味ありなので、ソフトのインストールを行いました。
マイニングのソフトは同じページから、GET STARTEDのリンクをクリックし、アカウント作成、ソフトのインストールという順番で行うことが出来ました。
↓アカウント作成画面
account_create.png

アカウントが作成できれば、あとはnicehah minerというソフトをダウンロードすればマイニングを開始することが可能です。
ただ、ここで注意なのが、このマイニングソフトはセキュリティーソフトにかなりの高確率でブロックされてしまうというころです。
ダウンロード、インストールを行う際は、セキュリティーソフトを一旦無効化、もしくは特例措置でブロックを解除する必要があります。
また、マイニングを開始する際も、セキュリティーソフトに引っ掛かり、強制終了される場合も多々見受けられるので、リアルタイムスキャン等の機能は切っておく必要があります。
セキュリティーソフトの対応さえすれば、あとはマイニングソフトを起動してワンタッチでマイニングが開始することが出来ます。
MSI_ps42.png
↑実際にPCでマイニングしているところ。
画面上ではCPUマイニングも有効になっていますが、相当効率のいいCPUでなければ赤字になるので、無効にしておく方が良さそうです。

これでマイニングの報酬を受け取る準備はできましたが、このままでは電気代の計算ができません。
一般的には液晶の電力メーター付きのコンセントを使ったりするんですが、場所を取るので今回はクラウドに接続し、リモート監視できるスマートコンセントなるものを購入し、取り付けてみました。

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↑スマートプラグ
出先でもスマホのアプリで電力の監視が可能になります。

あとは当分放置し、どの程度収益が溜まっていくかを観察していこうかなと思います。
ちなみに手持ちのgtx1650では、サイトでは120円と出ていましたが、実際の日当たりの収益は電気代を引く前で100円あるかないかという程度でした・・・
ちなみにこのnicehashでは、現状は報酬を0.001BTCまで貯めないとお金を引き出せないらしいです。
つまり日本円に換算すると6000円以上貯めないと収益を受け取れないという事になります。
という事は、GTX1650では収益を最初に受け取るまでに約60日弱ほどかかる計算になります・・・
そして仮に6000円貯めた場合、半額くらいは電気代なので、一回の引き出しで得られる利益は3000円-手数料という感じになりますので、かなり地道なお小遣い稼ぎになるかな〜という感じでした。
さすがにこれは地道すぎるので、GTX1650の前に使っていたGTX1050tiを引っ張り出して、2枚挿しにして頑張ろうかなと思います。
ちなみに2枚挿しにした場合、日当たりの報酬は200円/日くらいになりますので、約1か月ちょっとでなんとか6000円たまる計算です。月ごとに報酬と電気代を清算していくにはこの辺りがギリギリかなという感じです。
もし、これらのグラボを新調してマイニングを始めようとして場合、初期投資が乗っかりますので、投資回収までにそれなりの期間がかかります。
グラボが安かった時期であれば、GTX1050ti、1650ともに1万5千円程度だったと思いますので、もし今の環境を1から構築した場合、初期投資は3万円→回収は約10か月という計算になります。なので、実際にトータルで利益が出るのはそれ以降という事になりますので、それを考えると安いグラボをマイニング目的でわざわざ買うのはちょっと不毛な気がします。
もちろんゲームなどの目的があって購入し、その合間という考え方ならば十分アリとは思いますが・・・

ちなみに我が家のスリムタイプのデスクトップPCにグラボを2枚挿しすると、グラボの放熱が間に合わず、温度が95度付近まで上昇してしまいました。
このままだとグラボが燃えて壊れてしまいますし、下手すると火事になってしまいますので、パソコンのカバーを外し、中身むき出しでマイニングする羽目になりました。。。
↓2枚挿し状態でマイニング継続している状態。
desktop_GT1050ti_1060.png

ここまでやって月3000円のお小遣いが欲しいのか?という疑問も若干感じたりしてしまいますが、パソコンが壊れない程度に頑張ってみようと思います。

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2021年04月11日

自宅のゲーミングPCで仮想通貨マイニングをやってみる話(動機編)

ここ最近仮想通貨の高騰により、マイニングブームが再来しています。
一昔は仮想通貨の価値が暴落し、マイニングは割に合わないというのが通説でしたが、ここ数か月の仮想通貨の価格高騰により、多少スペックの低いPCでもマイニングで利益が出るという話を聞きました。
 ここでスペックの低いPCというのはロースペックのGPUを搭載したパソコンという意味なので、通常のグラボ非搭載のPCは対象外です。
 いわゆるゲーミング用途として利用可能なPCをマイニングに転用することで少しばかり利益を出すことができるという事です。
 ちなみにマイニングというのは、仮想通貨の暗号化された取引情報の処理に自分のPCの処理能力を貸す代わりに報酬をもらうという行為の事らしいです。そして、マイニングの暗号化の処理にはCPUよりもGPU(グラフィックボード)の方が適しており、よりハイスペックなGPUを搭載したPCであればあるほど有利に報酬を受け取ることが出来るらしいです。
 ちなみにCPUでもマイニングは可能ですが、電力消費(電気代)に対して報酬額が小さくなるらしく、やればやるほど赤字になる事が殆どだそうです。あと、旧型のグラフィックボードも処理効率が悪くCPUマイニングと同じことが起こるらしいので、報酬をもらったと喜んいたら、実は電気代で損をしていたという事態に陥りかねないのでそこは要注意です。
 ところで、我が家にはゲーミング用途としてグラフィックボードを搭載したパソコンが2台あります。
1台は数年前にGTX1650を増設したマウスコンピューター製のデスクトップPC、そしてもう1台はGTX1050を搭載したMSIのゲーミングノートPCです。
 どちらも搭載しているのはローエンドクラスのGPUなので、そこまで報酬は期待できませんが、マイニングアプリケーションの公式サイトで報酬金額を確認したところ、とりあえず赤字にはならなさそうな感じでした。
 ここ最近我が家のゲーミングPCは電源も入らず放置されていることが多いので(仕事やプライベートが忙しくてゲームしている暇がない・・・)ここは隙間時間にしっかりとお金を稼いでもらおうという事で、勉強がてらプチマイニングをやってみることにしました。
 ちなみに、ここ最近はマイニングブームのせいでグラフィックボードの需要が高くなり、近所のPCショップでは軒並み品切れ、ネットショップは顧客の足元を見て価格を吊り上げて売っています。(適正価格から+3〜5万円くらいが平均的な感じです)非常に悲しい限りですが、供給が間に合うまではこの状況が続くような気がします・・・

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あまり大枚をはたいて割高なグラボを購入し、挙句マイニングの途中で仮想通貨の価値が暴落すると目も当てられませんので、今回は現状のゲーミング用途のついでという位置づけで、過剰投資にならない程度でマイニングを行いたいと思っています。(自宅にマイニング工場を構築してガチで稼ぐ人も居るみたいですが、自分はそれが本業ではありませんし、所得税の問題もありますのでそこまでは出来ませんでした。)もちろん良心的な店舗で運よく安価にグラボを手に入れることが出来るのであれば良いグラボを購入したいとは思いますが、なかなかそれも難しそうな感じです。
 とりあえず次回からはマイニングにかかわる準備、そして収益の管理に使用した機器類や手段について自分なりに考えたことを書いていければと思います。
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2020年12月31日

満を持してSurfaceGO2購入!(実機使用感など)

SurfaceGO2購入レビューの続きです。
今回は実際に実機を使った時の使用感や感想について書いていこうと思います。

というわけで、SurfaceGO2を使って感じた内容についていくつか絞って書いてみます。

1.初代のSuradaceGOと周辺機器アクセサリー類がすべて流用できるのは大きなメリット
ここに互換性がないとせっかく買い集めたアクセサリー類が無駄になってしまい、二重投資となってしまいまい、数万円余計にお金がかかってしまいますので、ここはかなり大きいと思います。
実際には専用タイプカバー(初代と2代目両方とも専用タイプカバーが発売されているようですが、ファンクションキーの配列が微妙に違うだけだそうです)、Tyoe-Cのドッキングステーションなどはそのまま使えていますので、非常に助かっています。

2.やはりCPUパワーアップの効果は絶大
CPUがPentiumGold4415Y→Core-m3となり、CPUスコアは約1.8倍という触れ込みでした。
実際に使用して、確かに体感速度は格段に向上しました。
↓手持ちのモバイルPCの性能比較グラフ。
Graph_MobilePC.png
グラフで見てわかるように、CPUの処理速度はゲーミングのCorei7の半分程度ですが、初代SurfaceGOからは格段に上がっています。
OSの起動速度、アプリの起動速度、ブラウジングの画面表示速度、画像ファイルの開く速度、Androidエミュレータの動作速度いずれも初代SurfaceGOでは若干もたついて結構なストレスを感じていました。
ブラウジングの表示速度については、外出先でよくBluetoothテザリングを使ってネット接続をしていたのですが、Bluetoothテザリングの通信速度がネックで遅いと思っていたので、そこまで改善しないだろうと思っていました。ところが、意外にもここが最も改善されていました。
どうやら出先のブラウジングの処理の重さについては、回線の通信速度よりもPC自体の処理速度がネックになっていたようです。
ちなみにテザリングといえば一般的にWi-Fiテザリングが主流ですが、iPhoneでWi-Fiテザリングをしようとすると、毎回いちいちiPhoneを取り出して設定アプリの中のインターネット共有の画面を開く必要があるのと、Wi-fiのアクセスポイントの認識に若干の待ちがあるというちょっと面倒なデメリットがあり、自分的には扱いが楽なBluetoothを愛用しているという事情があります。
Bluetoothのテザリングによるメリットは、
・あらかじめPCとiPhoneをペアリングできていたらPCのデスクトップのショートカットからワンタッチで接続、切断できて操作が楽
・Bluetoothという通信方式自体が省電力に優れているので、スマホのバッテリー消費が抑えられる
等が挙げられます。ちょっとしたメールチェックやネットサーフィンであればこっちを使った方が操作は断然楽で、しかも省エネです。
ただし、通信速度はWi-Fiテザリングより大幅に落ちるので重い動画を見たり、ネットゲームをする際は面倒くさがらずWi-Fiテザリングを使用した方が良いかなと思います。
AndroidエミュレーターはもともとVirtualBoxという仮想マシンの上で動作するアプリなので、そもそもOSのエミュレーション自体でCPUパワーを結構消費するという問題があります。
初代のSurfaceGOではやはりCPUパワーが不足気味で、動作がかなりモッサリしてしまい、エミュレータ上でAndroidアプリのアップデートが走り出すと、タップやクリックの操作に反応するまで10秒近くかかってしまうという状態でした。SurfaceGO2ではCPUパワーが格段に上がっているおかげで、この動作遅延はかなり解消されました。
↓Androidエミュレータで楽天市場アプリを起動しているところ
スクリーンショット (8).png


3.GPU性能は横ばいだが・・・
ここについては、CPUに搭載しているオンボードのグラフィックチップが変わっていませんので(両方ともIntelUHDグラフィックス615)、GPU単体の性能としては横ばいです。
もともとSurfaceGoは3Dゲーム等、重たいグラフィックを使う用途のPCではありませんので、ここはやむなしかなと思います。
ただし、CPUパワーが上がった分、表示前の演算処理の速度は向上しているので、グラフィックの軽いゲームではCPUパワーが上がった分だけパフォーマンスは改善傾向にありそうです。
↓マインクラフトをプレイしているところ。
スクリーンショット (5).png
初代SurfaceGOでは頑張っても20fps程度でしたが、SurfaceGO2では40fpsまで改善しています。

という事で、今のところSurfaceGO2は当初の期待以上の活躍を見せてくれています。
高い買い物で、少し躊躇はしましたが、結果的には良い買い物だったと思いました。
来年に向けてより一層快適な通勤ライフを構築できるよう、より良いSurfaceGO2の活用ネタを開拓していこうと思います。




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2020年12月29日

満を持してSurfaceGO2購入!(実機購入編)

待ちに待ったSurfaceGO2の購入記録の2回目です。
今回は購入〜実機の使用感まで書こうと思います。

まずおさらいとしてSurfaceGO2と初代SurfaceGOのスペックの比較をしてみようと思います。
とは言っても、もうすでに発売してから時間がたっているので、この辺の情報はあちこちのサイトで紹介しているものと変わり映えはありません・・・

まずは初代SurfaceGOです。
スペックについては実機購入の時にまとめたのですが、念のためおさらいです。
CPU:Pentium Gold 4415Y(CPUスコア:1625)
ディスプレイ:10インチ 1,800 x 1,200ピクセル
重量:約522g
サイズ:245 mmx 175 mmx 8.3mm
メモリー:8GB
ストレージ:128GB SSD
カメラ:背面800万画素、フロント500万画素
外部記憶装置:MicroSDカードスロット
インターフェース:USB-TypeC×1、イヤホンジャック×1、Surface Connect(充電用端子)×1、Bluetooth4.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
OS:Windows10s→Sモード解除し、Windows10Homeに変更可能。

次に今回購入したSurfaceGO2のスペックです
CPU:Core-m3 8100Y(CPUスコア:2898)
ディスプレイ:10.5インチ 1,920 x 1,280ピクセル
重量:約553g
サイズ:245 mmx 175 mmx 8.3mm
メモリー:8GB
ストレージ:128GB SSD
カメラ:背面800万画素、フロント500万画素
外部記憶装置:MicroSDカードスロット
インターフェース:USB-TypeC×1、イヤホンジャック×1、Surface Connect(充電用端子)×1、Bluetooth5.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
モバイル通信:SIMフリーモデル(nano-SIM、eSIM対応)
OS:Windows10s→Sモード解除し、Windows10Homeに変更可能。

SurfaceGO2のスペックの中で向上している項目を太文字下線で示してみたところ、CPUパワーが大幅に上がっているところ以外でも画面サイズや解像度、インターフェース系も細々とグレードアップしているのが分かります。
そしてSIMによるLTE通信機能も追加されています(LTEAdvancedモデルなので)
基本的にはスマホのテザリングで使っていく予定ですが、単体でもモバイル通信ができるハードウェアになったのはちょっと嬉しいかもしれません。機会があれば実験的に何らかのSIMを入れて使ってみようかなと思います。

ネット通販で発注し、翌日には現物が届きました。
中古品なのでまだ以前のMSIのような簡易包装かなと思いきや、今回は正式なパッケージで届きました(もちろん中古ですが)
IMG_1955.jpg

箱を開けると、SurfaceGO2の本体、SIMカード抜き工具、電源アダプターが同梱されていました。
IMG_1957.jpg
中古品なので、MicrosoftOffice2019Home&Businessは付属せず、代わりにWPSOfficeのライセンスキーが同梱されていました。
WPSOfficeはMicrosoftOffice互換のソフトウェアで、本家のMicrosoftOfficeとほぼ同じことが出来る上、とても安価という特徴があります。ちょっとしたワープロや計算シート、資料作り等の作業であればこれでも充分用をなすと思いますが、ExcelVBA等を使ったの凝ったシステムを作ろうとした場合は互換性の問題が発生するとの噂もあるので、業務用のシステム構築まで行う場合はちょっと厳しいのかもしれません。

本体側面には向かって右側にSurfaceConnectポート(主に電源用)、USC-TypeCポート、イヤフォンジャック端子が配置されています。
IMG_1959.jpg
ここについては初代SurfaceGOと同じでした。

そして左側にはSIMトレイが配置されていました。
IMG_1958.jpg

電源を切った状態で新旧2台を並べてみましたが、外観上は寸法が同一だけあって、一見ほぼ一緒に見えます。
IMG_1960.jpg

ただし、電源を入れて画面表示を行うと、やはり画面サイズが一回り大きくなっているのが分かります。
IMG_1962.jpg
↑ソフトのインストール、データ移行をしているところ。タイプカバーと外付けキーボード、モバイルマウスをフル活用して2台同時操作しながら作業しました。

さて、長くなってきたので、今回はここまでとし、次回は実機を使用しての改善点等について書いてみようと思います。



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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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