2010年09月20日
<破産したくない人へのラブレター> 毛利京申
先日、講演会に参加してきたトップの「後ろ姿」で会社は変わる―感動のホテル再建物語
などの著書を持つ毛利氏の電子書籍です。
講演会でも毛利氏のこれまでの苦労とそこから学んできたことをお聞きしましたが、
この本でもあたらめてそれらの苦労と経験や経験に裏打ちされたノウハウや考え方が書かれています。
ここでは紹介していませんが、
「波乱万丈とはまさにこのことだ」と思えるような経験談が書かれています。
毛利氏の苦労は筆舌に尽くしがたいものがあったと思います。
これを読むだけでも大きな学びになります。
生半可な気持ちでは経営はできないことを感じさせてくれる一冊です。
印象の残ったポイントは以下の通りです。
正しい意識を持たなければ、正しい行動は伴わない
正しい行動をとらなければ、良い結果は生まれない
業績の悪い経営者は原因が「己が内」にあることに気づかず、全て外的要因のせいにしてしまう
倒産するのは、考え方(意識)が悪いために起こる
成功を望んでいるが、成功しない人とは、
結果だけを変えようとするが、結果を得るまでのプロセスを変えようとしない人
経営は修羅の道である。すべて自分の力で何とかしなければならない
不安を抱えた未熟な考え方で経営を継続すれば必ず倒産する
失敗する人は、いくらチャンスをプレゼントしても必ず失敗を繰り返してしまう
人はあきらめた瞬間に思考がストップする
物事を考える基本は「できるにはどうしたらいいか?」である
売上の上がらない経営者の共通点
・勉強しない
・情報を遮断してしまう
人は死ぬまで勉強しなければならない
辛抱、我慢を経て一流として成長する。
その道のプロとしてとことん勉強しなければならない
当たり前のことを最後まであきらめずにやった人が成功する
成功するためにはプロセスが最も重要になる
人間という動物は、逆境であればあるほど信念が本物かどうか試され、
その貴重な体験を重ねるごとに忍耐力が身につくものである(アンドリュー・カーネギー)
虎穴に入らずんば虎児を得ず。リスクを冒さなければ大きな成功は得られない
結果が初めからわかっていることなどあり得ない
「とりあえずやってみる」ことが成功の秘訣
ほとんどの人は「考えてみます」までで、実行に移さない
今起きている状況を改善しようと思うなら、
今までどおりの考え方では、改善はできない(マハトマ・ガンジー)
経営に一番大切なことは「意識」である。
「絶対にあきらめない」という不屈の覚悟を持たなければならない
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