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診断書を持って

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
コメント欄に投稿されるエロスパムが止まりません。(泣)
見つけ次第消してフィルタリング設定もしてるんですがイタチごっこです。困ったなぁもう。お願いですからこんな暗いネタのブログ狙わないで下さいね。全然テーマに合ってませんし。


では続けましょう。

診断書を会社に届けなければなりません。久しぶりに同僚とも対面しますし、上司に状況説明しなくてはなりません。約2週間ぶりに会社の前に降り立ち、ビルを見上げて、少し立ち止まりました。

「みんな忙しいのに、俺だけ病気で倒れて、仕事を放り出して、本当に申し訳ない。」
という気持ちで一杯でした。

考えると軽い吐き気がしましたが、意を決して会社に入っていきます。

オフィスに入るドアを開けると、何も変わらずみんな忙しそうに仕事をしてます。
私の席だけがポッカリ空いていました。そこだけ、時間が止まってました。パソコンや机の上の資料など、休む前そのままの状態で残されていました。

同僚のみんなは私の顔を見つけると、恨み節の一つも言われるかと思いきや、次々と笑顔を投げかけてくれたり、「お、久しぶりだね。」とか「大丈夫?」などと声を掛けてくれました。私は何も言えず、目で挨拶するだけでした。とてもじゃないですが、申し訳ない気持ちでみんなの顔を直視することは出来ませんでした。

上司の席にまっすぐ向かうと、
「おう来たか。じゃあ、あっち(休憩スペース)に行こうか。」
と促され、上司と私は休憩スペースのテーブルに向かい合って座りました。

私は診断書を取り出して、上司に恐る恐る、差し出します。
事前にメールで診断書の内容は伝えていましたので、上司は中をチラッと確認して、
「うん、うん、分かってるから。会社には俺から言っておくから。お前はなんにも心配しなくていいから。」
と言ってくれ、私は心の中でフーっと安堵の溜息をついていました。
※休職となると社内手続きやら何やら、色々あるのですが、すべて上司がやってくれました。ありがたいことです。本当に感謝しています。

「で、どうなの?状況は?」

私は、病院でもらったリフレックスの説明書を取り出して説明しました。
・リフレックス錠という薬を毎晩飲んでいて、0.5錠から始まって、毎週0.5錠ずつ増やし、今日から1.5錠になったこと。
・最大3錠まで増やして治療していくこと。なので今はまだ半分だと言うこと。
・3錠になってから、個人差があるが早ければ3ヶ月、長ければ1年くらい治療にかかるということ。
・頭痛、不眠、体のだるさなど色々な症状が、だんだんと階段を上がるようにひとつずつ治っていくこと。
・仕事に戻れるのは、診断書の通り最短で2ヶ月後であること。


などを説明しました。
上司は「うん、うん。」と頷きながら静かに聞いてくれました。

ひと通り説明すると、
「うん、分かった。とにかくゆっくり休んで、無理はしないで、治療に専念してくれ。仕事より体の方が大事だ。何も心配するな。状況だけは毎週メールで簡単でいいから教えてくれよ。
そうだ、どうせ通院で東京に来るんだろ?毎回じゃなくてもいいから、気が向いたら、たまに通院のついでに会社に寄って、みんなに顔見せてくれや。無理にとは言わないけど。」


私もそのつもりでしたので、
「はい、毎回は無理かもしれないけど、会社のメール読みに来るくらいで寄らせてもらいます。」
と答えました。

もっと自分の今の状態をアレコレ説明しなくちゃいけないのかなぁと思っていましたが、上司は聞かないでくれました。自分の状態なんて自分が一番分かってないんです。気分が「どのくらい良い/悪い」もうまく言えないですし、言えるとすれば「吐き気が・・・咳が・・・頭痛が・・・」という何とも言い訳臭い事しか言えない状態ですから、もし言えば「なんて自分は情けなく言い訳がましい人間なんだろう。」と自分を責めることになり、説明するのもウンザリだったのです。

同僚のみんなに軽く別れを告げ、私はそのまま飛行機に乗り、札幌の自宅に帰りました。
今日は2/27(月)。診断書の日付は2/15付け。それで「2ヶ月の自宅療養」ですから
4月中旬が復帰目標でした。

あと1ヶ月半ある・・・のんびり治療すればいいや、あと1ヶ月半もあるし。
そう思ってました。1ヶ月半「も」と。
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