●風が吹けば桶屋が儲かる
風が吹けば桶屋が儲かるって言葉を聞いたことがありますよね
けれどもこれがどういうことか、何を言いたいのかを
説明できる人にあまり出会うことはありませんね。
まず、因果応報の連鎖で、風が吹けば桶屋が儲かる結果となるってことを言いたいのでしょうが
そうそう、上手く行くはずはありませんよね。
力学の世界ではバタフライ効果・・・
蝶が羽ばたけば遠くの場所での気象状況に影響するかも知れない
まぁ、風が吹くところから追っかけると
- 風が吹くと土ぼこりが舞い上がる
- 舞い上がった土ぼこりは歩行者の目に入る
- 土ぼこりによって歩行者は失明する
- 失明した人は三味線弾きになる
- 三味線が飛ぶように売れる
- 三味線を作るために猫の皮が必要で猫が大量に捕獲される。
- 猫が減ると、ネズミが増える
- ネズミが増えると、桶をかじる
- 桶がかじられたら、新しいものを買いに行く
- って、事で桶屋が儲かる
ちょっと強引ですよねー
●人手が少なければシステムは複雑
さて、人手が少なければシステムは複雑ってどういうこと?
いやいや、事は単純です。
あるアプリがあって、
そのアプリはかなり高機能なんだけど、
操作するのはごくわずか
どうして?
それは、そのアプリが、
考えられる様々な状況や場面に対応できるように作られている
からですよね
操作する人が間違っても、正してくれる
操作する人が勘違いしても、それに気付いて気付かせてくれる
操作する人が正しければ、何も言わずその通りにしてくれる
どう転んでも操作する人の希望通りの結果が得られる
このアプリはなかなか複雑でしょうね。
●グループ他社のは
システムの作り方・基本方針が
操作する人は間違えない
システムで対応できないことは
人がやればいい
ちょっとすごい感じでしょー!
●私の会社のは
今まで作って来た(自分で作ってきました)システムの基本方針は
- 人しか出来ないことはどうしようもないので人がする
- 人がしなければならない事でミスが発生したら出来るだけシステムでカバーする
だって、人って間違うもんじゃないですか〜
なので、私の会社のシステムはかなり複雑です。
当たり前ですけど〜
その代わり・・・
そうそう! 以前、私の会社の顧客が視察に来られて
そのお客様から
『このシステムはわざと間違えようとしても間違えられないですね。』
って最大限のお褒めの言葉を頂きました
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