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<物の見方考え方> 松下幸之助





すでに発行から20年以上が経っている一冊ですが、
現在においても非常に役に立つ心構えが書かれている一冊です。

学校教育のことにも触れられていますが、
20年以上も前から高学歴化の問題点を指摘されていたことを考えると、とてつもない先見の明があった方だと感服すると同時に日本の教育界はそのことに気がつかなかったのか、それとも気づかぬふりをしてきたのか、そういうことも思わず感じてしまいました。


全体を通していえば、経営のノウハウ本というよりも、仕事を中心とした人生論といった内容です。
一読をお勧めします。



印象に残った点は以下の通りです。



体力と知力と経験
「体力の衰え」を「知力と経験」で補う
「体力と知力の衰え」を「経験」で補う
だからこそ年老いた人間が重要な地位を保って仕事をすることができる



今日考えたことは今日実行してしまうこと。さもないと他の人に遅れをとることになる



危なげない仕事の進め方
「頭がいいとか、賢いとか、そういったもの」よりも「ささいな連絡事項の結果報告ができるか、できないか」、小さなことを積み重ねて築いていく信頼を得ることのほうが重要である。



「質」本位で事足りるという時代は過ぎ去っている。実用の上に「美」を加えなければならない



いいものであれば、広告することが必要である



愚痴は他所で言わず、自分のところで言う。他所で言うのは自社への褒め言葉



善悪は調和が大事
悪を絶無にすることは考えず、悪を生かして善がより生きてくるようにする
また悪を絶無にすることは不可能である



学校教育はバランスが大事
全ての青年を大学教育まで施していては誰もが22歳まで実業につけなくなる
そういった場合に生じてくる不都合を勘案して学校教育のバランスをとらなければならない



若い間に勤勉努力の習性を身につけておかなければならない
習性とはちょっとやそっとでは消えない恐ろしいものである



人事を尽くして天命を待つ


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