2009年08月19日
<経営!格闘詩 野崎美夫>
先日、「見えない時間」で稼ぎなさい! ~1人7役!銀座で働く超多忙社長が教える「潜在時間」の使い方~
という一冊をご紹介したところ、著者である野崎氏からコメントを頂戴し、詩集まで頂戴しました。(野崎様、本当にありがとうございます)
というわけで、今回はその詩集のなかで印象的だった(というよりもとても共感した)部分を抜粋して紹介します。
<経営!格闘詩 野崎美夫>
「資金繰り」
ほんの少しの資金繰りにつまってしまって
相談する相手も助けてくれる人も誰もいない
どうしたらいいのかわからない
なすすべなく駆け込む場所もない
・・・(中略)・・・
でもそれは人生のゲームオーバーではけっしてない
「返済」
借りたくて借りたんじゃない
借り続けたくて借り続けてきたわけじゃない
返しても返しても元本はいっこうに減らない
・・・(中略)・・・
自分自身の未来のために返済をつづける
「決算書」
中小企業にとって決算書なんてただの作文だといいたい
・・・(中略)・・・
すべて帳簿上
決算書上の数字のゲームでしかない
・・・(中略)・・・
経営者と税理士と銀行との阿吽の呼吸の作文だ
私の仕事柄、特に印象深かった、経営者の気持ちが痛いほどわかる詩をピックアップしました。
短い詩の中に経営者の気持ちがとても込められていると感じます。
仕事柄、「決算書上の数字のゲームでしかない」などと言える立場ではありませんが、
経営者の「決算書上の数字のゲームでしかない」という気持ちは本当に良くわかります。
ここまでオープンに表現できるのは経営者ならではのことだと思いました。
私もブログという文章でしか表現できないツールを使っているので、
経営者のこの気持ちに共感できるよう文章力、表現力をより一層磨いていきたいと感じました。
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