現在、通勤の友としてSurfaceGO2を目下愛用中なのですが、よりコンパクトで高性能なPCが無いかな〜と日常的にリサーチは続けていました。
一応以前より超小型で高性能なUMPCというジャンルの製品は気になる存在ではあったのですが、あまりに小型化やゲーミング用途を追求しすぎた結果、利便性が著しく犠牲になっており、購入対象となるまでには至りませんでした。
そんな中、ここ最近そのUMPCの系統で非常に適切なバランス感を持った製品がとうとう発売されてしまいました。
それが今回の話題となるOneMix4というモデルとなります。
確かにSurfaceGO2は初代SurfaceGOと比較し、CPUパワーも増強され(LTEモデルのみ)、コンパクトで軽量、画面サイズも10.5インチとそこそこのサイズ、タイプカバーのキータッチ、質感ともに持ち歩き用途のコンパクトPCとしては申し分ない完成度であることには間違いありません。
しかし、処理速度の面では若干もたつく場面があり、使用時にストレスを感じる瞬間が時々ありました。(スタートメニューのアプリのアイコンをクリックしても数秒間アプリケーションが起動しない等)
また、ここ最近ゲーミングノートPCが息子に占領されてしまっているので、自宅でゲームをする際、SurfaceGOでは完全にスペック不足となり、ゲーミング性能の向上に対する要求が自分の中で高まっているという状況もありました。
そんな事情もあり、サイズ、携帯性がそのままでよりゲーミングPC並みの処理速度を持ったパソコンが現れた時点で乗り換えを検討しようという考えは以前から持っていました。
今回、まさにその条件に合致してしまったOneMix4はどのようなスペックなのでしょうか?
どういう点がSurfaceGO2よりも優れて、どういう点がデメリットとなりうるか?
自分の中の考えを整理する意味もこめて、軽くSurfaceGO2とのスペック比較と性能評価(主観入り)を作ってみました。
ちなみにOneMix4にはノーマルエディション(Corei5搭載モデル)とプラチナエディション(Corei7搭載モデル)がありますが、今回はGPU性能が著しく高いプラチナエディションを購入するので、そちらとの比較となります。
比較表を作って眺めたところ、意外な点が以下数項目ありました。
・Surfaceのタイプカバーを考慮すると重量はOneMix4の方が軽い
→SurfaceGO2の本体重量は553gですが、タイプカバーを装着するとその分重たくなるのは当たり前です。
で、実際にタイプカバーを装着した状態で重量を実測した結果、798gもあることが判明しました。
Surfaceシリーズは基本的にタイプカバーを装着して使用しますので、実質の重量はそこそこ重たいという事になります。
つまり、OneMix4に買い換えることで普段の荷物の重さはトータルで軽くなる方向に行くという事になります。(とはいえ、数十グラム程度なので、ほぼ同等とみていいと思います)
・厚みは2mmしか違わない
→これもタイプカバー込みで測った結果となります。
初見のイメージではOneMix4はSurfaceGO2に比べて断然分厚いと思っていたのですが、実質上2mm程度の差しかありませんでした。(タイプカバーが付いたSurfaceGO2は15mm、OneMix4は17mm)
現在SurfaceGO2は通勤鞄に入れて持ち歩いていますが、2mm程度の差であれば体感としてはほぼ一緒かなと思いました。
重量、サイズ感としてもう少しかさばる方向に行くかなと思いきや、ちゃんと数値で比較するとあまり差がないことが分かり、ちょっと安心といった所です。
とはいえ、多機能なSurfaceGO2からOneMix4に変えることで失われる機能も存在します。
それについてのは以下のような見解です。
・LTE通信が無くなる
→初期的には楽天モバイルのSIMカードを入れたりしてLTE通信を使った時の使用感を試していましたが、結果的にバッテリーの消耗が早くなるだけであまりメリットがありませんでした。(ポケットWifiもしくはテザリングで充分)、ただし、楽天LINKの認証のためにSMS機能を使っていたので、そこの代替をどうするかが課題となります。今の所手持ちでAndroidスマートフォンが1台空いているのでそれで代用は可能ですが、それを手放した後、どう運用するかが課題となりそうです。
・カメラが無くなる
→SurfaceGO2はタブレット端末という位置づけなので、そこそこの解像度のカメラがフロント、リア2か所に搭載されています。
ところが、OneMix4はカメラは一切搭載されていません。
ただ、SurfaceGOシリーズを購入してから今の所顔認証以外でカメラを多用したことは一度もなく、ここは無くなってもそこまでデメリットは感じないのかなと思いました。
OneMix4は顔認証ではなく指紋認証なので、マスクの着用が日常となったこのご時世ではこっちの方が有利かもしれません。ただし全般的にWindowsタブレットの指紋認証機能は検知性能が悪いので、どの程度のセンサーが積まれているかが問題かなという感じです。
一方、写真の撮影用途としては、スマホのカメラの方が高性能ですし、ここ最近はクラウドサービスも充実しているので、Googleフォトなどを活用すれば利便性はほぼ同等ではないかと思いました。
・キーボードが変則配列になる
→OneMix4はコンパクトサイズながらもキーボードのキーピッチ、サイズは出来る限り大きめに確保しているという設計となります。
その結果、一部のキーボードが正規の位置に配列できなくなり、とんでもない位置に配置されてしまっているようです。ただ、主にタイピングに使用するアルファベットキーやエンターキーなどはちゃんと位置関係を確保しているので、どこまで利便性が落ちるのかは実際使ってみないと分からないというのが正直なところかなと・・・
ここが最も大きな不安要素となります。
そのほかの性能に関してはSurfaceGO2と同等もしくはそれ以上となりますので、心配よりむしろ期待で胸が一杯というところです。
若干高い買い物ですが、Amazonのクーポンなどでちょっとお安くなるみたいですので、現品の到着を楽しみに待とうと思います。
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