2010年08月03日
<商売繁盛12の心得> 松下幸之助
前回に引き続き、故・松下幸之助さんの書籍を紹介します。
今回の一冊は松下幸之助さんの様々な著書や講演などの発言から商売の基本を厳選した内容になっています。
前回紹介した松下幸之助発言集ベストセレクション〈第1巻〉商売は真剣勝負 (PHP文庫)は松下幸之助さんの人生で経験してきたことを中心として商売についても語られている一冊ですが、今回の一冊は商売の部分を厳選しています。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
どうやって自社のファンを作るか。これが成功の秘訣である
一軒の得意先を守ることが百軒の得意先を増やすことにつながる
やかましいお客さんがいることで自分たちの商売の質が上がる。
誰も何も言ってくれなければ商売について勉強しなくなる
まずサービスをする。サービスに応じて報酬がついてくる
ただし、仕方なくサービスをしてはいけない。そういった素振りはお客様に見抜かれる
そういったサービスができる範囲で商売をする
たとえ損が出るとしても、懸念のあるもの、確信のないものは売らない。その態度が必要である
同業他社よりも価格が高いことを指摘されたときに、「私の方は魂が添えてあります」と言えるくらい商売の心の価値に自信を持つ
熱意があれば道はひらける
商売が成功しないのは熱意が不足しているからに他ならない
仕入した以上の値段で売る。ツケで売っただけではなく、キッチリとツケを回収する
この当たり前のことができれば商売は成功する
お金をルーズにすれば何もかもがルーズになる
反省を怠らない。失敗の原因は自分にあると考える
事業や商売は生き物である
単に頭の中で理論を知っているというだけでは駄目で、実体験を通して生きた仕事のやり方を身につけていることが必要である
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