2010年06月08日
<かゆいところに手が届く資金繰りの本> 河本泰行・石野誠一
「利益はあるがお金のない会社のための資金繰り対策」というサブタイトルが付いています。
古い本なので堅苦しい雰囲気はありますし、昨今の経済環境では赤字の中小企業が多いため、時期的には合っていない部分もありますが、参考になる部分もあるので紹介します。
資金繰りは資金構造を変えないと改善されない
会社を潰す要因は、1.設備投資の失敗、2.販売不振、3.不良債権の発生
中小企業が設備投資を資金調達によって行なう場合、
今後の借入する可能性があるならばリースを選択することも検討する
予定納税など納税時期に注意する
個人借入金は税務調査の誘因になる。結論としてはやめるべき
倒産の直接的原因 :手形の不渡りによる銀行取引停止 → 手形を振り出さない
日本の金融システム:不動産担保融資 → 借入余力をチェックしておく
支払いはできるだけ遅く、特に回収した後に支払いができるようにする
返済は長期にする
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